マイナンバーカードの申請方法!発行日数・提出書類・手数料は?
マイナンバーカードの申請をして、交付してもらった人はごくわずかですが、マイナンバーカードを持っていると便利な点もあります。発行日数が長いため、早めの申請が必要です。マイナンバーカードの発行日数や提出しなければいけない書類など、詳しく解説していきます。
目次
- 1マイナンバーカードの申請はどうしたらいい?
- 2マイナンバーカードは何ができる?
- 3マイナンバーカードを申請する際に必要なもの2つ!
- 4マイナンバーカードの申請方法は4つ!
- 5【マイナンバーカード申請方法①】郵便で申請する方法
- 6【マイナンバーカード申請方法②】パソコンから申請する方法
- 7【マイナンバーカード申請方法③】スマートフォンから申請する方法
- 8【マイナンバーカード申請方法④】証明写真の機械から申請する方法
- 9マイナンバーカードの受け取り方は?
- 10マイナンバーカードの発行日数はどのくらいかかるの?
- 11マイナンバーカードの発行に手数料はかかる?
- 12マイナンバーカードの発行期間はいつまでなの?
- 13マイナンバーカードの発行日数は1ヶ月程度!早めにしよう!
マイナンバーカードの申請はどうしたらいい?
皆さんはマイナンバーカードを持っているでしょうか。通知カードの受け取りはしたけれど、マイナンバーカードは発行していない、という人が多くいます。日常生活において、マイナンバーを使うことはほとんどありません。市民税・県民税・確定申告で必要になりますが、通知カードさえあればそれで事足ります。そのためいざマイナンバーカードの申請をしようとしても、手順や必要書類が分からないと答える人の方が、圧倒的に多いでしょう。実は発行日数も長いため、早く手に入れたい人は注意しておかなければなりません。
マイナンバーカードは何ができる?
通知カードがあれば、自分のマイナンバーを確認できますが、マイナンバーカードを所持していると便利なこともあります。マイナンバーカードを受け取り後、できることを3つご紹介します。
本人確認書類になる
様々な手続きなどの場面で必要となるのが、身分証明書です。多くの人は免許証を持ち歩き、何かあれば身分証明書として使いますが、マイナンバーカードも本人確認書類となります。マイナンバーカードには氏名・住所・生年月日を始め、持ち主の顔写真も記載されます。車の免許を持っていない人にとって、顔写真付きの身分証明書になるのは貴重ですよね。
公的書類をコンビニで取得できる
住民票は、必要書類の提出で度々必要になります。役所に行って交付の申請をしなければ手に入らないため、平日に手が空かない人にとって厄介です。マイナンバーカードがあれば、時間を気にせずコンビニで取得することができます。コンビニのマルチコピー機の行政サービスのボタンから、表示される手順通りに進めていくと、簡単に住民票を取得できます。同様の方法で印鑑登録証明書も手に入ります。申請の手続きなしで、公的書類をコンビニで取得できるのは、マイナンバーカードのメリットのひとつです。
確定申告がオンラインでできる
学生や自営業の人は、毎年確定申告をしなければいけません。税務署あるいは決められた会場に赴き確定申告を行いますが、期間が限られるため、会場は人でごった返し混雑しています。そのため近年、自宅のパソコンやスマートフォンで確定申告を済ます人が急増しています。マイナンバーカードを手元に準備しておけば、混雑が見込まれる会場に足を運ぶ必要はありません。マイナンバーカードの発行日数を考え、申請・交付しておく方がいいですね。また、身元確認書類があれば通知カードだけでも、確定申告できます。
マイナンバーカードを申請する際に必要なもの2つ!
マイナンバーカードを申請するために、必要なものはたったの2つです。書類をいくつも準備したり、身分証明書をわざわざコピーしたりする必要はありません。
①個人番号カード交付申請書
マイナンバーが導入された時に、マイナンバーの通知カードとともに、個人番号カード交付申請書が同封されて郵便で届いています。1枚綴りになっていたため、切り取っていなければ手元にあるはずです。もし仮に交付申請書を紛失してしまっていても、再発行が可能です。区役所窓口で必要書類を提出すると、約3週間ほどで自宅に簡易書留の郵便が届くシステムです。紛失した時は、問い合わせてみましょう。これに加えてマイナンバーカードの発行日数も要すため、早めに手続きするのがおすすめです。
②顔写真
マイナンバーカードの申請に要るもう1点は、顔写真です。一度作ると次の更新が10年後のため、証明写真機やプロに撮ってもらうのもいいですね。マイナンバーカードはスマートフォンでも申請できるので、自分でスマートフォンで撮る方法もあります。しかし顔写真の規格を守らなければ、申請が通らないことがあります。スムーズに交付してもらうためにも、以下の点に注意して準備しましょう。
- 縦4.5cm×横3.5cm
- 6ヶ月以内に撮影したもの
- 正面・無帽・無背景
- 裏面に氏名・生年月日を記入
マイナンバーカードの申請方法は4つ!
