【四柱推命】庚子を男女別に徹底解説!性格・恋愛傾向・2019年運勢
四柱推命で干支が庚子の人について、性格から相性、恋愛や結婚観、2019年の運勢まで徹底的に解説していきます。庚子の人について詳しく紹介していきますので、自分のことも、気になる相手のことも、読んで是非2019年のあなたの人生の参考にしてみてください!
目次
【四柱推命】庚子(かのえね)ってどんな人?
干支番号37の庚子。金性の陽の「庚(かのえ)」と、冬11月の十二支の1番目の「子(ね)」が重なってできている干支です。庚は、金性の陽で剣の原料となる鉄、子は水性の陽で雨や水の意味を持ちます。
「庚子ってどんな人なんだろう?」
男性・女性それぞれの性格の特徴から恋愛、結婚運まで詳しくみていきましょう。
四柱推命とは?
四柱推命とは、古代中国で生まれた過去・現在・未来を占う運命学のひとつ、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)をもとに、その人が生まれ持った性格や素質を理解し、その後の運勢までも予測することができる占いです。日本には江戸時代の頃に伝わったとされています。
生まれた年・月・日・時間をそれぞれ「年柱(ねんちゅう)・月柱(げっちゅう)・日柱(にっちゅう)・時柱(じちゅう)」の4本の柱に見立て、命式表にあてはめてその人の「干支(かんし)」を割り出して運勢を占います。
統計学とも言える四柱推命は、その緻密な計算と統計から導き出される運勢結果がとてもよく当たるといわれています。その信頼性は「占いの帝王」とまで言われるほどです。生まれながらに持った命運を知ることで、今後の運勢を上げていくことも期待できるでしょう。
干支・十干十二支とは?
四柱推命で運勢を占う際には「干支(かんし)」を知ることが必要です。干支とは、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせからなり、その種類は60種類にもなります。計算上の組み合わせでは120種類になりますが、陰陽五行の考えに基づき、60種類となっています。干支は占いたい人の生年月日を命式表に当てはめると割り出すことができます。
十干は古代中国の時代から日を表す記号として用いられてきた「甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)」ですが、四柱推命では陰陽五行説に基づき「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」と読みます。
十二支は12ヶ月の月の順序、または木星や月の周期を表す記号として用いられてきた「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)」です。
年月日時にはそれぞれこの60種類の干支が順番に巡っていて、60歳を「還暦」とするのは、生まれてから60通りの干支を巡ってまた戻ってきた、という節目に対するお祝いとされています。もう一度赤ちゃんに生まれ変わるという意味で赤いものを身につけるとよいそうですよ。
庚子の性格・特徴とは?
庚子の人は、明るくさっぱりとしていながら、実は繊細な心の持ち主という特徴があります。物事を最後までやり抜く強い意思と責任感を持ち、頭脳明晰で観察眼にも優れているので、的確な判断ができるでしょう。人を思いやることができ、周りの人から頼りにされることも多いでしょう。
短所は、その鋭さから時に相手の痛いところを突いてしうことが多い点です。うっかり言ってしまって後悔することがあるかもしれません。また、意思の強さから少々頑固な一面もあるようです。
庚子の男性の性格3選!
それでは、庚子の男性はどのような性格の持ち主なのでしょうか?3つの特徴にしぼって紹介していきます。
①コツコツタイプの努力家
庚子の男性は、目標を決めたらそれに向かってコツコツと努力を積み重ねていける人です。強い意思と責任感で、根気のいることも難なくこなすことができるでしょう。壁にぶつかっても、持ち前の気力と根性で乗り越えることができるはずです。庚子の男性は、物事に集団で取り組むよりも、一人でコツコツ行うほうが好きなようです。個人で行うほうがより能力を発揮できます。ただ、自分の信念を大事にするため、少々頑固だと思われてしまうこともあります。
②真面目で教養がある
庚子の男性は、努力を惜しまずに物事に取り組むことができるため、おのずと知識や教養も増えていくでしょう。好奇心が旺盛なので、自分が興味を持ったことにはどんどん理解を深めていきます。余計なことはあまり言わず、コツコツと努力する様は真面目そのものです。
③女性に親切で優しい
庚子の男性は、人を思いやる優しい心の持ち主です。特に女性や子供など、守るべき人に対しては特に優しく接するでしょう。口数が少なく、少々頑固なところもあるため一見怖く思われがちですが、レディーファーストの精神が身についており、その優しさとのギャップで女性からの人気も高いでしょう。
庚子の女性の性格3選!
