生理中のむくみ解消法16選!原因と正しい対処法を解説!

生理中に足や顔にむくみが出てしまい、仕事が捗らなかったり気分が落ち込んでしまうことはありませんか?生理中はただでさえナーバスになりやすいためこのひどいむくみをなんとか消し去りたいですよね。そこで生理中のむくみを解消するために原因と対処法を徹底解説いたします。

生理中のむくみ解消法16選!原因と正しい対処法を解説!のイメージ

目次

  1. 1生理中のむくみがツラい…!
  2. 2まず知りたい!むくみがおきる原因3選!
  3. 3生理のひどいむくみはいつからいつまで?
  4. 4生理中のむくみ解消法①顔のむくみの対処法4選
  5. 5生理中のむくみ解消法②足のむくみに効果的なヨガ4選!
  6. 6生理中のむくみ解消法③全身のむくみに効果的な方法3選!
  7. 7生理中のむくみ解消法④むくみを予防する方法4選!
  8. 8解消法を実践して生理中のむくみを乗り切ろう!

生理中のむくみがツラい…!

毎月やってくる生理。生理前や生理中はどうしても足や顔のむくみが気になります。いつも履いているパンプスが朝にもかかわらずキツく感じてしまったり……。一体この辛さはいつからいつまで続くのかとナーバスになってしまいます。

生理は毎月くるものだから、むくみを解消して、もっと快適に過ごしたいですよね。そこで生理中の顔や足のむくみを解消するために、ひどいむくみの原因から対処法までを徹底解説します!

遠くを見つめる女性

まず知りたい!むくみがおきる原因3選!

アメリカの産婦人科医師は、なんと女性の約70パーセントがむくみを生理中に体験しているという結果を発表しました。こんなにもむくんでしまう原因はなんなのでしょうか?

むくみを解消したいのであれば、まず、むくみとは何かを知ることです。なぜむくむのかを知れば対処法もきっと見つかるはず。早速原因を探っていきましょう。

悩む女性

①立ちっぱなしで筋肉がこわばってしまう

実は足のむくみというのは、足が鬱血している状態です。通常、血液は心臓から全身に送り出されて、また心臓に戻っていくという循環を繰り返していますが、足に送られた血液が心臓へ戻るには重力に勝たなければ心臓に戻れません。そのため、足の血液を心臓に戻す時に足の筋肉を使用します。

その為、長時間同じ姿勢のままでいると、筋肉が動かずこわばった状態になり、血液が心臓に戻ることが出来なくなって、足が鬱血した状態になってしまいます。

同じ姿勢とは、仕事上立っぱなしになってしまったり、逆に座りっぱなしで足を動かさなかったりする姿勢のことです。私たちにとってこの生活スタイルは、どれも普通の日常生活なので、とてもむくみやすい環境で生活している事を自覚しましょう。

女性の足元

②食生活が原因でむくむことも

生理中でなくとも、何かと忙しい現代人は、カップラーメンや出来合いの味の濃い食事、糖分の高い飲み物などをとってしまい、いつからか栄養バランスが崩れていたり、塩分を取りすぎてしまっていることも多いです。どのような事に気をつければいいのか確認していきましょう。

かわいそうなハンバーガー

塩分の取りすぎ

日本人は文化的に塩分量の多い食事内容となっているため、気をつけないと塩分過多でむくみやすくなります。

また、塩分を摂取しすぎると、体内の塩分濃度を薄めようと身体が飲み物を欲してしまい、水分摂取も過多となってしまいます。そしてますますむくみやすい状態に陥ります。

カリウムの不足

過剰に摂取した塩分を排出する働きをするのが「カリウム」です。現代の食生活はカリウムが少なく塩分が多めの食事となっているため、塩分を排出する動きが正常に働きにくくなっています。

また、カリウムは、筋肉の動きを調節する役割もあります。そのため、カリウムが足りなくなると筋肉が働きにくくなり、血液がうまく流れずむくみにも繋がります。

お腹にお花

③生理前は黄体ホルモンが増えてむくみやすくなる

女性は毎月妊娠準備のために、排卵を行い受精卵を用意して受精を待っています。ですが、妊娠しない場合は妊娠するために準備したものを排出しなければなりません。その排出の動きが生理と言われる現象です。

実は、排卵後に黄体ホルモンという女性ホルモンが分泌されるのですが、この黄体ホルモンが顔や全身のむくみを引き起こすことがあります。

毎月の自然なサイクルなので、顔や全身のむくみがひどい状態でなければ、そこまで気にしなくても大丈夫ですが、冷え性の方はこの黄体ホルモンと冷え性が重なりむくみがひどい状態になったりしますので、気をつけてください。

生理のひどいむくみはいつからいつまで?

