2018年08月28日公開
2019年11月17日更新
スタイはいつからいつまで使うの?よだれかけのおすすめ10選も!
赤ちゃん用品の定番、よだれかけ(スタイ)は何歳頃、いつからいつまで使うのでしょうか?かわいくてたくさん集めたくなってしまうよだれかけ(スタイ)はいつから必要になっていつまで使うものなのか、手作りできるの?など誰もが知りたかったよだれかけのことをご紹介します。
目次
よだれかけはいつからいつまで使う?
よだれかけ(スタイ)は出産のプレゼントとして人気の高い物ですね。いつからでも使えるようにぜひ用意しておきたい物のひとつです。
赤ちゃんの胸の部分をカバーするようにつけるよだれかけ(スタイ)。赤ちゃんのよだれを拭いたり、よだれから洋服を守るために使います。よだれだけでなく、授乳時の母乳やミルクのこぼれるのを受け止めるために使うこともあります。
さて、よだれかけ(スタイ)は何歳頃、いつからいつまで使うのでしょうか?
赤ちゃんのよだれはいつから増える?
よだれかけ(スタイ)はいつから使い始めるのでしょうか?それは赤ちゃんのよだれがいつから出始めるかによります。赤ちゃんによって、よだれの出始める時期は異なります。消化能力が上がってくる生後2~3か月頃から出始める子が多く、歯が生え始めたり、離乳食をスタートさせる5か月頃から増えることが多いようです。
よだれかけ(スタイ)をいつから使うかは、赤ちゃんによって違うということですね。
1歳頃まで使う子が多い
いつから使うのかは先にお伝えした通りです。では、よだれかけ(スタイ)は何歳まで使うのでしょうか。いつまで使うかも赤ちゃんによって違います。赤ちゃんの口の周りの筋肉が発達してきて口を閉じていられるようになると、自然とよだれも出なくなってきます。赤ちゃんの成長には個人差がありますが、何歳までかというと、だいたい1歳頃まで使う赤ちゃんが多いようです。
よだれかけをするのはなぜ?
よだれかけ(スタイ)をしている赤ちゃんはかわいいものですが、何歳になっても使えるというものでもなく、どちらかというと赤ちゃんの時だからこそかわいいといえますね。
でも、よだれかけ(スタイ)を赤ちゃんにつけるのはかわいいから人気があるというだけでなく、使うべきちゃんとした役割があります。主に以下の3つがあります。では見ていきましょう。
服が汚れるのを防ぐため
まだ自分で思うように動くことができない時期の赤ちゃんは、出てくるよだれを自分で拭き取ることができません。よだれは赤ちゃんのアゴを伝って胸元に垂れてきます。当然赤ちゃんの服の胸元が汚れることになります。よだれの多い赤ちゃんの場合、服の胸元がびちゃびちゃに濡れてしまいます。
そうなると見た目にも良くありませんし、いつまでもそのままにしておくと、濡れた服の胸元が冷えて赤ちゃんの身体を冷やしてしまうこともあるでしょう。また、よだれの成分が赤ちゃんの敏感なお肌に刺激となって、赤ちゃんのお肌が荒れる原因にもなります。
赤ちゃんの服やお肌のために、いつからでも使えるように用意しておきたいですね。
よだれを拭くため
よだれかけ(スタイ)は赤ちゃんのよだれを拭くためのものですね。
赤ちゃんのよだれの出る量には個人差があります。よだれの量が少ない赤ちゃんも多い赤ちゃんも、よだれは赤ちゃんの口元を汚します。いつまでもそのままにしておくと、お肌の敏感な赤ちゃんの口元が荒れる原因になります。
かわいい赤ちゃんの口元が赤く荒れているのは、見ていても痛々しいものです。よだれかけ(スタイ)はいつから使っても良い物なので、赤ちゃんのお肌を守るためにも、まだ早いかな?と思わずによだれかけ(スタイ)を使ってあげましょう。
こぼれた母乳やミルクをふき取るため
よだれかけ(スタイ)は、よだれを拭く以外に授乳時にも役に立ちます。よだれがあまり出ない赤ちゃんでも、授乳時に使おうと思えばいつからでも使えるということですね。
新生児のうちは、母乳やミルクを上手に飲むことができない赤ちゃんは多いものです。飲み込み切れない量のミルクを口に含んでしまって、口からあふれさせてしまうこともあります。ちょっとした拍子に、コポッと吐き出すこともあります。