次に、庚子の女性についても3つの特徴にしぼって紹介していきます。
①活発で社交的
庚子の女性は、庚子の男性とは逆に社交的で活発な性格です。どんな人とも物怖じせず付き合えることから、幅広く多彩な人脈を持つでしょう。活発な性格から行動範囲も広く、ジッとしている暇がないほどです。活動的で多彩な人脈を持つことから、自然とリーダーシップを発揮するようになることもあります。また、この社交的な面は仕事でも活かされるでしょう。
②人付き合いを大切にする
庚子の女性は、幅広く多彩な人脈を持ちながら、その付き合いを大切にするので、多くの人から好かれる存在でしょう。ただし、人を見る目が甘い一面もあり、厄介な人を引き寄せてしまう可能性もあるので注意が必要です。
③仕事熱心で信用を大事にする
庚子の女性は、強い意思と責任感で、仕事に対しても熱心に取り組みます。人付き合いを大切にし、的確な判断でテキパキと仕事をこなしていくので、仲間や仕事相手からの信頼も厚いでしょう。ただ、信念を大事にするあまりに時に人の意見を受け入れられずに衝突してしまうこともあるようです。若い頃は苦労することもあるかもしれませんが、キャリアを積んでいくことでどんどん才能が発揮されていくでしょう。
庚子の年柱・月柱・日柱・時柱ごとの性格・特徴は?
四柱推命では生まれた年月日時をそれぞれ年柱・月柱・日柱・時柱として占うとご紹介しました。それぞれの時期について紹介していきますので、参考にしてみてください。
庚子の年柱(幼年期)の性格
「年柱」は幼年期の中でも0~19歳の頃を指し、ご先祖様や両親との関係・生まれ育った環境などを表す時期です。年柱に庚子の干支を持つ人の幼年期は、もともと持っている強い好奇心で、勉強熱心な人が多いようです。運動能力も高く、努力を惜しまないので、文武両道に優れた人が多いでしょう。
庚子の月柱(成人してから中年期まで)の性格
「月柱」は主に成人してから35歳くらいまでを指し、両親や兄弟・友人との関係、才能や性格などを表す時期のことを言います。この時期は人間関係で苦労することが多いようです。四柱推命で月柱に庚子の干支を持つ人は、先見の明があるといわれており大成する人が多いですが、周りから理解を得るには時間がかかります。きちんとしたタイミングで評価を受けるためには、環境と人間関係が大事です。特に仕事に関わりのありそうな縁は大切にするとよいでしょう。
庚子の日柱(生涯)の性格
「日柱」は主に35~50歳くらいまでを指し、その人の生涯変わらない性格などを表します。恋愛運や結婚運も表されますので、結婚を考えたい相手がいる場合はここはしっかりチェックしましょう。
日柱に庚子の干支を持つ人の生涯変わらない部分は、様々な知識や能力を身に着ける努力を惜しまないところです。好奇心が旺盛でコツコツタイプのため、多くの知識や能力を得ることができるでしょう。ただし、好奇心の内容を周りの人みんなに理解してもらうのは大変です。身につけたたくさんの知識や能力をどのように活かすかを考え、人に伝える表現力を磨いていくことでより良い人生となっていくことでしょう。
庚子の時柱(老年期)の性格
「時柱」は主に50歳以降の人生の晩年を指し、老後の環境などを表します。時柱に庚子の干支を持つ人の老年期は、仕事や趣味に忙しい毎日を送っているようです。庚子の干支を持つ人が一番輝くのは時柱といっても過言ではありません。
これまでに積み重ねてきたたくさんの知識や能力が、経験によって説得力を増し、多くの人から信頼されてにぎやかで楽しい人生となっているでしょう。そのまま自分の好奇心、感性を大事にしていくことで未来がより一層輝いていくことでしょう。
庚子の恋愛傾向は?
