2020年09月29日公開
2020年10月07日更新
A6ノートの活用術を紹介!方眼・罫線別のメリットとおすすめA6ノート
メモや記録は携帯で簡単にできる世の中になり、ノートを活用する機会が減っている方も多いのではないでしょうか。持ち運びに便利なサイズのA6ノートは、アナログな良さや使い方など可能性が無限大です!この記事では、A6ノートの活用術やメリットを徹底解説していきます!
目次
A6サイズがおすすめな理由は?
普段あまり文房具に親しみがない人は、A6ノートのサイズや使い方など、ピンと来ない事も多いのではないのでしょうか。この記事では、A6のサイズや特徴を詳しく解説しながら、なぜ他のノートより使いやすいのかを解説していきます!
持ち運びしやすい大きさ
A6サイズとは横105㎜縦148㎜サイズであり、A4サイズの四分の一の大きさです。身の周りの物では文庫本やはがきと同じサイズというと、想像しやすいのではないでしょうか?
大きめのポケットや、カバンのサイドポケットなどにすっぽりと入る大きさのため、かさばらず持ち運びに便利なのがポイントです。
ちょっとしたメモなど気軽に使いやすい
A6ノートが最も活用される場面は、何かをメモするときでしょう。
アルバイトや職場で、仕事を覚える際に利用した方も多いのではないでしょうか?ポケットやカバンのサイドポケットなどからすぐに取り出せる大きさのため、素早く取り出せ、重要なことを覚えているうちにすぐに書き残せます。
また、小さいサイズの上に分厚くしっかりした作りなのも、使いやすいポイントです。
歪みにくいため、机のような台がない場所でも立ったまま書け、場所を選びません。
A6ノートの使い方・活用パターン
A6ノートのサイズ感や持ち運びのしやすさから、様々な使い方が考えられます。普段、物忘れが多い人は「やることリスト」?旅行に沢山行く人は「トラベルノート」?どんな使い方をしようか、迷ってしまいますよね。
ここではA6ノートの活用方法をいくつか紹介していきます。自分にはどんな使い方が適しているのか、参考にしながら考えてみましょう!
①備忘録
まず、A6ノートの活用方法で最も多いのが備忘録です。持ち運びにおいてもかさばらず、場所を選ばない点から、重要なことを聞き逃さず、その場で書き残せるのが選ばれる理由でしょう。
また、A6ノートの良い点はすぐに見返すことができること。
いくら物覚えが良いという人でも、忘れてしまうことはありますよね。実際、人間は「全て記憶できた」と思っていても、約20分程度経った頃には全体のうちの42%を忘れてしまい、さらに1時間経つと56%、一晩経つ頃には74%を忘れてしまうというデータもあるのです。
A6ノートなら、帰り道での電車の中や休憩時間に大活躍。すぐに取り出せ、今までのメモを簡単に見返すことができます。また、見返した際に気付いた点など、後から書き足せるため、より内容を濃くしていく事ができます。
②ToDoリスト(やることリスト)
ToDoリストもA6ノートがおすすめ!最近では、スマホアプリなどでもToDoリストはありますが、紙で管理するメリットは、何と言ってもその自由さ。あとから書き足したり、イラストで図を書いたり、破って見やすい場所に貼ったり…。使い方次第で更に見やすく作成することができます。
また、見開き左はメモ、右はその内容を整理して、ToDoリストを作成して使用していく方法もおすすめです。
素早くメモをとる時は、要点のみではなく、見聞きした情報を全て書き残していることも多いものでしょう。メモを見ながら情報を取捨選択し、何をすべきなのか優先順位も考えることができ、おすすめの活用方法です。
そしてToDoリストの場合、特におすすめしたいのがロルバーンと方眼ノート。
ロルバーンは紙にミシン目が入っていることから、簡単に切り離しが可能になっています。書いたメモをパソコンに貼ったりと、移動させることも得意です。方眼ノートは、マス目をチェックボックスにしたり、箇条書きとして利用したりと、上手にToDoリストに生かしていくことができます。
③レシピ集
テレビで美味しそうなレシピが出てきた!すぐにメモしたいけど、ノートを持ってきて机の上で開いていたらレシピを見逃してしまった。この前テレビで見たレシピ、写真に撮ったけどどこに保存したっけ…。など、経験のある人も多いのではないでしょうか。
レシピを書きたいときや確認したいとき、A6ノートなら手早く記録・管理ができます。
キッチンの決まったの場所に置いておけば、必要な時にすぐ記入・確認ができて、探す手間も省けます。気になるレシピをどんどん記録し、よく使うレシピには付箋を貼ったり、挿絵を入れたり。自分でカスタマイズしていくことで、世界でたった一つの、とても使いやすい「マイレシピ本」を作成できます。
レシピ本におすすめなのはMDノート。MDノートはイラストを得意とする紙質なので、挿絵のあるレシピにぴったりです。
④旅行日記
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旅行に行ったときの思い出は、写真で振り返ることが多いですよね。しかし、写真には納まらない感情や、残しておきたい思い出の品も多いはず。
持ち運びしやすく、すぐ書き込めるA6ノートは、旅行の思い出を記録するトラベルノートに大活躍間違いなし!
