子供の勉強をやる気にさせるテクニック10選!やる気をなくすNG行動も!

子供がなかなか勉強にやる気を出してくれないと悩んでいる親御さんは多いことでしょう。そこで今回は子供の勉強のやる気を引き出すテクニックや効果的な方法から、逆にやる気をなくしてしまう親のNG行動まで紹介していきますので是非参考にしてください。

子供の勉強をやる気にさせるテクニック10選!やる気をなくすNG行動も!のイメージ

目次

  1. 1勉強にやる気を見せない子供に悩んでいませんか?
  2. 2子供が勉強にやる気がない3つの原因
  3. 3子供のやる気を引き出す3つの原動力!
  4. 4子供のやる気スイッチをオンにするアプローチ方法5選!
  5. 5子供の勉強をやる気にさせるテクニック①言葉編4選!
  6. 6子供の勉強をやる気にさせるテクニック②環境編6選!
  7. 7子供のやる気をなくす親のNG行動5選!
  8. 8子供のやる気を引き出すために声掛けや環境を見直そう!

勉強にやる気を見せない子供に悩んでいませんか?

多くの親が悩んでいることの1つに、子供が勉強にやる気を出さないというのが挙げられます。そのような場合はまず、原因が何かを考えましょう。原因がわかれば、親の立場からできることがたくさんあるはずです。そして、原因がわかったら今度はどうしたら子供の勉強のやる気を引き出すことができるのかを考えてみましょう。この記事ではやる気を引き出すための親からの言葉やアプローチの方法、やる気を引き出す環境などを余すところなく紹介していきます。

親子

子供が勉強にやる気がない3つの原因

まずは子供が勉強のやる気をなくす原因を3つ紹介していきます。親としても心当たりがある原因もあるでしょう。原因がわかれば、その原因に対してそれぞれ有効なアプローチの仕方がわかりますよ。

勉強

①勉強がわからない

勉強がわからなかったり、場合によっては何がわからないのかすらわからず、つまずいてしまうことが子供にはあります。このような状況に陥ってしまうと子供の勉強のやる気はなくなってしまいます。勉強がわからないことが原因の場合は、子供と一緒にどの教科のどこがわからないのか話し合い、親も子供がどこでわからなくなっているのか原因を探ってみましょう。その際はできないことを怒ったりせず、穏やかに話を聞くことが有効なアプローチの方法です。

勉強

②頑張っても成果が出ない

一生懸命頑張って時間を掛けて勉強をしているけれどなかなかその努力が実らず、成果が出ない子供もたくさんいます。これでは、だんだん勉強のやる気もなくなってしまって当然ですよね。このような場合、子供に勉強の習慣は付いているので、勉強の方法を変えてみることをおすすめします。親と子供だけで話して決めるのではなく、プロである学校の先生や塾の講師に聞いてみるとより良いでしょう。

勉強

③親の圧力によるストレス

子供の勉強のやる気がでない一番の原因は、親からの圧力によるストレスでしょう。「今やろうとしていたのに」「何度も勉強しなさいって言われたくない」「頑張って勉強しても、期待以上の成績じゃないと褒めてもらえない」などと、親も学生時代に子供と同じように思っていたはずです。子供の将来を心配して掛けた言葉が、かえって子供のやる気を削いでしまっては本末転倒ですよね。どんなに親が心配しても勉強するのは子供自身です。子供の気持ちを考えて親がポジティブな態度や言葉を心がけて接すれば、子供も安心して勉強に集中できます。

ストレス

子供のやる気を引き出す3つの原動力!

