動きたくない・何もしたくない時の心理5選!やる気を出す方法も紹介!
毎日を一生懸命過ごしていると、動きたくない・何もしたくないと感じることは誰にでもあることです。本記事では、動きたくない・何もしたくない時の心理や対処法、やる気を出す方法などを紹介します。何もしたくないときにはこの記事の内容を試してみましょう。
目次
動きたくないし、もう何もしたくない…
今日は動きたくないし、もう何もしたくない、そんな風に思う日はないでしょうか。仕事が休みの日や用事がない時であればゆっくり休んでいられますが、そうではない日に動きたくない・何もしたくないという状態になると非常に困ります。
何もしたくない時は誰にでもあること
何もしたくない、と感じても自分を責める必要はありません。なぜなら「何もしたくない」と思うときは誰でもあることだからです。人によって心理や原因、対処法は異なるため一つずつ確認していきましょう。
自分の何もしたくない心理の原因を理解し、自分に合った対処法が分かれば、やる気を取り戻すことができるでしょう。
動きたくない・何もしたくない人の心理5選!
①何も食べたくない
何もしたくないときに、食べる行為をやめてしまいたいという心理になると注意が必要です。この心理に身をゆだねてしまうと、食事の量が減り、病気へつながる恐れがあります。
人間の三大欲求である食欲を感じられないということは、人間関係や仕事で疲れやストレスを感じていることを身体が訴えているのかもしれません。
②ずっと寝ていたい
休みの日にはずっと寝ていたい、と思い布団から出ることができない人も多いのではないでしょうか。休みの日に気が付けば夕方になっていた、ということもあるでしょう。
何もしたくない、動きたくないという思いが強いと、ずっと寝ていたいという心理につながることがあります。
③どこにも行きたくない
何もしたくない気持ちが強いときは、外出をする予定があっても外に出たくないという心理になるでしょう。外に出るための準備を面倒に感じられたり、外に出る行為そのものを嫌に感じたりします。
外出の予定がなければ問題ありませんが、仕事や用事で外に出なければならない場合は苦痛でしょう。
④誰とも会いたくない
ストレスや疲れなどを感じると、もう誰とも会いたくないと思う人も多いでしょう。人間関係を継続する行為はストレスがかかります。何もしたくない、動きたくないという感情があるときには、人と会うことは大変なことです。
仕事や学校など社会の場では、人間関係を築くことは大切なことです。そのため、誰とも会いたくないという状態が続くと人間関係に支障がでてきてしまいます。
⑤仕事に行くのが嫌
社会に出て働いている人なら、ほとんどの人が仕事に行くのが嫌と感じたことがあるのではないでしょうか。しかし、仕事に行かなければ生きてはいけなくなるため、無理をして頑張っている人も多いでしょう。そのまま頑張り続けると、精神のバランスを崩す恐れがあります。
仕事に行くのが嫌だ、と感じる原因は仕事の疲れや職場の人間関係など、人によって異なります。フルタイムで働いていれば、一週間のうち5日は仕事があります。そのたびに嫌だと感じていると余計に疲れてしまうでしょう。できるだけ早く原因を特定し、対処法を見つけることが重要です。
動きたくない・何もしたくない原因5選!
①肉体的な疲れ
立ちっぱなしの作業など重労働や、忙しさのあまり睡眠時間が少ないと肉体的な疲れから、動きたくない・何もしたくないと感じることがあります。これ以上は病気になってしまうという身体からの訴えです。
動きたくない・何もしたくないと感じたときには、まず自分の一週間の予定を振り返ってみましょう。平日は思いっきり働いて、土日は朝から晩まで予定が入っていた、ということはありませんか。いつもよりも忙しいスケジュールだったのであれば、あなたの動きたくない・何もしたくないという状態は、肉体的な疲れが原因の可能性が高いでしょう。
②精神的な疲れ・ストレス
なんだかやる気がでない、何もしたくないという状態は、精神的な疲れやストレスが原因なことがあります。職場や家庭内で何か嫌なことが起きなかったでしょうか。嫌なことを言われた、仕事が上手くいかない、などのストレスを抱えていると、動きたくない・何もしたくないという状態になることがあります。
精神的な疲れやストレスは、環境の変化のときにも発生します。新しい職場、引っ越しなどがあった場合は、その環境の変化が原因かもしれません。
③やる気がでない
もしもあなたに肉体的な疲れや精神的ストレス、嫌なことや病気がないのに、どうしても動きたくない・何もしたくないという状態にある場合、もしかすると単純にやる気がでないことが原因かもしれません。
何かやりたくないことをしなければならないとき、すぐにその物事に取り掛かれる人は少ないのではないでしょうか。
何もしたくないことの原因が、やる気がでないということであれば、やりたくない仕事や面倒な家事などをしなければならないときに、何もしたくないという状態になるのではないでしょうか。
④現実逃避
ショックな出来事や辛い体験をすると、現実から遠ざかるために何もしたくないという状態になることがあります。現実逃避は自分を守るための行為の一つです。
目の前の出来事が面倒なとき、目標のハードルを上げすぎて達成が難しい時にも、現実逃避のために動きたくない・何もしたくないと感じます。
何もしたくないという現実逃避を行う理由は何かを見極めて、対処法を探しましょう。
⑤妊娠後期・生理中が原因
女性の場合はホルモンバランスの乱れによって、動きたくない・何もしたくないと感じることがあります。多くはホルモンバランスが乱れる妊娠後期や生理中に起きることが多いでしょう。
妊娠後期は出産に対しての不安や恐怖を感じたり、プロゲステロンとエストロゲンという女性ホルモンのバランスが乱れたりします。出産に対して周囲からの応援がプレッシャーに感じることもあるでしょう。
生理中は妊娠後期と同様に女性ホルモンが乱れがちです。生理痛がある女性は、朝から夜まで痛みに耐え続けなければなりません。そんな状態ではやる気がでるどころか、何もしたくないと感じるのも当然でしょう。
何もしたくないのは病気?「うつ」の可能性は?
