子供への上手な勉強の教え方とは?効果的な声かけの方法も!

子供に勉強を教えているとイライラしませんか?それは、勉強の教え方を間違っているのかもしれません。気持ちの持ち方を少し変えるだけで、劇的に子供の成績がアップすかもしれません。子供への上手な勉強の教え方や効果的な声かけの方法など見ていきましょう。

子供への上手な勉強の教え方とは?効果的な声かけの方法も!のイメージ

目次

  1. 1子供への勉強の教え方はどうやればいい?
  2. 2子供にとって勉強とは?3つ紹介!
  3. 3子供への上手な勉強の教え方5選!
  4. 4子供の勉強時間はどれくらいがいい?
  5. 5子供への効果的な声かけの方法7選!
  6. 6子供の勉強は部屋よりリビングがいい?
  7. 7子供と親の勉強時間は大切な時間だった!

子供への勉強の教え方はどうやればいい?

子供への勉強の教え方を難しい感じていたり、なぜこんな簡単なことがわからないんだろうとイライラしていませんか。それは、親が一方的に教えようする教え方が間違っているからかもしれません。親は、コーチとして時には仲間として子供に接することが大切です。子供に褒める言葉を声かけしながらやる気を引き出す。教えるのではなく導いていく方法が、勉強の教え方です。子供に勉強の習慣が付くまでコミュニケーションをとりながらしっかり行いましょう。

ひらめき

子供にとって勉強とは?3つ紹介!

子供

子供にとって勉強とは、嫌なもので、勉強する理由がわからず、将来何の役に立つのかもわからない得体の知れないものです。勉強は言われてるからやるものだと思っている間はなかなか成績も上がりません。まずは勉強することを習慣づけることが大切です。親が積極的に子供とコミュニケーションをとり、声かけし褒めることが子供の勉強へのイメージを変える方法です。

①嫌いなもの

色鉛筆

子供が勉強は嫌だと思う理由は、わからないからです。解き方がわからない・問題の考え方がわからない・どうやって取り組んだらいいかわからないなど、とにかくわからないのです。自分で解決できないとき、勉強が嫌になります。勉強方法が解らない状態を頻繁に繰り返していると勉強が嫌なものだと定着してしまい、勉強の習慣もできず、成績も上がりません。

②勉強する理由がわからない

悩む

大人は、資格を持っていた方が有利だとか具体的な目標を持ちながら勉強できますが、子供はなかなか目的意識を持って勉強することはできません。なので勉強する理由がわからず、めんどくさいくなってしまうのです。親子のコミュニケーションを図りながら、勉強する目的をみつけていきましょう。

③将来どのように役に立つのかがわからない

勉強イメージ

子供は、今勉強していることが将来どのようなことに役立つのか全くわかりません。なので、なぜ勉強しなくてはいけないのかと思ってしまうのです。将来何に役立つのかは、大人でもわからない事もあります。しかし、子供のうちに習得する知識は大人になってから必ず良かったと思えるものであるということを教えてあげると、やる気が出ます。勉強をするように言うだけでなく、将来の夢について話したりコミュニケーションをとると良いです。

子供への上手な勉強の教え方5選!

教える

親が子供に勉強を教えるのには教え方が大切です。ただただ楽しくないことを教えられても子供は嫌になるばかりです。子供とコミュニケーションをとりながら、上手な勉強の教え方を参考に進めていきましょう。

①間違いを正さない

怒る

勉強の教え方ポイントとしては間違いを正さないということです。学ぶにはプロセスがあります。「問題を間違える・わからない」→「教わる」→「間違えた・わからなかった。でもできるようになった。」→「成長を実感」→「うれしい・楽しい」この繰り返しが大切です。問題を解いている最中に子供が間違っていたら、親はその間違いを正そうと割って入ります。それが子供のやる気を途切れさせます。子供の間違いは成長のキッカケと思い、口出しするのをこらえましょう。直ぐに間違いを正さない教え方のポイントです。

②否定をしない

教える

子供を否定するような教え方は気を付けた方がよいでしょう。勉強の教え方よりも、子供への声のかけ方が大切です。「また違う」「さっき教えたでしょ」とついついこんな否定的な言葉が出てしまいます。嫌々始めた勉強がさらに嫌になってしまいます。親は、子供の成績が悪かったとしても「いいところを見てあげる。」これがとても大事な教え方なのです。

「これもできるようになったんだ」「ここはできてないけど、こっちはできているから大丈夫だよ」と褒める声かけをすると子供の勉強への意識も少しずつ変わり成績も上がります。自信が持てたり、楽しいと思えたりすると子供は得意気になっていきます。勉強の習慣もついていきます。

③他人と比べない

比べる

勉強の教え方ポイントは他人と比べてはいけません。他人と比べることは良くない方法です。兄弟で勉強のできるできないの差があっても、よその家の子がどんなに成績が良くてもそれはそれです。「お兄ちゃんは頑張ってたよ」「○○くんに負けてるよ」こんな言葉は子供のやる気を引き出すことはできません。得意なこと苦手なことはそれぞれに違います。比べるのではなく、得意なことを褒めることが大切な教え方です。

