クリスマスリースを手作りしよう!子供でも作れる簡単な作り方も紹介
クリスマスの飾り付けはクリスマスの楽しみの一つですよね。今年は手作りのクリスマスリースを飾ってクリスマスをさらに楽しんじゃいましょう!100均で材料が揃えられる可愛い手作りクリスマスリースの作り方や子供でも簡単にできるクリスマスリースの作り方をご紹介します。
目次
クリスマスにクリスマスリースを手作りしよう
手作りしたクリスマスリースなら尚更、早く飾って長く楽しみたいですよね。12月が近づくと街も少しずつクリスマスムードになってきますが、お家ではいつから飾り付けをしていつまで飾っておくのがいいのでしょうか?
クリスマスリースを飾る時期
クリスマスリースを飾る時期に特に決まりはありませんが、本来はクリスマスの4週間前の日曜日に飾るのが正しいようです。これはキリスト教で「アドベント」と呼ばれる期間に入る日のことで、イエス・キリストの降臨を待ちわびるクリスマスの準備期間とされています。
日本ではあまりアドベント期間は浸透しておらず、特に決まりもないため11月下旬~12月上旬に飾り始める家庭が多いようです。
いつまで飾るの?
こちらも特に決まりはありませんが、キリスト教では1月6日まで飾っておくそうです。これはイエス・キリストが降臨した日(クリスマス)から1月6日までをキリストの降臨をお祝いする降誕節に位置付けているためです。
ですが日本では昔から正月は一年の節目となる大切な行事としているため、正月は正月飾りを飾りますよね。そのためクリスマスの翌日からクリスマスの飾りを片付け、正月飾りを始める家庭が多いようです。
クリスマスリースにはどんな意味があるの?
そもそもクリスマスリースにはどのような意味が込められているのでしょうか?クリスマスリースにはいくつかの大切な意味が込められているんです。
農作物の豊作祈願として
多くのクリスマスリースにはリンゴやブドウのツルが使われています。これらのツルや松ぼっくりは「収穫の象徴」とされ、豊作物の豊作祈願の願いが込められています。
日本ではしめ縄が同じ意味合いで正月に飾られていますね。
魔除けとして
クリスマスリースの材料によく使われる松や柊は一年中葉を付ける常緑樹ですが、古代より寒い冬にも葉をつける常緑樹は生命の源と考えられ悪いものから身を守ってくれると考えられていました。また、常緑樹には抗菌、殺菌作用があることから魔除けとしてクリスマスリースに使われています。クリスマスリースを玄関に飾るのも魔除けの意味があるからなんです。
常緑樹だけでなくクリスマスリースの飾りの定番であるベルもその音が魔を追い払うとして魔除けの意味を持っていますし、固く結んだリボンにも魔除けの意味が込められています。日本でも神社でお守りなんか買うと鈴が付いていますよね、それと同じ意味を持っているんです。
新年が良いとしになるように
日本では正月のお祝い行事もあるためクリスマス当日が終わるとクリスマスの飾りを片付け始める家庭が多いですが、キリスト教では1月6日までが降誕祭にあたるので1月6日まではクリスマスリースも飾られています。キリスト教では新年もクリスマス期間に含まれておりクリスマスリースには新年の幸福も願う意味もあるんです。
有名なクリスマスソングに「We Wish A Merry Christmas」という歌がありますが、この歌でも「ウィー ウィッシュ ユー ア メリー クリスマス アンド ア ハッピー ニュー イヤー」とあるようにクリスマスと新年は一緒にお祝いされるのが分かりますね。
また、クリスマスリースに使われている色にもそれぞれ理由があります。柊の実の赤には「キリストの血」、常緑樹の緑には「農作物の繁栄」、白には純潔や罪のない清らかさ、金色と銀色はキリストの生誕を知らせる星とされるベツレヘムの星を表し希望や富を意味しています。
クリスマスリースの由来って?
クリスマスはキリスト教でイエス・キリストが降臨した日、として知られていますが、実はクリスマスリースの誕生にキリスト教は関係ないと考えられています。クリスマスリースの歴史は古く、キリスト教が存在する以前の古代ギリシャ時代に誕生したそうです。
ギリシャ時代ではリースは祭事や結婚式などのお祝いの際に冠として使われていました。ローマ時代になり穀物の豊作や健康を願い飾られるようになり、クリスマスリースとして使われ始めたのは16世紀初めに入ってからとされています。
また、クリスマスリースの「リース」は日本語で花輪や花冠という意味で、「輪」には「永遠」という意味があります。クリスマスに飾られるリース、クリスマスリースには「永遠に続く神の愛」という意味が込められているんです。
クリスマスリースはどうやって作るの?
