ノンタン絵本のおすすめ21選！長く愛される絵本で読み聞かせたい！

キヨノサチコさんは、ノンタンの1冊目の本「ノンタンぶらんこのせて」でデビューした絵本作家です。その後、ノンタンシリーズは40巻2800万部が発行され、キヨノさんの代表作となりました。2008年60歳で逝去する前には、「作者がどうであろうが子供達には関係のないこと。自分がいなくなった後も、子供たちの中でノンタンが生き続けてくれたら嬉しい」と話していたといいます。

ノンタンシリーズの絵本は全4シリーズ、40巻が発行されており、それぞれ対象年齢や目的によってセット内容が異なります。それぞれのシリーズ、セット内容を詳しくご紹介します。

「ノンタンおしっこしーしー」「ノンタンはみがきはーみー」など、色々な事に興味を持ち始めてきた0歳～の年齢の子の生活習慣や食べ物の認識を促す赤ちゃん向け絵本シリーズ、全9巻です。セット販売もされています。

ノンタンシリーズの代表作「ノンタンぶらんこのせて」をはじめ、ちょっとわがままで元気なノンタンは自我が芽生えてきた幼児そのもの。ノンタンの言動にのせて子供の心情を生き生きと描く、年齢3歳頃～おすすめの絵本全22巻、セット販売もされています。

ノンタンがバンドを組んだお話「ノンタンテッテケむしむし」、ノンタンがちょっぴり怖い病院に行く「ノンタンがんばるもん！」全2巻のシリーズです。

ノンタンと一緒にひらがな、数字、ABCが楽しく学べる絵本「ノンタンあいうえお」「ノンタン1・2・3」「ノンタン「A・B・C」の全3巻です。

ノンタンはとってもおちゃめで明るい子猫のキャラクターです。何をするにも興味津々で、ちょっぴりわがままで、時々失敗もするけれどいつでも元気いっぱい。沢山のお友達と遊ぶのが大好きで、楽しくて優しい仲間たちと一緒に笑ったり怒ったりしながら一緒に遊んで、いろんなことを学んでいます。

ノンタンのお話は、1992年～1994年にフジテレビ系列朝の子供番組でテレビアニメ「ノンタンといっしょ」が放送されました。また、2002年にはCS放送キッズステーションで3DCGアニメとして第2作「げんきげんきノンタン」が放送開始され、2012年まで放送されていました。第2作は現在までに11本がDVD化しており、放送が終了した今でもノンタンのアニメーションを見ることができます。

ノンタンの絵本は、読み聞かせにぴったりです。きれいな色彩のイラストと、シンプルでテンポの良い言葉のリズムが小さな目と耳、心をとらえます。ノンタンがお友達と一緒に過ごす中で楽しく遊んだり笑ったりしながら、時々わがままを言ったり意地悪したりしたとき、どうしてこんなことをしたのかな、お友達はどんな顔をしてるかな、と問いかけ、一緒に考えながら読んでいきましょう。社会性や優しい心を身に着けていく助けにもなってくれる、楽しく心が育っていく絵本です。

赤ちゃん版ノンタンシリーズは対象年齢0歳～1歳、そのほかの絵本は対象年齢3歳～4歳となっていますが、ノンタンシリーズすべての本は0歳から年齢問わず読み聞かせが可能です。読み聞かせで絵を眺めているだけで、その子なりにノンタンの世界を一生懸命広げていきます。

ノンタンシリーズは成長期の子供の教育や習慣づけにぴったりの絵本です。そのため、誕生日やクリスマスなどにおすすめですし、お友達の出産祝いなどにさしあげるのにもふさわしい本です。プレゼント向けにオリジナルのボックスに入った「ノンタンプレゼントセット6冊入り」も販売されています。

ノンタンは、ごみくずを「ぱっぱらぱらら」とちらかしっぱなし。怒られてもしらんぷり。お片付けされないごみたちがノンタンにくっついてきます。「ぱっぱらぱなし」と語感のよいフレーズが合言葉。自然と「お片付けしなきゃね」という気持ちが湧いてくる、お片付けの意識づくりができる絵本です。