ここからは、恋愛についてみていきます。男性と女性に分けて見ていきますので、自分のことも、気になる相手のことも是非チェックしてみてください。
庚子の男性の恋愛傾向
庚子の男性は、一見無口で近寄りがたい印象でありながら、その真面目さや優しさで女性にから好意を持たれることが多いです。自分の中の信念がはっきりしているので、曖昧な付き合いはせず、白黒はっきりした態度を取るでしょう。庚子の男性は、ストレートな愛情表現で相手の心を響かせます。庚子の男性のもともとの性格や、その裏にある優しさなどを理解して寄り添ってくれる女性とはうまくいくでしょう。
庚子の女性の恋愛傾向
庚子の女性は、魅力的で恋多き人生を歩むでしょう。明るくさばさばとした性格で、物事をはっきり言う事があるので少し気弱な男性の方がうまくいくでしょう。あなたの意思や考えを受け入れ、尊重してくれるような男性と相性がいいようです。社交的な性格が恋愛の邪魔をする場合もあります。好きではない人から勘違いされたり、男性の友人も多いため遊んでいると誤解を与えてしまうことがあるかもしれません。人付き合いを大切にできるのは素晴らしいことですが、けじめははっきりとつけた方がよいでしょう。
また、庚子の女性は仕事熱心ですが、仕事ができすぎると男性が怖気づいてしまうこともあるので、気になる男性がいる場合は、その気持ちにも目を向けてみましょう。
庚子の結婚観は?
庚子の人は、男性も女性も結婚願望があまり強くないため、婚期はやや遅めになる傾向があります。仕事や趣味が好きで楽しくてしょうがない、という場合もあるでしょう。中には結婚という形をとらない人生を送ることもあるかもしれません。
庚子の男性の結婚観
庚子の男性は物事を的確に判断する性格なので、相手を見た目や財産で選ぶといったことはなく、性格や相性を重視して選ぶことが多いようです。レディーファーストの精神が根本にあるので、結婚した後も変わらず優しい愛妻家となるでしょう。
庚子の女性の結婚観
庚子の女性は、友人は多くても、結婚・恋愛となると男性に求めるハードルが高いため、少々苦労することがあるようです。さばさばした性格がちょうどいい距離感を保ち、お互いの時間を大切にすることができるでしょう。週末婚や別居婚などとも縁があるかもしれません。
庚子の相性を徹底解説!
ここからは相性について詳しくみていきます。気になる相手や友人など、参考にしてみてください。
相性がいいのは?
26番目の干支「己丑(つちのとうし)」と相性がいいでしょう。己丑の人は肥沃な土のような人で、水の性質を持つ庚子の人とはとても相性がいいです。優しく、穏やかな性格で温かく見守ってくれるでしょう。
相性が悪いのは?
55番目の干支「戊午(つちのえうま)」と相性が悪いでしょう。戊午の人は噴火山のような人ですので水性に属す庚子の人との相性はよくありません。物事をハッキリ言うところなどは似ていますが、お互いに一歩も譲ることがないため衝突することも多く、付き合いを深めるのは難しそうです。
恋人・結婚相手として相性がいいのは?
2番目の干支「乙丑(きのとうし)」と相性がいいでしょう。乙丑は寒い雪の下で春を待つ草のような人。粘り強く、興味があることに対してはとことん追求していく性格で、庚子の人と似ています。恋人・結婚相手となってもお互いが良き理解者となり、いい環境となるでしょう。とても優しく、愛嬌もあるので庚子の人にとって癒やしの存在となります。
友達として相性がいいのは?
57番目の干支「庚申(かのえさる)」と相性がいいでしょう。庚申は硬くしっかりとした岩のような人。頑固ではありますが、正直でまっすぐな性格と、どんな困難にも負けずに道を切り開いていく意志の強さは庚子の人と似ています。お互いに励まし、高め合いながら友情を深めていくことができるでしょう。
庚子の適職・仕事運は?
庚子の人は好奇心が強く、鋭い直感と先を見る目もあるため、自分のアンテナを信じて行動できる仕事に適性があります。また、優れた美的センスや先見性を活かす仕事にも適性があるでしょう。庚子の人は基本的に仕事が好きな人が多く、女性はその社交性とリーダー気質を活かし、男性は無口ながらもコツコツと努力を重ねて成果を出していけるでしょう。
具体的な職種としては、アパレル関係や雑誌の編集者、建築家や技師などの技術職などが向いています。また、飲食店の経営などもおすすめです。
庚子と『十二運星』別の性格・特徴は?