動きたくない・何もしたくないという状態は、うつ病の症状である抑うつ状態の一つです。動きたくない・何もしたくないという気持ちが強くなり、実際に日常生活に支障をきたす場合はうつ病の可能性があります。
うつ病かもしれない、と感じた場合は速やかに休息が必要です。体や心を休ませると同時に病院を受診することをおすすめします。
現在は動きたくない・何もしたくないと感じるだけで、日常生活は問題なく過ごせている方も要注意です。原因を取り除かずにそのまま過ごしていると、病気になってしまうかもしれません。自分に合う対処法を見つけて試してみましょう。
動きたくない・何もしたくない時の対処法5選!
①とにかく寝る
睡眠による休息をとることによって身体的・精神的な疲れを癒すことができます。動きたくない・何もしたくないと感じたときには、まずはたくさん眠ることを試してみましょう。何もしたくないときに、とにかく寝ることは手軽で効果的な対処法の一つです。
②何も考えない
何か嫌なことや面倒なことがあると、動きたくない・何もしたくないと感じてしまいます。なので、何も考えないようにしましょう。
最初はどうしても嫌なことや面倒なことに気持ちが向いてしまいますが、そのたびに頭を空っぽにする練習をするといいでしょう。
③趣味に没頭する
好きなことに取り組んでいるときには、動きたくない・何もしたくない状態は忘れられるため、心の休息にもつながります。そのため、自分の趣味に没頭する時間を作るといいでしょう。毎週の休みのたびに趣味に没頭することがおすすめです。
④好きな人と一緒に過ごす
家族や自分の好きな人と一緒にいると幸せな気持ちになります。幸せな気持ちと動きたくない・何もしたくないという負の気持ちは一緒には考えられません。なるべく幸せな気持ちをもてるように、好きな人と一緒にいる時間を増やしましょう。
⑤誰とも連絡しない
あなたのストレスが外部からの刺激だった場合は、誰とも連絡をとらないことも有効な対処法です。動きたくない・何もしたくないという気持ちになった時には、携帯電話やスマートフォンの電源をオフにして、自分の時間をゆっくりと楽しんでください。
動きたくない・何もしたくない時にやる気をだす方法4選!
①毎日ひとつだけ達成する
動きたくない・何もしたくないというときには、毎日小さな目標をもつことをおすすめします。今日は一駅分歩いて帰る、お風呂の掃除をする、などなんでも構いません。毎日小さな目標を達成することで、やる気を取り戻すことができます。
②自分のハードルを下げる
完璧主義者や自分に厳しい方は、自分へのハードルが高いことがあります。目の前のハードルが高いとやる気が出ません。何もしたくないときには、自分のやる気を出すために目標のハードルを下げるようにしましょう。
③小さな達成を継続する
すぐに達成できる小さな目標を作り、達成を継続することでやる気を出すことができます。人間関係を改善したい場合は、毎日しっかりと挨拶をするという小さな目標がおすすめです。
病気にならないために22時には寝て、しっかりと休息をとることも目標意識をもって行えば、達成感からやる気がでてくるでしょう。
④達成できた自分を肯定する
どんなに小さなことでも達成したことは素晴らしいことです。自分自身でそのことをほめてあげるとやる気につながります。寝る前に今日達成したことを思い出して、自分に一声かけてあげる方法がおすすめです。
動きたくない・何もしたくない人にならない為の予防策2選!
①日々のストレスや生活を見直す
日々のストレスや生活リズムが乱れると、動きたくない・何もしたくないという状態になりやすくなります。毎日しっかりと休息をとり、ストレスのケアも行いましょう。
人間関係にストレスを多く感じる方は、転職などで働く業種の見直しを行うこともいいでしょう。動きたくない・何もしたくない、という状態から病気につながらないように自分をしっかりと大切にしてください。
②何もしない「休息の日」を作る
動きたくない・何もしたくないと感じる前に、何もせずに一日休む休息の日を作りましょう。例えば毎月第二日曜日は休息の日、などと決めておくと忘れずに休むことができるでしょう。
休息の日を作ることで肉体的な疲れや人間関係のストレスを癒すだけではなく、うつ病などの病気の予防にもなるでしょう。
動きたくない・何もしたくない人になる前に気分転換を!
どんな状況でも動きたくない・何もしたくない、と感じることは誰にでもあります。毎日を楽しく過ごすために、肉体的な疲れやストレスを感じたときには、とにかく寝たり、趣味に没頭したり、自分に合った気分転換をしましょう。