卒業する先輩に贈るメッセージ11例！感謝の気持ちを伝えよう！

卒業する先輩に贈るメッセージの書き方は、次の3段階です。3ステップを踏んだ書き方をすると、お祝いのメッセージが盛り上がって、まとまります。

1. 卒業のお祝いの言葉
2. 先輩とのエピソード、先輩の長所や美点、指導への感謝や気持ち
3. 将来へつながるような挨拶

卒業する先輩との距離が近いほど思い出が多く、逆に、距離が遠いほど思い出が少ないものです。そんな卒業する先輩との距離別の卒業メッセージの書き方をご紹介します。

卒業する先輩と仲良しの場合は、先輩の長所や美点をよく知っていますね。また、たくさんの思い出や感謝の気持ちがあるものです。そこで、卒業メッセージの書き方としては、先輩の長所や美点を褒めて感謝する文章を入れましょう。

卒業する先輩と普通の仲の場合、エピソードを軽く含めて感謝を伝えましょう。親しすぎても、堅苦しくても嘘っぽい雰囲気になってしまいます。個人的な係わりではなく、先輩と後輩としての上下関係の礼を保って、メッセージを伝えることが大事です。

集団で寄せ書きをする場合には、どうしても、そこまで親しくない先輩へも卒業メッセージを贈る必要があります。そんなときも、卒業という門出をお祝いする気持ちを忘れずに、礼儀正しいメッセージを書きましょう。あまりありきたりな文章ばかりだと、先輩に対して冷たい印象になるので、適度に親しみあるメッセージを混ぜるのがおすすめです。

卒業という節目は、小学校、中学校、高校、大学という学業の修了時に訪れます。各年代によって、卒業メッセージの書き方も変わってきます。そこで学校別の卒業メッセージの書き方をご紹介します。

小学校では、先輩と深くかかわる機会はあまりありませんが、学校の少年野球チームや女子バスケットチームなどの集団競技に参加している場合は、沢山の思い出があるものです。そんな小学校を卒業する先輩へは、難しい言葉を使わずに、思ったことをそのまま伝えましょう。

中学校では、部活や委員会活動を通じて、深くかかわる先輩がいます。小学校に比べて、生徒主導の活動も増えることから、苦楽を共にした先輩との思い出はより深くなるものです。中学校を卒業する先輩には、お世話になったことへの感謝をしっかりと伝えましょう。

高校も、中学校と同様、先輩と後輩の関係が強い絆が生まれています。中学校と違うのは、高校卒業後の進路の幅が広いことでしょう。大学に進学する先輩もいれば、大学へ行かずに就職する先輩もいます。大学が実家から遠い場合や就職を機に、一人暮らしをする人もいますね。そこで、高校を卒業する先輩へは、今後の進路を含んだメッセージを加えて、感謝を伝えるといいでしょう。

大学に入ると、部活やサークル活動以外にも、ゼミやアルバイトなど、係わる先輩が一気に増えます。それぞれの先輩との思い出のエピソードも違いますが、先輩と係わった期間も異なるでしょう。そのため、先輩の長所や美点、そしてエピソードを具体的に盛り込んで、感謝の気持ちをメッセージに残しましょう。

卒業する先輩へメッセージをせっかく書くのならば、ありきたりの文面ではなく、みんなと一味違ったメッセージにしたい。そんなあなたに、個性を感じさせるアイデアを4つご紹介します。

先輩との共通の思い出をエピソードとして盛り込んで、メッセージを書きましょう。2人だけの記憶に残るエピソードを盛り込むと、特別なメッセージになります。辛くて苦しいエピソードを卒業メッセージにして苦言を呈してはいけません。過ぎたことを良い思い出に変えてメッセージに残しましょう。

先輩の長所や美点を挙げて、感謝の気持ちをメッセージに残しましょう。先輩にとって、一生懸命頑張ってきたことを、後輩は陰ながらちゃんと見ていてくれたんだと確認できるため、長所や美点を挙げることは、とても喜ばれます。卒業後も、卒業メッセージを読み返すと、励みになりますので、恥ずかしがらずに気持ちを素直に打ち明けましょう。

「あいうえお」メッセージは特別感があって喜ばれます。親しかった先輩でしたら、名前で「あいうえお」メッセージを書いてみるのがおすすめです。

手先が器用で、絵心がある人は、卒業する先輩へのメッセージにイラストを混ぜてみましょう。イラストは、文字よりも視覚的に関心を引きやすく、メッセージも華やかな印象を持たせることができて、明るい卒業メッセージを贈るのに効果的です。桜の花びらでメッセージを囲ったり、部活のシンボルとなる道具のイラストをメッセージに描いてみましょう。絵が苦手という人は、パソコンの無料イラスト集をダウンロードして貼ったり、市販のシールやスタンプを使ってメッセージを彩るのも良いでしょう。

卒業する先輩に贈るメッセージを書き方のポイントは、先輩の長所や美点を挙げて、褒めることです。そして、先輩との具体的なエピソードを感謝の気持ちを込めて盛り込みましょう。エピソードを書く時に注意したいのは、自分のことではなく、主役である先輩について書くということです。せっかく先輩へ卒業メッセージを書く場ですのに、後輩が自分本位な話をしては、先輩も白けてしまいます。卒業式に会ったが最後、という別れ方は、お互いに寂しいですので、将来の再会を約束するメッセージを最後に含めると温かみのある文面になります。

卒業は人生の節目として、大切な思い出に残る大きなイベントです。別れを惜しむだけでなく、新しい門出を祝って、明るくなれるような素敵なメッセージを書きましょう。後輩からの感謝の気持ちがこもったメッセージは、先輩にとって、自分への肯定感へと繋がり、将来辛い時に読み返す時に、なによりの励みになります。卒業後に人生を振り返る時、懐かしんで思い出してもらえるような気持のいいメッセージを贈りましょう。