コストコの返品方法は?食べかけや賞味期限のルールなど完全ガイド!
様々な海外製品が並ぶコストコ。買ってみたいけど悩んで結局買えなかったなんてこともありますよね。そんな方には必見の、コストコには驚くべき返品・交換規則があるんです。返品・交換の方法や条件、実際の返品の例など知っておきたいコストコの返品の実際をご紹介します。
目次
コストコの商品って返品できるの?
コストコの商品は大容量で知られていますよね。1度に購入する量が多いため失敗するのが怖くて買うのをためらってしまう経験がある方がいるかもしれません。そんな方、思い切って購入しても大丈夫です。コストコの商品は会員が購入して満足できなければ返品できる規則があるんです。
コストコホールセールには二大保証というものが掲げられています。コストコが掲げている二大保証には商品保証と年会費保証があります。商品保証は全商品について、会員が満足できない場合、商品と引き換えに代金を全額返金しますというものです。年会費保証は会員が満足できない場合、有効期限内であればいつでも年会費を全額返金しますというものです。なかなかすごい保証ですよね。
もし商品に満足出来なければ返金してくれますし、年会費においても同様で入会したけど欲しい商品がないから退会したいと思えば年会費を返金してくれます。2つとも消費者の立場に立ってくれている保証です。
コストコ商品の返品・交換のルール【規則】
コストコ会員であれば商品の返品ができるシステムがあるコストコ。多くのお店では返品の期限やレシートやタグの有無など厳しい返品・交換の規則がありますよね。コストコで返品する際にはどんな返品期限や条件などの規則があり、どんな理由の返品事例があるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
返品・交換の期限
驚くことにコストコの返品規則には基本的には返品期限がありません。いつでも返品可能です。ただし、食べ物は賞味期限内に返品する、もしくは賞味期限内に返品意思をコストコに電話で伝えておく必要があります。電話をすることによって返品の意思があるということがコストコ側に記録されます。また家電は例外で返品規則が他の商品とは異なり、返品期限がもうけられているのでその点に関しては後程詳しく解説します。
返品・交換の対象商品
コストコの返品規則では基本的にどんな商品でも返品が可能です。商品保証をうたっているので食品・日用品・家電などどんな商品も会員の方が満足できなければ返品の対象となります。例えば食品なら箱詰めされた大量の野菜、食べかけのポテトチップス、生鮮食品、日用品なら使いかけの洗剤、袖を通した洋服、家電・その他なら試乗した自転車、テレビなど全てです。意外なところでは、フードコートで販売しているピザなども返品できるようです。
ただし、フードコートで購入したものについては購入記録として残っていませんので、購入のレシートがあると良いでしょう。通常コストコでの返品は購入記録を参照して行われますので、フードコート購入品に関してはどのような手順で返品すれば良いかというのは店舗によって違うようです。返品を決めたら早めに購入した店舗に電話して確認しましょう。
返品・交換に必要なもの
返品をする際にはレシートが必要になることが多いですよね。返品や交換をしたくてもレシートが見当たらないという方も多いのではないでしょうか。コストコで返品する際にはレシートがなくても対応してもらえます。コストコは会員制なので会員情報に購入履歴が残っているのでレシートがなくても購入の確認ができるというわけです。しかし、もしレシートがあるのであれば持参した方がスムーズです。レシートなしで返品をする場合は購入履歴を探すためいつ頃に購入したものかをスタッフの方から確認されるのでこたえられるようにしておきましょう。また、クレジットカード払いをした場合はクレジットのレシートと決済したクレジットカードが必要になりますので注意が必要です。
コストコ商品を返品・交換したいと思ったら【返品方法】
いざ返品・交換したいとなったときに何をすればいいのかわからないですよね。食品については早めに対応を開始しないと返品ができなくなる恐れがありますので、返品の方法を知っておくと安心です。詳しい手順や返品の際に必要な持ち物や条件など返品の方法を詳しくご説明します。
カスタマーセンターに電話する
返品を決めたらまずは商品を購入したコストコに電話をかけましょう。食品などは基本的には賞味期限内での返品・交換が条件となっています。しかし賞味期限が短いものは期限内に持込みすることが困難なことも多いので電話をすることで店舗に返品意思の履歴が残り、賞味期限内に商品を持ち込まなくても大丈夫になります。賞味期限があるものは商品の写真を撮っておきましょう。
返品窓口に持参する
窓口で手続きをする際の持ち物は会員証、商品、レシート(なくても可)、クレジットカードレシート、決済したクレジットカードです。持ち物を持って返品したい商品を購入したコストコへ来店しましょう。商品は半分以上残っていることが条件となりますので注意しましょう。ここで気を付けてほしいポイントは返品・交換の対応の際は会員証の本人が来店する必要があるという点です。覚えておきましょう。
また生鮮食品は基本的に賞味期限内に返品するという条件があります。賞味期限内に返品できない場合の返品方法としてはまず賞味期限内に購入店に電話する必要があります。その上で写真データを残しておきましょう。来店しコストコの返品カウンターで受付すると返品理由を尋ねられます。レシートがない場合は購入時期についても確認がありますので答えられるようにしておきましょう。
食品など賞味期限のある商品も返品できるの?
