美形の特徴とは？美人・イケメンとの違いや芸能人も！【男女別】

「美形」と聞くと、どのような人を思い浮かべますか？姿形が整っている人。そういうイメージかもしれません。では、「美人」とはどのように違うのでしょうか？また、「美人」は男性に対して使うことはありませんが、「美形」は男性でも形容されることがあります。「イケメン」とどう違うのでしょう？

今回は「美形」について徹底調査してみました。美形の特徴を男性・女性別に挙げながら、その定義について考えていきます。美人・イケメンとの違いについても解説しましょう。具体的に美形な男性・女性芸能人もご紹介します。美形かどうかを診断できるチェックポイントも挙げてみますので、ぜひ参考にしてみてください！

まず、そもそも美形とはどういうことなのか、その定義について説明します。あなたが考える美形な人のイメージと照らし合わせてみてください。

一般的に美形と言われる人は、バランスの整った美しい形をしています。つまり、美形な人というのは、男性でも女性でもいるということになります。一方、美人は女性に対してのみ使われます。イケメンも「イケてるメンズ」の略であることから、女性を指すことはなく、男性に対してだけです。

加えて、美形というのは必ずしも大人の男女を指して言うとは限りません。美形は子供に対しても使われます。さらに赤ちゃんにさえ言われることもあります。

そして、美形の大前提となるのが「バランスが良い」ということです。人はバランスが整ったものを美しいと感じます。ハッと目を奪われるような感動さえ覚えることもあります。なぜなら、人間だからこそ、普通なら姿や形のどこかにアンバランスな部分があるからです。

ところが、美形な人には普通の人に見られるアンバランスさがありません。奇跡とも思えるような完璧さでバランスが整っています。非常にまれで特殊な存在として、「美形」と形容されるのです。

美形の意味をある程度ご理解いただいたところで、さらに具体的に美形の特徴を挙げてみましょう。まずは美形と言われる男性の特徴をご紹介します。

先ほど美形の大前提はバランスであるというお話をしました。美形と形容される男性の特徴も、まずは「顔のパーツバランスが良い」という点が挙げられます。女性なら化粧である程度このパーツバランスを修正することができます。男性でも最近は化粧する人が増えていますが、多くの人が素顔で勝負しています。生まれながらにして顔のパーツバランスが取れているというのは、非常にまれなことなのです。

美形と呼ばれる男性は小顔です。小顔が美形の象徴とも言えます。小顔だと体全体のバランスが良く見えます。均衡が取れているため、洋服の着こなしも他と違って見えるでしょう。また、小顔は顔の面積が小さいので、美形の各パーツの美しさを引き立てる効果もあります。小顔の美形がパッと人目を引くのはこのためです。

肌の綺麗さも美形な男性には欠かせない特徴です。思わず触れたくなるような肌の美しさを持つ男性は、女性なら羨ましい限りでしょう。普通の人でも肌が綺麗だと何割増しかポイントアップするものです。清潔感があるだけでなく、健康的にも見えるためです。これが美形の男性ならなおさら、綺麗な肌は整った目鼻立ちを引き立てるベースとして欠かせません。

美しい顔立ちとバランスが取れるように、体格も良いのが男性の美形の特徴です。ただし、ガチムキ過ぎると美しさの概念から外れてしまうため、すらっとした高身長が理想です。小顔と相まって、八頭身にでもなれば完璧な美形です。大抵の洋服を着こなせてしまうため、ファッションセンスのいい人にさえ見えます。

美形の男性は全体がたくさんの美しい要素で成り立っています。たとえ複数の部分が美しくても、他にマイナスの要素があると、美形とは呼ばれません。特に大きなマイナス要素となるのが、清潔感のなさです。美形の概念と「汚い」というイメージは相容れないものなのです。たとえば、目鼻立ちが整っているのに、髪がボサボサだったり、洋服が汚らしかったりすると、美形から遠ざかってしまうでしょう。身なりの清潔感は美形の男性に必須の特徴なのです。

次に、女性の美形の特徴を見ていきましょう。女性の「美形」は厳密には「美人」」とは異なります。美人と呼ばれることも多いでしょうが、美形ならではの生まれ持った美しさが不可欠です。化粧だけでは作れない美しさを持つのが、女性の美形の特徴なのです。

