ダイソー『羊毛フェルトキット』が可愛い！作り方や上手に作るコツは？

人気で可愛いダイソーの『羊毛フェルトキット』は、すでにチェックした方も多いのではないでしょうか。実は、筆者は羊毛フェルトキットの存在は知っていましたが、自称「不器用」ですのでその存在から目を背けていました。ですが、今回は勇気を振り絞って人気の『羊毛フェルトキット』作りに挑んでみました!!さっそく気になる羊毛フェルトの作り方やコツ、種類などに迫っていきましょう!!

ダイソーの羊毛フェルトキットは、裏面で中身と準備するものをチェックすることができます。今回は、ハロウィンモチーフの【マスクパンプキン用】を購入し、実際に中身を取り出して、入っているものを確認してみました。

左から、
・羊毛フェルト
・ニードル（針）
・目玉パーツが3つ
・丸カンが2つ
・ボールチェーンが1つ

目玉と丸カンはそれぞれ1つ失くしてしまっても、1つだけ予備が入っています。ちなみに、他のキットも同様のものが付属として入っています。

不器用な筆者でも出来た!?ダイソーの『羊毛フェルトキット』の作り方をご紹介します。今回は、人気のハロウィンシリーズから「マスクパンプキン」の作り方をシェアしていこうと思います。

ダイソーの羊毛フェルトキットには、専用のニードル(針)も入っているのでそれだけでも作業はできますが、専用のマットがあると安定するので合わせて準備することをお勧めします。ダイソーの『羊毛フェルト用スターターセット』は発砲スチロールのマットとニードル1本がセットになっています。マットは3cmほどの厚みがあるので机やテーブルを傷つける心配はありません。

さらに、鋭いニードル（針）を使用するので、作業するのにキット以外にも厚みのある指サックがあると安心です。

まずは、説明書の通りにパーツごとに羊毛フェルトを分けていきます。左のオレンジの羊毛フェルトは、パンプキン用、右のブラックのフェルトは帽子用、右下のパープルのフェルトはマスク用に使っていきます。取り分けた羊毛フェルトは、それぞれほぐしておきましょう。

【作り方1】でほぐした羊毛フェルトの端から卵焼きを巻くように、くるくると巻いていきます。初心者の筆者は、ニードル（針）の鋭さにビビりながら作業をしているせいか、手前の巻きがやや緩めになっており、『もふっ』としております。説明書には“柔らかめでも”と書いてあったのですが、もう少しきつく巻いた方が仕上がりに硬さが出たのではないかという印象を持ちます。

丸く整った羊毛フェルトを8分割して、かぼちゃらしい溝をつけていきます。不器用な筆者はこの辺りから、形が定まらずに荒れ狂っていきます。時間がかかってイライラしだしたら、途中に休憩をはさむようにするといいですよ。

もみじ饅頭…ではなく、パンプキンボディーの成形に妥協しまして、パンプキンの顔である目と口をつけていきます。マスクは【作り方1】で取り分けたパープルの羊毛フェルトを、指の腹を使って細くこより状にし、ニードル（針）でチクチクしていくと…下の説明書のような凛々しいマスクパンプキンになるはずです!!（筆者のマスクパンプキンは、どうも間の抜けたような顔をしていますが、これも愛嬌ということにしましょう。）

【作り方1】で取り分けた羊毛フェルトから、ブラックを使って帽子を作っていきます。とんがり帽子に成形していくのが難しく感じました。リーゼントにしか見えなかった帽子ですが、オレンジの飾りを入れたことでハロウィンらしい帽子に早変わりです。付属の丸カンとボールチェーンを付ければ、キーホルダーにもなります。

実際に作ってみると、予想以上に難しい『羊毛フェルトキット』でしたが、実体験を元に上手に作るコツをご紹介します。せっかく作る羊毛フェルトのマスコットなので、コツをつかんで可愛い仕上がりを目指しましょう。

ダイソーの『羊毛フェルトキット』にはそれぞれ仕上がりの目安である“時間”の記載があります。今回挑戦した「マスクパンプキン」は目安時間が1.5時間～との表記がありました。しかし、初めての場合はこの目安時間の「2倍の時間はかかる」と思って作業に取り掛かるのがキレイに仕上げるコツです。実際に作業をしていると、お手本に近づけたいやもっと固くしたいといったこだわりが出てきます。その分、時間は伸びていきますので、キレイに可愛い羊毛フェルトマスコットを作る際は半日、1日の時間の余裕があるときにチャレンジしてみることをおすすめします。

可愛い動物やキャラクターは、出来上がったら身につけて持ち歩きたいものですよね。キーホルダーやブローチとして持ち歩く際は、「羊毛フェルト全体を固く仕上げる」のがコツです。持ち歩くとなると、羊毛フェルトが鞄の生地や鞄の中で摩擦されてしまう心配があります。摩擦されるので、仕上がりがふわふわしていると、せっかくの可愛いマスコットが型崩れしてしまいます。固くするにはニードルで差し込む回数を増やす必要があるため、時間がかかってしまいますが、自分で作ったマスコットを長く楽しむためにも、根気よく固めに仕上げましょう。

今回は、ハロウィンモチーフのキットの作り方を紹介しましたが、ダイソーにはたくさんの羊毛フェルトキットが揃っています。定番の可愛い動物のほか、動物にうきわやマグカップなどの小物がセットになったユニークなものもあります。人気の羊毛フェルトキットは、種類が入れ替わることも多々ありますので、一目惚れするほどのお気に入りを見かけたら即買いをおすすめします。下記の一覧も参考にして下さいね。

ダイソーの『羊毛フェルトキット』の人気の理由や作り方、コツはいかがでしたでしょうか。不器用な筆者も羊毛フェルトなら作れるかもしれない、といったちょっとした自信をつかむことができました。

また、実際に手のひらで感じる羊毛フェルトの可愛い表情やふわっとした手触りには、日頃の疲れも癒されてしまう気がしました。寒い季節、寂しくなりがちな心を、羊毛フェルトキットを手にして、ほっこり癒しも手に入れてみてはいかがでしょうか。