赤ちゃんによっては授乳の度に胸元が汚れてしまうこともあるかもしれません。授乳のたびに着替えさせるのは、赤ちゃんにとってもママにとっても大変なことです。洗濯物も増えてしまいます。そんな赤ちゃんの授乳時にも、いつからでも使えるよだれかけ(スタイ)を使えば、赤ちゃんの服の汚れを防ぐこともできます。
よだれかけ(スタイ)の他には、おしゃれな授乳スタイも人気があります。しずく型のものがおすすめです。授乳するときにスタイの細い部分を赤ちゃんの洋服の胸元に差し込むだけで使えます。よだれかけ(スタイ)のように赤ちゃんの首にまわして固定する手間がないので、授乳時に赤ちゃんを待たせることなくサッと使えて便利なものです。
タオルやガーゼで代用することもできますが、授乳は毎日何回もあることですから、よだれかけ(スタイ)や授乳スタイのように、かわいい赤ちゃんグッズを使って楽しむのも良いですよね。手作りするのもおすすめです。ママの使いやすい物を選びましょう。
よだれかけは何枚用意すればいい?
よだれかけ(スタイ)はいったい何枚用意すればよいのでしょうか。いつから使い始めるか、よだれが多いか少ないかによっても必要な枚数は変わってきます。
よだれの出方は赤ちゃんにより個人差がとても大きいので、中にはよだれかけ(スタイ)はほとんど使わなかった、という赤ちゃんもいれば、一日10枚くらい取り替えた、という赤ちゃんもいます。いつまでよだれが出るのかによって、使う期間も異なります。なので、赤ちゃんによって必要な枚数は変わる、というのが答えになります。
よだれかけ(スタイ)は出産のお祝いでプレゼントとしていただくことも多いので、赤ちゃんの様子を見ながら増やしていってもよいかもしれませんね。
よだれかけを使うときに気をつけること
よだれかけ(スタイ)はいつからでも気軽に使えるものですし、かわいくておしゃれなものがたくさんあるので選ぶのも楽しいものですね。とはいえ、赤ちゃんに使うものなので注意する点がいくつかあります。かわいい赤ちゃんのためにも以下の点を気を付けてあげましょう。
こまめに取り替える
よだれが多い赤ちゃんの場合、よだれかけ(スタイ)はすぐにびしょびしょに濡れてしまいます。そのままにしておくと、赤ちゃんの服にしみ込んで胸元が濡れてしまいます。赤ちゃんの身体が冷えてしまったり、肌荒れの原因にもなります。
また、赤ちゃんのよだれで濡れたよだれかけ(スタイ)は清潔とはいえません。雑菌が繁殖することがあるので、こまめに取り替えてあげましょう。
寝るときには外す
赤ちゃんは寝ているときにも良く動きます。よだれかけ(スタイ)をつけたまま寝かせてしまうと、赤ちゃんが寝ながら動いているうちによだれかけ(スタイ)が顔にかかってしまうかもしれません。ぐっすり寝ている赤ちゃんは、よだれかけが顔にかかってしまっても自分でよだれかけをどけることもできず、息ができなくなってしまうかもしれません。
大変な事故につながることもあるので、よだれかけ(スタイ)は寝るときには必ず外すようにしましょう。
よだれかけおすすめ人気10選
かわいい赤ちゃんグッズとして人気のよだれかけ(スタイ)。いつからいつまで使うのかとか何歳まで使ってもいいのかなどの悩みが解消されたら、今度はどんなタイプのよだれかけ(スタイ)を選んだらよいのかが気になりますね。
お店やネットで探していると、かわいくておしゃれなものがたくさんあって、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあると思います。デザインで選ぶのも良いのですが、毎日使うことを考えると、留め具のタイプの違いが気になります。まだ首の座らない赤ちゃんから動き回る赤ちゃんとでは、選ぶよだれかけ(スタイ)のタイプが変わってくるかもしれません。
ここでは、一般的な4つのタイプのおすすめのよだれかけ(スタイ)をご紹介します。
スナップボタンタイプ