続いては子供のやる気を引き出す3つの原動力を紹介します。この3つの原動力はどの子供も多かれ少なかれ持っているものです。子供のやる気を引き出す原動力がわかれば、親からのアプローチ方法もわかるようになりますよ。

やる気

①目標を達成したい

人間は大人でも子供でも目標達成願望があります。小さな子供は新しいことができるようになるまで何度も繰り返しトライすることにより、新しい環境にすぐに慣れて新しい言葉ですらどんどん吸収していくのです。しかし、それが少し大きい子供になるとできないと恥ずかしいという気持ちが出てきます。そのような場合は小さい成功体験を積ませ、目標を達成できるように導いてあげましょう。目標を達成することを快感と思うようになれば、より高い目標を自分で掲げ、勉強のやる気もぐっとアップすることでしょう。

目標

②友達に負けたくない

子供たちは、学校でも進学塾でも競争の中で生活しています。最近の小学校ではテストの結果が公開されるということは少ないでしょうが、進学塾ではテストごとに毎回知らされることが大半です。仲の良い友達が自分より勉強ができる場合、自分も負けたくないと思うのは自然な流れですよね。「友達に追いつきたい!」「追い越したい!」という気持ちは、勉強のやる気を上げる強い原動力になります。

友達

③親の喜ぶ姿を見たい

お父さんとお母さんが大好きな子供は、親が喜ぶ姿を見たいと思うものです。自分の成績が上がることで親が喜んでくれるのならばもっと勉強を頑張ろうと努力します。それは小さな子供に限らず、反抗期の中学生でも親の反応は気になるものです。親も「どんな時でも応援しているよ」という態度で接し、子供の成長を見守ってあげてくださいね。

親子

子供のやる気スイッチをオンにするアプローチ方法5選!

子供のやる気をスイッチオンにするためのアプローチ方法がわかれば、親もむやみにイライラすることはありませんよね。ここでは意外と簡単にできる子供のやる気を引き出すことができるアプローチ方法を紹介します。

スイッチ

①朝の学習準備を前の夜にしておく

一つ目のアプローチ方法は、朝の学習準備を前日の夜にしておくように働き掛けることです。朝から子供のやる気スイッチをオンにするためには、前の夜から翌日の勉強の準備をしておくことが大切なのです。勉強机の上に次の日に勉強する教科書や問題集を開いておき、鉛筆と消しゴムも一緒に置いて事前準備をしておけば朝からスムーズに勉強にとりかかれます。

机

②学習しやすい空間を作る

勉強に集中するためには快適で学習しやすい空間作りが重要です。子供の勉強のやる気を引き出すためには普段から親が家の中で会話を交わし、子供と適度に接することが大事になってきます。親も常に何か新しいことを学んでいる姿勢を見せれば家の中に学びの空間ができ、子供も自然に学ぶ姿勢が身に付きます。

机

③事前に学習計画を立てておく

子供は複数の教科を勉強しないといけないので、最初に学習計画を立てることはとても大事です。夏休みなどの長期休暇には宿題もたくさん出ます。自由研究などは時間がかかるので、子供とあらかじめ計画を立てておきましょう。無理のないように楽しみながらできるように計画を立てて、計画通りにできた日には計画表にシールを貼るなどの工夫をすることが、計画通りに進められるテクニックです。

計画

④目標を細分化する

やることが多いとハードルがどんどん高くなり、なかなか勉強にとりかかれません。漠然と「算数の問題集をやる」というような目標を掲げるのではなく、一日〇ページ分の問題集をやる、漢字の書き取りを○○文字書く、というように毎日の目標を細分化するよう子供にアドバイスしましょう。心理的ハードルが低くなれば、勉強にとりかかりやすくなりますよ。

目標

⑤サポートできる体制を整えておく

子供にわからないことがあれば、すぐに親や家族に聞くことができる環境を整えましょう。しかし、子供に物事を教えるというのはなかなか難しいものです。その場合は、学校の先生や塾の講師に助言を求めましょう。親から先生に「この部分がわからないようです」と伝えるのも良い方法です。子供たちに対して親や先生が「サポートするよ」という態度を見せることがやる気アップにつながります。子供たちの勉強をサポートする環境を日頃から整えてあげましょう。

サポート

子供の勉強をやる気にさせるテクニック①言葉編4選!

