お弁当の詰め方のコツは?美味しそうに見せる方法を徹底解説!

幼稚園や保育園での子供たちの楽しみのひとつ、お弁当。お弁当作りが毎日あるとママは大変ですが、子供の栄養と笑顔のためにも、きれいで食欲をそそる詰め方にしたいですよね。この記事では、美味しそうに見えて、マンネリにならないお弁当の詰め方のコツを紹介します。

お弁当の詰め方のコツは?美味しそうに見せる方法を徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1ふたを開けたときの笑顔のためにお弁当をきれいに詰めたい!
  2. 2お弁当をおいしくきれいに詰めるためには
  3. 3お弁当を美味しそうに見せるコツ
  4. 4お弁当のかたち別の詰め方アイディア
  5. 5きれいに詰めた美味しいお弁当は子供のエネルギーの素!

ふたを開けたときの笑顔のためにお弁当をきれいに詰めたい!

保育園や幼稚園でお昼がお弁当だと、まず毎朝のお弁当作りがママの日課です。
栄養、味、子供の嗜好、詰め方…季節によっては傷まないよう、硬くならないよう、小さなお弁当ひとつにいろいろな配慮が必要です。
それでも毎日ママは愛情を注ぎますよね。

お弁当は、見た目の視覚効果も美味しさに影響するので、詰め方はとても大事です。

この記事では、お弁当をより美味しそうに、おしゃれに見える詰め方を紹介していきます。
 

お弁当をおいしくきれいに詰めるためには

お弁当を美味しくきれいに詰めるためには、いくつか詰め方のコツがあります。
基本的なことを覚えてしまえば、難しいことはありません。

それに併せて、栄養バランスや衛生面など、いくつか懸念することもあるので解説していきます。

お弁当は「冷めても美味しい」が基本!

温かいうちは美味しいけれど、冷めたら美味しくない。これはお弁当の具としてはNGです。
たとえば気になるのはお肉の脂。そのまま詰めてしまうと、冷めた時お肉の脂がかたまってしまって美味しくありません。
ごはんも、冷めた時硬くなって、フォークで刺すとそのまま取れてしまうような固まり方をすることも。
作ったときにちょうど良い味付けでも、冷めると少し味気なく感じたり…
せっかく作ってもこれではイマイチですよね。

しかしこれらは、下処理や詰め方の工夫で改善できます。

お肉の脂は、ヒレやロース、鶏ささみや鶏ムネなどの脂の少ない部位を選ぶと、そもそもの脂が浮いてきません。
調理工程で湯通しすることで余分な脂が落ちますし、出来上がった際に余分な脂をキッチンペーパーなどで取り除くこともできます。
ごはんは、きつきつではなくふんわり盛ることが基本です。
お米を炊く際に、研いですぐ炊くのではなく、浸水時間を60分前後と長めにすると、冷めても美味しいご飯が炊けます。
そして具の味付けは、気持ち濃い目にすると、味気なくなりませんよ。

食べる時間までに傷まない対策をとる

お弁当で最重要なのが衛生面。
特に夏場は気温が高くお弁当の傷みが早くなるので、傷みにくくなるよう対策が必要です。

作る際のポイントですが、具を素手で触らないことがまずひとつ。例えばおにぎりも、素手ではなくラップを使って握ると良いでしょう。
キャラ弁を作るとき、べたべたと素手で触ったり、しっかり消毒していないハサミを使うのはNGです。
また、よく冷ましてからふたを閉めることも大切です。冷まさないと熱が篭ってしまいますし、ふたに水滴がついてお弁当全体が水っぽくなってしまいます。湿気が多いと細菌が増え、食材が傷みやすくなりますし、食中毒の原因にもなります。水気はしっかり切ってください。
おにぎりも、冷ましたごはんで握りましょう。
夏場は、水分の多い野菜や果物も避けた方が無難でしょう。
食中毒を防ぐために、ミニトマトを入れる際は必ずヘタを取ってから入れてください。

出来上がったお弁当には、100均で売っているような抗菌シートをつかったり、保冷剤や保冷バッグを使いましょう。可愛い見た目のものを使うとおしゃれで、子供も喜びます。
凍ったままの冷凍食品(自然解凍可のもの)を入れておくのも多少保冷剤代わりになります。併用するとなお良いですね。
よく梅干の日の丸弁当がありますが、梅干には殺菌作用があるのでところどころに入れるのも良いでしょう。

