旦那のお小遣いの相場は給料の何%なの?お小遣いの使い道と内訳も紹介!
旦那のお小遣いの相場はどれくらいなのでしょう。旦那の小遣いの実情について、小遣い制の割合や給与の何割くらいか平均額や小遣いの使い道内訳など、詳しくご紹介します。「現状では足りない」という旦那の意見を真に受ける前に、日本の現状について知っておきましょう。
目次
旦那の小遣いについて徹底調査!
結婚するなら二人で取り決めることが色々ありますが、中でも家計は家族が成長する中でとても大切な事柄です。結婚してもお互いを尊重しつつ自由な部分は残しておきたいところです。その自由の部分に関わる1つが、お小遣いですよね。
さて、世間での旦那様のお小遣い事情は、実際にどうなっているのでしょうか。旦那お小遣い相場や使い道や内訳、ボーナスのときはどうするか、だいたい給与の何割くらいかなど、旦那お小遣いの様々な事柄についてご紹介します。
旦那の小遣いは実際どれくらい?
旦那のお小遣いの相場ですが「新生銀行 2018年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」というレポートに基づいてご紹介します。
男性会社員の月額平均お小遣い額は39,836円と前年比2,408円増加した。
こちらのレポートによると、男性会社員の小遣い平均は2015年が37,000円代で、それ以降の小遣い平均が横ばい、2018年に数年ぶりに40,000円近くになって2014年水準に戻っていると説明されています。つまり、2014年~2018年の会社員の小遣い平均は37,000円~40,000円と言えます。
そもそも小遣い制の旦那の割合はどれくらい?
会社員の小遣い平均・相場が2014年~2018年では、37,000円~40,000円と分かりました。こちらの結果は会社員の小遣いですから、既婚者だけではなく独身の人も入っている小遣いの相場になります。では、既婚者で小遣い制の旦那はどれくらいの割合でいるのでしょうか。
小遣い制の場合の平均額は?
旦那・妻の資産を分けることなく共通で管理している家庭で、小遣い制という家庭はどれくらいの割合でいるのでしょうか。ソフトブレーン・フィールド株式会社が2018年4月に発表した調査結果の引用でご紹介します。
夫の1か月あたりのお小遣いについては、「お小遣い制ではない」が38.0%で前回調査(2015年6月)の31.6%を、6.4ポイント上回った。「お小遣い制」は62.0%で、金額は「30,001円~50,000円」が21.9%でもっとも多い。
こちらの調査内訳では、小遣い制ではない家庭は38.0%、小遣い制は62.0%という結果です。旦那の小遣い額は30,001円~50,000円が最も多く21.9%となっています。上でご紹介した「新生銀行2018年サラリーマンのお小遣い調査詳細レポート」の平均額39,836円と同等の結果と言えます。
収入・家族構成・年代でもお小遣いは変わる!
2018年のソフトブレーン・フィールド株式会社の調査では会社員や旦那のお小遣い相場は30,000円~50,000円で、お小遣い制は62%ほどということが分かりました。平均以外の小遣いの人も存在するということです。
平均以外の中から上下内訳をご紹介すると、小遣いが100,000円以上が2.3%、小遣いが10,000円以下は4.9%存在します。上下の開きは100,000円以上あります。どういった理由で旦那の小遣いの額に差が出るのでしょう。
収入から見る旦那の小遣い
単純に給与額の差が旦那の小遣いの差につながるケースが何割かは存在するようです。というのも、「給与の何割かを小遣いにする」というルールで旦那の小遣いを決めている妻・家庭が存在するからです。仮に給与の1割を旦那の小遣いにすると決めますと、給与が100,000円なら旦那の小遣いは10,000円に、給与が1,000,000円なら旦那の小遣いは100,000円になる計算です。給与が高いと生活費が占める割合は下がるため、旦那の小遣いが上がる可能性が高いと言えます。
家族構成から見る旦那の小遣い
給与が高くても家族の人数によっては足りないということもあります。3人子どもが居る場合で説明しますと、全員が幼稚園の場合、後で子ども手当で戻ってくるとしても月々の幼稚園の費用は給料の何割もを占めることもあります。3人全員が幼稚園ならば、幼稚園代金だけで100,000円以上かかることもあります。
小学生なら学費は給与の何割もにはなりません。大学生・専門学生ならば、学費・仕送りが給与の何割にもなります。また、子どもが3人とも家族を持って完全に独立しているなら子どもにかかる費用はあまり無いでしょう。
