速達郵便をポストで送る方法!手書きで『速達』はどこに書く?
急いで相手に郵便物を届けたい時に、ぜひ利用したいのが速達郵便です。郵便局に行かなくても、書き方などのいくつかのポイントを押さえておくだけで、ポスト投函で済ませることができます。宛名や差出人の書き方、切手の貼り方、速達郵便に必要な切手料金を確認していきましょう。
目次
速達郵便はポストに投函して出せるの?
うっかり出し忘れてしまった郵便物を、急いで相手に届けたい時に便利なのが速達郵便です。一般的に知られているのは、郵便局で「速達でお願いします」と伝え、処理してもらう方法です。しかし、郵便局は土日が休みです。速達郵便がポスト投函出来るのなら、土日も関係なく出せるメリットが出てきますよね。手元に戻ってこないように、正しい速達郵便の書き方を覚えましょう。
速達郵便はどのくらいで届くの?
速達郵便は、早く届けて欲しい時に利用するものです。そのため、ポストに投函したものがいつ届くのか、気になるポイントですよね。正しい書き方で仕上げた速達郵便は、投函した翌日には届きます。近くへの郵便だと、午前中に出したものが翌日の午前中に届き、緊急時に助かります。さらに具体的に知りたい人向けに、郵便局の公式ページでは、投函した速達のお届け予定日を調べることもできます。さらに、速達郵便は土日祝日関係なく配達してくれるので、何曜日に出しても早く届くのはありがたいですね。
速達郵便の書き方!
速達郵便を出したいけれど、頻繁に出すものでもないですし、書き方が分からないという方もいるでしょう。封筒には縦書きと横書き、2パターンの書き方があります。速達郵便の宛名、差出人の書き方を、縦書きと横書き両方とも、画像を見ながら参考にしてくださいね。
速達郵便の宛名の書き方
速達郵便の宛名の書き方ですが、まず書くのは表面です。郵便番号の下、封筒の右端に住所を、中央に宛名を書くのが正しい書き方です。封筒の中央に位置する場所に、宛名を書くことができると、バランスが良く見栄えが綺麗になります。差出人と区別するためにも、裏側に書く差出人の字より大きめに書きましょう。
速達郵便の差出人の書き方
速達郵便の差出人の書き方は、普通の郵便物と同じです。縦書きの場合は裏側の左下に、横書きの場合は裏側の右下に、郵便番号と住所・名前を書いておきましょう。きちんとした書き方だと、相手にもいい印象を与えることができます。
速達郵便で重要!赤い線の引き方は?
速達で送る際に普段と異なる点は、太い赤線を入れることです。縦書きの場合は右上に、横書きの場合は右下に、赤線を書きましょう。ボールペンだと細くて分かってもらえないこともあるため、サインペンで太めにつける書き方が注意すべきポイントです。
横書きの郵便物には、右下の部分に赤線を引きます。
速達郵便の『速達』は手書きでどこに書く?
現在、赤い太線を所定の位置につけておけば、手書きやスタンプの『速達』は必要ありません。郵便局の公式サイトにもそのように記述があるため、わざわざスタンプを買わなくてもいいようです。
手書きで記入する場合は、郵便番号の上部に、赤ペンで速達と書き、両サイドに長めの線を2本引きましょう。この書き方でも速達郵便として取り扱われます。イラストのついたハガキや、柄のせいで赤の太線が目立たない時には、速達用のスタンプがおすすめです。Amazonなどでも購入できますし、使う頻度が少ないと気になるなら、100均にも置いてあることがあるため、利用してみてはいかがでしょうか。スタンプを押す位置は、特に指定はありません。表面の、郵便局の人が見やすい位置につけておきましょう。
速達郵便の料金について解説!