一般的な販売店では腐っていた、虫が食っていたなどの相当な不良品でない限り、食品の返品をすることは普段はなかなかないのではないでしょうか。コストコでは商品保証をうたっているので、賞味期限が短いどんな食品でも返品することができます。商品に満足できない場合に返品対応できるということになっていますので、傷みがある・腐っているなどはもちろんのこと、味が口に合わないなど個人の好き嫌いにも対応してもらえます。
食品で返品できた例と返品方法
コストコの食品で実際に返品できた例をご紹介します。
◆ティラミス
大きな容器で売っているコストコのティラミス。Aさんは実際にたべ食べてみて味が思っていた味と違うと思ったそうですがティラミスは食べかけです。この場合まだティラミスは半分以上残っていました。コストコに連絡したところ返品は受け付けてもらえたそうです。
◆タコライスの素
口コミ見てタコライスの素を購入してみたBさん。予想以上に辛くて、レトルトパック5個入りでしたが1パック使用した時点でこれ以上使用するのは困難であると判断しました。使用していない4個持ってコストコに返品しに行き、返品できたとのことです。
上記の例にあるように個人の味覚に合わないという理由でも返品はできるんです。コストコの返品対応には驚かされますね。
食品で返品を断られた例
柔軟な返品対応をしてくれるコストコですが、返品できなかったという例もあるようです。その中の2例をご紹介しておきます。
◆オリーブオイル
開封前のものの中に油の塊みたいなのが浮いていたという理由でオリーブオイルの返品を要求したのですが返品はできませんでした。その商品の返品を申し出た際にその商品が品切れであったということと、またその油の塊のような点々は問題ないと店側が判断したため返品はできなかったようです。
◆精肉
生肉1kgを購入しシェアするはずの友達がキャンセルしたため1人では量が多すぎるという理由で返品を申し出た方の例。この場合はいったん家に持ち帰ってからだったので返品はできないと断られたとのことです。
満足できないという理由で返品できるコストコですが、返品理由として不可なものもあるので注意しましょう。また購入後に商品が値下がりしたので返品したいという理由での返品も受け付けられないようです。
食品返品の条件
食品の返品の際には賞味期限内での返品が条件になります。ただし、生鮮食品など賞味期限が短く、期限内に店舗に行けない場合は、返品したい商品を購入したコストコに電話をかけ、その日の返品したい食品の写真を撮っておくとようにしましょう。それによって当日食品を持ち込む必要がなくなることがあります。また返品するには商品が半分以上残っていることも条件の1つです。パッケージや箱がについてはなくても返品可能であることが多いです。商品によっては必要となることがあるようなので返品の際は電話で確認しましょう。返品の際は可能な限り元の状態での返品が望ましいです。
日用品は開封していても返品できる?
