20歳の時に知っておくべきこと20選!大人の真実とは?
20歳にはどんなイメージを持っていますか?自由にお酒やたばこが楽しめる、大人のイメージではないでしょうか?確かに、成人すると自由に楽しめることも増えますが、責任も増えることを忘れてはいけません。今回は20歳になったら知っておくべきことを徹底解説します。
目次
20歳って本当に大人なの?
20歳の誕生日を迎えたら一体何が変わるのでしょうか?20歳を迎えた時には、もう既に一人暮らしを始めている人もいるでしょう。逆に実家でそれまでと同じように学生生活を過ごしている人も多いはずです。
日本では法律により「20歳をもって成年とする」と定められています。20歳以上になることが大人であると判断される基準となっているのです。20歳になったら知っておくべきことを解説します。
世間から見た20歳はどんなイメージなの?
20歳になり成人するとは、どんなイメージなのでしょうか?ここでは世間から見た20歳とはどんなイメージなのかを考えてみましょう。
行動することに責任がつく
20歳になるまでは未成年扱いとなり、何をするのにも親の保護や許可を必要としてきました。しかし20歳になった時点で、自分の行動や態度に責任を持つようになり、親の許可が必要なくなります。20歳になると親の干渉などが減る分、自分の責任が増える事になります。
子供でもなく大人でもない
誕生日を迎え20歳になったとしても、それまでと何ら変わりない生活を送る人が大半でしょう。両親と暮らしている場合は、それまでと同じように毎日を過ごす人も多いはずです。しかし、20歳は成人とみなされ、大人になったのは確かです。20歳は子供でもなく大人でもない中途半端な時期であると考えられます。
まだまだ子供と同じ
誕生日を迎え20歳になっても、特に大きな変化があるわけではありません。両親と暮らしている人は、それまでと同様に生活をし、学生であれば中学や高校と変わりのない学生生活を送っているでしょう。法律上大人になっても、まだまだ子供と同じと言っても過言ではありません。
20歳に知っておくべきこと【行動編】10選!
20歳になったら知っておきたいこと、守らなくてはいけないことは沢山あります。その中でも特に注意したい行動について見ていきましょう。
①学生であっても成人である
例え学生であっても、20歳の誕生日を迎えた時点で成人であるとみなされます。行動には責任が伴い、問題起こした場合はその責任を自分で取らなくてはなりません。20歳の誕生日を迎え、成人となった時には学生だからという理由は通用しなくなることを自覚しておきましょう。
②責任を持った行動をする
どういう立場であっても、20歳になった時点で成人であり、その行動や態度には責任を伴います。自分の取った行動や態度が後にどういう影響を及ぼすのか考え、責任を持った行動をするように心がけましょう。
③成人であっても、親に責任がくることがあることを認識する
何か事件が起きた時に、犯人の両親がテレビなどで取り沙汰されることがよくあります。例え成人になって、行動の全てに自分で責任を持つようになっても、時に責任の矛先は親に向くこともあることを、十分に理解しておきましょう。
④社会人だろうと学生だろうと働く意味を知るべき
社会人になると、普通に生活するにしても、欲しいものを手に入れるにしても、収入がなければ何もすることはできません。働いて収入を得るということは、今後も生活していく中でとても重要なことです。社会人でも学生でも、働くことの意味をしっかりと理解する必要があります。
⑤直ぐに諦めない
努力してもすべてのことが報われるわけではありません。しかし、何事も諦めてしまった時点で前に進むことはできなくなります。諦めなければ不可能だと思っていたことが可能になるかもしれないのです。直ぐに諦めない強さを持ちましょう。
⑥努力をする癖をつける
先に説明した通り、努力しても必ず報われる訳ではありません。しかし、大人になってからは努力しないと仕事に就くことも、出世することもできません。それがどんな高望みなことであっても努力する癖をつけましょう。努力することで大きな成功を手にする可能性が見えるのです。
⑦周りに優しくする
「情けは人の為ならず」ということわざは、「優しくすることは人のためだけでなく、やがては自分の為になる」という意味です。周りに優しくすることで、自分が周りの人に助けられることもあるでしょう。周りに優しくない人は、困った時に助けてもらうことは無いと言えるでしょう。
⑧20年間育ててくれた親に感謝する
誕生日を迎えれば誰でも20歳になることができます。しかし、20歳の誕生日を無事に迎えることができた理由を考えてみれば、誰に感謝するべきかは明白です。20歳になったその時、大切に育ててくれた親に感謝することを忘れてはいけません。
⑨今の自分を大切にする
20歳の頃は体力もあり、徹夜で遊んだとしても無理が利くでしょう。しかし、不健康な生活を続けると、将来的に身体に不調が現れる原因となります。今の自分を大切にすることは、将来の自分を大切にすることにつながるのです。
⑩公共の場でも態度に気を付ける
10代の頃は公共の場での態度について、学校の先生や両親から注意を受けていたでしょう。しかし20歳になった今、誰もその態度を注意する人はいません。大人としてふさわしくない態度をとった時は、周りから軽蔑の眼差しを受けてしまうでしょう。行動や態度のすべてに責任があることを自覚し、公共での場の態度に気をつけましょう。
20歳に知っておくべきこと【法律編】10選!