よだれかけ(スタイ)のおすすめ、スナップボタンタイプ。スナップボタンは赤ちゃんの首の後ろで止めるタイプと肩のあたりで止めるタイプが多いようです。
スナップボタンは意外としっかりしていますから、赤ちゃんが少しひっぱるくらいでは外れることはありません。一番人気のおすすめのタイプです。
MARLMARL(マールマール)
ケープの形をした見た目もかわいいMARLMARL。赤ちゃんがどちらを向いてもよだれを受け止めてくれる人気のスタイです。デザインのバリエーションも豊富で、きっと欲しいものが見つかりますよ。特にデザイン性の高い付け襟のようなタイプのものは素敵です。何歳になっても使いたくなりそう。お出掛け用に1枚は持っていたおしゃれなよだれかけ(スタイ)です。
aden + adnais (エイデンアンドアネイ)
柔らかいモスリンコットン製のaden+anais。赤ちゃんの胸元からお腹にかけてしっかりカバーしてくれる大き目サイズ。かわいいイラストやポップな柄が見ていて楽しいよだれかけ(スタイ)です。
Hoppetta (ほっぺた)
オーガニックコットン製のHoppetta。ナチュラルな優しい雰囲気が魅力のブランドです。背中までカバーしてくれるので、動き回る赤ちゃんでも安心です。柄面と無地のリバーシブルで赤ちゃんもおしゃれさんに。
マジックテープタイプ
よだれかけ(スタイ)のおすすめ、マジックテープタイプ。マジックテープは付け外しが簡単な点に人気があります。
マジックテープタイプは、注意する点がいくつかあります。マジックテープを付けるときに上下のテープがずれてしまうと、上のテープの端が赤ちゃんの首にあたって、擦り傷が出来てしまうことがあります。襟付きの服の上から付けるなど、マジックテープ部分が赤ちゃんの肌に直接触れないように気を付けましょう。
また、赤ちゃんが寝てしまってからよだれかけ(スタイ)を外すこともあるかもしれません。マジックテープをはがす音で赤ちゃんが目を覚ましてしまわないように気を付けないといけませんね。
MIKIHAOUSE(ミキハウス)
ベビー用品でおなじみのMIKIHOUSE。シンプルからカジュアルまでデザインが豊富で人気ですね。こちらのよだれかけ(スタイ)はダブルガーゼとコットンのリバーシブルタイプです。
オーパス SANDRADEE
やさしい肌触りのモスリンガーゼを使用。ほどよい厚みで軽くて柔らか。赤ちゃんらしいデザインが可愛らしいですね。男の子にも女の子にもぴったりです。
NAOMI ITO
天然素材を使った、ふんわりやさしい雰囲気が赤ちゃんにぴったりのNAOMI ITO。インスタでも人気ですね。このよだれかけ(スタイ)はダブルガーゼとパイルのリバーシブルです。
紐タイプ
よだれかけ(スタイ)のおすすめ、いつからでも使える、おしゃれな紐タイプ。紐タイプの場合は、赤ちゃんの首の後ろで紐を結んで使います。赤ちゃんの首のうしろで結んだ蝶結びはかわいいアクセントになります。
よだれかけ(スタイ)の紐を結ぶのはちょっと手間に感じるかもしれませんが、紐の長さを調節することで、赤ちゃんの首周りの大きさや服の厚みに合わせることができますので、いつからでも使い始めることができますね。
フェイラーFEILER
北ドイツとチェコの一部に伝わる伝統工芸のシュニール織で有名なフェイラー製。色鮮やかで厚みのあるタオル地は赤ちゃんのよだれをしっかり吸収し、お肌にも優しいのがうれしいですね。
シンジカトウ
ほっこり癒し系のデザインが人気の雑貨デザイナー、シンジカトウのよだれかけ(スタイ)。お肌にやさしいタオル地です。
PRISTINE BABY
こだわりのオーガニックコットン製品を扱うPRISTINE BABY。オーガニックコットン100%のパイル地の人気No.1のくまスタイです。紐は首の後ろと背中の2か所で結ぶタイプです。背中でしっかり結ぶので、赤ちゃんがハイハイしてもスタイが前に垂れることがありません。
ボタンタイプ
よだれかけ(スタイ)のおすすめ、ボタンタイプ。ボタンタイプもまたかわいくて人気です。小さめのボタンを2つ、大きめのボタンやカラフルなボタンをアクセントに、などおしゃれなよだれかけ(スタイ)になります。
