【手相占い】『ソロモンの環』の意味や見方8選！どんな人に現れる？

「ソロモンの環」とは、人差し指の付け根に人差し指をぐるりと囲むようにして現れる、輪のような線のこと。この手相は古代イスラエルのソロモン王に由来するもので、ソロモン王は、占いなどの神秘的な逸話を数多く持つ人物としても知られています。

非常に貴重で神秘的な手相であり、滅多に現れないとされています。古代のロマンや神秘性をイメージさせる逸話を持つソロモンの環。他の手相にない、特別なパワーが秘められているように思えます。このソロモンの環の意味や見方について解説していきます。

そもそもソロモンの環とはどういった逸話のある手相なのでしょうか。

その由来とソロモンの環が持つ力をご紹介します。

ソロモンの環という名前の由来は、前述のとおり古代イスラエルの王様ソロモンから。偉大な支配者であったというソロモン王にも、この線が刻まれていたと言われています。ソロモン王は紀元前10世紀に王位につき、その在位中に王国が最盛期を迎えたとされています。

神がソロモン王の夢枕に立ち、知恵の指輪などを授けたところから、ソロモン王は知恵のシンボルになっています。ソロモンの指輪の逸話には、見えないものが見えたり、動植物の声が聴けたいうものがあります。占いやスピリチュアルな面の逸話が多くあります。

またこの指輪を人差し指に着けていたという逸話が、手相のソロモンの環の由来とされています。ソロモンの環は、一般的に成功をもたらす知性や直感などに優れる手相として知られています。

ソロモンの環は、人差し指のつけ根付近で、人差し指を半円状に囲む線のことです。人差し指のつけ根の領域は木星丘とも呼ばれているため、ソロモンの環は別名木星環とも呼ばれています。木星環は野心や権力を司る木星丘の意味を強調する手相とも言われます。

木星環は二重三重になって現れることもありますが、これはめったに見られない珍しい相で、強運を表しています。ソロモンの環と木星環は同じ意味を持っています。

ソロモンの環が手相に現れる人にはどんな特徴があるのでしょうか。

ソロモンの環が持つ意味をご紹介していきます。

手相名の由来になったソロモン王が偉大な支配者だったところから、ソロモンの環が現れていると、野心があり、優秀な指導者になる才能と高いカリスマ性を持っているとされます。周りを引っ張って行く力があり、人を惹きつける魅力も持っているようです。野心や上昇志向がきわめて強く、それに向けた知恵や勇気を持ち合わせているため権力者になれると言われています。

ソロモンの環と呼ばれる木星環は珍しい相であり、強運を表しているとされています。占いなどの神秘的な逸話を持つソロモン王も第六感などの神秘的な力に長けていたと言われています。ソロモンの環は、占いや霊視などのスピリチュアルな分野に造詣が深い人に現れる相として知られています。

ソロモンの環が右手に現れるか左手に現れるか、また二重に現れたりと、どんな風に現れるかによって、その見方も異なります。

ソロモンの環の見方を理解し、その特徴を押さえましょう。

ソロモンの環（木星環）は、どちらの手にもほぼ同じ確率で現れるとされています。左手に現れる場合は、生まれ持って、知力や指導力があることを示しています。左手にソロモンの環を持っている人は、野心や向上心を幼い時から持っているため、早い時期から、才能が開花する人が多いようです。

判断力に優れており、進路の選択を誤ることがほとんどなく、順調にステップアップできるとされています。カリスマ性があるので、幼少時は、ませた子供と見られますが、目を掛けてもらえることも多いです。ギャンブルに強い面もありますが、左手の場合は、多くは20歳ぐらいまでの効力なので、大人になってからはあまり役に立たないかもしれません。利き手でない手では、精神的なことや、生来のものを読み解くものですので、左手が利き手の人は反対となります。

ソロモンの環が右手にある場合、直感や野心などを後天的に持ったことを示します。右手にソロモンの環がある人は人を引っ張っていく知恵やカリスマ性が備わっており、ポジティブな考えに基づいて行動するので、人が信頼してついてきます。的確な判断ができるので、成功しやすいと言えます。

閃きに優れ、次々に新しいものが生み出せます。何らかの出来事をきっかけに、スピリチュアルな面に開眼することもあります。プライドが高い一面があり、名誉欲のようなものも持つとされています。ギャンブルにも強く、大金を稼ぎ出すこともできるかもしれません。

ソロモンの環は、利き手に現れている方が、期待感が高まります。右手が利き手の場合は、右手にソロモンの環があれば人の上に立つ能力を持ち、人から一目置かれる存在になれるでしょう。

ソロモンの環（木星環）は右手にも左手にも同じ確率で現れるとされていますが、稀に両手に現れることがあります。両手の場合は、生まれながらに直感に優れ、知力や指導力があり、さらに、自らの力で獲得した野心やカリスマ性を持っているとされています。

常人が思いもよらない発想ができ、様々な分野で力が発揮できます。幼少期から大きな夢を持ち、それに向けて的確に選択し進んでいるはずです。早い時期から世に認められるかもしれません。リーダーシップもあり、目標が達成できたり、成功が手にできます。

スピリチュアルな分野では、成人後は、占いや霊感などが冴えるようになることが考えられます。ギャンブルや投資でも、大金につながることが多いでしょう。大人物になるとされます。