20歳になると法律上ではどういった変化があるのでしょうか?ここでは20歳で知っておくべき法律のことについて解説します。
①取得できる免許・資格の幅が広がる
18歳になると普通自動車免許が取れるようになりますが、20歳になると取得できる免許や資格の幅が広がります。一例では、中型自動車の運転免許、一等航空整備士の資格、鉄道車両の操縦免許などがあります。
②養子を迎えることができる
20歳になると成年とみなされ、養子を迎えることができます。法律では未成年以外の要件を定めていないので、結婚をしていない独身であっても普通養子縁組が可能です。一方、特別養子縁組に関しては民法により配偶者が必要となっています。
③親の同意無く結婚できる
現在日本では、女性16歳以上、男性18歳以上で保護者の同意があれば結婚ができるとされていますが、20歳になれば原則として両親の同意を必要とせず結婚することが可能になります。つまり、自由に結婚ができるという事です。
④やらかすと実名報道される
未成年は、法律の少年法により個人を特定できるような情報が報道されないように定められていますが、20歳になると少年法は適用されなくなり、問題を起こすと実名報道される事態となります。
⑤国民年金への加入義務が発生
現在日本では、20歳以上60歳未満の人に国民年金への加入義務があります。そのため20歳になると収入のない学生であっても国民年金への加入義務が発生し、年金を納めなくてはなりません。
⑥ローン契約や賃貸契約など契約行為に親の同意がいらなくなる
民事法第5条第1項により、親の同意がなくローン契約や賃貸契約を結ぶことができるようになります。これによりクレジットカードやキャッシングのカードなどを自分の意志で作成することも出来ます。
⑦競馬・競輪など公営競技の投票券が購入できるようになる
日本では公営競技の投票券を未成年が購入することはできません。20歳になると法律により投票券の購入が可能となります。以前は20歳でも学生は投票権の購入が禁止されていましたが、現在は法改正によって購入ができるようになりました。
⑧たばこが吸えるようになります
20歳になるとたばこが吸えるようになります。ただし、たばこは、様々な健康被害を引き起こすとされています。たばこは依存性が強く、一度吸い始めると禁煙は難しいと言われます。20歳になるとたばこが吸えるようになりますが、たばこの健康リスクを考慮し、自己責任で喫煙マナーを守り吸うようにしましょう。
⑨お酒が飲めるようになる
たばこと同様に20歳になるとお酒が飲めるようになります。未成年はお酒の分解能力が未熟で、お酒の飲むことでアルコール依存や中毒を引き起こす可能性があり、飲酒が法律により禁止されています。20歳になると成人となるのでお酒が飲めるようになります。
お酒も飲み方によっては身体に害を及ぼします。お酒の量や飲み方に注意し、健康を害することのないように楽しみましょう。
⑩ 刑事裁判の裁判員に選ばれる可能性がある
公職選挙法の一部改正がされ選挙権が18歳以上となりましたが、裁判員制度は変わらず20歳から適用されます。そのため20歳になると刑事裁判の裁判員に選ばれる可能性があります。国民が裁判に参加する制度は、アメリカやイギリスなどでも実施されています。
20歳になったら持つべきおすすめアイテム4選!
今はまだ学生でも、20歳になると社会に出る機会も多くなります。その時に慌てることのないように、20歳になったら持つべきアイテムを4つ紹介します。
時計
スマホの普及で腕時計をする人が少なくなりましたが、どんな場面でもスマホを取り出せるわけではありません。スマートに時間を確認するには、やはり腕時計が必要です。20歳になった記念に少し大人の雰囲気が漂う腕時計を揃えてみましょう。
クレジットカード
20歳になると親権者の同意は必要ではなくなるので、クレジットカードが申し込めるようになります。様々なシーンでの支払いが簡単で便利なので、一枚はクレジットカードを持つようにしたいものです。ただし、クレジットカードの使い方には十分注意しましょう。
パスポート
10代は顔や体格が変わりやすく、取得できるパスポートは5年有効のものでした。20歳からは10年有効のパスポートを取得できるようになります。10年有効パスポートは、度々申請の必要がなく、申請の時間がなかなか取れない社会人にはとても便利です。
スーツ
就職活動はもちろん、改まった席では必ず必要になるのがスーツです。スーツは着る人の印象を大きく左右します。最初の一着は、社会人としても通用するデザインで質の良いものを、専門店スタッフと相談して決めると良いでしょう。
【注意】20歳で気をつけたい3つのこと!
20歳になると自分の判断で出来るようになることが増えますが、その半面、社会人として気をつけたいことも多くなります。20歳でこれだけは気を付けたい3つのことをしっかりと覚えておきましょう。
親に迷惑をかけない
20歳になり社会人になると親とのつながりが薄くなります。しかし、社会に出た成人した大人であっても、何かあれば親の責任が問われます。親に迷惑をかけないように、今まで以上に行動に注意しましょう。
友達を大切にする
年齢が進むにつれ、社会に出ると周りで友達を作ることが難しくなります。学生の頃にできた友達は、その後も駆け引きなしで付き合っていける大切な存在です。社会に出た後も友達を大切するにするようにしましょう。
人を傷付けない
人が傷つく理由は色ありますが、人間関係を良好に保つためには、周りにいる人を傷つけないというのは必須条件です。相手の幸せを考えることは、自分の幸せにすることにもつながります。周りの人を傷つけないようにし、より良い人間関係を築きましょう。
20歳は楽しいことも責任も増える!
20歳を迎えるときに変わることや見直して欲しい事、改めて考えることなどを紹介しました。
20歳になると自由にお酒やたばこを楽しんだり、親の同意や許可を必要としなくなり、いろいろな事を自由に楽しめるようになるでしょう。しかし、20歳になり成人するということは、それだけの責任が増えるという事なのです。こちらの記事を教訓に、素敵な大人になれるようにしましょう。