人間の三大欲求を解説!強さの順番は男女でどう違うの?
三大欲求は主に食欲・性欲・睡眠欲の3つの欲求のことで、人間の誰しもが持っているもの。それぞれの欲求の特徴や、男女の性別・年齢ごとに違う三大欲求の優先順位について紹介します。また、三大欲求の上手なコントロール方法もチェックしましょう。
目次
誰しもが持つ人間の三大欲求を解説!
人間には男女や年齢を問わず、誰しもが持つ三大欲求があると言われています。人間の三大欲求とは一体、どのようなものなのでしょうか?三大欲求の特徴や男女、年齢による違いについて知りましょう。
人間の三大欲求はこれ!
よく知られている人間の三大欲求は食欲・性欲・睡眠欲だと言われています。三大欲求については諸説あり、人間が生活するうえで、どうしても我慢することができない食欲・睡眠欲・排泄浴を三大欲求とする説や、食欲・性欲・集団浴を三大欲求とする説などが存在します。
しかし、一般的に広く知られている三大欲求と言えば、やはり食欲・性欲・睡眠欲の3つが入ったパターンでしょう。食欲と睡眠欲は生きるためには抗えない欲求であり、性欲もまた動物的な本能として誰しもが持っている欲求と言えます。
食欲・性欲・睡眠欲の3つの三大欲求について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
①食欲
三大欲求の一つである食欲はお腹が空いた時に感じる欲求のことです。食事は人間にとって生活習慣の一つであり、また、生きるための糧になるもの。人によって食欲の強さは違いますが、老若男女全ての人間に必要な欲求と言えます。
食欲が極端に強かったり弱かったりすると、過食症や拒食症といった問題が起こってしまいます。食欲は適度にあるべきであり、太り過ぎの人や痩せすぎの人は食欲を上手くコントロールする必要があるでしょう。
②性欲
性欲もまた、人間の三大欲求の一つとして数えられることが多い欲求です。人間の性欲は他の多くの動物と違って生殖だけが目的ではなく、快楽や愛情を感じるためのものでもあります。
性欲は他の三大欲求である食欲と睡眠欲以上に個人差が大きく、性欲がかなり強い人もいれば、ほとんどない人もいます。いずれにせよ、性欲が極端に強かったり少なかったりすると、男女関係において問題が出てくる可能性があるでしょう。
③睡眠欲
睡眠欲もまた、人間が抗うことができない三大欲求の一つです。食欲と同様にただの生活習慣ではなく、生死に関わる重大な欲求と言えるでしょう。
ほかの三大欲求である食欲、性欲と比べても、睡眠欲は特にコントロールが難しく、我慢が効かない欲求です。勉強中や仕事中など絶対に寝てはいけない場面で睡魔に襲われ、いつの間にか眠ってしまっていた経験を持つ人も多いでしょう。自分の意志でコントロールが効かない分、三大欲求の中でも厄介な欲求かもしれません。
三大欲求のバランスは性別・年代で大きく変わる!
三大欲求は誰しもが持つものですが、そのバランスは男女の性別や年代によって大きく変わります。自分自身に当てはめてみても、昔は性欲が一番強かったけれど、今は食欲のウェイトが大きいという人もいるかもしれません。三大欲求の中で自分にとって最もコントロールが難しい欲求は何か、考えてみましょう。
【男性】三大欲求の優先順位は?〈年代別〉
男性は女性以上に性欲が強いイメージがありますが、年齢ごとに変わるのでしょうか?まずは、男性の三大欲求の優先順位を見ていきましょう。
三大欲求の優先順位〈10代〉
10代の男性はまさに、成長真っ盛り。男の子はよく食べると言われますが、若い年齢の男性はとにかく食欲が旺盛です。激しい運動をすることも多く、体力の消耗が激しい分、睡眠欲も強め。10代前半は食欲と睡眠欲が優先され、10代後半になるにつれて性欲が増して強くなってくるようです。
三大欲求の優先順位〈20代〉
学校の部活に勤しんでいた10代とは違い、男性も年齢が上がってくると体を動かす機会が減ってしまいます。そのため、20代男性では食欲や睡眠欲が抑えられ、代わりに性欲が優先されるようです。
三大欲求の優先順位〈30代〉
30代男性もまだまだ性欲が衰えない年齢。社会的地位が上がってくる年齢でもあるため仕事が忙しく、性欲より睡眠欲がまさる人もいるようです。人によっては恋愛から縁遠く、性欲よりも食欲、睡眠欲という場合もあるかもしれません。
三大欲求の優先順位〈40代〉