ソロモンの輪が二重の場合は、一本の時よりもその意味合いが強まるとされています。二重のソロモンの環を持つ人は直感や閃きが格段に冴え、より一層成功しやすくなるでしょう。

二重のソロモンの環を持つ人は絶大なリーダーシップがあるため、多数の人の上に立って、成功へ導くことができます。大きな成功が手に入りやすく、揺るぎないカリスマ性を持っているはずです。国会議員として国を引っ張っていくことにも向いていると言われています。

しかし、その分、プライドが高くなり過ぎて失敗することもありますので、二重のソロモンの環を持つ人は特に気をつけましょう。スピリチュアルな力が強く、占いにおいても神仏や守護霊などのご加護も受けやすいと言われています。

ソロモンの環は木星丘と密接な関わりがあり、木星丘の張りがあるかないかでも、意味合いが違ってきます。木星丘は、向上心の丘とも言われる場所で、ここが張っていると出世するとされています。野心、独立、聡明、指導力に強く影響を及ぼす丘として知られています。

ここが張っていてなおかつソロモンの環が現れていると、最高のコンビネーションで力を発揮します。大きな成功が着実につかめるでしょう。一方で、木星丘が張っていないと、ソロモンの環の効力が薄らぐ傾向にあります。この場合は、強く願望の実現などを願うと丘が張ってくるようです。

ソロモンの環が薄い場合は、直感や閃きに優れることがあったり、人を引っ張る力は多少あるとされます。目を見張るほどの成果は上げられないものの、最低限の目標達成に導いたり、成功は手にできるでしょう。野心や向上心はあるものの、それほど強くなく、ちょっとした困難などで考え方が変わりやすいと言えます。若干不安定ではありますが、スピリチュアルな面の力や才能はあります。

ソロモンの環が途切れ途切れの場合は、時として直感や閃きに優れることがあったり、相性によっては、かなりリーダーシップが発揮できるとされます。しかしその安定感は弱く、向上心は長続きしないようです。

普通の人よりも発想力は豊かですが、的外れなこともあるようです。多少弱めかもしれませんが、スピリチュアルな面の力や才能はあります。占いなどの分野で力が発揮できるかもしれません。

ソロモンの環がきれいな弧でなく直線的な場合は、聡明さや独立心はあるものの、積極性に欠ける面があり、チャンスを逃すことがあるとされています。直感や指導力にムラがあり、人をうまく導けると時と、そうでない時の落差があります。

スピリチュアルな力は、不安定ですが持っているでしょう。少しずつ能力を磨くと、直線から弧を描くようになるかもしれません。

同じ木星丘に現れるもので、マネジメント線というものがあります。マネジメント線はソロモンの環と見間違いやすいものがあります。ソロモンの環は、人差し指を囲むように弧を描きますが、ほぼ同じ位置に現れてソロモンの環と比べると輪が緩め、もしくは直線的に中指方向に斜めに伸びる線は、マネジメント線となります。

ソロモンの環であっても、直線的に弧を描く時や、途切れ途切れの場合、マネジメント線のような形になるので、マネジメント線と見間違いやすいと言われています。

このマネジメント線は、人差し指のつけ根から知能線の間を起点として出る線で、管理能力や経営能力に優れ、人心掌握に長けていることを示します。ソロモンの環に通じる点はあるのですが、マネジメント線の方は人と人をつなげたり、人の良い点を伸ばすことに長けているようです。

ソロモンの環が社長のイメージなのに対し、マネジメント線は、取締役人事部長や第一秘書といったイメージです。どちらも、人の扱いが得意なことに変わりはありません。

貴重な手相であるソロモンの環ですが、一体どんな人に現れる特徴があるのでしょうか。

どんな人に現れるのかを理解し、自分や自分の周りの人の手相を確認してみてください！

ソロモンの環がある人は、優秀な指導者になれる才能と高いカリスマ性をもっていることが特徴と言えるでしょう。独立心や向上心が強く、周囲を引っ張っていける力強さが備わっています。周囲の人たちを惹きつける魅力があり、協力や指示を得られることも特徴です。

知恵や勇気も兼ね備えているので、素晴らしいリーダーになることができるでしょう。周囲を巻き込んで目的に向かって進み、皆で達成することが可能です。社会的地位も必然的に高くなり、富と名誉を同時に得られるでしょう。ただし、独裁的になったり自信過剰になったりする傾向もありますので、重々注意が必要です。

ソロモンの環がある人のもうひとつの特徴は、非常に強運であるということです。一か八かの大きな勝負事に出ても、まず負けることはありません。その選択をするための判断力や勇気も備わっているので、大胆な行動に出ることができます。直感力が高く、インスピレーションが働きやすいのも大きな特徴です。

生まれ持った天性の才能で、勝負事には人一倍強いはずです。「ここぞ」というときに最良の判断を下すことができるでしょう。事業を起こしたり、独立したりと仕事においても才覚を発揮できます。優秀な経営者や管理者となって従業員や部下を引っ張っていくことができるでしょう。また投資やギャンブルにも強いため、莫大な利益を得られるかもしれません。

ソロモンの環は右手でも左手でもカリスマ性のある強運の持ち主と言えます。二重になっていたり木星丘が張っていたりすればさらに大きな幸運を得られるでしょう。ソロモン王の逸話からもそのカリスマ性が伺えます。

ソロモンの環を持っている人は前向きになって大きな成功を掴んでくださいね。