【四柱推命】戊申を男女別に徹底解説！性格・恋愛傾向・2019年運勢

戊申の性格や特徴だけでなく、そもそも四柱推命や干支・十干十二支がどういったものなのか解説していきます。

そもそも四柱推命とは中国が発祥の運命学で、過去・現在・未来から運勢を予見するものです。この運勢を予見する占術は、「年柱・月柱・日柱・時柱」という4つの柱を生年月日に見立てて占うことから四柱推命と名付けられたようです。

東洋で使われている占術の中で最も習得が難しいとされ、その難しさや的中率の高さから「運命学の帝王」とも呼ばれています。

四柱推命の元になるものが干支・十干十二支で、陰陽五行説の思想によるものです。十二支は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と馴染み深いものですが、十干は「甲・乙・丙・丁・戊・庚・巳・辛・壬・癸」で構成されています。

戊申は自然の流れに逆らわないという特徴があり、大らかな人が多いです。しかし周りの状況をしっかり見ることができて、状況に合わせて自分のスタイルを築くことができます。そんな戊申の長所と短所を簡単にご紹介します。

長所：自然体でいられる・プライドが高い・しっかりとしている
短所：地味・頑固・思い込みが激しい

戊申にはこのような長所と短所があります。プライドが高くしっかりしているという長所がありますが、その反面思い込みが激しいという短所があるようです。

戊申の男性の主な性格についてご紹介していきます。

四柱推命における戊申の男性は、気品にあふれた知的さを兼ね備えているという特徴があります。しかし一見すると屈託のない姿なので嫌味がなく、近寄りやすいタイプなので周囲からも好かれやすいです。

戊申の男性は頭の回転が早く要領がいいため、要領よく行動できる特徴があります。行動力がありすぎると周囲から嫌われると言われていますが、戊申の男性は人懐っこさがあるので嫌われることがありません。

戊申の男性は、一途な努力家という一面があり物事に対して謙虚に取り組むことができます。その姿勢を周囲にアピールすることなく、地道に取り組む努力家なので周囲からの好感がいいという特徴があります。

戊申の女性の主な性格についてご紹介していきます。

戊申の女性は表面的に見ると穏やかで温和な印象なのですが、実はその内に情熱を秘めているという特徴があります。情熱はありますが繊細なガラスのハートの持ち主なので、神経質な一面があり気苦労が多くなるでしょう。

戊申の男性も感受性は強いですが、戊申の女性はそれ以上に感受性が強いです。感受性がとても強いため周囲に対する警戒心が強く、イライラする頻度が高く家族といたとしても気持ちが休まることはあまりないようです。

戊申の女性は温和な印象を持たれますが、ストレスなどを表に出さないためストレスを溜め込みやすい特徴があります。溜め込みすぎたストレスを時々爆発させてしまうため、周囲からはヒステリックな人なのかと距離を置かれることもあります。

戊申の幼少期から晩年までを表す年柱・月柱・日柱・時柱ごとの、性格や特徴についてご紹介していきます。

幼年期を指す年柱での戊申の性格は、プライドが高く子供扱いされることを嫌う性格です。好奇心が旺盛なため、読書が好きな子供だという特徴もあるようです。読書をしていれば他人と関わって子供扱いされることが少なくなるので、読書に夢中になったとも言えます。

成人してから中年期を指す月柱の戊申の性格は、仕事などにおいて自分の実力以上のことを任されることが多いという特徴があります。戊申は努力家のため、目標が高くてもそれに向かって努力することができるので周囲からの評価が上がって行きます。

生涯を指す日柱の戊申の性格は、生涯を通して感覚的に物事を決めて行動するというものです。戊申は常にひらめき力や勘で、学校や仕事などで起こる多くの危機を乗り越えてそれをチャンスに変えていくでしょう。

老年期を指す時柱の戊申の性格は、少し先の未来を見据えることができるという特徴があります。その特徴から、物事に対して常に先回りをして行動ができるため晩年になっても成果を上げることができるでしょう。