美人ホルモンと言われているエストロゲンとは対照的に、むくみやイライラなどを引き起こすとされている黄体ホルモンは、妊娠が確認できないと分泌量は減ります。その為、黄体ホルモンの分泌が減れば、むくみを始めとする不快症状はおさまってきます。

具体的にいつからいつもでこの不快症状が現れるのかというと、黄体ホルモンは、生理の約4〜5日前から分泌され、生理開始から2日もたてば黄体ホルモンの分泌は止まります。つまり不快な症状は、生理の4、5日前から始まり生理開始から約2、3日後には、むくみや不快な症状はおさまってきます。そのため、生理中はずっと不快感が続く訳ではありません。

生理中のむくみ解消法①顔のむくみの対処法4選

どうしてもむくみやすくなってしまう生理中は、マッサージなどでむくみを解消しましょう。特に顔のむくみは他人から見てもわかりやすいので、早めに対処をしたいですよね。

体質により効果が出やすい方法が異なりますので、生理中にいろいろな方法を試してひどいむくみを解消しましょう!

①リンパマッサージをする

生理中、顔のむくみがおさまらない場合は、リンパマッサージがオススメです。お化粧前の3分間でも顔の血流が良くなるリンパマッサージを行えば、顔がすっきりとします。

ひどいむくみがある場合は、先に首や肩、肩甲骨のこわばりをほぐしましょう。肩を温めたり軽くマッサージをすることで肩から顔にかけて血流が廻るようになり、むくみが解消されます。

マッサージを受ける女性

②引き締め効果のある化粧水を使う

生理中のむくみは、うっ血からくる場合もあります。その場合、顔ははれている状態ですので、収れん作用のある化粧水などを使用して、炎症を押さえましょう。次第にむくみは引いてくれます。

朝のお化粧前の5分間顔を冷やせば、はれがスッと引き毛穴も引き締まるので、お化粧ものりやすくなりますよ。

化粧水
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③お風呂で体を温める

生理中、全身がこわばってしまっていたり、冬のさむい時期ですと、マッサージをしてもなかなか身体が温まらずむくみが引かない場合があります。そんな時は思い切ってお風呂に入って見ましょう。

入浴前にしっかりと飲み物を飲んでからぬるめの38〜40度ほどのお湯にゆっくりと浸かりましょう。コリをほぐす入浴剤を入れてリラックスするのもオススメです。

逆に、生理中の熱過ぎるお風呂は逆効果です。身体が熱に刺激されて筋肉が緊張状態になり、血流が悪くなってしまいます。そして、入浴前に飲み物で水分を取らないと、逆に身体が水分をため込もうとしてむくみにつながってしまいます。

バスルーム

④小顔効果のある服装で気分をあげる

生理中は気分も冴えないのに、顔もむくみががひどいとさらに気分が落ち込んでしまいますよね。そこで、外見から気分をあげていく方法もあります。

顔周りの髪の毛だけ残して、水路の髪の毛をまとめれば、皮膚が髪の毛に引っ張られて小顔効果がありますし、首が詰まった洋服より、首回りやデコルテの見えるすっきりとした洋服を着ると小顔に見えます。

ふと、鏡に映った自分の顔がすっきりとした顔なら、生理中の不快感やむくみも少しは和らぎます。特に生理中はちょっとしたことで気分が変わりやすいので、外見からすっきりさせるのは有効です。

生理中のむくみ解消法②足のむくみに効果的なヨガ4選!