子供は親や先生の言葉にとても敏感で、親の一言で簡単にやる気が出たりなくなったりするものです。ですから、勉強のやる気スイッチがオンになるような言葉を日頃から選ぶようにしましょう。どのように伝えれば子供のやる気を引き出すことができるのか、そのテクニックを4つ紹介します。

①感謝や感動の気持ちを伝える

「子供は褒めて育てた方が良い」という教育方法があります。確かに誰かに褒められれば人は嬉しいものです。「お母さんは頑張ってる○○ちゃんの姿が見られて嬉しい」というように、気持ちをストレートに伝えるのも一つのテクニックです。自分が頑張ったことに対して、親が感謝や感動してくれれば子供のモチベーションも上がります。少し大げさなくらいの言葉で気持ちを伝えましょう。

ありがとう

②強制的な言い方をしない

基本的に人は上から目線で何かを言われることを不快に感じます。ましてや子供はいつも親や先生の言う事を聞かなければならないので、「勉強しなさい」「なんでわからないの!」というのは子供にとっては特に言われたくない言葉です。子供の立場に立って子供の気持ちに寄り添ってあげる気持ちを持てば、掛ける言葉も違ってきます。上から目線の言葉を一方的に使わないように心がけるだけでも、子供が気持ちよく勉強できる環境になりますよ。

女性

③選択肢を与える

子供に選択肢を与えて自ら選んでもらうのも良い方法です。例えば、「勉強とご飯、どちらを先にする?」「遊んでから勉強する?それとも先に勉強する?」と聞かれて子供自身で選択できたら、一方的に言われるよりもモチベーションは上がります。特に小学生高学年にもなると、勉強しなければならないという自覚も芽生えてきますし、子供が納得して勉強にとりかかるためにもこの方法は効果的です。

選択肢

④間違いを指摘しない

子供が問題を間違えると、ついつい間違いを正したくなります。しかし正解を伝えるのではなく、子供自身に間違いを気づかせてあげるのが正しい方法です。子供が間違いに気づいたら、どこで間違えたのかを教えてあげて、もう一度やり直しましょう。中でも特にやってはいけないことは、子供が勉強している横ですぐに指摘してしまうことなので気を付けてください。時間はかかりますが、子供自身がしっかりと問題を理解することが一番重要なので、優しく見守ってあげましょう。

間違い

子供の勉強をやる気にさせるテクニック②環境編6選!

子供が集中して勉強できる環境とはどのような環境でしょうか。子供のやる気をアップさせる部屋や環境作りに関しても、親ができることがたくさんあります。ここでは、子供の勉強のやる気をアップさせる環境作りの方法を6つ紹介いたします。

部屋

①気が散るものは全て片付ける

子供が勉強のやる気をなくすようなマンガやゲームは、手の届くところには置かないようにしましょう。せっかく勉強にとりかかっても、目の前にマンガなどがあればついつい読みたくなってしまうものです。可能であれば、勉強する場所とリラックスできる場所を別にしましょう。勉強する場所では勉強のみをすると決め、習慣付けるようにすると良いですよ。親も職場に行けば自然と仕事モードになるように、子供も勉強する場所を決めて勉強する場所では勉強モードになるようにすれば良いのです。

②小さな目標から始める

勉強は毎日続けることが大切です。毎日続けるために、1日で無理なくできる範囲の目標を決めましょう。ついつい高めの目標を設定しがちですが、やる気スイッチが入りやすいように小さめな目標から始めることが重要です。問題集を3ページ解く、教科書を5ページ読むなどといった小さめな目標なら子供も勉強にとりかかりやすくなります。

ゴール

③小さなご褒美を与える

これは特に小学生には効果的な方法です。「この問題が終わったら、お菓子を食べようね」「ここまで済んだら10分ゲームをしても良いよ」など、現況の後に子供が好きなご褒美を準備しましょう。勉強の習慣を付けるためにも、ぜひこのテクニックを活用してみてください。

お菓子

④勉強する場所を変える

勉強する場所とリラックスする場所を分けるのは集中力を保つのに効果的な方法ではありますが、毎日同じ場所で勉強していると退屈することもあります。学校では体育や音楽があって学ぶ場所が1日のうちでも変わるように、家の中でもたまには兄弟姉妹で一緒にリビングで勉強したりお友達の家に集まるなど、長続きさせるためには場所を変える工夫も大切です。