マイナンバーカードを申請する方法は、全部で4種類あります。必要な書類を揃えて、郵便で送ることができます。発行日数がかかるため、急いでいたり手軽に済ませたい人は、パソコンやスマートフォンから申請することも可能です。
【マイナンバーカード申請方法①】郵便で申請する方法
郵便でマイナンバーカードの交付申請をする場合、返信用封筒に入れてポスト投函する手間が増えます。長くかかる発行日数も気になりますし、手間をかけずに早く済ませたい人は、パソコンやスマートフォンの方がいいですね。
①個人番号カード交付申請書を記入する
個人番号カード交付申請書は通知カードと1枚綴りになっており、通知カードが住民票のある住所に届く際に、全員が受け取ります。郵便でマイナンバーカードを申請する場合、この個人番号カード交付申請書の記入が必須となるため、必要事項を書き込みましょう。
②交付申請書に写真を貼る
個人番号カード交付申請書に、顔写真貼付欄が設けられています。縦4.5cm×横3.5cmの写真を準備し、剥がれないようにしっかり貼り付けます。
③交付申請書を送付用封筒に入れて郵送する
通知カード、交付申請書と共に郵便で送られてきた返信用封筒に、顔写真を貼付した交付申請書を入れて、郵送して完了です。
【マイナンバーカード申請方法②】パソコンから申請する方法
郵送に比べてパソコンの方が、より短い時間でマイナンバーカードの申請を終えることができます。手元にパソコンがある人には、こちらの方法がおすすめです。
①顔写真を撮影しパソコンに保存する
マイナンバーカードの交付には、顔写真が必要になります。まずスマートフォンで顔写真を撮影して、パソコンに保存しておきます。
②交付申請用サイトに必要事項を入力する
マイナンバーカード総合サイトにアクセスします。パソコンからマイナンバーカードの申請をする際にも、個人番号カード交付申請書に記載されている申請書IDを入力しなければいけません。他に氏名とメールアドレスをうちこみ、登録します。
③顔写真を添付して送信する
交付申請用のサイトに登録したメールアドレスに、メールが届きます。そのメールに記載されているURLをクリックすると、顔写真をアップロードするよう指示が出ます。前もってパソコンに保存しておいた顔写真を登録し、生年月日を入力すれば完了です。
【マイナンバーカード申請方法③】スマートフォンから申請する方法
手持ちのスマートフォンからも、マイナンバーカードの交付申請を出すことができます。スマートフォンで顔写真を撮って端末に保存し、それを使用できるため、手軽に手続きできるのが嬉しい点ですね。
①スマートフォンで顔写真を撮影する
顔写真の規格を確認し、スマートフォンで顔写真を撮影しておきます。6ヶ月以内に撮影したものなどの必要事項をチェックしておかないと、交付が遅れてしまうことがあります。発行日数のことも考えると、さらに交付が遅れてしまいます。必ず調べてから、スマートフォンで顔写真を撮りましょう。
②交付申請書のQRコードを読み取る
交付申請書にはQRコードが印刷されています。スマートフォンのカメラやカメラアプリを使って、QRコードを読み取ると、マイナンバーカードの交付申請サイトにアクセスすることができます。
③必要事項を入力する
申請書のQRコードを読み取ると、申請IDは自動的に入力されます。利用規約に同意後、氏名とメールアドレスを登録しましょう。
④顔写真を添付して送信する
登録したメールアドレスにメールが届きます。貼られたURLをタップし、あらかじめ撮影しておいた顔写真を登録します。顔写真を添付して送信できれば、手続きは終わりです。
【マイナンバーカード申請方法④】証明写真の機械から申請する方法
顔写真のサイズが分からない人や自信のない人には、証明写真機での申請がベストです。あらかじめ機械にマイナンバーカード用のサイズが設定されているため、ミスすることなく申請をすることができます。
①タッチパネルから「個人番号カード申請」を選択する
街中の証明写真機から、マイナンバーカードの申請を出すことができます。写真機内のトップ画面の、マイナンバーに関するボタンをタップして進めましょう。
②お金を入れて交付申請書のQRコードをかざす
必要な料金を投入し、個人番号カード交付申請書のQRコードを、バーコードリーダーにかざします。
③案内に従って必要事項を入力する
機種によって順番は前後しますが、QRコードを読み込むと、次の作業へ進むための案内が出てきます。その案内に従い、必要事項を入力していきます。
④顔写真を撮影して送信する
身だしなみを整えて写真を撮影します。マイナンバーカード用のサイズで撮影できるため、特に注意することなく、簡単に顔写真を撮影できるのがメリットですね。
マイナンバーカード申請に対応している証明写真機を紹介
街中でよく見かける証明写真機の中で、マイナンバーカード申請に対応しているものを3つ挙げます。駅やスーパー・ショッピングモールなど、様々な場所に設置してあります。インターネットで検索するといくつかヒットしますので、調べてみてくださいね。
- 株式会社DNPフォトイメージングジャパンの「Ki-Re-i」
- 富士フイルム株式会社
- 日本オート・フォート株式会社
マイナンバーカードの受け取り方は?