大きいおかず、小さいおかず、すきまおかずを用意する

それではおかずを準備しましょう。

基本的には、主菜となる大きなおかず副菜となる小さいおかずそしてすきまを埋めるおかずと考えると、大きさ的にも栄養的にもバランスが良いです。
主菜となるのは、大体がから揚げや鮭などの肉や魚、たんぱく質のものです。お弁当のメインになるものですね。
副菜は、野菜や卵などで作ったおかずが1,2品あると、栄養バランス的にも良いでしょう。
すきまを埋めるのは、例えばミニトマトや枝豆の串刺し、ちくわなどが、彩りにもなり小さくて使いやすいです。
すきまにおかずを詰めると、詰めたお弁当が崩れにくくなりますよ。
 

トッピングや装飾はふたを閉める直前にする

おかずが傷むのを防ぐために、お弁当が冷めてからふたをするのは本当に大切です。
それに併せて、ふりかけや海苔などのトッピングはふたを閉める直前にするのがベストでしょう。
これは、おかずの熱や湯気で劣化したり寄れてしまったりするのを防ぐためです。
また、お弁当のおかずが一通り詰め終わってから、最後にトッピングや装飾した方が、全体のバランスなどもわかりきれいに仕上がります
おにぎりも、海苔は作るときに一緒に巻かずに、おにぎりと海苔を別に持たせて食べる直前に巻くようにしてください。
一緒に巻いてしまうと湿気による食中毒のリスクが上がりますし、海苔の風味も落ちてしまいます。

詰め方の順序で、見た目も、食材の傷み方もかなり変わってきます。

お弁当を美味しそうに見せるコツ

お弁当の献立が決まったら、詰め方、盛り方での美味しそうに見えるコツを紹介します。

お弁当箱を買う段階であれば、黒などの暗い色のものより、黄色やベージュなどの明るい色のもののほうがお弁当全体がパッとしやすいです。
ブルーのお弁当箱もきれいですが、暖色系のもののほうが食欲がわくと言われています。

ごはんは斜めに盛る

まず詰め方のコツですが、お弁当を詰める際は面積の多いごはんから詰めます。
これは、炊いたごはんを先に詰めることで冷めることにも繋がります。

普通に仕切りを入れてごはんを盛るのもいいのですが、マンネリしてしまいますよね。
そんな時は、おかずを乗せやすいようにごはんで枕を作るのがコツ。
そしてその枕におかずを寄りかかるようにして詰めれば、簡単におしゃれに見えます。
具体的には、長方形のお弁当箱を斜線で分けて、半分はごはん、半分はおかず…という詰め方です。
 

仕切りを使わず立体感をもたせる

仕切りを使わず、お弁当箱の真ん中や端におにぎりのように形づくったごはんを盛って、その周りにおかずを盛る詰め方もマンネリ打破のコツです。
ごはんの形抜きを使っても良いですね。

また、おかずを少し立てて詰めることで立体感が出て、美味しそうに見えます。
ぺしゃんとしたフラットなお弁当より、飛び出てきそうなお弁当のほうが美味しそうですよね。
せっかく立てて詰めても、ふたで潰れてしまうともったいないので、ふたの高さを意識しておきましょう。
ふたがドーム型になっているお弁当箱は、盛り付けたままふたを閉められるので便利です。

麺類はくるんと巻くとまとまりが良くておしゃれ!

スパゲティなどの麺類の詰め方ですが、くるんと巻いて入れてフライの敷物にしたり、そのままおかずにしたりすると、そのまま入れるよりまとまりが良いです。カップに入れるときもくるんと巻いたほうがおしゃれに見えます。
そうめんなどの麺類を入れる際も、一口ぶんずつくるんと巻いて詰めると、お弁当をあけた時にぐちゃっとして見えず、おしゃれですよ。
詰め方のテクニックのひとつで、麺類に限らず、ハムやチーズもくるんと巻いて入れるとバラみたいで可愛くなります。

緑と赤の対比を上手く使うと彩りの良いお弁当に

お弁当に緑と赤の色があると、彩りが良く見えます。
緑はレタス、ブロッコリー、きゅうり、枝豆など。
赤はミニトマトや赤いウインナー、カニカマ、パプリカ、にんじんなどがお弁当に使いやすいです。