つまり、旦那と妻だけの2人家族で共働きならば旦那の小遣いが高い可能性が高く、子どもの大学・専門学校などの入学を視野に入れて家計をやりくりしているなら旦那の小遣いが低い可能性があります。
年代から見る旦那の小遣い
旦那の年代によって小遣い額が異なることもあります。年功序列は薄れてきましたが、若年層よりも熟年層の方が給与が高いという現象は今現在も続いているので、単純に給与額が上がったために旦那の小遣いが高くなるという傾向もあります。
2018年サラリーマンのお小遣い調査概要
20代:42,018円
30代:36,148円
40代:37,073円
50代:44,017円
新生銀行の「2018年サラリーマンのお小遣い調査概要」によると20代と50代の小遣い額が40,000円台と高めです。こちらは、20代で独身の男性も入った結果のため20代の小遣い額が高く出ていると予想されます。
こちらの調査では、年代別以外に子どもの年齢による小遣い統計も取っています。そちらを少し抜粋してご紹介します。
既婚者は2万円台後半から3万円台半ばと、1万円以上の開きがみられます。《中略》
未就学児のみいる世帯:26,477円
小学生のみいる世帯::35,059円
中高生のみいる世帯:33,676円
大学生のみいる世帯:48,370円
※子どもの年齢別の旦那の小遣いの平均値
未就学児童のいる家庭では毎月の幼稚園・保育園代金が給与の何割かを占めていることと、旦那・妻の年齢が若く給与が低めであることが予想されます。そのため、旦那の小遣いも低い数字になっていることが考えられます。中学生以下の家庭では、学費や習い事や将来への教育費の備えなどが家計に負荷をかけていて、旦那の小遣いが低いことが予想されます。
旦那の小遣いの使い道は?3つ紹介!
子どもの学費や習い事などにかかる費用が給与の何割かを占める子育て中は、旦那の小遣いが低い可能性があることが分かりました。ですが、平均すると40,000円台弱と出た旦那の小遣いは、食費や子どもの習い事と比べると家計の中で大きな割合を占める金額には違いありません。家計から見たら大きな数字の旦那たちの小遣いの使い道や内訳も気になりますね。
①ランチ代
小遣いの使い道内訳で多いのがランチ代です。ランチ代の平均も出ていて約570円となっています。小遣いが足りない場合はおにぎりなど自分で用意する派やランチ代節約のため食べない派も存在するのだそうです。多くの人は、ランチ代をよりリーズナブルにコスパの良いものを選んで節約しているとも言えます。
②飲み代
ランチの次に多い旦那の小遣いの使い道内訳は、飲み代です。月に何度も飲みに出かけてしまって家計を圧迫してしまう場合もあるでしょう。その予防策として飲み代も旦那の小遣いから出すという家庭は多いようです。出先や偶然会って話が盛り上がって飲み会に出るということもあるでしょう。そういう自由が、飲み代を小遣いから出すことで生まれるとも言えます。
③趣味
妻と一緒に楽しむ趣味を持つ旦那もいれば、休日は家族そっちのけで趣味のDIYに没頭という旦那もいますし、ラジコンにハマって1部屋分占拠しているという旦那も存在するでしょう。トレッキングやサーフィン、バイクのツーリングなど行動的な旦那もいます。小遣い制の旦那たちは、自分の余暇を楽しむために妻から横やりを入れられないために、小遣いをやりくりしているようです。
小遣いが足りないときはどうする?3つ紹介!
小遣いでやりくりしている賢い旦那たちも、ときには不意の出費に困っていることもあります。足りないときにどうやり過ごしているのか、3つのパターンをご紹介します。
①使わずに我慢する
足りない状況にもよりますが、使わずに我慢している旦那は案外多いようです。飲み会に誘われても断ったり日々のジュースを1本に減らして家からお茶を持って行ってみたりといった簡単なことで乗り切れるなら、やりくりして欲しいのが妻の本音ではありますよね。
②貯金を取り崩す
旦那が妻に内緒で口座を持っているというケースも少なくはないようです。また、銀行のカードを旦那が持っている場合は、どうしても足りないときは口座から下ろしていることもあります。タンス貯金という手で少しずつ貯めたお金を切り崩すという旦那もいます。
③奥さんに相談する
困ったときは妻に相談する旦那も多いようです。そんな旦那が妻に相談するときは、とても困っているときでしょう。働くモチベーションにつながるなら、財布の紐を締めるだけでは無意味なので、ちょっと緩めてみても良いかもしれません。
ボーナスのときの小遣いはどうなる?
