手相が薄い人の特徴や意味！薄いか濃いかで運勢は変わるの？

手相の濃い薄いはその人の自己主張の強さに関係すると言われます。性格的に謙虚で控えめな性格的特徴の人が、手相が薄い傾向があります。手相が薄い人が運勢が悪いというわけでは決してありません。自分の性格の持つ特徴を理解して運勢が上がる選択をしていけばよいのです。

手相が薄いといわれる手はどのような状態なのでしょう。実際のところは、主要となる手相の線が目立って、その他の線が薄くて少ないので手相が薄いと言われたり、細かな線があり過ぎて主要となる線が少なく、見えにくいので手相が薄いと言われます。

さらに全般的に男性の方が濃く、女性が薄い傾向にもあります。男性で薄いものが女性では普通の濃さという感じになります。

手相が薄い人の持つ性格の特徴や、それが理由で身の周りに起こりやすい現象を少し掘り下げてみましょう。

手相が薄い人は、自己主張や自己アピールが苦手とされます。集団において自分の意見を強く主張せず、周りの意見や雰囲気で自己の主張を曲げることもあり、自分を控えめに見せようとするため、気が弱いととらえられることも多いようです。

男性の場合、女性的な考えを持ち、女性の場合、より一層女性的な面が強調されるようです。男性は頼りなさが目立つ場面が多いようで、いわゆる草食男子と思われる大きな理由となっています。女性については、「一歩ひいて男性をたてる」しとやかな女性が好まれる日本社会では大和なでしこ的な部分は長所となりモテることが多いようです。

自我を押さえてでも人との関係を重視する性格が長所としてはたらく場合、協調性に優れて、周囲と力を合わせて、成功がつかめるとされています。温和で争いを好まない性格なので対人関係はスムーズに運びます。

普段から、他人に対し思いやりをもって接していることが理由となり、自分が困っている時に助けてくれる人が現れるとされます。普段の協調性が長所となり、人から見捨てられることはないようです。

控えめで自己主張が弱いため、自分の思っていることが相手に伝わりにくいことがあります。また、自分の思いをうまく伝えられないというジレンマから精神的なダメージを受けやすいとされます。協調性を大切にすることは長所に違いないのですが、どうしても譲れないこと、必要なことはしっかりと伝えるていかなくてはなりません。

手相が薄いといっても、全体的に薄い場合や特定の線が薄い場合があります。
主要となる手相の線が目立って、その他の線が薄くて少ないので手相が薄いと言われたり、細かな線があり過ぎて主要となる線が少なく、見えにくいので手相が薄く感じる場合があります。手相が薄いと言われる人でも、全ての線が薄いわけではありません、濃い線も必ず存在します。
 

手相の線が薄い人の最大の長所が、相手に合わせることが上手で、臨機応変に柔軟に対応できる協調性です。

例えば、秘書やマネージャーのように、相手のサポートにまわって調子を合わせることが必要な職業であれば、薄い人の方が優秀で良い働きをすることでしょう。また、家事優先の主婦の場合は、薄い手相の方が円満な家庭を築けることが多いでしょう。

濃い線も必ずあるはずなのですが、なんとなく全体的に手相が薄く見える場合があります。薄い線がたくさん入っている、細かな線がしわしわと手のひらを走っているなど。どのような状態の手に、どんな意味が宿ってるんでしょうか。

手相の基本線の中で重要な意味を持つのが運命線・生命線・頭脳線・環状線と呼ばれる四大基本線です。4大基本線全てが薄いということはありません。どれかの線は濃いはずです。
そして四大基本線が薄いと大きな意味があります。それ以外の基本線が薄い場合は、将来の自分の進むべき方向性を決めかねていたり、迷いが生じている状態にいるのかもしれません。

手相に濃い線と一緒に薄く細かい線がいっぱい入っている人は知的で聡明な人です。記憶力が良く、物事の全体像を把握することにたけています。
リーダというよりはサブリーダー的立場がしっくりときて実力を発揮するようですが、慎重すぎる面もあるため神経質になりストレスを溜めやすいという特徴もあります。心身のバランスを崩すとネガティブな思考に落ち込みやすいので、リラックスして頭を休ませるとストレスも減り、新しいアイデアなども浮かびやすくなります。

手のひらがしわしわ、くしゅっとした見た目の人、たまに見かけますね。濃いしわしわの中に薄いしわしわの線が数多くある人はとてもデリケートな人です。性格は優しく気配利上手で、細やかな配慮ができる温和な性格が特徴です。細やかな心が細かいしわしわの線となって現れていると言えます。