食べた時の感想や、見た時の感動をその場ですぐに書き込めるため、その時の気持ちをいつまでも色あせず、閉じ込めておくことができます。帰宅後も、周囲と共有しながら楽しめる、最高の旅行の思い出の品となることでしょう。
トラベルノートにおすすめのA6ノートはロルバーン。巻末にクリアポケットのついているロルバーンは、切符やチケット、パンフレットを綺麗に保管できます。
建物や食べたもののイラスト等を書き込みたい方には、紙質の良い、MDノートもおすすめです。
A6ノートを上手に活用するポイント!
使い方も様々なA6ノート。比較的購入しやすい価格のものも多いため、今すぐ買いたい!という人もいるのではないでしょうか?
しかし、使い方を間違えると、せっかくのA6ノートのメリットが生かせなくなってしまいます。
買いに行く前に、効率よく活用するためのポイントを押さえておきましょう。ポイントさえ押さえれば、よりA6ノートを上手に活用できること間違いなし!
必要以上の数を持たない
A6ノートの使い方を沢山を思いつくと、ついつい複数買いたくなってしまうもの。ですが、必要以上にA6ノートを持つことは要注意です。
A6ノートのメリットの一つでもある「かさばらない、持ち運びのしやすさ」が、複数持つことによって、損なわれてしまいます。何冊も持っていたらノートだけでカバンやポケットはパンパンですよね。
更に、数が多いと、どのA6ノートに書きたいのかを取り出す際に迷ってしまい、もう一つのメリットである「素早く書き残せる」という点のスピードにも遅れが出てきます。
また、「グラフを書くから方眼のほうがよかった」「イラストを描くから無地のほうがよかった」など、徐々に自分の使い方に合っている種類がわかってくることも。
安価な点もあり、買い足しやすいA6ノートですが、一度に沢山持つのは控えましょう。
1日1ページ・1テーマ1ページ単位で使うのがおすすめ
A6ノートは比較的ページ数も多いため、どんどん書いていきたくなります。しかし、ToDoリストや仕事内容などを記入していく場合は、特に1日1ページ・1テーマ1ページ単位で使うのがおすすめ。
何ページにも渡って書いていると、後から見返した時に、前のページに戻ったり、進んだりと、事柄を整理しにくくなってしまいます。また、1ページ単位でまとまっていると、写真などに収めて携帯で保存する場合や、人と共有する際にも、見やすく管理も簡単になります。
使い始めた年月日を記入する
ノートを数冊使ってくると起こりがちなのが、何がどのノートに書いてあるか、わからなくなってしまうということでしょう。せっかく記録していっても、わからなくなってしまっては、本末転倒です。
タイトルを細かく記載している場合は、比較的わかりやすいのですが、ノートの内容をタイトルだけで網羅するのは、なかなか難しいことです。日付もきちんと記入することで、時系列での自身の記憶からも遡ることができ、探しやすくなります。
A6方眼ノートのメリットと活用方法
A6ノートにも多くの種類があります。方眼ノートタイプや無地ノートタイプ。ロルバーンの様に紙を切り離せるものや、MDノートやツバメノートのように上質な紙のもの、スケジュールタイプのもの…。
ここでは、文字にもイラストにも適している、方眼ノートのメリットとおすすめの活用方法を見ていきましょう。
罫線を気にせず自由に書き込める
縦向きでも横向きでも、自由に書きたい人には方眼ノートがおすすめ。横線のみだと、どうしても枠にとらわれがちですが、方眼タイプは自由に使えるので、文字の他イラストなど、用途も多岐にわたります。上下左右を線に沿って、綺麗にそろえることも得意なので、切り抜きや、メモの貼り付けも簡単。
