折り紙カーネーションの折り方!立体タイプも簡単に出来るの?
お母さんへの感謝といえばカーネーションですよね。カーネーションの花を贈るのもいいですが、カーネーションの花を折り紙で作ることができるのを知っていましたか?平面的な折り方や立体的な折り方様々あるので、折り紙カーネーションを楽しみましょう♪
折り紙でカーネーションを作ってみよう!
子供のころから、折り紙でさまざまなものを作りましたよね。今回は母の日にもぴったりな折り紙カーネーションの折り方、作り方をご紹介します。お子さんでも簡単に作ることができますので、いっしょに作ってみてください。
きれいにできるおすすめの色と避けた方が良い色とは?
母の日の由来は、アンナという娘が亡くなった母の追悼式に、母が好きだった白のカーネーションを贈ったことが始まりです。そしてアンナの提案で、母親が亡くなった人は白のカーネーションを、存命の人は赤のカーネーションを贈ることになりました。
日本でも母の日ができた時には、白と赤に分けていたようですが、子供の気持ちを考えて赤に統一されることになりました。カーネーションの色でお母さんがいるかいないかを視覚的に分けられるのは、子供心としてはつらいものがあるかもしれません。近年では、父の日や母の日のことを幼稚園、保育園、小学校ではしないというのはそういうところからもきているのかもしれません。
5月の母の日のプレゼントというえばカーネーションですよね。定番といえば「赤」ですが、カーネーションにはほかにもピンクや白などの色とりどりのカーネーションがあります。花に花言葉があるように、花の色にも意味があります。それぞれの意味を考え、贈る時にはその意味も知って渡したいですね。
- 「赤」…母への愛
- 「濃赤」…私の心に悲しみを
- 「ピンク」…感謝
- 「オレンジ」…純粋な心
- 「青」…永遠の幸福
- 「紫」…誇り
- 「黄色」…軽蔑
- 「白」…亡き母をしのぶ
意外にも「濃赤」はネガティブな意味を持っているんですね。お母さんに送る場合に気をつけなければならない色は「濃赤」「黄色」「白」です。カラフルなカーネーションの花束を購入される際は注意しましょう。
5月の母の日、6月の父の日にも送ろう!
5月の母の日にカーネーションを贈る人は多いですよね。でも、5月は母の日のカーネーションを用意するために、お花屋さんやネット販売も忙しく、母の日には生花のカーネーションが間に合わない場合があります。そうならないために、母の日のプレゼントを考えるのは5月以前に考えた方が良さそうです。
様々な理由で間に合わなかった時は、幼児でも作れる簡単な折り紙カーネーションを贈ってみてはいかがでしょうか。子供からの手作りはやっぱり嬉しいものですよ。平面のものから立体のものまで、基本的には幼児でも作ることができる簡単なものです。平面のものはカードに貼ってもいいですね。
5月の母の日の次の月、父の日にもカーネーションを贈ってみるのもいいですよ。父の日いえば、ネクタイというイメージですが、クールビズによってネクタイの活躍が減っています。だからといって、お父さんへの感謝の気持ちを表すものって…となると、とても迷ってしまいます。幼児でも作れる簡単な折り紙カーネーションを作って、感謝の手紙やカードに添えれば、お父さんもきっと喜んでくれます。
サポートがあれば幼児でも作れる!親子で作ってみよう!
折り紙は幼児でもなじみのある工作ツールです。100均でも折り紙が簡単に手に入ることから、とても身近ですよね。生花を幼児が贈るとなると金額の面でハードルが高いです。花束ともなると幼児には一層ハードルが高いですね。
ですが、カーネーションを折り紙で作るということであれば、幼児にもできます。折り紙カーネーションは簡単に作ることができますが、ハサミを使う場面もでてきます。ハサミで切る、のりやテープで貼る、紙を巻くなどの難しいところは大人が手伝ってあげればいいので、年齢や個性に合わせていっしょに作ってみましょう。
5月の母の日にはお父さんと、6月の父の日にはお母さんといっしょに作るのもいいですね。たくさん作れば花束にすることも可能ですし、カードに貼り付けることもできます。生花で花束をとなるとハードルが高いですが、折り紙で花束だとコストもおさえられますし、簡単ですね。折り紙で作れば枯れることもありませんし、思い出として保管できます。平面タイプはメッセージカードに添えてもいいですね。
立体タイプで花束を作ろう!
①折って作る立体的カーネーションの折り方
お花をじゃばらに折って作るカーネーションの作り方です。
用意するもの
- 折り紙3枚(花びら用1枚・葉茎用2枚)
- ハサミ
- テープ
作り方
①花びら用の折り紙を半分に折ります。半分に折り、また縦半分に折ります。
②広げて、ひとつの部分を3等分にして、じゃばらに折ります。
↓すべてじゃばらにする。
③ひとつにして、上をギザギザに切ります。ギザギザの大きさはお好みで。注意しなければいけないのは、折り目のほうを切らないこと!!