速達郵便の料金は、「基本郵便料金」+「速達料金」で計算されます。郵便物の大きさや重さによって料金が変わってくるため、ポストに投函したい人は、事前に調べなければならず要注意です。通常郵送する際の切手料金と、速達郵便に必要な切手料金を、それぞれ解説していきます。
通常郵送する切手料金
通常郵送する切手料金は、定形郵便と定形外郵便に分けられ、料金が変わります。50g以内、23.5cm×12cm×1cmまでなら、定形郵便でポスト投函することができます。定形外郵便の中でも、1kg以内、34cm×25cm×3cmまでなら、規格内の料金で郵便できます。
《定形郵便》
〜25g | 82円 |
〜50g | 92円 |
《定形外郵便(規格内)》
〜50g | 120円 |
〜100g | 140円 |
〜150g | 205円 |
〜250g | 250円 |
〜500g | 380円 |
〜1kg | 570円 |
《定形外郵便(規格外)》
〜50g | 200円 |
〜100g | 220円 |
〜150g | 290円 |
〜250g | 340円 |
〜500g | 500円 |
〜1kg | 700円 |
速達に必要な切手料金
速達に必要な切手料金は、以下のようになります。
〜250g | 280円 |
〜1kg | 380円 |
〜4kg | 650円 |
速達郵便の切手の正しい貼り方は?
赤い太線さえ書いておけば、土日でも配達してくれます。時間を作ってわざわざ郵便局に行かずに、速達郵便はポストに投函したいものです。しかし投函する場合、自分で購入した切手を貼らなければいけません。そこで速達郵便の正しい切手の貼り方をご紹介します。
縦封筒の切手の貼り方
縦書きの封筒に切手を貼る位置は、左上です。おおよその目安として、縦7cm×横3.5cmの範囲内に貼りましょう。また、唾でつけると臭いが残ることもあるため、水や糊でつけることをおすすめします。スムーズな郵送にも繋がるため、貼り方にも注意が必要です。
横封筒の切手の貼り方
横封筒の切手の貼り方は、縦封筒とは異なります。実は意外と知られていませんが、横に長いものは、切手は右上に貼りましょう。郵便局の消印を押す機械が、縦封筒用を基準にしているためです。最近では、シールタイプの切手も発売されています。使いやすく人気のあるものです。正しい切手の貼り方も、ぜひ覚えておきましょう。
速達郵便をポストに投函する際の注意点!
速達郵便を利用するのは、急いで相手に届けたいケースが多いです。確実に相手に届けるためにも、ポストに投函する際の注意点を押さえておきましょう。正しい書き方に加えて、簡単にできることですので、2点確認してくださいね。
大きな郵便物を送る際のサイズに注意
注意すべきポイントのひとつめは、郵便物のサイズです。ポストに投函しても土日でも配達されて便利ですが、ポストの投函口に収まる大きさでないと、送ることはできません。最近ではローソンにポストが設置されています。投函口も普通のポストより大きく、サイズが大きめの郵便物でも入ります。速達郵便をポストに投函する前に、入るサイズであるか確認しておきましょう。
ポストの集荷時間をチェック
速達郵便をポストに投函する場合、昼夜問わずいつでも出せるメリットがあります。しかし、ポストの集荷時間を注意して見ておく必要があります。集荷が来るまで、投函した郵便物はポストに入ったままだからです。土日も速達郵便を配達してもらえるとはいえ、集荷に間に合わなければ速達の意味を成しませんよね。
速達郵便を郵便窓口から送る方法
郵便局は土日に営業していません。とはいえ、切手の料金や貼り方、重さなどに不安があるなら、郵便局の窓口で、速達郵便を手配する方が確実に届きます。窓口で「速達でお願いします」と伝え、料金を払うだけで完了します。また、郵便局では封筒の販売もしており、そこで買って宛名書きをして、送ることも可能です。書き方など分からないことがあれば郵便局員さんに尋ねればいいですし、不安は減りますね。
速達郵便は簡単にポストに投函できる!
緊急時に速達郵便を利用したいですし、気軽にポスト投函できるのは嬉しいですよね。さらに土日も配達してもらえるとなると、融通が利き大変便利です。赤線の入れ方や切手の貼り方、宛名や差出人の書き方をマスターして、確実に相手に届くようにしてくださいね。