発行日数が満ちてマイナンバーカードの交付申請をしても、マイナンバーカードは自宅には届きません。必要書類を持って、指定された場所に取りに行かなければなりません。
マイナンバーカードの受け取り方
郵便・パソコン・スマートフォンでマイナンバーカードの申請を行うと、発行日数1ヶ月ほど経て、交付通知書が自宅に届きます。マイナンバーカードの受け取りには何点か必要なものがあるため、それらを持参して役所に取りに行きましょう。
マイナンバーカードの受け取る際に必要なもの
マイナンバーカードの受け取りに必要なものは、主に4点あります。
交付通知書
マイナンバーカードの交付申請を行うと、登録した住所に交付通知書(はがき)が届きます。このはがきに交付場所が記載されているため、手元に届いたら指定された場所に持っていきましょう。
通知カード
通知カードはなくても問題ありません。受け取りの際に持っていくのを忘れたら、その理由を明記しましょう。
本人確認書類
運転免許証やパスポートなどの、顔写真のあるものは1点で手続きできます。受け取り時に保険証や住民票も使用できますが、氏名と生年月日もしくは住所が確認できる、2点が必須となります。忘れず持参しましょう。
住民基本台帳カード
住民基本台帳カードも、持っていればで構わないものです。なくても問題なく受け取りできます。マイナンバーカードが住民基本台帳カードの代わりとなるため、持参するとその場で回収されます。
マイナンバーカードの発行日数はどのくらいかかるの?
マイナンバーカードの発行日数は、およそ1ヶ月です。流れとしては、郵便やパソコンから手続きしたものが受け付けられてから、市区役所にマイナンバーカードが届きます。市区役所がマイナンバーカードを受け取り次第、交付通知書を郵便で発送されます。郵便で申請するとどうしても時間がかかってしまうため、急ぎの場合はパソコンかスマートフォンで手続きするのがおすすめです。発行日数も早く済みますよ。
マイナンバーカードの発行に手数料はかかる?
マイナンバーカードの発行に、手数料は要りません。しかしマイナンバーカード総合サイトには、当面は無料と記載があります。将来的に有料になる可能性もありますので、マイナンバーカードの交付を考えている人は発行日数も計算して、早めに申請する方が良いかもしれません。
初めてマイナンバーカードを発行するときには手数料はかかりませんが、紛失して再発行する場合には、手数料がかかります。目安として1,000円ほどかかります。また再発行するのに、発行日数が1ヶ月程度かかるため、なくさないように管理しておきましょう。
マイナンバーカードの発行期間はいつまでなの?
マイナンバーカードの発行期限はありません。個人番号カード申請書の受け取りの際に、返信用封筒が一緒に郵便で届きます。この封筒には有効期限が記載されていますが、封筒自体の期限であり、マイナンバーカードの申請の期限とは関係ありません。もし返信用封筒を紛失してしまっても、マイナンバーカードの公式サイトからダウンロード可能です。パソコンでアクセスして、印刷するといいでしょう。
マイナンバーカードの発行日数は1ヶ月程度!早めにしよう!
マイナンバーカードに要する発行日数は、1ヶ月ほどです。確定申告などの手続きに必要な場合、余裕を持って早めに申請しておきましょう。パソコンやスマートフォンでの申請もできますので、発行日数のことも気にしながら利用してみてくださいね。