ボタンを留めるのは面倒に感じることがあるかもしれませんが、慣れてしまえば大した手間ではありません。手作り感がかわいい『ta!tata』はいかがでしょうか。
ta!tata
手作り感いっぱいのブランド ta!tata。個性的なデザインでいつもと違ったおしゃれになりそうです。肩にくるボタンがかわいらしい。リバーシブルで使えます。
よだれかけを手作りしてみよう
よだれかけ(スタイ)はシンプルな形状をしています。これって手作りできるんじゃないかしら?と思われた方も少なくないのではないでしょうか。手作りすれば、自分の好きな布地・柄・デザインのよだれかけ(スタイ)ができます。赤ちゃんのファッションに合わせたおしゃれもできますね。
赤ちゃんが生まれたらいつからでも使えるように、妊娠中によだれかけの手作りを楽しむママも多いようです。作り方は簡単。授乳スタイも同様に作れます。ぜひおしゃれなよだれかけ(スタイ)を手作りして、赤ちゃんにプレゼントしてあげましょう。
どんな素材でつくる?
よだれかけ(スタイ)は赤ちゃんの口元を拭くためのものです。赤ちゃんの敏感なお肌に触れるのですから、素材にも気を付けたいものです。手作りの良いところは、素材から自分で選ぶことができることにもあります。では、どんな素材が良いのでしょうか。
おすすめは、コットン(綿)・ガーゼ・タオル地など。柔らかめの生地がおすすめです。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は赤ちゃんの肌荒れの原因になることがありますし、水分を吸収しにくいので避けたほうが良いでしょう。
よだれかけづくりに必要なものは?
シンプルに布一枚で作ることもできますが、せっかく手作りするのですから、おしゃれなレースやボタンを付けたり、刺しゅうを施してもかわいいですね。基本の材料は以下を参考にしてみてください。
●布地
●スナップボタン/マジックテープ/ボタン/紐
●レース・ボタン・刺しゅう糸など
●裁縫道具
●型紙
〇ミシン(手縫いの場合は必要ない)
簡単よだれかけの作り方
手作りのよだれかけで赤ちゃんのおしゃれを楽しみましょう!
はじめに
よだれかけ用の布は先に水通しをしておきましょう。綿やガーゼなどの天然素材の布は、洗濯すると縮むことがあります。よだれかけを作る前に、水で簡単に洗って・軽く脱水・シワを伸ばして干す。このひと手間で、せっかく作ったよだれかけが洗濯後に縮んで歪んでしまった!という悲しい事態を避けることができます。
①布を裁断する
作りたい形のよだれかけの型紙に合わせて、布を2枚裁断します。型紙は手持ちのよだれかけを参考に作っても良いですし、手芸店で購入したりネットで印刷できるものを見つけることもできます。
②2枚の布を縫い合わせる
2枚の布を中表にして待ち針で止め、返し口を残して布の周囲を縫い合わせます。ミシンだとすぐにできますが、手縫いでも簡単に縫えます。
③返し口から表に返す
縫い合わせなかった返し口からくるりとひっくり返し、表を外に出します。ここでアイロンをかけておくと仕上がりがきれいなります。そして、返し口をミシンをかけるかまつり縫いで縫い合わせます。
④留め具や紐をつける
ボタンや紐をとりつけて、出来上がりです!
よだれかけの時期を楽しもう!
『スタイはいつからいつまで使うの?よだれかけのおすすめ10選!』はいかがでしたでしょうか?
よだれかけ(スタイ)を付けられる赤ちゃんのかわいい時期は限られています。いつから使っても良いとは思いますが、いつまでも、何歳になっても使い続けるものではありません。赤ちゃんの服に合わせておしゃれなよだれかけ(スタイ)を選んであげるのも、限られた期間の楽しみですね。
普段のお食事や授乳用・お出掛け用などと使い分けるために、いつからでも使えるいろいろな種類のよだれかけ(スタイ)を用意しておくのもおすすめです。今だけの赤ちゃんライフをうんと楽しみましょう!