まずなんといっても女性の美形は目が魅力的です。目というのは人の印象を大きく左右するパーツです。女性なら目の化粧に時間をかける人も多いのではないでしょうか？

女性の美形は、生まれながらの吸い込まれるような大きな目が特徴です。濃くて長いまつげは目の大きさを強調するだけでなく、伏し目がちになっても美しさが際立ちます。白目もきれいに澄んでいるため、心の清らかさまで印象付けるような目なのです。

Eラインは美の基準のひとつです。顔を横から見た時、鼻と口とアゴを結んだ線のことをEラインと言います。この線より唇が少し内側にあるのがベストバランスで、理想のEラインとされています。アゴが出ていたり、口が出ていると、バランスが悪く見えてしまうのです。日本人は鼻が低い人が多いため、美しいEラインが少ない傾向にあります。しかし、美形はEラインが理想のバランスで整っています。人は必ずしも正面からだけ見られているわけではありません。横顔を見られることも多いため、このEラインの美しさは重要で、美形診断にも欠かせない特徴なのです。

鼻筋がすっと通っているのも美形の特徴です。横顔が美しく見えるだけでなく、丸みを帯びた鼻より、直線的な鼻のほうが美しさにおいては軍配が上がるためです。また、顔のパーツの中で、鼻は主張しないほうが美形に近づけます。美形に大きな鼻はありえません。その女性の印象として、鼻の形を思い出せないくらい小ぶりな鼻が美形の条件と言えるでしょう。

歯によって人に与える印象が変わります。少々顔に難があっても、白く綺麗な歯並びなら、印象をグンとアップさせることができます。逆にどんなに美しい顔立ちでも、笑ったときに汚い歯だと、一気に美しさから遠ざかってしまいます。美しく白い歯は清潔感にもつながり、笑顔も明るく清らかな印象となります。美形かどうかは口元で決まると言っても過言ではありません。美形は間違いなく歯が綺麗です。

美形は口角が上がっているのが特徴です。笑っていなくても、いつも微笑んでいるような幸せ顔に見えます。逆に口角が下がっていると、老け顔に見えたり、不機嫌そうな印象を与えてしまいます。口角が上がっているのは美形の条件ですが、先ほど触れた歯も含め、口元によって女性の印象は変わります。Eラインや鼻筋も含めると、顔の下半分で印象が大きく変わると言っても良いでしょう。

マスク美人なる言葉がありますが、マスクをしていると美人に見える女性がたくさんいます。しかし、アイメイク命とばかりに目を強調するだけでは、美形のカテゴリーには永遠に入ることはできないのです。

美形な女性の特徴をご紹介してきました。では、「美形」と「美人」ではどのように違うのでしょうか？どちらも同じく美しい女性のことを指す言葉です。しかし、「美形」と「美人」には違いがあります。

美人は必ずしも美形ではありません。美形にはこれまでお話ししてきたような特徴があります。一方、美人には「雰囲気美人」という言葉があるように、その女性全体の雰囲気から、美人と呼ばれることがあります。つまり、美人は各パーツだけを見ると、必ずしも美しいわけではありません。本人の努力によるところも大きく、芸能人にも多く見られるパターンです。芸能人の場合はたくさんの美のプロの手によって、プロデュースされて生まれた美しさを持つ人もいます。

言い換えると、美人は仕草や話し方、身だしなみ、髪形、ファッションなど、総合的な要素で成り立ちます。いわゆる美人オーラをまとっているため、美人と言われるのです。たとえ美形と呼ばれるには程遠い顔のパーツを持っていても、それがまた逆に魅力にも見えてしまうのが美人なのです。

女性の美形と美人が異なるように、男性の美形とイケメンにも違いがあります。男性の場合はほぼ素顔で勝負のため、外見を作りこむのには限界があります。そのため、イケメンはそれなりに元からのルックスの良さは必要です。しかし、美形ほど姿形の美しさは求められません。

たとえば、イケメンは美形のように顔のパーツバランスが整っていなくてもイケメンと言われます。小顔である必要もありません。肌が多少荒れていても、イケメンと呼ばれる男性はいます。

