IKEAのカーテンで失敗する前に知っておきたいポイント5選！

北欧スウェーデン発の家具ブランドIKEA。IKEAには大型家具から小物まで幅広い商品がありますが、カーテンもその1つです。今は色々なカーテン専門店もあり、素材やデザインも選択肢が多いですよね。

IKEAのカーテンも現在180以上の種類があり、デザインもシンプルなものから北欧らしいポップなもの、遮光カーテンやレースカーテンまでたくさんあります。しかしIKEAのカーテンを購入する前に知っておきたいことがあるのです。

今回はIKEAのカーテンの特徴と、購入する前に知っておきたいポイントをご紹介します。

IKEAのカーテンについて知っておきたいポイント1つ目は「IKEAのカーテンはとても長い」ということです。カーテンが長いと、レールに設置する前に準備しなければいけないことがあるのです。詳しく見ていきましょう。

IKEAのカーテンは長い、と言ってもどのくらい長いカーテンなのでしょう。IKEAのホームページによると、IKEAのカーテンは長さ250cm、幅145cmです。数字だけみても「そんなに長いカーテンかな？」と思いますよね。

日本の一般的な窓のサイズいくつくらいかと言うと、標準的なサイズは高さ178cm、幅100cm、大きいサイズでも高さ200cm、幅100cmです。注文住宅などは比較的自由が利くので、多少の差はありますがこのサイズを見ると、IKEAのカーテンは長いと感じますよね。

そもそもカーテンを購入する時に、どのようにカーテンサイズを測れば良いのでしょうか。必要なのはカーテンレールの幅と窓の高さです。測り方を簡単にご紹介します。

まずカーテンレールの幅の測り方です。目安となるのは、レールに付いているフックです。一番端に付いているフックから反対端のフックまでの長さを測りましょう。これがカーテンの幅になります。

次に窓の高さの測り方です。窓には窓枠があると思いますが、窓枠の上から床までを測って下さい。測ったサイズからマイナス1ｃｍしたサイズがカーテンの長さになります。昼間用にレースカーテンも設置する場合は寸法が変わります。レースカーテンの場合はマイナス2cmのサイズにしましょう。

サイズを測る際はぜひ参考にしてみて下さい。

IKEAのカーテンはベースが長い、とお話しました。「長いとなると裾上げが必要？」「裾上げなんて難しいし出来ない！」という方でも大丈夫です！裾上げテープを使って、簡単に自分で長さを調整することが出来ます。この裾上げテープですが、もちろんIKEAでカーテンと一緒に購入出来ます。

IKEAで購入できる裾上げテープは10mもの長さがあってお値段もお手頃です。裾上げの方法もアイロンを高温で押し付けるだけでとても簡単です。ミシンを使わずに出来るのは、お裁縫が苦手な方には嬉しいですね。

 

「いやいや、簡単と言っても自分で裾上げは面倒」という方も大丈夫です。IKEAにはカーテンの裾上げをオーダーすることが出来ます。既製品のカーテンの裾上げなどのお直しは1,500円で注文出来ます。ではIKEAの裾上げオーダーはどのような流れで行うのでしょうか。

1、IKEAホームページ「ソーイングサービス」のページにアクセスし、「注文サイズの測り方」という専用用紙をプリントする
2、自宅のカーテンを付けたい窓のサイズを測りフックの形状などを決め、用紙に記入する
3、IKEA店舗にて購入したいカーテンを選ぶ
4、選んだカーテンと用紙を持って、店舗の「テキスタイルエリア」に行きオーダーする
5、商品と注文書を持って会計エリアにて支払いをする
6、支払い後、「商品受け渡しカウンター」へ行き、カーテンを預ける
7、自宅へカーテンが配送される

ちなみにカーテンに必須のタッセルですが、IKEAのカーテンはタッセルが付属しているものもあります。付属していないものは丈が180cmのものまでであれば、共布で2本オーダー出来ますよ。お値段は300円です。

 

IKEAのカーテンは既製品であれば裾上げなどのお直しオーダーが出来るとお話しました。IKEAでは既製品の他、好みの布を選び1からカーテンをオーダーすることも出来るんです！

既製品ではなかなか好みのものが見つからなかった、という方にはこちらがおすすめです。オーダーの流れとしては既製品のお直しと同様ですが、違うのはお値段です。どのくらい違うのでしょうか。