しかし薄くてしわしわの線が多い手相の持ち主は繊細過ぎるところもありますので、適度にリラックスタイムを挟むと物事をなし遂げることができるでしょう。

手相には線にそれぞれ意味があります。運命線・生命線・頭脳線・感情線と呼ばれる四大基本線はもちろん大きな意味を持っていますし、他にも結婚線、覇王線などそれぞれに意味を持っています。どの線が薄いのかによって、どういった特徴があるのか確認してみましょう。

感情線は、その名の通りその人の性格、感受性、感情の起伏、人との接し方などを知ることができる線です。感情線が濃いと感情的に豊かとする説もありますが、手相を読む場合どちらかというと濃さよりも始点の位置、長さや形状などで読み取るものが多くなります。

始点の位置が高いと、外交的で明るい性格となり、始点が低いと、内向的で、クールな面が強いとされます。感情線が短いと感情の起伏が少ないとされ、長い場合は、情熱的で感情に左右されやすいようです。
環状線が薄く、キレギレの場合もあります。この場合、多感で繊細な神経を持つとされます。

まとめて考察すると感情線の薄い手相の人は感情の起伏が少なく客観的かつ冷静に対応できる反面、クールすぎるのが理由で孤独な人生を歩みやすい傾向にあります。

頭脳線は、思考力、判断力、集中力、創造性などを表す線で、基本的に長いほど物事を慎重に考え、短いと決断が早いと言われます。決して知能線が薄いと賢くない、ということではありません。

ただ、頭脳線が薄い場合、自分に自信がない傾向が強く、ゆえに自分の考えを主張できない結果、自分の考えがないように見られてしまう理由なのかもしれません。主張すべきことはしっかり発言していきたいですね。

運命線は、その人の今後の人生の方向性を現しますので、手相を読むときに運命線は重要な意味を持ちます。運命線は若い頃は薄い傾向にあります。理由はまだ若くて自分の将来進むべき道などを決められていない人が多いからです。しかし30代でも運命線が無かったり、非常に薄い人は、社会に関心があまり高くなく依存心が強いため、自らの将来を切り開こうというよりは、周囲の流れに身を任せる傾向があります。

運命戦が薄い人の性格的特徴として、控えめで競争社会に適していない面があります。マイペースで取り組める分野で、力が発揮できるタイプが多いようです。運命線の薄い方はアシスタント的な仕事がおすすめです。

生命線は、その人の体質やスタミナ、生命力や気力など健康状態を判断する線です。生命線が長いと長命などとよく言われますが、長さは直接的に寿命には影響しないとされています。

生命線が他の基本線よりも薄い場合、疲れやすい虚弱体質であるとされます。気力体力が不足して、根気が続かないようです。それが理由で自信が持てず、物事をあっさりと諦めてしまう傾向にあります。

しかし生命線が薄い人は鋭い感性を持ち、流行を捉えたり新しい知識を取り入れたりできるという長所もあります。日ごろから身体を動かし基礎体力を付け、生命エネルギーを高めるようにすると、生命線は濃くなってくるでしょう。

太陽線は、太陽丘と呼ばれる薬指の付け根の領域に向かって伸びる線を指します。太陽線はそもそも現れることが良い事。理由は、太陽線が現れている場合、名声や人気、金運、幸福度、成功などをつかみとれそうという兆候だからです。なので薄くても現れているならそれは吉兆です。ただ、太陽線が薄いということは成功や幸せがつかめる方向に向かっているのですが、今の所、まだ確定された成功ではないということを意味します。また薄い太陽線から変化しやすいものに、細かい太陽線がしわしわと多数現れるものがあります。この場合、人の幸せが自分の幸せとして感じられるような吉報が届く兆候です。

財運線は、お金の状態、お金に対する執着心、お金を管理する能力などを知ることができます。商才や金銭感覚について見る線です。

財運線が薄い場合、お金に対する執着が弱く、管理をしっかりせず無駄遣いすることもあるのでお金が貯まりにくい傾向があります。薄い財運線でキレギレなものがあります。この場合、金運が大幅に下降していることを示しますのでお金に対する意識をしっかり持ちましょう。