④広げる前に下をテープで巻き、開くと立体カーネーションのできあがり♪
⑤茎用の折り紙を花びらの下に巻くようにとめる。
⑥葉っぱ用の折り紙を葉っぱの形に切り、茎にはりつけます。葉っぱにメッセージを書いてもいいですね。
②折らずに巻いて作る立体的カーネーションの作り方
折るのは1度だけ。切って、鉛筆に巻く作り方です。もちろん、カーネーションでデコレーションした鉛筆は使えます。このカーネーションを娘の鉛筆につけたら、とっても喜んでくれました。
用意するもの
- 折り紙1枚(花びら用)…多くつけると華やかになりますので、お好みで。
- 鉛筆(折り紙をまくため)
- テープ
- のり
作り方
①折り紙を半分に切ります。半分に切ったほうをもう半分に折って、折り目の方にハサミで切り込みを入れます。注意するころは、全部切らずに1cmほど残して切り込みを入れることです。切り込みの間隔はお好みで。
②切っていない方を、鉛筆に巻き付けます。一巻きしたら、テープでとめて、もう半分巻きます。巻き方や、折り紙の大きさによって花びらの雰囲気が変わってきますので、いろいろ試してみてください♪
③巻き終わった鉛筆がこのままだと味気ないので、グリーン系のマスキングテープを巻いたり、グリーンの折り紙を巻いて、葉っぱをつければ完成です!
↓鉛筆にグリーンの折り紙を巻きました
立体的なカーネーション折り紙は花束にしよう!
この立体的なカーネーションを花束のように何本も作って、ラッピングすれば立派な花束になります。レースペーパーや、セロファンを使用して、クレープのように巻いてもいいですし、小さなかごに入れてもかわいいですよね。小さなガラス容器や、ジャム瓶に入れてもOKです。鉛筆なので削って使えますし、可愛くて使えます!
平面タイプの折り方
①折って作る平面タイプカーネーションの折り方
用意するもの
- 折り紙5枚(花びら用3枚・葉茎用2枚)
- ハサミ
- のり
作り方(花びら編)
①折り紙を三角に折り、また半分に折って折り目をつけます。
②①で折った折り線にむかって、両側を折ります。
③裏返して、また両側を中心線にむかって折ります。
④裏返して、両側を開くように折ります。
⑤これを3つ作り、3つを張り合わせると、花びらの完成です。
作り方(葉茎用)
①1枚の折り紙を4等分します。そのうち1枚は花びらと同じパーツを作ります。
②残りの3枚は葉に使います。まず半分に折り線をつけて開きます。
その線に向かって、上下を非対称に折ります。
③反対側も中心線にむかって折ります。これを裏返すと葉になります。残り2枚も同様に折ります。
④葉茎用のもう1枚の折り紙を細長く折るか、切るかして組み合わせて完成です。
②切って作る平面タイプカーネーションの作り方
用意するもの
- 折り紙1枚
- ハサミ
- のり
作り方
①半分に折って、また半分に折ります。
②半円に切ります。この時、ギザギザに切ると、カーネーションの雰囲気がでます。
その場合、折り紙の中心は切らないようにしましょう。
③1度開いて、中心線をよけて、3分の1に折ります。同じ大きさにならないほうがいいみたいです。
また。片側は谷折り、もうひとつは山折りにすると、ギザギザが重ならずに表にでてくるので、折り方を工夫しましょう。
④緑の紙を2,5cm×1cmに切って、茎にする。のりをつけて、花びらに巻き付け、完成です♪
緑のテープでもいいですね。
両側を折る
平面タイプはメッセージカードにもおすすめ
平面タイプのものはメッセージカードにつけても可愛いですね。「ありがとう」の一言だけでも、いいですがメッセージカードを華やかにするのもいいですね。まだ字の書けないお子さんには、大人が折り紙カーネーションをたくさん作ってあげて、カードに文字を書いて、いっしょに貼ってデコレーションするのもいいと思います。
折り紙の大きさを変えれば、花の大きさも変わってきますので、たくさん作ってみてください!
子供と一緒にカーネーション折り紙で感謝の気持ちを伝えよう!
カーネーションを折り紙で折って、5月にはお母さんに、6月にはお父さんに、また感謝を伝えたい人に贈りましょう。折り紙カーネーションであれば、思い出として保管できますし、お子さんと一緒に作るということも思い出になります。カードに貼ってもいいですし、ポップアップカードとしての応用もできます。