40代ともなると、結婚していたり、安定した恋愛をしている男性が多くなります。年齢的に性欲は弱まり、バランスの良い生活によって食欲や睡眠欲を満たせるでしょう。
【女性】三大欲求の優先順位は?〈年代別〉
食欲・性欲・睡眠欲の三大欲求における女性の優先順位を紹介します。女性の年齢ごとの特徴に加え、男性との違いについても注目しましょう。
三大欲求の優先順位〈10代〉
10代の女性も男性と同じように成長期なので、三大欲求の中でも食欲と睡眠欲が強い場合が多いようです。人によっては年齢が上がるにつれ、強い性欲を感じる女性もいるかもしれません。
三大欲求の優先順位〈20代〉
20代は女性にとって結婚適齢期なので、子どもを作りたいという本能が強まります。そのため、10代の頃以上に性欲を強く感じる女性が多いでしょう。また、食欲をコントロールできずにダイエットに悩む女性もいるようです。
三大欲求の優先順位〈30代〉
男女の性欲の強さは年齢ごとに見ると、30代を境目に入れ替わると言われています。男性の性欲が20代以降衰えていくのに比べ、女性は30代でやっと性欲のピークを迎えます。また、体力の衰えや仕事疲れによって睡眠欲を強く感じる女性も多いようです。
三大欲求の優先順位〈40代〉
40代も年齢的にまだまだ性欲が強い時期ですが、生活が安定して落ち着いた恋愛をする女性が多くなります。そのため、性欲よりは食欲と睡眠欲のほうが優先されることが多いでしょう。
三大欲求の上手なコントロール方法3選
三大欲求は人間の生死に関わるものや本能的なものなので、コントロールが難しいように思えます。しかし、三大欲求が強すぎて暴走すると、生活習慣が乱れたり、精神に異常をきたしてしまうことも。欲求不満になってイライラし、他のことが手につかないといった問題も出てくるでしょう。
三大欲求は日頃の生活習慣を見直したり、マインドケアをすることでコントロールすることができます。三大欲求の上手なコントロールを知りましょう。
①規則正しい生活と運動をする
規則正しい生活と運動をすることは、三大欲求の睡眠欲をコントロールするのに有効です。休日に寝だめしたり、遅寝をするといったように生活習慣が乱れていると、十分に睡眠欲が満たされません。結果、昼間の時間帯に眠くなってしまったり、夜に目が覚めて眠れない問題が起こってしまいます。
必要な睡眠時間は人によって違いますが、6時間を下回ると寝不足だと感じる人が多いようです。睡眠時間を十分取るように心がけ、決まった時間に寝起きする生活習慣を身に着けましょう。
また、睡眠欲をコントロールするためには適度な運動をすることも大切です。昼間に体を動かすことで寝つきやすくなり、質の良い睡眠ができるようになるでしょう。
②一日三食たくさん噛んで満腹中枢を刺激する
正しい生活習慣は一日三食が基本です。朝食を抜いたり、間食ばかりする習慣を持っている人は要注意。食事の時間帯に食欲が湧かなかったり、暴食によって体重が増えてしまうなどの問題が出てしまいます。朝・昼・夕の食事を決まった時間帯に取ることを習慣にし、上手に食欲をコントロールしましょう。
食事の際にはよく噛んで食べることも欠かせません。たくさん噛むことで満腹中枢が刺激され、食事の満足感が高まります。咀嚼回数が多いと食べる量が減るため、太り気味の人にとってはダイエットにもなるでしょう。
③ストレスをためない
生活習慣を改めるほか、ストレスをためないことも三大欲求のコントロールに繋がります。ストレスを抱えているとストレス発散のために食欲や性欲に走ってしまったり、いつも以上に睡眠欲を感じる人が多いもの。自律神経が乱れることで、不眠や胃腸の不調といった問題が起こることもあります。
まずは生活習慣を整え、食事や睡眠をしっかり取るように心がけましょう。ストレスを感じた時は無理をせず、体を休めてリフレッシュすることが大切です。趣味の時間を確保したり、辛い時は誰かに相談するなどして、なるべくストレスをためないようにしましょう。
三大欲求と上手に付き合おう!
三大欲求はどんなに理性のある人でも持っていて当然のものです。三大欲求の食欲、睡眠は生きるために必要な欲求であり、性欲は人間の本能としてなくてはならないもの。三大欲求は人間にとって何ら恥ずかしいものではなく、むしろ非常に大切なものと言えるでしょう。
ただし、三大欲求があまりに強すぎる場合は生活に支障をきたす恐れがあるため、注意が必要です。生活習慣を見直したり、ストレスフリーを心がけるなどして、三大欲求と上手に付き合っていきましょう。