2020年09月30日公開
2020年10月07日更新
100均の結露防止シートや結露対策グッズを紹介!効果的な対策法も
今回の記事では100均の結露防止シートや結露対策グッズについてお伝えしていきます。冬になると発生しやすい結露は、放っておくとカビの原因になってしまうことも。100均には結露防止シートのほかにも、効果的な結露対策グッズが販売されているので上手に活用してください!
目次
そもそも窓に結露が起こる理由は?
冬になると窓にびっしりと水滴がついて、ときには床までびしょぬれになってしまうこともありますよね。これは「結露」という現象です。ではこの結露はなぜ起こるのでしょうか。
ここでは、結露が起こる原因について簡単にお伝えしていきます。
部屋の中と外の温度差が原因
冬になると結露が頻繁に発生するのは、外気と部屋の中の温度差が大きくなるためです。外の冷たい空気に対して、部屋の中が暖かいという状況だと、窓周辺の空気だけが冷やされて水滴にかわり窓やサッシに付着します。
冷たい空気に蓄えておける水蒸気の量よりも、暖かい空気に蓄えておける水蒸気の量の方が大きいという法則があります。このため、窓周辺で冷やされた空気は、水蒸気を蓄えられなくなり水滴にかわってしまうのです。
部屋の温度の方が暖かく、そして湿度が高いときは結露がたくさん発生します。換気がしっかりされているときはそれほど発生しませんが、夜中など防犯上の理由で締め切らなくてはいけない時間帯はより結露が発生しやすいでしょう。
結露を放っておくとカビが発生してしまう
窓にびっしりと水滴がついてしまうと、見た目も良くないですしカーテンなども濡れてしまい面倒ですよね。しかしそれよりも厄介なのが、カビの発生です。
カビは放置しておくと広がっていき、人体に悪影響を及ぼす可能性もあります。また、カーテンなどの布類に発生すると例え洗ったとしてもカビの色素が染み付いてしまうこともあるので要注意です。
結露が発生してしまった場合は、吸水性の良いクロスなどで拭き取るなどして水分を放置しないようにしましょう。毎回拭き取るのは大変という場合は、以下の章でご紹介していく結露対策グッズを使用して結露対策をしてみてください。
【100均ダイソー】おすすめ結露防止シート
ダイソーは結露対策のためのシートを販売しています。窓の数がそれなりに多いと、100均で結露対策ができるのはうれしいですよね。ここでは、ダイソーから発売されている結露防止シートをご紹介していきます。
ダイソー|結露吸水デコレーションシート
出窓を掃除して買ってきた結露吸水シートを貼った❄️可愛い💕満足👍🏻#DAISO pic.twitter.com/T8E1lsDe45
— みんきぃ (@mei_xing2) December 20, 2019
ダイソーの結露吸水デコレーションシートは、窓にシートを貼って結露を吸水するシートです。デコレーションシートなので、結露を吸水するだけでなく、見た目もかわいくすることができます。
猫や雪などのデザインがいくつか販売され、インテリアに合わせて選ぶことができますよ。シートに切り込みが入っていて、それをくりぬいてデコレーション部分を作っていきます。ただ結構細かいので、クラフトが好きじゃない場合は少々手間かもしれません。
とは言え、デコレーションが完成した窓はかなりかわいく魅力的になります。並べ方や配置の仕方などで個性も出せますし、部屋の中も華やかになるのでおすすめです。
ダイソー|結露吸水デコレーションシート
- 窓にデコレーションできて部屋がかわいくなる
- デコレーションを切り抜くのがちょっと面倒
- いろいろなデザインがあるので部屋に合うデザインを選べる
ダイソー|冷気をシャットアウト&結露も防止
結露を吸水するだけでなく、外からの冷気をシャットダウンするタイプのシートもあります。空気の層を作ることで、結露が発生するような温度差をなくし、結露の発生を抑えるという仕組みです。
吸水するのではなく、結露の発生そのものを抑えたい場合にはこういった冷気をシャットダウンするタイプのシートの方が満足度が高くなるかもしれません。ただし完全に防止できないこともあるので、その場合は吸水シートと併用して活用するのもアリです。
ダイソー|冷気をシャットアウト&結露も防止
- 窓に貼るだけで結露を防止できるので便利
- デザインがかわいいものもあるので部屋をかわいくできる
ダイソー|結露吸収テープ
結露がすごかったから、ダイソーの結露吸水シート貼ってみた。
— ⑅◡̈* (@toku_eringo) November 19, 2019
これすごい!