ノンタンの赤い自動車、速い速い。くまさんのトンネルやぶたさんの坂道をのぼって、どんどん走っていきます。車が好きな子もそうでない子も、ノンタンの赤い自動車がぐるりんジグザグよろよろ走る様子に夢中になれる、赤ちゃん版ノンタンの一作です。

風船ガムを飲み込んでしまったノンタン。ほわほわと膨らみ始めて、ふわふわふわわ～と飛んでいきます。お空まで飛んでいって、いったいどうなるの？最後までわくわくドキドキしちゃう楽しい絵本です。

ノンタンもお友達も、みんなおねしょでしょん。みんな個性的なおねしょの形。みんなで仲良くお布団を干します。トイレトレーニング中の子に読んであげると、ノンタンも一緒だ！と安心できるはずです。

もぐもぐもぐ。ノンタンなにを食べてるのかな？身近な食べ物への興味や認識を広げる楽しい絵本です。一緒にお口を動かして、上手にもぐもぐの練習しましょう。赤ちゃん版ノンタンのなかの一作です。

ノンタンが「おはよう！」みんなも「おはよう！」なかよくおやつは「いただきまーす」ノンタンと一緒にみんなでごあいさつ。「ありがとう」「さようなら」基本的なごあいさつのことばを覚えるのにぴったりの赤ちゃん版ノンタンのなかの一冊です。

ノンタンは浜辺で迷子になったカメさんと一緒にママを探してあげます。いろんな海の生き物たちと出会いながらお友達と一緒にカメさんのママを捜す、優しいノンタン。最後の「またあした　あそんでね」で読み終わったあとの何とも言えない清涼感が心地よい絵本です。

いないいない、ノンタン。いないいなーい、ばあ！ノンタンがいないいないばあをする様子がとてもかわいくて、一緒に何度でもいないいないばあがしたくなる、子供の心を開く絵本です。赤ちゃん版ノンタンのなかの一作です。

ぽーんと逃げて行ったノンタンのだいじなボールは、お空で風船にまぎれたり、ねずみさんの穴に入ったり。「ボールぽーんぽーん」、作者が紡いだシンプルな言葉とわかりやすいリズムが子供の心をとらえます。ボールはどこだ？と探したり、迷路に入ったり。宝探しのように一緒にボールを探しながら読みましょう。

いつもわんぱくなノンタンが風邪をひいてしまいました。くま先生に診察してもらって、薬を飲んで、早く風邪を治そう。聴診器をあてたり、お口を大きく開けてのどを見てもらったり、お薬をもらったりする病院での場面を丁寧に描いた作者の配慮が嬉しい絵本。初めての病院もこれで怖くない。風邪をひく前に読み聞かせてあげたい本、赤ちゃん版ノンタンの一作です。

ノンタンはお友達から「ないしょないしょ」といじわるされます。でも目隠しされて連れていかれたところは・・・最初いじわるされて切なくなって、でも本当はお友達みんなからお誕生日を祝ってもらうサプライズ。ノンタンのとっても嬉しそうな顔に、おもわず見ているほうも顔がほころぶほかほかストーリーの絵本。ノンタンクッキーの作り方も載っていますのでぜひ一緒に作ってみましょう。

ノンタンがイイイのいーして、はみがき。お友達もみんないっしょに歯を磨いてぴっかぴか！歯磨き嫌いな子もなぜかノンタンと一緒ならチャレンジできる気持ちにさせてくれます。子供の心にすっと素直に入り込む、作者の巧みな言葉とリズムのマジック。ノンタンの威力を実感する、赤ちゃん版ノンタンの一作です。

おばけなんて怖くない！強がっているノンタン。おばけ迷路を進うちに、おばけは怖くない、みんな友達、一緒に遊ぼう、とみんなが仲良くなっていきます。沢山の迷路があって、指でたどりながら楽しく読み進められる絵本です。3、4歳頃からがおすすめです。