十二運星は、性格を補足的に表すという役割を持っています。星の名前は人の一生を表しているだけですので、「死」「病」「墓」などが当てはまっても心配しないでくださいね。それでは、それぞれの性格や特徴についてみていきましょう。
庚子×『長生』の性格・特徴
環境が目まぐるしく変化していきます。 いい時も悪い時もポジティブ思考を忘れずにいれば、いずれいい結果が訪れるでしょう。
庚子×『沐浴』の性格・特徴
感情の起伏が激しく、コントロールするのも難しそうです。気分転換やストレス発散の方法を見つけて、我慢しないようしましょう。
庚子×『冠帯』の性格・特徴
見た目はか弱そうに見えますが、何事も諦めない強い心を持っています。努力や頑張りがいい結果につながっていくでしょう。
庚子×『臨官』の性格・特徴
芯のある強さをもっています。困難にもめげずに、最後までやり通すことができるでしょう。
庚子×『帝旺』の性格・特徴
気品が高く、理想に向かって強い意志ですすんでいくでしょう。人に高飛車な印象を与えることがあるので注意が必要です。
庚子×『衰』の性格・特徴
しっかりとした意思や考えを持っていながら、うまく表現することができずに、周りの人に理解されにくい傾向があります。表現力を磨くとよいでしょう。
庚子×『病』の性格・特徴
能力を持っていながらも運気に恵まれず、発揮できないことがあります。チャンスをすべて掴もうとするのではなく、休みながらいくとよいでしょう。
庚子×『死』の性格・特徴
能力や才能を持ちながら、損な役回りが多そうです。縁の下の力持ち的な役割も、いつかは報われる時がくるでしょう。
庚子×『墓』の性格・特徴
チャンスに恵まれず、才能を発揮できないことが多そうです。自信を持って、自らチャンスを見つけ出す気持ちでいくとよいでしょう。
庚子×『絶』の性格・特徴
環境の変化がとても激しそうです。なかなか物事の本質が見えずに苦労することがあります。タイミングを見極め、物事を客観的に見るように心がけるとよいでしょう。
庚子×『胎』の性格・特徴
自分に厳しく、そのために葛藤も多くなりそうです。恋愛意識が強いですが、思い描くだけで行動に移せず、なかなか実りづらいでしょう。恋愛や結婚を考える相手に出会えた時は、一歩踏み出す勇気を出してみるとよいでしょう。
庚子×『養』の性格・特徴
向上心があり、努力家です。忙しさを楽しみ、忙しければ忙しいほどよりよい働きができる人です。活気があり、スタミナもありますが、健康にも注意しましょう。
庚子の2019年の運勢を解説!
2019年、庚子の人は全体的に好調な運勢にあります。恋愛運、仕事運、金運にしぼって紹介していきますのでぜひチェックして、2019年の運勢をさらに上げていきましょう!
2019年庚子の恋愛運
2019年、庚子の人は男性も女性も恋愛運が好調です。これだけ恋愛運に恵まれた年はなかなか巡ってきません。結婚を意識する相手に出会うこともあるでしょう。自分からアプローチしなくても、相手の方から仕掛けてきてくれることも多いです。
2019年に結婚を意識する相手と出会ったら、そのご縁を大切にするとよいでしょう。うまくまとまりそうです。チャンスを逃さないために、様々な場所にでかけ、たくさんの人とコミュニケーションをとるように心がけるとよいでしょう。きっと相性のいい人と出会えるはずです。
2019年庚子の仕事運
2019年、庚子の人は仕事運も好調です。これまでの努力や能力が認められ、評価される1年となりそうです。様々な形で仕事が舞い込んでくるでしょう。自分自身も、仕事に対して今まで以上に意欲的に取り組む姿勢になっています。2019年は、仕事のことに関して積極的に行動してみるとよいでしょう。これまでどおりコツコツと努力を重ね、熱心に仕事をすることでさらなる上を目指せそうです。
2019年庚子の金運
2019年、庚子の人は金運も好調です。これまで努力してきたことが実を結ぶ時期にきています。思わぬ臨時収入があるかもしれません。ただし、一攫千金を夢見たギャンブルなどは控えましょう。この金運の良さは、今まで努力して頑張ってきた結果です。自分がしてきたことへ自信を持ち、これからも努力を続けていきましょう。これまであまり努力をしてこなかった場合は、残念ながらそれ相応の結果しか帰ってきませんが、2019年の運勢は好調ですので、今からでも運勢を上げるために努力をし始めるとよいでしょう。
四柱推命で庚子の特徴や運勢を知ろう!
統計学とも言える四柱推命。当てはまった人もそうでない人も、生まれ持った運勢を知ることで今後の人生をより良いものに変えれると言っても過言ではありません。
今回は庚子の人の運勢についてご紹介してきましたが、ご家族や友人・恋人など、気になる人の運勢も四柱推命で参考にしてみてください。きっとあなたの人生の助けになりますよ。2019年、たくさんの幸せが訪れますように!