今までカーテンまでベチャベチャになってたのが一滴の水滴すら出現しなくなった。 pic.twitter.com/CemkKxouXA
ダイソーにはデコレーションしないタイプの結露吸収テープもあります。こちらはデコレーション部分をくりぬいたり、貼り付けてかわいくアレンジしたりといったことがないので、デコレーションが苦手な人でも簡単に扱える商品です。
デコレーションタイプの吸水シートよりも幅が広く、窓のサイズにカットして窓の下部分に張り付けるだけなので作業もすぐに終わります。ささっと結露対策をしたい場合はこちらの商品の方がおすすめです。
ダイソー|結露吸収テープ
- デコレーションとかいらないので簡素なデザインでよかった
- 窓のサイズに合わせてカットできるので便利
ダイソー|結露吸水プリントテープ
かわいくデコってしっかり吸水♪
— DAISO ダイソー(公式アカウント) (@daiso_sns) October 5, 2017
結露吸水プリントテープ
各種100円(税抜き)
※店舗によって品揃えが異なり在庫がない場合がございます。 pic.twitter.com/Ll8NeuGLio
吸水シートから細かくパーツをくりぬいてデコレーションするほど、窓周辺をかわいくしなくてもいいけど、さすがに無地のテープでは味気ないという方には、プリントタイプの吸水テープがおすすめです。
植物の柄など複数のデザインがあり、お部屋に合わせたデザインを選べます。作業も窓のサイズに合わせてカットし、テープを張り付けるだけという簡単なもの。無地のテープよりもお部屋が華やかになるでしょう。
結露吸水プリントテープ
- デザインがいくつかあってインテリアに合わせられる
- デコレーションまでは面倒だけど多少デザイン性が欲しいときに便利
【100均セリア・キャンドゥ】おすすめ結露防止シート
セリア|結露吸水シート
セリアの結露防止シートがめちゃんこ可愛い💕💕#Seria #100均 pic.twitter.com/4BKAic2R6L
— 湯♨️ (@pennoko828) February 3, 2020
セリアもダイソーと同様、結露対策グッズが販売しています。デコレーションできるタイプの吸水シートのほか、デコレーションはなくてもデザインがかわいいタイプも売られており、好みや用途に合わせて選ぶことが可能です。
吸水機能だけでなく、窓と部屋の間に空気層をつくることで結露を防止するシートも。プチプチのような断熱シートのほか、模様がプリントされているタイプのシートも販売されています。
セリア|結露吸水シート
- 猫や家などのデザインがあってかわいい
- 窓がかわいくなるので買って良かった
セリア|結露吸水テープ
セリアには、シートタイプの結露対策グッズのほか、テープタイプの対策グッズも販売されています。テープタイプの結露対策グッズは、窓の長さに合わせて切断して貼り付けるというものです。
デコレーションタイプのように型抜きや、コーディネートをしなくて良いので、窓にデコレーションするのが苦手な人にもおすすめできます。また作業時間も短いので、結露対策に時間をかけたくない人にも向いています。
セリア|結露吸水テープ
- 窓のサイズに切って貼るだけなので簡単
- 吸収した水分は自然に蒸発していくので手間いらず
キャンドゥ|結露吸水テープ
キャンドゥで結露テープとクリスマスロディ買ってきた!
— うめめ (@umeragi1028) November 17, 2019
結露テープは冬用の絨毯にいいかなと思って買いました⛄️#オビツ11 pic.twitter.com/coWBxitNwt
キャンドゥにも結露対策グッズは販売されています。ダイソーやセリア同様、かわいいデザインの吸水シートも。デコレーションタイプのテープのほか、おしゃれな模様がプリントされているテープもあり用途に合わせて自由に選ぶことが可能です。
テープタイプのほか、断熱効果も期待できるシートも販売。さまざまなグッズがあるので、目的に合わせて組み合わせて使うと効果的でしょう。
キャンドゥ|結露吸水テープ
- かわいいデザインもいくつか販売されているのでかわいい窓にできる
- デコレーションタイプ以外にもあるので簡素なテープも選べて良い
100均の結露防止シートの貼り方&剥がし方
100均の結露防止シートはどのように貼ったり剥がしたりすれば良いのでしょうか。ここでは、結露防止シートやテープの、上手は貼り方や剥がし方をご紹介していきます。
結露防止シートを上手な貼り方
結露防止シートを貼る時は、まずシートを貼る窓を綺麗にしておくことが大切です。ほこりや汚れがついていると、テープがくっつきにくくなります。シートを貼る前に、窓用の洗剤などで表面を綺麗にしておくと、シートやテープを綺麗に貼り付けられるでしょう。
また、結露防止シートの粘着力はそれほど高くはありませんが、何回かは位置を調節することができます。全面的に貼り直しを何回かしてしまうと剥がれてきてしまいますが、少し位置を直すぐらいなら剥がしても問題ありません。
次に窓のサイズを測って、必要な分だけシートを切り取ります。しわにならないようにぴったりと張り付ければ作業終了です。デコレーション機能のあるシートの場合は、抜き出したパーツなどをかわいく並べてみてください。
結露防止シートを上手に剥がすコツ