生理中や生理前は身体が重く感じ、運動やストレッチなんてする気になれないかもしれません。ですが、身体を動かすことによって血流が促進され、筋肉のこわばりやむくみが解消されます。

そこで、全身をくまなく使用するヨガを行うのがオススメです。特に生理前からヨガを行うことによって、生理中のむくみやイライラを軽減することもできます。

血流が促進されるので、飲み物を飲むことを忘れずにしてくださいね。

自然の中でヨガをする女性

ヨガ①太陽礼拝

ヨガの太陽礼拝と呼ばれるポーズは、複数種類の動作が組み合わされてできているヨガです。その為、太陽礼拝は全身をくまなく使用し、身体だけでなく心の状態も健やかに保ってくれます。

また、朝に行う太陽礼拝は身体を起こし元気に過ごせるようにする働きがあります。そして夜寝る前に行う太陽礼拝は、1日の疲れをとりぐっすりと眠れるようにする働きがあります。

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​生理中は​毎日続ける事で、体質改善が期待でき、むくみだけでなく冷え性なども対処できます。

ヨガ②全身の循環をよくするポーズ

生理中でも気軽に行える、座った姿勢で優しく全身の循環を整えるポーズです。

まずは、パスチマッターサナと呼ばれる前屈を行います。そして、膝を曲げた前屈ジャールシールシャーサナで骨盤周りの血液の循環を良くして生理中の不快感を軽減してくれます。

次にバッダーコーナーサナで下腹部の臓器を整えて心も整えます。それからパドマーサナと呼ばれる蓮華座を行なった後、シャバーサナで全身を休ませてリラックスしましょう。

ヨガ③お腹周りをほぐすポーズ

まずは、ヴィラーサナと呼ばれるポーズで全身の循環を整えた後、ウストラーサナと呼ばれるラクダのポーズを行います。身体の前面、腹部のストレッチを行います。ですが、このポーズは少し難しいので、無理をしないようにしてください。

そして、パドマーサナと呼ばれる蓮華座。ウストラーサナとは逆に背中部分をストレッチします。最後にシャバーサナと言われる休憩のポーズで、全身をリラックスさせて休みましょう。

ヨガ④股関節の動きをよくするポーズ

生理中の足のむくみに効果的なヨガで、ひし形のポーズというヨガがあります。腰をゆっくりと持ち上げてから脱力し、腰を落とす事で軽い衝撃を与え、股関節の動きをゆるめ腰まわりの動きをスムーズにしてくれます。

生理中のヨガの注意点

生理中は、腹部に無理な負荷をかけないように注意してください、このくらいが気持ちいいな。と感じるところで無理のない範囲でヨガを行なってください。

無理に同じポーズにしようとせず、自分ができる気持ちのいいポーズをとりましょう。

そして、生理中は骨盤底筋の引き締めをしないでください。ヨガのポーズがキツく感じたら無理をせずに呼吸を行いましょう。

また、飲み物を飲んで水分をきちんととりましょう。飲み物は室温に戻した水か白湯が最適です。

湯たんぽでお腹を温める

生理中のむくみ解消法③全身のむくみに効果的な方法3選!

生理中は顔や足以外にも全体的に重だるく、ひどいと全身がむくんでいるように感じることもありますよね。そんな時は薬に頼ったり身体を冷やしてしまう飲み物などをセーブして対処しましょう。

それでは、詳しく対処方法を説明していきます、

①いつもよりも眠ることを心がける

生理前4、5日から生理中は、ホルモンバランスの関係で日中でも眠気が襲ってきたりします。無理をせずに十分な睡眠をとるように心がけましょう。

そして、睡眠にはもう一つ大きな役割があります。眠っている間に身体は体内の水分バランスを整え、不要な水分を排出してくれる働きがあります。そのため、生理中のむくみやすい期間は睡眠を十分にとることでむくみを抑えることができます。

生理中の不快感は薬でなんとかできる場合もありますが、むくみは手軽に服用できる薬もないため、しっかりと対策をしたいですね。

ぐっすり眠る猫

②適度な運動をする

生理中はなるべくなら動きたくないものですが、身体をいつまでも動かさないでいると、筋肉が動かないため、血液の循環が鈍ってしまい、さらにむくみを引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。

激しい運動は、炎症を助長してしまい逆効果となりますが、ヨガなどの軽いストレッチ運動は内臓機能を回復させ、むくみを防いでくれます。また、臓器も元気になるため便秘にも効果的です。薬を使って便秘を解消するよりも健康的ですよね。