一般的には洗剤などの日用品は開封してしまったら返品できないことが多いですよね。商品に満足できなければ商品保証をしてくれるコストコは開封後でも商品に不満があれば開封した日用品も返品することができるんです!詳しい返品方法や条件、実際に返品することができた例をご紹介します。
日用品の返品事例と返品方法
シャンプーとコンディショナーのを間違えて購入してしまったということもありますよね。そんな場合もコストコでは返品ができます。
アメリカの食器洗浄機用洗剤。実際に購入して使用してみると洗浄中キッチンに充満するこの洗剤の香りが受け付けられず、綺麗に洗いあがるのですが食器にこのニオイが残って食欲も落ちそうな気がしたので返品を依頼。この場合も返品は受け付けてもらえたようです。
コストコ以外で購入していた場合、使ってみて合わなかったという理由ではなかなか返品できませんので、洗剤をそのまま捨てる、もしくは誰かに譲るなどするしかできないと考えるとコストコの素晴らしい返品対応には驚かされますね。
ただし、返品できなかった例もあります。例えば 日用品を7,000円で購入したとします。しかし、後日同じ商品が5,000円に値下がりしていたので、7,000円で購入した商品を返品して5,000円に値下がりしたものを買いなおしたいと思い、値下げによる買い直しを理由に返品を申し出た場合には返品は受け付けてもらえなかったそうです。
また、返品の際に返品額が低くなってしまうこともありますのでそちらの例もご紹介しておきます。5,000円で日用品Bを購入したとします。後日同じ日用品Bが3,000円に値下げしておりそちらも購入し友人プレゼントしました。その後、自身の日用品Bが壊れてしまい返品をしようとしたら返金は3,000円になってしまったんです。理由はレシートがなかったからです。コストコでレシートなしで商品を返品する場合には会員の購入記録を参照するという方法で会員の方が購入したかどうか確認をします。その際一番直近に購入した記録を使用するので、商品レシートがない場合には直近の購入分から返品処理を行われるんです。但し、これはレシートがない場合なので、このようなケースでもレシートがあれば購入時の価格で返品してもらうことができます。特に高額な商品を購入した際や長期的に使用する日用品などを購入した場合にはレシートは大事に保管しましょう。
箱や説明書がなくても大丈夫?
通常は箱や説明書をなくしてしまっていると返品・交換の対応を受けてもらえないことが多いですよね。しかしコストコは商品保証をうたっていますから箱や説明書を処分してしまった後に不都合が起きて返品を依頼しても返品・交換を受け付けてくれます。もちろん箱や説明書はあったほうが良いです。できるだけ元の状態での返品が望ましいといえます。保証書を無くした場合は商品によっては返品できないこともあるので事前に電話で返品できるか確認しておきましょう。
コストコで返品を断られた?!家電製品は期限注意!
返品・交換のシステムが充実しているコストコですが、特に家電の返品は断られたケースが多く注意が必要です。家電の返品にはほかの商品と違う規則があります。返品できなかった例を取り上げ家電返品の際の注意点をご紹介していきます。
家電商品の返品事例と返品方法
購入されたものは、テレビとカメラ。どちらも壊れてしまったので返品されました。カメラは返品を受け付けてもらえたそうですが、テレビは返品を断られたとのことです。理由は、返品期限を2日過ぎていたからです。購入時期が違い、テレビだけ返品期限がすぎてしまっていたんですね。コストコは返品期限がないと認識していると返品時期を逃してしまうことがありますので、コストコでの家電の返品・交換の条件は購入日より90日間以内での返品手続きであると覚えておきましょう。
家電商品の返品期限
家電の返品規則は2016年に変更となりました。返品・交換の受付は購入日より90日間です。購入日より90日間を過ぎると、すべての保証やサポートは製造メーカーの保証に限られることとなります。家電を購入する際にはなにか不都合が起きたら90日間以内に対応するようにしましょう。
コストコはこんなに返品できて悪質な被害にあわないのでしょうか?!
この返品制度、商品に満足していないという理由で返品でき会員側としてはうれしいサービスですがコストコは損してしまうのではないか不安になりますよね。悪用する方が出てきてしまう可能性も考えられます。それでも会員の満足のために商品保証をしているんですから、ありがたいですよね。コストコの返品・交換サービスはみんなが善意で利用すれば大変良いサービスだと思います。
コストコは『返品できるから気軽に試せる』のが嬉しい
コストコには見たことがない海外製品がズラリと並んでいます。食べてみたい・使ってみたいけど失敗したら嫌だと思い購入できないこともありますよね。購入した後に味が合わなかった、サイズが合わなかったとなってしまってもコストコなら返品できるので安心です。コストコは他の量販店よりも返品・交換をしやすいシステムコストコは商品保証を掲げているのでそんなときでも気軽に新しい商品を試すことができます。
コストコの返品ルールまとめ
コストコの驚くべき返品・交換規則や条件をご紹介してきました。会員の満足を追求したこの返品規則があるならコストコが会員制なのも頷けますね。返品・交換の方法を理解することでよりお得にコストコでの買い物を楽しむことができます。コストコは食品・日用品・アウトドアグッズ、家電など様々な商品を取り扱っており、まだ出会っていない魅力的な商品がたくさんあるはずです!この返品・交換システムを利用してお気に入りのコストコ商品を見つけてみましょう!