⑤得意科目から始める

得意科目から始めるというのは勉強のスイッチが入る王道なやり方です。まず好きな科目から勉強に取りかかれば気分がのりやすく、苦手な科目にもとりかかることができます。苦手な科目でも気分がのっていると案外勉強が捗るものです。とりあえず勉強のスイッチを入れるために、得意科目から勉強を開始するように促してみましょう。

教科書

⑥姿勢を良くする

実は良い姿勢を保つと酸素が体内に多く取り入れられて呼吸も深くなることにより、自然と脳にたくさんの酸素が運ばれて集中力アップにつながります。また、正しい姿勢で勉強することで肩こりや腰痛も防ぐことができます。正しい姿勢で勉強すると身体的な負担が少なくなり、集中力も高まるので是非実践してみましょう。

子供のやる気をなくす親のNG行動5選!

子供の勉強のやる気を出させるテクニックは色々とありますが、それ以上に大切なのは子供のやる気をなくすような態度を親が取ったり言葉を言わないことです。ここでは、子供のやる気スイッチをオフにしてしまう、親のNG行動を5つ紹介します。

①他人と比べる

人間は他人と比較して自分を評価する生き物です。しかし、子供にとって大好きな親に他の子供と比べられるのは、たまらなく辛いことです。自分では頑張っているのになかなか良い結果が出ず、子供自身が悩んでいる場合は特にそうでしょう。他人と比べるのではなく、以前のわが子と比べてみましょう。以前はできなかったけれど今はできるようになっていることがたくさんあるはずです。子供の成長を認めて、伸ばしてあげましょう。

友達

②自分と子供を重ねる

別人格の子供を自分に重ねるように接してしまう親がいます。自分がやってきたようにすれば大丈夫と信じ、同じやり方を子供にもさせてしまうのです。親と子供は異なった人格ですし、効果的な勉強方法も好きな教科も違います。そして、親がかつて自分でやっていた勉強方法を教えても今の時代には合っていない方法もあります。子供にはそれぞれに適した勉強方法があるので、子供の将来が心配でも子供自身の意見や考えを尊重するようにしましょう。

③結果ばかりを気にする

テストの結果は、親も子供もとても気になりますよね。毎日の勉強の成果がテストの点数ですから当然のことです。しかし、テストの点数は1つの指標にすぎません。点数ではなく子供の勉強に対する姿勢を見てあげましょう。今は良い点数が取れなくても、勉強をし続けていけば必ず結果に出てきます。結果が出るまでに時間がかかるとわかっていれば、温かく見守ってあげることができます。そうすれば子供もテストの結果に振り回されることなく、自分の勉強に集中できるでしょう。

テスト

④上限を決めてしまう

親が勉強を頑張っている子供に対して「ここまでで良いよ」というように上限を設けるのはやめましょう。やる気のある子供は、どんどん目標を設定して自分から進んで学んでいきます。親は子供のやる気をサポートすることに徹底してください。上限は親ではなく、子供自身が決めるということを忘れないようにしましょう。

学校

⑤何事も急かす

日々の中で子供は親や先生に急かされることが多々あります。しかし、子供にはそれぞれのペースがあることを覚えておきましょう。子供の様子をしっかりと見ながら、タイミングを見て声を掛けてくださいね。子供のペースに合わせて不用意に急かすことなく接するのも、子供のやる気を出させる効果的なテクニックの一つです。

自転車

子供のやる気を引き出すために声掛けや環境を見直そう!

現代の子供の多くは塾や習い事で予定がいっぱいで、忙しい毎日を過ごしています。そんな中、子供なりに頑張って生活しているのです。親としてはもっと良い成績を取ってもらいたいというのが本音かもしれませんが、子供の気持ちに寄り添って温かく見守ってあげましょう。子供のやる気を引き出すのは親のポジティブな態度や言葉です。今回紹介した子供のやる気を引き出すためのテクニックをできるところからぜひ試してみてくださいね。

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この記事のライター
KNoriko

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