そうした美形の要素がなくても、ファッションセンスが優れていたり、立ち居振る舞いがカッコいいと、イケメンと言われる確率が高くなります。または言動に男気が感じられる場合もイケメンと呼ばれるでしょう。つまり、イケメンは外見だけでなく、男性としての考え方や生き方、性格からも、イケメンと称される場合があるのです。イケメンは「イケてるメンズ」の略ということもあり、結局のところ男性としてイケてるか否かが大きなポイントとなります。見た目が完璧でなくても、イケメンはある程度の努力でなれるとも言えます。

美形のイメージをさらに明確にしていただくために、具体的に美形な男性の芸能人をご紹介しましょう。男性芸能人にはイケメンが多いものですが、美形と呼ばれる芸能人はイケメンほど多くありません。ある種、女性からも羨望の眼差しで見られるくらいの美しさをもつのが、美形な男性芸能人の特徴です。

男性芸能人の中でも整った顔立ちが際立つのが、岡田将生（おかだ・まさき）さんです。ただ美しいだけでなく、最近は演技の幅も広がり、個性で勝負しようとしているのが感じられます。今後も俳優として目が離せない美形芸能人と言えるでしょう。

吉沢亮（よしざわ・りょう）さんは現在、NHKの朝の連続テレビ小説にも出演中の好感度の高い芸能人です。少女マンガから出てきたような端正な顔立ちで、美形ぶりが芸能人の間でも話題となっています。映画で共演した二階堂ふみさんからは「平成のアラン・ドロンのような輝きがある」と評されています。

千葉真一さんの息子として知られる新田真剣佑（あらた・まっけんゆう）さんも、芸能人の美形代表と言えるでしょう。イケメンと称されることも多い新田さんですが、完璧とも言える整った顔のパーツは美形の証です。アメリカのハリウッド育ちということもあり、日本だけでなく海外での活躍も期待されます。

ジャニーズの中でも美形と言えばこの人、山下智久（やました・ともひさ）さんでしょう。顔のパーツバランスが完璧で、女性にしても間違いなく美しい部類に入ります。山下さんの美しさは10代から際立っており、30代半ばとなった今でも衰えを見せるどころか、さらに男としての魅力をアップさせています。

先ほどの山下さんと同じく、ジャニーズ所属の佐藤勝利（さとう・しょうり）さんも若手の美形芸能人の一人です。アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーとしてだけでなく、俳優としても活躍中です。「顔面人間国宝」とまで言われ、美形ぶりが話題になっています。芸能人に小顔は多いのですが、佐藤さんの小顔ぶりは特に目立つものがあります。

次に女性の芸能人からも美形を挙げてみましょう。美人と称される人も多いのですが、美形には各パーツの整い方に美しさが見られるのが特徴です。加えて小顔であることも重要な要素で、女性らしさが際立つポイントでもあります。

男性だけでなく、女性からもその美しさを称賛されるのが深田恭子（ふかだ・きょうこ）さんです。ロリ顔とも言われていた深田さんですが、30代半ばになった今でもどこか初々しさが感じられる美形でもあります。

佐々木希（ささき・のぞみ）さんは、「世界で最も美しい顔100人」に何度か選ばれたこともある、日本が誇る美形芸能人です。女優・タレント・モデルとマルチな活躍をするだけでなく、最近は一児のママともなりました。美形な容姿に、さらに輝くような幸せ感が加わっています。身長が168センチと女性では高いほうで、小顔がさらに強調されています。

女優の沢尻エリカ（さわじり・えりか）さんも美形であることは間違いないでしょう。役柄によってすっぴんに近い顔でも、非常にバランスの取れた顔立ちです。オールバックでポニーテールにしても端正な美しさが引き立つのは、小顔であると同時に、美形の証拠でもあります。

アイドルグループ「乃木坂46」のメンバー、白石麻衣（しらいし・まい）さんは、透き通るような美しい肌の美形芸能人です。白石さんの顔は見事に左右対称で、素晴らしい配置バランスです。各パーツがそれほど主張しないことが、逆に美形度を高めています。

北川景子（きたがわ・けいこ）さんも誰もが認める美形芸能人と言えるでしょう。『女性が選ぶ「なりたい顔」ランキング』の1位に4度も選ばれています。もちろん美人であることにも変わりはないのですが、先ほどの白石さんと同じく、配置バランスに優れているため、美形のカテゴリーに入る芸能人です。