戊申の男性・女性それぞれの恋愛傾向についてご紹介していきます。

戊申の男性の恋愛傾向は、プライドが高いという特徴があるため相手の女性に対して高い理想を求めがちです。相手が理想通りにならないと、それだけで恋愛の熱が冷めてしまうので初めての恋愛や結婚は上手くいかない運勢だと言えます。

戊申の女性の恋愛傾向は、恋愛に対して乙女な一面があり運命的な素敵な出会いに恋をする特徴があります。少女漫画のようなドラマチックな恋愛に憧れていますが、恋愛に対してとてもポジティブなので恋人と上手くいっている時は恋愛を楽しむことができます。

戊申の男性・女性それぞれの結婚観についてご紹介していきます。

戊申の男性の結婚観は、結婚することで新たな人生を夫婦で歩んでいきたいと考えています。恋愛と結婚を完全に分けて考えているので、結婚に関しては高すぎる理想はなく共に手を取り合える相手と結婚したいと思っているのです。

戊申の女性の結婚観は、恋愛時のようにいつまでも愛情をそそいでくれる相手と結婚したいと考えています。結婚して子供が生まれたとしても、仲のいい恋人のような恋愛感情を持ち続けたいと願っています。

恋人や友達としてなど、戊申と相性がいい相手や悪い相手についてご紹介していきます。

戊申と相性がいいとされるのは、「壬子」です。行動力がありますが内面に弱さがある戊申にとって、壬子は仕事関係や友人関係として相性がいいです。どちらも行動力があるので、仕事などでぶつかることもありますがそれをキッカケにお互いがいい理解者となります。

戊申と相性が悪いとされるのは、「甲寅」です。戊申と似た部分が多く、それが鼻につきシャクに触る相手になってしまうので相性が悪いです。戊申と甲寅はどちらも努力家ですが、仕事などで張り合う傾向があるので衝突することが多いようです。

戊申と恋愛相手や結婚相手として相性がいいとされるのは、「丙子」です。丙子は冷静さと温かさを併せ持っているので、恋愛などに刺激を求める傾向がある戊申とバランスよく付き合うことができます。

恋愛や結婚などではなく、友達として戊申と相性がいいとされるのは「癸巳」です。癸巳はフレンドリーで聞き上手なので、マイペースな特徴を持つ戊申と一緒にいても束縛し合うことがないので相性がいいです。

戊申はひらめき力や勘に冴えているため、その特徴を活かして「雑誌編集者」や「広告デザイナー」などの芸術方面に感性を発揮できる仕事が適していると言えます。

しかし戊申はとても努力家なので、どのような仕事についたとしても運勢が悪くなることはあまりありません。仕事を真面目にこなすため、人間関係も良好になり仕事においての運勢も上がりやすいです。

戊申と「長生」などの「十二運星」別の性格や特徴などについてご紹介していきます。

「長生」とは、生まれたばかりの新生児の時期を指します。

四柱推命において戊申と長生がそろう人は、心の中に葛藤が生まれたとしても見かけ上は平穏なので周囲からサポートが期待できないという特徴があります。

「沐浴」とは、生まれたばかりの赤ちゃんが次々と興味をかきたてられている段階のことを指します。

四柱推命において戊申と沐浴がそろう人は、自分の生きがいを見つけられるという特徴があります。生きがいを見つけることで、安らかな気持ちで恋愛や仕事に取り組むことができるようになります。

「冠帯」と、成人して社会生活に飛び込んでいく時期のことを指しています。

四柱推命において戊申と冠帯がそろう人は、仕事などで観察眼が発揮され成果を収められる特徴があります。チャンスを掴めることが多く、仕事や金運に恵まれるでしょう。

「臨官」とは、周囲から個として認められることで成長し自我を確立させていく時期を指します。

四柱推命において戊申と臨官がそろう人は、恋愛や仕事など様々な場面で運勢が大きく変化する特徴があります。運勢の波に翻弄されないよう堅実に進むことで、次第に運勢がいい方向に変わっていくでしょう。

