フリージアの花言葉を色別に!素敵な意味と香りで贈り物にぴったり!
日本ではあまりメジャーな花ではありませんが、フリージアという花は素敵な花言葉と香りを持っている花です。フリージアの名前は知らなくても、結婚式場などで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。贈り物にもふさわしいフリージアの花言葉や香りを解説していきます。
目次
フリージアってどんな花?
フリージアという花の名前を聞いたことはあるのでしょうか。バラや桜のようにとても有名というわけではないので、もしかしたら知らない人もいるかもしれませんね。まずは花言葉を解説する前にフリージアという花自体の基礎知識について解説していきます。
フリージアの特徴
フリージアはチューリップと同じく球根を持っている花です。色も単色ではなく、ピンクや紫など色とりどりの花が特徴です。また、花言葉も色に合わせて違うので花言葉が好きな人は楽しめる花ですね。
フリージアの特徴は、とても香りが豊かな点にもあります。特に黄色と白色の花の香りが強く、香水の原料としても使われていますよ。フリージアが気に入った人は、ぜひフリージアが原料となっている香水も探してみましょう。また、香水だけではなく切り花としても有名です。
ちなみに、フリージアの香りは色ごとに違います。この記事の最後の方で色ごとの香りの特徴を紹介していきますので、花言葉が気に入って部屋に切り花として飾りたいという人はぜひ選ぶ時の参考にしてくださいね。
フリージアの概要
フリージアはそもそも、南アフリカのケープ地方が原産の国です。オランダで品種改良が行われ、日本に入ってきたのは昭和頃という比較的歴史の新しい花です。アヤメ科に属しているので、フリージアと聞くと紫色の花を思い浮かべる人も多いですよ。
栽培方法は比較的簡単で、初心者でも手を出しやすい花です。ただし寒さやウイルス性の病気には弱い花ですので、育てる際にはしっかり花屋さんに育て方を聞いてから挑戦してみましょう。
フリージアの開花時期や見頃の季節
フリージアは初春の花です。2月から4月にかけて咲き、一番見ごろを迎えるのは地域によっても差がありますが3月頃だと言われています。お花見の季節に、桜だけではなくフリージアを探してみても楽しめるのではないでしょうか。先ほど紹介したように、白やピンク、赤や紫などたくさんの色の種類がある花ですので見ているだけでも楽しくなりますよ。
フリージアの名前の由来とは?
次にフリージアの名前の由来を紹介していきます。日本では耳慣れない音の響きですが、どのような由来があるのでしょうか。
フリージアの名前の由来
フリージアという名前は、発見者の親友の名前に由来します。フリージアはデンマークの植物学者、エクロンによって発見されました。そのエクロンが親友の医師であるフリーゼ(Freeze)の名前をとってFreesiaという英語名を付けたのが名前の由来だと言われています。
フリージアの和名とその由来
英語ではフリージアという名前ですが、日本に入ってきた当初は別の名前で呼ばれていました。和名は、浅黄水仙(あさぎすいせん)です。日本に最初に渡来したものが薄い黄色のフリージアだったことに由来していると言われています。また、香りが強いことから香雪蘭とも呼ばれていました。
ただし、浅黄水仙も香雪蘭も最近ではどちらもあまり使われていません。日本国内でも「フリージア」といった方が伝わりやすいでしょう。
フリージアの全般的な花言葉は?
品種改良によって色々な色があるフリージアは、先ほど紹介したように色別に花言葉を持っています。そちらを紹介する前に、まずはフリージアの全般的な花言葉をチェックしてみましょう。
日本におけるフリージアの全般的な花言葉は、純潔・潔白・純白・感謝・親愛の情・期待・清い香りです。どれも素敵な意味を持った言葉ばかりですね。人に贈る花としてフリージアの人気が高いのも頷けます。
フリージアの花言葉を色別に7つ紹介!