どんな用途にも使いやすい種類のため、まずどれを買ったらいいのか迷っている人にもおすすめです。
綺麗な文字が書きやすい
方眼ノートのマス目は、文字を書く時に美しく書く手助けをしてくれます。
急いで文字を書く時など、文字の大きさがバラバラになってしまったり、だんだん斜めに文章がずれてしまったりと、文字の書き方に癖が出てしまう事ありますよね。
そんな人も、マス目に合わせて文字を書けば、自然と文字の大きさが揃い、美しくノートをまとめることができます。綺麗な文字で書いた内容は、見返した時にも見やすく、記憶もしやすくなり一石二鳥です。
図表やイラストが書きやすい
ちょっとしたグラフが書きたいけど定規がない、地図のイラストを書き足したいけど線が綺麗に書けない…。という場面でも方眼ノートは大活躍!縦横の線が綺麗に書く手助けをしてくれます。
図形やイラストを描く場合、特におすすめなのがMDノート。水分量の多いペンや万年筆でも裏移りせずに使用できるため、筆記用具も好きなものを使用できます。
A6罫線ノートのメリットと活用方法
最もスタンダードな罫線ノート。特に横罫ノートは、誰でも一度は使ったことがありますよね。A6ノートにおいても、罫線ノートは多く使用されています。
ここでは、改めて罫線ノートのメリットを紹介していきます。
読みやすい文章が書きやすい
罫線ノートは、罫線が引かれているので、その罫線に沿って書いていくことで、文字を等間隔に綺麗に書くことができます。多くの文字で情報を書き込んで使用していく人におすすめです。綺麗に揃えて書かれた文章は後で読み返しやすく、頭の整理もしやすくなります。
また、罫線の幅は主に、A罫といわれる7㎜。B罫といわれる6㎜のものが、多く販売されています。1㎜の差とはいえ、使い心地は変わってきます。自分の字の大きさや、書き込む量の多さなどで、自分がどの罫線タイプが使いやすいかを比べてみましょう。
ドット入りタイプなら活用の幅も広がる
#コクヨ さんの、キャンパスノート ドット入り理系線。
— 虹の文具館 (@nijibun0333) May 26, 2020
ニジブンでは地味に良く売れるノートです。
罫線上に等間隔に並んだ「ドット」と、行の中の「細かいドット」。
そのドットをうまく活用することで、図や表を分かりやすく描くことができます。#山口県 #光市 #虹の文具館 #ノート pic.twitter.com/eSGrXdwXbY
罫線に加え、ドット入りタイプも最近多く販売されています。
縦線を書き加えたい時や、英語で大文字をそろえたい時。また、ドットとドットを繋げていけば、図形やグラフも簡単に書けたりと、使い方は人それぞれです。
主に文字での書き込みをする人でも、活用の幅が広がり、アレンジもしやすくなります。
罫線タイプを使用してきた方も、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
デザインが豊富
罫線ノートは、罫線の種類も含めて、膨大な数が販売されています。
罫線ノートは、学生やビジネスマンなど、世代を問わず一番人気があるため、他のノートに比べ、カラーや紙の種類、大きさなどが豊富。キャラクター物などは罫線ノートしか作っていない場合もあります。
ノートに自分のこだわりを強く持っている人は、罫線ノートの方が選択肢が多いため、自分のお気に入りの一冊を見つけることができるでしょう。
おすすめのA6方眼ノート
自由度の高い方眼ノートがいいなと思っても、最近のノートは書き心地や紙の質など、高品質で作り手のこだわりがあるものがたくさんあります。紙質やデザインも種類が多く、どれにしたらいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは人気も高い、「MDノート」「ウルフノート」「ロルバーン」の、3つのおすすめ方眼ノートを紹介していきます。