すきまにブロッコリーとミニトマトがあるだけでパッとして見えます。
仕切りのかわりにレタスを使うのもいいでしょう。
筆者一押しはいんげんとにんじんの肉巻き。彩りにも栄養にも便利な主菜ですね。
赤と緑のほかにも、黄色、ピンク、白など…基本的にカラフルにするのが子供が喜ぶお弁当のコツです。
ハムや卵、ちくわなどが使いやすいですよ。
詰め方としては、色が隣同士にならないようにするとなお目に鮮やかになります。

お弁当のかたち別の詰め方アイディア

昨今はいろいろな形のお弁当箱があり、お弁当箱だけでもおしゃれで可愛いものが多いです。

かたち別にはどんな詰め方が良いでしょうか。
アイディアを紹介するので、参考にしてみてくださいね。

四角(長方形・正方形)のお弁当の詰め方

子供のお弁当箱に多い長方形です。
基本的には、長方形の四角の枠に、規則正しく大小の四角で仕切っていく詰め方がおすすめ。
カップを使うときは、丸型より四角型の方がはまります。
正方形や長方形のカップが売っていますので、上手く使いましょう。
また、上記のように真ん中にかたち取ったごはんやおにぎりを置いて周りをおかずにするのも、長方形のお弁当箱だとやりやすいです。

丸形(小判型・円形)のお弁当の詰め方

長方形のお弁当箱と違って角がないので、そのカーブをうまく使うと柔らかい印象に。
詰め方のコツは、ゆで卵や丸いカップに入れたおかずなど丸みを帯びたものを、カーブに詰めることです。
ごはんをボール型や俵型のおにぎりにして入れるとかわいくおしゃれに仕上がります。
また、ごはんに海苔を敷いて、その上におかずを乗せてしまうのもテクニックのひとつ。いつもと違ったお弁当になります。

二段のお弁当の詰め方

ごはんとおかずをそれぞれ詰められる二段のお弁当は、基本的には詰め方も普通のお弁当と変わりません。
しかし二段に分けて入れることができるので、二段の片方をオムライスにしたり、多少汁が出るものをおかずにしてもお互いがまざることがないのが二段弁当のメリットです。
また、おかずの段にカレーや麻婆豆腐をなどを入れてきて、食べるときにごはんにかけて丼にする詰め方も。
二段のお弁当箱は一段に比べて量も多いです。
食べ終わったら二段を一段にできるものが多いので、かさばりませんよ。

タッパーのお弁当の詰め方

タッパーなんておしゃれじゃない、と思う方は多いかもしれません。
しかし、タッパーだからおしゃれにできる!というメリットがあります。
何段かのタッパーを用意すれば、それぞれごはん、おかず、サラダ、デザート…と二段でも三段でもタッパーに入れてこられます。
それぞれのタッパーに彩りよく詰めれば、開けて並べた時すごくおしゃれで華やかですよね。
タッパーは普通のお弁当箱より密閉性が高いので、汁気のあるものを入れることもできます。
おにぎり+タッパーにおかずを詰める。デザートだけタッパーで…と持ち方もいろいろ。
長方形、正方形、丸型、ダイカットと、いろいろなかたちのタッパーがあるのも魅力です。
 

使い捨て容器のお弁当の詰め方

プラスチックや防水加工のしてある紙で作ってある使い捨てのお弁当箱は、なんといっても食べたら捨ててこられるというのが強み。遠足やイベント時、帰りの荷物がかさばらず便利です。
詰め方は普通のお弁当と変わりませんが、元から仕切られているものはコツいらずですね。
基本的に普通のお弁当箱よりも密閉性が低いので、水気の少ないおかずを詰めましょう。
紙のお弁当箱には、サンドイッチがおすすめです。

きれいに詰めた美味しいお弁当は子供のエネルギーの素!

いかがでしたか?
彩りや盛り方、詰め方を工夫するだけで、お弁当の見た目はぐんとおしゃれになり、子供の食欲アップに繋がります。
お弁当を残さず食べてくることは、子供は自信になり、ママはモチベーションが上がりますよね。

食べたものは身体になります。
子供の健やかな成長のためにも、お弁当の詰め方を工夫して、美味しくおしゃれに作ってみましょう。

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tomasu8
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