結婚線は、その人の恋愛や結婚に対する考え方や、結婚生活の傾向を知ることができます。結婚線が薄い場合、結婚に対する意気込みや執着心が弱いことを示します。

結婚線が全くないわけではないので、結婚したい気持ちはどこかにあるのですが、今はまだ気ままな独身暮らしが楽しい、仕事が充実しているなど、その時期になっていないと考えているのでしょう。結婚したいという意識を強く持つようになると結婚線は濃くなるようです。

覇王線は、運命線から太陽線と財運線が扇状に伸びているものを指します。覇王線は三奇紋とも呼ばれ、そもそも現れることが珍しい貴重で縁起の良い大開運の手相です。太陽線は太陽丘に伸びる線で、財運線は、水星丘と呼ばれる小指の付け根の領域に現れる縦線を指します。この二つの線と運命線の描く形が覇王線と呼ばれます。覇王線が現れると、財運、対人運共に高まり大きな成功を手に入れるでしょう。

なので覇王線が薄くても、現れること自体が素晴らしい事です。強い財運を持ち、いろいろな人から支援されいるのですが、今の所、大きな成功などがつかめきれていないことになります。覇王線は、先天的なものと後天的なものがありますが、後天的に現れる場合、当初は薄いことが多いようです。

ますかけ線とは、頭脳線と感情線が一つになり掌を横切っている線です。非常に珍しい大吉相で、片手に現れる人は百人に一人、両手に現れる人は千人に一人いるかいないかとされます。

こちらも出現すること自体が珍しいので、濃い薄いに関わらず絶大な強運を持つことになります。とはいえ、濃いほどより運は強まるようです。薄い場合は天才的な素質はあるものの、まだ活かしきれていないことを示します。

アピール線は、人差し指と中指の間で斜めに伸びる短めの線を指します。自己アピールに優れている人に能われる線なので、濃くても薄くても現れている場合、何らかの魅力的な要素を持ち目立つことが多くなるようです。

人から注目される芸能関係の仕事で力が発揮できるされます。アピール線が薄い場合、これらのもたらされると言われる要素を全て備えているのですが、それを発揮する機会がまだ訪れていないのかもしれません。

向上線が現れている人は、向上心を持ち、努力を積み重ねて目標や理想を実現させるとされます。自己研鑽に努め人の数倍努力して成功を勝ち取ることができる人です。

向上線が薄い場合は、類まれな向上心を持っているのですが、なんらかの障害があって、なかなか達成しにくい状況にあるようです。原因を排除すれば、線が濃くなってくるでしょう。

子供線が現れていると妊娠しやすくなり、子宝に恵まれるとされます。子供線が薄い場合は女の子が生まれることを、濃い場合は男の子の誕生を示します。場合によっては、男性にもこの相が現れますがその場合、パートナーが妊娠している可能性があります。

手相が薄い人にも濃い人にも、それぞれ長所と短所がありますが、やはり手相が薄い方が運気が全体的に弱いのかなと気になる人も多いですね。対処法はあるのでしょうか。

薄い手相が気になる、ということは、薄い手相の人の持つ性格を短所だととらえているからではないでしょうか。基本的に手相の薄い人は自己主張が強くないため、そういう流されやすい自分が嫌だと感じているなら、もっと自分の意見を声に出してみましょう。自分の性格の欠点だと思う所を改善するように努力していれば、おのずと手相も変化してきます。

無理に手相を濃くしなくても、薄い手相にはメリットもしっかりとあるのでそれを活かす仕事や人生の歩み方をすればいいのです。薄い手相のほうが人からの助力を得やすいとも言われています。周りの人と上手く協調しつつマイペースに生きていくやりかたもよいのではないでしょうか。

手相はその人の状態や環境によって変化するとも言われています。手相が薄い人には女性的な面が見られ、人に流されやすかったり自信が無かったりします。逆に濃い人は男性的な面が見られ、リーダー性があったり自分の意見をしっかりと持っています。なので手相を濃くしようと思ったら、男性的な思考をするくせをつけ、行動を起こしていくとよいとされています。

また環境の変化も手相の濃い薄いに影響を与えます。状況や環境が大きく変化した人は、手相の濃さに変化がないかチェックしてみましょう。

手相は環境や考え方の変化やそれに伴う行動によって少しずつ変化をしていきます。
手相が薄い方が運勢に恵まれていないようなことを一般的に言われますが、決してそんなことはありません。手相が薄い人にも濃い人にも、それぞれに長所、短所があります。

自分の手相の特徴が意味する自分の性格や向き不向きを考え、無理に逆らわずに自信を持って人生を歩みましょう！