バランスボール

③市販の抗炎症薬もむくみ解消に効果的

生理中にひどいむくみを感じている人は、市販薬も検討してみてください。なるべく薬には頼りたくないかもしれませんが、自分の症状を薬剤師や登録販売者に相談をしてから購入するといいでしょう。

イブプロフェンやナプシロン配合の抗炎症薬は、生理中の痛みを抑えてくれるだけではなく、炎症している部位の鎮痛薬ともなるため、むくみの解消にも役に立ちます。

薬の取り扱いは、箱や説明書に記載されている用法用量をきちんと確認し、薬を服用してください。

海外の薬

生理中のむくみ解消法④むくみを予防する方法4選!

生理中は運動やマッサージだけではなく、食事内容にも気をつけましょう。むくみを引き起こしやすい食品もありますし、逆にむくみを解消してくれる食品もあります。

効果効能を知って、生理中のむくみを最小限に抑える食事をしましょう。

いつまでもむくみが引かなかったのに、少し食事内容を変えただけで体質が変化する場合もありますよ。

①タンパク質とカリウムを摂取する

食事は身体を作る大切なものです。生理中だけでなく普段からむくみの起きにくい食品を食べたいですね。それにはまず、タンパク質とカリウムが多く含まれている食品を選ぶことが大切です。

カリウムは生理中の体内の水分バランスを調整してくれます。
塩分を取りすぎたかな?と思うときはカリウムの多い食品を意識的に食べましょう。カリウムの多い食品は、バナナ・アスパラガス・トマト・メロンなどです。

また、タンパク質も血管の中と外の水分量のバランスを調節してくれる働きがあります。生理中、身体が重だるく食欲が無いためにタンパク質を減らしてしまうと、タンパク質不足を引き起こしてむくみやすくなる可能性がありますので、タンパク質は減らさずにしっかりと補いましょう。

②カフェインやお酒を控える

カフェインやアルコールは利尿作用があるため、むくみ防止に効果がありそうな気がしますが、実はその利尿作用と一緒に、水分調整機能のあるカリウムも流れ出てしまいます。そのため、せっかく利尿作用が働いたとしても、カリウムは排出され、さらに水分が体外に出されてしまうため、細胞は体内に水分を貯め込もうと働いてしまい、むくみを引き起こしてしまいます。

アルコールやカフェインが好きな方は、生理中や生理前などは少々控えめに摂取されることをお勧めします。

コーヒー

③ガスの原因になる食品を控える

実は、健康にいいと思って日頃から食べている野菜にも気をつけなくてはならないものがあります。それは、ラフィノースを含んでいるものを食べる場合です。ラフィノースとは、複合炭水化物と言われているオリゴ糖の一種で、体に良さそうなイメージがあるのですが、実は人間がラフィノースを上手く分解することが出来ないために、消化の際にガスが発生して、むくみの原因になる場合があります。

ラフィノースを多く含む食品は、ブロッコリー・芽キャベツ・アスパラガスなどに含まれています。生理前から生理中は、これらの野菜は避けたほうがいいかもしれません。

④炭酸飲料を控える

生理中の重い気分をスッキリとさせるために、炭酸系の清涼飲料水を飲んでしまうことはありませんか?気分的にスッキリとするのかもしれませんが、実は炭酸系清涼飲料水に含まれているリン酸や糖分が体内のミネラルバランスを乱してしまい、体内に水分を蓄積しやすい状況を作ってしまいます。

生理中のむくみにお悩みの方は、炭酸系の清涼飲料水は控えておきましょう。

炭酸飲料

解消法を実践して生理中のむくみを乗り切ろう!

一体いつからいつまでこのむくみがあるの?とイライラしても始まりません。きちんと原因と対処法を知って、活用して生理中でも自分の生活を楽しいものにしていきましょう。

生理中が憂鬱なものから普段とあまり変わらない生活になるよう、しっかりと情報を学んでこの生理中の不快感を乗り切りましょう!

ジャンプをする女性

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この記事のライター
しおこんぶ
3歳男児の育児に奮闘中!アラフォーママライターです。

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