【幅が150cmまでの場合】
丈が150cmまで　3,000円
丈が200cmまで　4,000円
丈が280cmまで　5,000円

【幅が151cm～300cmの場合】
丈が150cmまで　4,000円
丈が200cmまで　6,000円
丈が280cmまで　8,000円

こちらの料金はあくまでもソーイングオーダーの値段です。布地料金は別途となるので、場合によっては割高になりますね。

さて、IKEAのオーダーカーテンはお値段が高くなるとお話しましたが、カーテンの取り付けも少し手間がかかります。というのもIKEAのカーテンはロッドタイプのものが主流だからです。

カーテンのロッドというのは簡単に言えば、カーテンのポールのことです。日本の住宅に多く取り付けされているのは、こういったロッドタイプではなく小さなフックが付いたカーテンレールのものが多いですよね。

IKEAの既製品のカーテンは、ほとんどがカーテンロッドを取り付けることを前提としたカーテンです。その為、商品によっては自宅にカーテンロッドの取り付けが必要になります。

こちらはIKEAのカーテンロッドを取り付けされた方の画像です。ネジで固定することになるので、賃貸住宅では難しいのかなと思います。カーテンロッドを取り付けする為に必要なものは、ロッドのデザインの好みによっても変わってくると思います。

基本的にはロッドを固定するブラケットという金具、ロッド本体、ネジ、ロッドの両端に付けるフィニアルという固定具、カーテンを掛けるリングやフックが必要になります。

「1つずつ選ぶのはよく分からないし面倒」という方にはセットになったものもあります。しかし、自分で取り付けしなければいけない、というのは変わらないのでやはり手間はかかりますね。

カーテンロッドが必要ということは、賃貸住宅ではIKEAのカーテンは使えない？と思いますよね。ロッドタイプが主流ではありますが、カーテンを選べば通常のレールタイプのお家でもIKEAのカーテンが取り付け出来ます。

1つ目の選択肢としては、画像のようなカーテンフックを取り付けられるカーテンを選べば良いのです。カーテンフックもカーテンと合わせてIKEAで購入出来ます。見た目も一般的なカーテンフックと一緒ですね。心配であれば、事前にストアスタッフにフックが取り付け出来るタイプのカーテンかを確認すると良いでしょう。

通常のフックタイプの他、こういったクリップでカーテンを取り付ける方法もあります。あまり見ないタイプでおしゃれですね。ただ、こちらのデメリットはカーテンレールとカーテンの間に隙間が出来てしまうことです。そういったデザインでも気にならない、という方はこの方法もおすすめです。

カーテンに必須なタッセルですが、IKEAのカーテンはタッセルが付属しているものもあります。付属のタッセルだとデザインが同じタッセルなので統一感はありますよね。しかし、IKEAの付属タッセルは長さがかなりあるようです。

画像を見ると、タッセルというよりかは普通の長いヒモという感じですね。なので、カーテンの見た目もこだわりたい！という方はタッセルは別で購入しても良いかと思います。今は色々なデザインのタッセルがあり、お値段がお手頃なものもあるので雰囲気に合ったものを選んでみて下さい。

色々と手間がかかるIKEAのカーテンですが、種類が多くてカーテン自体のコスパが良いのは大きなメリットだと思います。IKEAのカーテンは北欧らしい柄物しかないのでは？と思いますよね。

実は、レースカーテンなどのシンプルなものや遮光カーテンなどもあるんです。カーテンを設置する時には厚めのカーテンと昼間用にレースカーテンの2種類があると機能性も抜群です。

レースカーテンとひと口に言っても柄付きや無地のもの、洗えるものまで本当に色々なレースカーテンがIKEAにはあります。お家の雰囲気に合ったレースカーテンと厚めのカーテンを選んでみて下さい。

IKEAのカーテンは取り付けに手間や取り付けられるのかなどの下調べが必要になります。しかし、他のお店と比べてもIKEAのカーテンは種類が多く選ぶのが楽しいです。

IKEAで気に入ったカーテンがあったら、お家に付けられるタイプのカーテンなのかをよく確認してみて下さい。ひと手間で取り付けられる場合もあります。IKEAのカーテンを上手に使いこなして、素敵な空間を作ってみましょう。