100均でも材料は揃う
クリスマスリースの材料は100均で全部揃えることができるんです!毛糸やリボンはもちろん、クリスマスが近づくとポインセチアの造花やナチュラル素材の松ぼっくりも100均で購入することができます。
100均で揃えられるので手軽に手作りすることができますし、お子さんと一緒に作ってみてもいいかもしれませんね。100均で買えるナチュラル素材は人気が高く店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうそうなので見つけたらラッキー!
子供でも作れる簡単な作り方
①紙皿で作る手作りクリスマスリース
紙皿で作る手作りクリスマスリース、作り方はとっても簡単!紙皿の真ん中を切り取り輪を作ったら緑の画用紙を貼り付けたり、緑の毛糸を巻き付けたり、緑の絵の具で色を付けます。飾りにはビーズを付けたり松ぼっくりなどのナチュラル素材を付けても可愛いですよ。とっても簡単にできるので子供でも楽しんで作ることができます。
②トイレットペーパーで作る手作りクリスマスリース
作り方はトイレットペーパーの芯を毛糸や糸で繋げるだけ!クリスマスに向けて少しずつトイレットペーパーの芯をお家で貯めておくと良いですね。とっても簡単にできて可愛い手作りクリスマスリースです。
③折り紙で作る手作りクリスマスリース
折り紙だけで作ることのできる手作りクリスマスリースです。作り方は折り紙で同じパーツをいくつか作って繋げるだけ!折り紙で作った星やサンタクロース、靴下なんかを飾ってみてもいいですね。
キットを使えば初心者でも簡単に作れる!
材料を揃えるのが面倒、初めてで作り方がよく分からない、何を買ったらいいのか分からないという方にはクリスマスリースキットがオススメです。キットの中には必要な材料が全て入っているもの、作り方を含めた説明書が入っているものが多く簡単に可愛いクリスマスリースを手作りすることができます。
キットにもドライフラワーや松ぼっくりなどのナチュラル素材のもの、毛糸で作るもの、フェルトやリボンで作るもの等、種類が多くキット選びも楽しめそうです。
クリスマスシーズンなら手芸屋さんでもキットを販売していますし、オンラインなら一年中多くのお店でキットを購入することができます。
クリスマスリースのアイデア4選
クリスマスに手作りしたい作り方の簡単なおすすめクリスマスリースのアイデア4選をご紹介!使う素材によってリースの雰囲気も大きく変わりますよ。
ドライフラワーを使ったナチュラルなリース
造花などは使わずドライフラワーでできたナチュラルな手作りクリスマスリースになります。ナチュラルな素材なので派手さはなく落ち着いた雰囲気のクリスマスリースになります。寿命はありますがドライフラワーならではの良い香りも一緒に楽しむことができます。ドライフラワーのクリスマスリースキットもあるので試してみてもいいかもしれません。
子供も大好き!松ぼっくりのリース
子供のときに公園や森で松ぼっくりを拾って遊んだ記憶のある人も多いのではないでしょうか?子供が大好きな松ぼっくりを使ったナチュラルな手作りリースも人気があります。材料は松ぼっくりなので子供と一緒に集めて手作りしたら楽しそうですよね。
簡単かわいい毛糸を使ったリース
こちらは毛糸を使ったふわふわ可愛らしいクリスマスリースになります。材料の毛糸は100均でも購入することが可能ですし、作り方も段ボールの台紙に毛糸を巻いたり毛糸でポンポンを作って繋げたり子供からできる簡単なものが多いです。
リボンを使っておしゃれなリース
リボンだけを使ったとってもおしゃれな手作りクリスマスリース。材料のリボンは100均で購入することができるのでお手頃価格でおしゃれなクリスマスリースが作れちゃいます。作り方は何通りかありますが比較的簡単な作り方のものが多いですよ。
使うリボンによって色や雰囲気が変わるのでお好みのリボンを使って作ってみてください。クリスマスが近づくと100均にはクリスマス仕様のリボンが数多く店頭に並ぶのでリボン選びも楽しめそうですね。
手作りのクリスマスリースを飾って楽しいクリスマスを!
クリスマスリースは材料も100均で購入できるものが多く安く作ることができますし、作り方も簡単なものも多いので松ぼっくりや毛糸、リボン、ドライフラワー等、お好みの材料で手作りクリスマスリースを作ってみてはいかがでしょうか?