結露防止シートは粘着力がそれほど強くはないので、剥がすときも簡単に剥がれます。吸水シートの水分ははりっぱなしでも蒸発していきますが、吸収しきれない水分量のときは絞ってから貼り直すという方法も。
シート自体は簡単に剥がれるので、剥がした後に拭き掃除すれば窓ガラスは綺麗になります。特に窓ガラスに跡が残ったり、傷ついたりといったこともないので、原状回復が必要な賃貸でも安心して使えますね。
100均で買える結露防止シート以外の結露対策グッズ
100均では結露防止シート以外にも、さまざまな結露対策グッズを販売しています。ここでは結露防止シート以外の結露対策グッズをご紹介していきます。
結露防止シートだけでは結露対策がおぼつかないときは、ここでご紹介するグッズを併用することで結露対策の効果を上げていくことが可能です。
結露取りワイパー
結露取りワイパーはT字型をしたワイパーで、窓の下から結露のついた窓表面をなでて結露を取っていきます。ワイパーで集めた結露は、ワイパーの下についているペットボトルなどの容器に蓄えられる仕組みです。
雑巾などで拭き取るよりも窓が綺麗になるので、結露取りと同時に窓掃除にもなります。取り除いた結露をためておく容器の大きさは商品によってまちまちです。容器が小さいと、近くに排水用のバケツなどを用意した方が効率よく結露を取ることができます。
吸水クロス
水分をたくさん吸い取れる吸水クロスを使って、結露を取り除く商品もあります。通常よりも吸水する布で結露をふき取るので、一般的な雑巾やタオルで結露をふき取るよりも効率的です。
窓の結露が大量ですぐに雑巾やタオルがビショビショになってしまう場合は、この吸水クロスがおすすめ。何回も雑巾を絞る手間が抑えられます。
窓ガラス用断熱シート
結露自体の発生を抑えるグッズとして、窓ガラス用の断熱シートも販売されています。窓ガラス全体に断熱シートを貼ることで、外からの冷気をある程度抑えることが可能です。
空気の入ったプチプチした梱包材のような断熱シートのほか、デザインがおしゃれな断熱シートまでさまざまな商品があります。窓をかわいくデコレーションできる商品もあるので、いろいろと探してみるのも楽しいでしょう。
ただし窓とシートの隙間に結露が発生することもあるようなので、その場合は一度シートをはがして結露を拭いた方がカビが発生しにくくなります。また窓ガラスの形状次第ではシートがきちんと貼れないこともあるので、シートが貼りやすい窓かどうかを確かめておくと良いでしょう。
結露防止クリーナー
結露を窓に発生を抑える結露防止クリーナーも効果的です。界面活性剤入りのクリーナーで、窓を拭き掃除することで結露の発生を抑えることができます。
断熱シートや結露防止シートを使うのがためらわれるときにもおすすめです。結露防止クリーナーのほか、スプレーも販売されています。結露を抑える効果は状況によっても異なるので、ご自宅に合うタイプのクリーナーを試してみてください。
洗剤で窓を拭く結露対策は、シートやテープが使いにくいタイプの窓でも行えます。シートなどの貼り付けがしにくい場合は定期的に窓ふきを行うというのが効果的な結露対策です。
【番外編】結露防止シート以外の効果的な結露対策法
結露を防止するには、100均で売られている結露グッズを使う以外にも対策方法があります。ここでは、結露を防止するために取れる対策をいくつかご紹介していきます。
除湿器を使う
結露が窓に発生するのは、部屋の中の湿度が高いせいでもあります。結露を発生させないように、除湿器を使って湿度を調整するのも結露対策に有効です。
ただし冬場はただでさえ乾燥しているので、部屋の中の空気をカラカラに乾燥させてしまうと肌荒れなどの心配も出てきます。適度な湿度を保ちつつも、結露が大量に発生しないように除湿器を上手に使っていくのがおすすめです。
食器用洗剤で拭く
食器用洗剤など、界面活性剤の入っている洗剤で窓を拭くと、界面活性剤の効果で結露が起こりにくくなります。洗剤で窓を拭くだけなので、グッズを買いに行く必要もなく、窓もピカピカになるので一石二鳥です。
食器用洗剤のほか、ウタマロなどの家庭用洗剤を使用しても効果があります。窓掃除をするときは水拭きや乾拭きするだけでなく、洗剤を使った拭き掃除も行うと結露を抑えられるでしょう。
部屋の空気を入れ替える
結露は部屋の中と外の気温差が大きいと発生する現象です。ときどき換気をして空気の入れ替えをすると、内側と外側の気温の差が縮まり、結露の発生を抑えることができます。
夜寝るときに窓を開けっぱなしで眠ることが難しい場合は、換気扇をつけておくのも効果的です。ただし気温が下がりすぎてしまう可能性もあるので、眠るときに寒くて眠れないといった場合は別の対策も試してみてください。
結露対策はシート以外の結露対策も一緒に行うと効果的
結露は外気温が下がる冬場になると、室内との温度差が大きくなり発生します。結露をそのままにしておくと、カビが発生するなど衛生的にも良くない状態に。
結露が発生してきたら、結露防止シートなどを使って結露をそのままにしないようにすることが大切です。結露防止シートは結露に対して一定の効果が期待できますが、完全に結露を防げないこともあります。
結露防止シートだけでは結露対策が不十分な場合は、窓枠に結露防止シールを貼る、洗剤で窓を拭く、換気を行うなどの対策も合わせて行うことで、結露防止の効果を高めることができるでしょう。
結露防止シートなどのグッズや、対策を適切に行って、カビの原因となる結露をしっかり防いでいきましょう。