④できなくて当たり前の心構えを持つ

勉強する

子供はできなくて当たり前の心構えを持つことが教え方のポイントです。勉強は、わからないことをわかるように変えていく地道な作業です。 わからないから勉強をするんです。わからないのだから、できなくて当然なのです。親がどんなに簡単だと思うことでも、子供からすれば、わからない・難しいことはたくさんあります。根気よく教えていけば、子供はわかるようになるはずです。まずはできなくても当たり前の心構えを持つことが大切な教え方です。

⑤一度で理解を求めない

子供

上手な教え方ポイントは一度で理解を求めることをしないことです。親が一度教えただけで、覚えられるほど子供の記憶は定着しません。一度教えたことでも、時間がたてば忘れてしまいます。忘れるというよりも記憶が薄れてくるといったほうがよいでしょう。内容が複雑であればあるほど記憶が薄れるスピードも速くなります。何度か同じ事を教えれば子供の記憶はよみがえり、もう一度同じ事を教えることで、より強く記憶が定着されます。

難しいことは、時間を置いて忘れた頃に何度か繰り返さないと知識が定着しない。このことを子供に勉強を教える親は、しっかりと意識する必要があります。一度で全てを理解することはできません。繰り返しやることを習慣づけることが教え方のポイントです

子供の勉強時間はどれくらいがいい?

文具

子供への教え方も大切ですが、勉強時間についても考えなければなりません。子供の勉強時間はどれくらいがいいのでしょう。長ければ長いほど良いのでしょうか。子供の勉強時間は「学年×20分」が集中力の続く可能な時間です。特に低学年の子供は、同じ時間に同じ場所で勉強するという家庭学習の習慣をつけることが大切です。子供にはやる気の波があります。同じテンションで一定の時間進めようとすると失敗します。親は思ったように進まないとイライラしますが、子供はこういうものなのだということをあらかじめ理解しておきましょう。子供のやる気に合わせてメリハリをつけて勉強させる優先順位をつけて進めていきましょう。

子供への効果的な声かけの方法7選!

勉強

では、どのような声掛けをすれば子供は効率よく勉強するようになるのでしょう。間違いを正されたり、否定されると子供でもやる気は無くなります。親はできるだけ褒める声かけを習慣づけることが上手な勉強の教え方です。

①すごいじゃん!

難しい問題が解けたときには、「すごいじゃん!これ難しい問題だよ」と声掛けしましょう。子供は自分ができるようになったんだと自信を持つことができます。

②カッコいい!

勉強を自分から始めた瞬間などには、「カッコいい!勉強始めてるやん」と今の自分はカッコいいのだと子供に思わせましょう。

③よくできました!

勉強が終わった時には「よくできました!」「よく頑張ったね」と褒めてあげましょう。褒めてもらえるならまた明日も頑張ろうとなります。

④さすが!

「さすがお兄ちゃんだね」たくさん褒める言葉をかけてすこし調子に乗らせるくらいの方が効率よく勉強をするでしょう。

⑤もうこんなにできたの?

短時間でたくさんの問題が解けた時には、「もうこんなにできたの?すごいね」と褒めてあげましょう。できて当然というのではなく、ひと声かけることがさらに効果を上げるのです。

⑥早く終わったら〇〇しようか!

「早く終わったら○○しようか!」ゲームの時間を少し長くとってあげるとか、おやつを食べるとか、子供が喜びそうなことを声かけしてあげましょう。

⑦前にできなかったところがしっかりできてるね!

前にわからなかった問題が解けたときには、「前にできてなかったところがしっかりできてるね!」お母さんはいつもあなたの事見ているんだよ。と思わせるような声かけも必要です。

子供の勉強は部屋よりリビングがいい?

タブレット見ている

子供は勉強部屋で孤独に黙って鉛筆を動かす。根性を出してやることが、昔は良いとされていました。でも現代で推奨されているのがリビング学習です。親がいる場所で学習すれば、疑問に思ったことについてその場所で聞くことができます。家族でわいわいとコミュニケーションをとりながら学習できます。目標をクリアして親に見てもらう、褒めてもらえる。またやる気がわく、成績が伸びる一番の秘訣です。子供にとっては一人の場所で勉強するよりは、明るく、心地よいリビング空間が学習に適しているのです。

リビングに本棚がある家の子は伸びるとも言われています。読書は語彙力を向上させます。図鑑等が手に取れるところにあれば、積極的に調べる習慣ができて、わからないが直ぐに解決することができます。多くの子供が片付いた子供部屋ではなく、比較的雑然としたリビング環境を好んで勉強しています。勉強を習慣化させたい低学年の子供には親のいる場所でコミュニケーションをとりながら勉強をすることをお勧めします。

子供と親の勉強時間は大切な時間だった!

くつろぐ

子供の勉強を見る時は、他人の子供の勉強をみてると思って取り組んだほうが、うまくいきます。「なんでこんなのもわからないの?」と思うこともあります。しかし、そこはこらえてください。親と子供は違います。焦らず、頑張りすぎず、気長に取り組みましょう。子供と親の勉強時間は大切なコミュニケーションの時間になるはずです。褒める教え方で勉強方法を導くように指導すると子供のやる気もでて成績も上がるかもしれません。

子供のわからないところを否定するのではなく、良いところを見つけて褒めることが勉強の教え方のコツです。がみがみ言うのではなく、子供のペースに合わせてできるところからしっかり伸ばしていってあげたいです。まずは、毎日同じ場所で同じ時間に勉強する習慣をつけることが大切です。

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この記事のライター
TOJUN
はじめまして

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