ここから、さらに詳しくフリージアの花言葉を見ていきます。素敵な色がたくさんあるフリージアですが、7色ごとに花言葉を紹介していきます。花束を作ってもらう時に花言葉を意識すると、さらに素敵な花束にすることもできますよ。部屋にフリージアを飾る時も、花言葉を参考にして選んでみましょう。
黄色のフリージアの花言葉
黄色のフリージアの花言葉は「無邪気」です。フリージアの黄色は淡い黄色よりもどちらかというとオレンジに近いものが多いので、元気の良いイメージにピッタリの花言葉なのではないでしょうか。
白色のフリージアの花言葉
白色のフリージアの花言葉は「あどけなさ」です。白という色自体、何物にもなれる無限の可能性を秘めた幼少時代を象徴しているような素敵な花の色ですね。穢れのない白のフリージアは花束のアクセントとしても人気があります。
赤色のフリージアの花言葉
赤色のフリージアの花言葉は「純粋」です。赤い花というと情熱的な花言葉を持っている花が多いので、意外に思う人もいるのではないでしょうか。ですが、フリージアの赤は優しい印象のある赤い花ですので、なんとなく納得できますね。
紫色のフリージアの花言葉
紫色のフリージアの花言葉は「憧れ」です。フリージアに限らず紫は少し大人っぽい印象のある色ですよね。年上の人に憧れる様子を連想できるような花言葉です。
淡紫色のフリージアの花言葉
淡紫色のフリージアの花言葉は「感受性」です。紫色と色の雰囲気は似ていますが、花言葉の意味は全然違いますね。少し儚げなイメージを持っている花言葉です。
ピンクのフリージアの花言葉
ピンク色のフリージアには、実は花言葉がありません。色が近いので赤のフリージアと同じく「純粋」と解釈する人もいますし、固有の意味がないので全般的な花言葉と同じだと解釈する人もいます。また、ピンクのフリージアは華やかな雰囲気を持っているので結婚式会場に飾られるウエディングフラワーとしても人気が高いですよ。
オレンジのフリージアの花言葉
オレンジのフリージアも、ピンクと同じく固有の花言葉は持っていません。ただし赤と黄色を混ぜ合わせてできる色ですので、オレンジのフリージアの花言葉は「無邪気で純粋」と解釈する人が多いようです。オレンジのフリージアもピンクのフリージアも、品種改良されて誕生したばかりなので、もしかしたら後年には固有の花言葉を持つようになるかもしれませんね。
フリージアの西洋での花言葉を英語で紹介!
日本でのフリージアの花言葉は上で紹介した通りですが、西洋での花言葉はどうなのでしょうか。西洋でのフリージアの花言葉も英語で紹介していきます。
英語の花言葉は主に3つあり、innocence(純潔)、friendship(友情)、trust(信頼)と言われています。英語と日本語で少し意味は違いますが、フリージアは英語でも素敵な花言葉を持っている花ですね。もし英語圏の人に花を贈りたいと思った場合は、英語でも素敵な花言葉を持っているフリージアなら安心して贈れるのではないでしょうか。
フリージアの花言葉の由来とは?
素敵な花言葉を持つフリージアですが、その花言葉はどのような由来を持っているのでしょうか。花言葉だけではなく由来も知っておくと、さらに花を選ぶのが楽しくなりますよ。
感謝・友情・親愛の花言葉の由来
「感謝・友情・親愛」という花言葉は、フリージアの名前の由来が元になった花言葉です。植物学者のエクロンが親友のフリーゼの名前にちなんでフリージアという名前を付けたのは既に解説した通りですが、その二人の関係性を元にして、この花言葉が生まれたと言われています。
あどけなさ・純潔・無邪気の花言葉の由来
「あどけなさ・純潔・無邪気」という意味の花言葉はフリージアの見た目や香りに由来する花言葉です。見た目が明るく花びらが丸いのんびりとした雰囲気や、甘酸っぱく爽やかな香りが元になっている花言葉ですよ。
フリージアの香りはどんな香り?
最初の方で紹介した通り、フリージアは色ごとに香りの特徴を持っています。Web上では香り自体をお伝えすることはできませんが、香りの特徴を紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
黄色のフリージアの香り
黄色のフリージアは、同じく黄色の花であるキンモクセイを連想させる甘い香りを放ちます。香りが強いので、春にキンモクセイの香りがすると感じた場合は黄色のフリージアが近くにあるかもしれません。
白色のフリージアの香り
白いフリージアは、見た目の儚げな印象とは裏腹に少しスパイシーな香りがする花です。この白のフリージアと黄色のフリージアの香りが特に強いので、香りを楽しみたい人は白か黄色のフリージアを部屋に飾ると良いでしょう。
赤色のフリージアの香り
赤いフリージアはフルーティーな香りが特徴的です。ワクワクするような香りを放つので、花束にしてプレゼントしても喜ばれるのではないでしょうか。オレンジのフリージアもピンクのフリージアも、赤いフリージアと同じくフルーティーな香りがします。
紫色のフリージアの香り
紫色のフリージアは、他の色よりも香りが弱く優しい香りです。この紫の香りの弱さが他の色に憧れを持っているように思われるので、「憧れ」という花言葉を持っているという説もあります。
花言葉を知ってフリージアを大切な人に贈ろう
たくさんの色があるフリージアは、大切な人の好みに応じて素敵な色を選んで贈ることができる花ですね。花は見ているだけでも心が安らぎますが、花言葉やその由来を知っているとさらに深く花を楽しむことができますよ。誰かに花を贈りたいと思った時や部屋や会場に花を飾る時には、ぜひ花の見た目だけではなく花言葉や由来にも注目してみてください。