ノンタンこちょこちょねこじゃらし。ぶたさんこちょこちょぶたじゃらし。みんな野原に集まって、こちょこちょくすぐりっこ。これを読んだらねこじゃらし遊びにはまってしまいそう。この絵本を読み終わったら親子でこちょこちょくすぐりっこ、楽しいスキンシップの時間を過ごしてくださいね。

ノンタンが意地悪して、妹のタータンがころんじゃいました。膝をすりむいて大泣きしているタータンに、ノンタンは「いたいのとんでけ～」とやってあげたら、「いたいの」はどこへ行った？ハラハラドキドキの展開、でもやっぱりノンタンは妹のタータンがとってもかわいくて大事。まだまだ小さな子供のノンタンだけどちょっとお兄ちゃんな言動は、赤ちゃんが生まれたお兄ちゃんお姉ちゃんに読んであげたい絵本です。

病院で注射をすることになってしまったノンタン。注射が大嫌いだけど、みんなに励まされて勇気を出します。「ぼく、がんばるもん！」注射なんてへっちゃら、手術だってこわくない！読めば勇気が湧いてくるような、逃げ出したくなる心に元気をくれる、子供達への応援絵本です。

「あっかんべぇ！」友達を驚かせて喜んでいるノンタン。おひさまにまであかんべをして驚かそうとしているうちに、太陽にも自宅でもあっかんべーをされてしまうことに。それでも最後は「やっぱりあかんべはやめられない！」というノンタンの言葉に、ダメだと言われた事ほどやりたくなってしまう子供の気持ちがよく表れています。読んでいる子供は、まるで自分の事のよう、とちょっとドキドキするはずです。

どろんこノンタンは、おふろが嫌い。でもお友達はみんな、あわぷくぷくの中でかくれんぼ、楽しそう。「あわぶく　ぷくぷく　ぷぷぷぷ　ぷう」作者が創り出す繰り返しの語感の良いフレーズは、リズム感があって一緒に声に出したくなります。お風呂がとても楽しくなる絵本です。

「ぼく、ねむくない」夜だけどまだ遊びたい、眠れないノンタンと鬼ごっこするのはフクロウさんだけ。暗闇で前が見えないノンタンとフクロウさんの鬼ごっこ。「やっぱり夜は眠るほうがいいや」転んでどろんこになったノンタンは、自分で家に帰ることに決めます。なかなか寝ようとしない時の読み聞かせにぴったりの絵本です。

しーしーしー、なんの音？あかちゃんぶたさんに、くまさん、うさぎさん、みんな上手にしーしーしているけど、ノンタンはおもらし しーしー。おすすめ絵本第2位は、赤ちゃん版ノンタンシリーズから。いろいろなことが出来るようになって、生活習慣を覚え始めた頃に読み聞かせたい、赤ちゃん版ノンタンのなかの一冊です。

おすすめ絵本第1位は、ノンタンシリーズ第一弾の作品です。ノンタンは、ぶらんこに乗るのが大好き。「ノンタン、ノンタン、ぶらんこのせて。」お友達が待っているけど、ノンタンは「だめだめ」と答えます。小さな子供に、自分の大好きな事の順番をゆずるのは大変なことです。友達とのかかわり方が増えてくる頃に読んであげたい絵本です。

「赤ちゃん版ノンタン」「ノンタンあそぼうよ」など、対象年齢別の絵本はセット販売もされています。ノンタン大好きなお子様は、ノンタンと一緒に色々なことを覚え、沢山の事ができるようになっていくはずです。セットで揃えて、大好きなノンタンとともに楽しく学んでいきましょう。

ノンタンシリーズは、累計2800万部も発行された、長く愛されている名作絵本です。パパママ世代もノンタンと一緒に育ったという方が増えているのではないでしょうか。元気いっぱいで、ちょっぴりわがままだったり意地悪だったりするけれど、お友達や家族が大好き。作者は、そんなノンタンの姿を通してこれから成長していく子供の姿そのもの描いています。ノンタンの絵本は、子供達がまるで自分自身のことのようにお話の世界に入って、絵本と同じことを体験できる不思議な力を持っています。ノンタンの絵本の世界をめいっぱい感じて、親子で楽しみながら読んでくださいね。