「帝旺」とは、社会の中でさらに頂点を目指していく時期を指します。

四柱推命において戊申と帝旺がそろう人は、様々な場面で追い風に恵まれる特徴があります。追い風に沿って進んでいくことで、より運勢がよくなり仕事などで成果を得られるでしょう。

「衰」とは、社会的に頂点が過ぎこれから衰退していく時期を指します。

四柱推命において戊申と衰がそろう人は、これまで積み重ねていた努力が実を結びます。結婚生活や仕事など、努力をしてきた人ほど大きな成果となります。

「病」とは、「衰」の状態より衰退が進み体力的・精神的にさらに衰えていく時期を指します。

四柱推命において戊申と病がそろう人は、大きな変化のない安泰な日々を迎える運勢にあります。時には試練も訪れますが、その時には自然と力が湧いてくるので試練を乗り越えることができるでしょう。

「死」とは、死を前にして人生を締めくくろうとする時期を指します。

四柱推命において戊申と死がそろう人は、これまで培ってきたプライドから満足のいく成果を作り出すことができるという特徴があります。自分のスタイルを大切にすることで、運勢もいいものになっていきます。

「墓」とは、死を迎えお墓に入る時期を指しますが新しいことへの始まりも意味しています。

四柱推命において戊申と墓がそろう人は、自分のペースを大切にすることで運勢が開けていくという特徴があります。戊申は周りへの気遣いができる人ですが、この時期は自分のペースで前に進みましょう。

「絶」とは、死後に土へと還りすべてのしがらみから解放された時期を指します。

四柱推命において戊申と絶がそろう人は、恋愛や仕事など様々なチャンスが訪れやすいという特徴があります。違った環境などで新しい刺激を受けることで、新たなチャンスを掴むことができるようになります。

「胎」とは、母親のお腹の中に宿り生命として進化を繰り返している状態を指します。

四柱推命において戊申と胎がそろう人は、困難に直面することになるかもしれません。しかし困難に対してしっかりと向き合うことで、あっさりと解決するでしょう。

「養」とは、母親のお腹の中で胎児として成長した状態を指します。

四柱推命において戊申と養がそろう人は、頭で思い描く理想を実現できるという特徴があります。前向きに日々を過ごし、なるべく高い目標や理想を持つことが大切です。

恋愛や結婚など戊申の2019年の運勢についてご紹介していきます。

戊申の2019年の恋愛運は、浮気や不倫に警戒が必要だという運勢です。戊申は恋愛に対しても行動力があるため、刺激的な危険な恋愛に惹かれやすく2019年は特に刺激を求めて浮気してしまう危険性があります。

2019年は1年を通して恋愛運の変化が激しいので、結婚など恋愛に安定性を求めるのは向かない年になります。

戊申の2019年の仕事運は、エネルギーに満ち溢れているので何事にも挑戦することができます。プロジェクトなど手際よく進めることができるので、2019は仕事運が好調だと言えます。

しかし2019年は、「自分の体調」と「周囲の意見に耳を傾ける」ことに注意する必要があります。この2つに気をつけることで、より2019年の運勢をいいものにできるでしょう。

戊申の2019年の金運は、お金に対して慎重さが求められる年になります。2019年の戊申は感情が大きくなりやすく、軽い気持ちで出費を繰り返し金運が逃げてしまう可能性があります。無駄遣いをしないように、財布の紐を締めて収支計画を立てることが大切です。

戊申の性格や特徴だけでなく、2019年の運勢をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。戊申はとてもしっかり者だという長所があるので、2019年もその長所を活かしてパワフルに過ごすことができるでしょう。しかしハメを外して行き過ぎた行動を取らないようにバランスを考え、運勢をよりいいものにできるよう努力しましょう。