美形と呼ばれる人には、顔の各パーツの配置に一定のバランスがあります。人はその黄金バランスによって美しいと感じるのです。このバランスを診断する方法があります。この診断によって、美形か否かが簡単にわかるだけでなく、メイクなどで美形に近づけることもできるのです。ぜひあなたも自分の顔を診断してみてください。

まず、診断方法として、顔の以下の3か所の長さを定規で測ってみてください。

- 髪の生え際から眉頭の下
- 眉頭の下から鼻下
- 鼻下からあご先

上記の長さが「1：1：1」の比率になっていれば、美形バランスと診断できます。この比率が崩れていると診断されると、おでこが広すぎたり、顎が長すぎる・短すぎるというように、どこかバランスが悪い印象になります。

目もただ大きければ良いというものではありません。目にもバランスが必要です。診断方法としては、以下の2か所の長さを測ります。

- 目の横幅
- 目と目の間の長さ

こちらも「1：1」の比率が美しいとされる診断基準です。目がくっつきすぎていたり、離れすぎていると、美形のカテゴリーから外れてしまうのです。

先ほど①で顔の縦の比率について診断しました。実は、美形には顔の横の比率も重要なのです。以下の2か所を測ってみましょう。

- 顔の横幅
- 目の横幅

上記は「5：1」の比率が美形と診断されるバランスになります。ただ、顔の横幅は髪形によってもカバーできるため、比率が悪くてもバランス良く見える髪形にしてみましょう。

世の中には家族・兄弟そろって美形という恵まれた人たちもいます。美形は生まれ持った要素も大きいため、遺伝子レベルで他とは異なるのでしょう。具体的にご紹介します。

フィギュアスケートの選手として活躍中の本田真凜さんも、5人兄妹のうち3姉妹が美形と話題になっています。妹の望結さんや紗来さんはフィギュアだけでなく女優（子役）としての仕事も両立しています。3人とも小顔であることから、フィギュアでもバランスが良く見え、演技の美しさにつながると考えられます。

モデルやタレントとしてテレビにもよく登場する森泉さんと星さんも美形姉妹です。そもそもご両親も含めて一家そろって美形と言われています。お母様はイタリア系アメリカ人で、元ファッションモデルということからも、美形の血を受け継いでいるのでしょう。泉さんの身長は173センチ、星さんは175センチと長身で、小顔と相まって抜群のプロポーションとなっています。

モデルの山田優さんも美形ですが、弟の親太朗さんも美形ということで、テレビや映画にも登場しています。そもそもお母様が初代ミス沖縄で、山田優さんも親太朗さんもやはり美形のDNAを受け継いでいると言えます。

冒頭でもお話ししたように、美形と言われるのは必ずしも大人だけではありません。赤ちゃんでも美形はいます。美形は生まれつきの要素も大きいのです。赤ちゃんの美形の特徴を具体的に挙げてみますので、自分の子供も当てはまるか、ぜひ美形診断の参考にしてみてください。

ぱっちりと大きな瞳は美形な赤ちゃんの条件です。愛くるしい黒目がちな瞳は、全ての大人も魅了されるでしょう。特に先ほどの診断でご紹介した「目の横幅」と「目と目の間の長さ」が「1：1」の比率なら、大人になってからも美形が維持される確率が高まります。

赤ちゃんの目力は大人と同じく、まつげの長さでも決まります。まつげが長く密集していると、それだけで可愛さがアップするから不思議です。男の子でも女の子並みの可愛さで、近所で評判になるでしょう。

赤ちゃんのわりに眉毛の形がしっかりしているのも、美形と言われる要素です。先ほどのまつげもそうですが、毛がしっかり生えていると顔立ちがはっきりして見えます。将来ハンサム・美人になりそうと、親の期待も大きくなるでしょう。

美形について様々な角度からお話してきました。生まれ持ったものが大きいとは言え、努力によってカバーできる部分もあります。ご紹介した美形診断をもとに、バランスを整えるようなメイクや髪形を工夫してみましょう。または、雰囲気美人を目指し、立ち居振る舞いやファッションセンスを磨くという方法もあります。男性なら顔だけでなく、中身で勝負できるところも大きいものです。もちろん美しさには食生活や運動習慣も欠かせません。年齢を経るごとに、努力の結果は自ずと顔に出てくるでしょう。