ミドリ MDノートライト 方眼罫
MD用紙(ミドリダイアリー用紙の略)を使い、書き心地のよさを追求した日本製のノート。
MDノートはさまざまな観点から筆記性のチェックを行って完成した紙を使用しています。裏抜けしにくい特長があり、筆記用具を選びません。その書き心地の良さで、MDノートシリーズのリピーターは多数!見た面にもシンプルで、飽きが来ないデザインも人気の秘訣です。
マークス ウルフノート
大人っぽいデザインの中にも可愛さがある、ちょっぴり辛口のデザイン。カラーも三色展開で、使い分けしたくなるおしゃれさが良いですね。80ページと重さも軽量なので、普段の持ち運びにも気にならず、女性からの支持も高いノートです。
デルフォニックス ロルバーンミニ
サイズとカラーが豊富で、選ぶのも楽しいロルバーン。巻末にはクリアポケットもついていて、切抜きや細かいシール等も保存可能です。ロルバーンの特徴でもあるゴムバンドは、紙がバラバラになることを防ぎ、あらゆる面で性能の高いノートですね。こちらのタイプは、A6サイズよりやや小さめで、胸ポケットに入るコンパクトさです。
こちらのロルバーンは、縦=163mm 横=95mm 厚さ=15mmのスリムタイプで、細長く取り出しやすいデザインです。すべてのロルバーンに共通しているのは、中紙はミシン目が入っていること!誰かと共有したり、違う場所に貼ったりする際に、簡単に切り離しが可能となっています。
おすすめのA6罫線ノート
スタンダードな罫線ノートでも種類は様々。現在は罫線だけでなく、ドット入りや書き心地にこだわったものなど沢山あります。
膨大な数から適当に選んでしまう前に、「ツバメノート」「キャンパスドット入りノート」「MDノート」という、3つのおすすめ罫線ノートを、まずはチェックしてみてはいかがでしょうか。
ツバメノート A6ノート
ツバメノートの紙は、筆記用として最高級の品質!万年筆や水分が多いペンでもにじまない、快適な書き心地が特徴です。また蛍光染料を一切使っていないため、目にも優しいところが良いですね。製本も糸綴じで頑丈な作りなので、何度も開いたり閉じたりしても壊れません。創業当時からの品質の良さから、多くの人に愛用されています。
キャンパスノート A6横罫(ドット入り)
学生時代からの王道と言えば、キャンパスノートではないでしょうか?
このドット入りノートは、なんと東京大学合格性の85%が使用した経験があるという一品です。「東大生のノートは美しい」という観点から生まれたこのノートは、綺麗に書けるように計算し尽されています。定規などがない場所でも、文字や図を簡単に美しく書くことができ、持ち運びにも勉強にも適しています。
ミドリ MDノートライト 横罫
ミドリの「MDノート ライト」は、罫線やサイズのバリエーションが豊富にあります。横罫の人気も高く、愛用者は多数!全シリーズが180度フルに開き、書いてる途中にすぐ閉じたりしない、ストレスフリーな製法です。余計な装飾の無いMDノートを、長く大切に使うためのノートカバーも販売されています。
可能性無限大のA6ノートで生活を豊かに
MDノートやドット入りノート、ロルバーンなど…A6ノートは方眼ノートタイプ・罫線ノートタイプからはじまり、紙の質の違いや表紙のデザインなど種類は様々です。
まずは、自分が何に活用したいのかを明確にした上で、A6ノートを選ぶのがベスト。選んだあとは自分次第です!使いやすくカスタマイズしながら、世界に一つのマイノートを作り上げていきましょう。
あなたの生活に寄り添うA6ノートは、時間をより効率的に、生活をより豊かなものにするヒントを与えてくれることでしょう。