日払いや年払いの小遣いはあまり聞きません。給与が入ってその給与から小遣いが出るというご家庭がほとんどではないでしょうか。そこで気になるのが、ボーナスからの小遣いです。家計という考え方からすると、旦那の小遣い額の適正な割合は1割程度なのだそうです。その割合から考えますと、ボーナスの1割が適正で相場のボーナスからの小遣いと言えます。
ボーナスが入れば臨時収入ですから、当然小遣いも出るとする旦那は多いです。もし、自分が働いているならボーナスが出たら何を買おうかなというご褒美を想像して頑張れることもありますよね。「ボーナスは使う物」「ボーナスはローンの支払いに充てる」「ボーナスのほとんどを貯金」「ボーナスは自分の物」などなど旦那によって考え方が違います。
結婚する前後の小遣いの取り決めをするなら、ボーナスでの小遣いも決めておくと良いでしょう。また、子どもが生まれたりするなどライフステージによってボーナスの使い道内訳が変わる可能性があることも夫婦の共通認識として持っておくと、後々の大きな考え方の違いは避けられるはずです。
我が家の旦那の小遣いは?3組紹介!
旦那の小遣いの割合や相場など分かってきました。ですが、小遣いが10,000円以下の人もいれば、100,000円以上の人もいて、旦那の小遣いは相場や平均値はあっても各家庭や状況でピンキリでもありました。こちらでは、旦那の小遣いについて3つご紹介します。
旦那のお小遣いは月22000円(昼食代含む)なんですけど多すぎるでしょうか?
私は専業主婦で旦那の月収は40万円(手取り)《中略》結婚したら男性は妻に頭を下げてお小遣いをもらうのが当たり前ですしそれが嫌なら最初から結婚するなと言いたいです。
ベストアンサーに選ばれた回答
この状態なら、旦那様がお気の毒です。昼食代込みで22,000のお小遣いは、少な過ぎです。
ランチ代が平均570円とありましたので、22,000円ですと半分がランチ代ですね。子どもが小さくて何人もいらっしゃるならば、幼稚園・保育園・バス代などの家系的負担は多いと予想されますが、会社員の平均の小遣いよりは低めと言えます。
旦那の小遣いを決めかねてます。
《中略》旦那の収入は月22万円前後、私は専業主婦、第1子を妊娠中です。旦那の実家で暮らしているので住宅ローンはありません。昼食は弁当を持たせています。ガソリン代、美容室代、洋服代等は別途家計から出すとして、月3万のお小遣いは少ないでしょうか?
ベストアンサーに選ばれた回答
旦那さんのお小遣いは黄金比率ですと手取りの1割とされています《中略》家庭を持つという事は、自分の趣味や楽しみをある程度我慢する!という事に尽きると思います。
お弁当を毎日入れてらっしゃるという妻のご意見です。つまり、ランチ代・ガソリン代・洋服代などなど、一般的な旦那が小遣いから捻出している項目が全て家計から出ているようです。これ以外の全くの趣味の部分に30,000円使うことができるようですね。
旦那の小遣いについて。。
旦那は32歳会社員です。私はパート29歳で週5〜6働いています。子供は小学生と5歳3歳の3人です。私のお給料は家族旅行費や今後の教育費にと普段使いません。旦那の給料が22万程です。3年前に新築一戸建ても購入しました。《中略》旦那が急にタバコを控えて節約してるんだぞ。とイライラしながら言ってきました。お昼代込の20000円のお小遣いです。飲み会が会社関係である時は5000円別に渡したりもします。《中略》
ベストアンサーに選ばれた回答
よくやっていると思いますよ
持ち家を持とうという勇気が凄いです
自分で稼いだパート代は将来への貯蓄にしている妻のご意見です。お昼代込みの小遣い20,000円ですと半分はランチ代になりますね。飲み代が別に家計から出るということですので、給与220,000円の1割は満たす計算です。タバコを控えないと小遣いが足りないというと、喫煙者の人にとっては切実な意見ではあります。ですが、持ち家もありローンの支払いも計上すると、小遣い20,000円+飲み代は妥当な金額ではないでしょうか。
仕事をしてくれている旦那に、感謝の気持ちを持とう!
家族を幸せに楽しく盛り上げて行くことができるのが、夫婦の雰囲気や話し合いで出てくる結果だったりします。お小遣いのことでもめすぎるのも、もったいないことです。毎日元気に働いている旦那への感謝の気持ちを持ってみましょう。旦那の小遣いの目安としては、給与の1割程度の割合で、平均相場が40,000円弱という統計があるということが分かりましたので、ご家庭や家族に見合った落としどころを導き出すことができると良いですね。