かすみ草の花言葉を色別に紹介！英語は？花束に込めるメッセージも！

かすみ草はナデシコ科で、1年草と宿根草の2種類があります。原産地は地中海沿岸～アジアで高温多湿を嫌います。日本でも全国で栽培されていますが、耐暑性はやや弱く涼しい土地向きの植物です。切り花としてももちろん、花壇や鉢植えでも栽培できます。

かすみ草といえば花の色は白が基本ですが、ピンク色や紫のものもあります。花の形や大きさも、八重咲きのものや少し大きめのものなど色々と存在しています。一口に「かすみ草」といっても様々な品種があるようです。

細い枝の先に無数の小さな花がたくさん咲いている様が、春霞を思わせるというのが名前の由来です。主張しすぎない控えめな印象の花ですが、花束に加えると主役を引き立てるばかりでなく、全体の華やかさもアップさせてくれます。

かすみ草の英語での名前はbaby’s breath(ベイビーズブレス）です。赤ちゃん、または愛しい人の吐息という意味ですが、外国の方はかすみ草の白くて小さな愛らしい花が、赤ちゃんや愛しい人の吐息に見えたのでしょうね。とてもロマンティックな由来です。
 

また、もう一つの英語の名前があります。Gypsophila(ギプソフィラ）という英語名です。これはかすみ草が石灰質の土を好むことから、「ギプス(石膏）を愛する」という意味を含んでいます。こちらの英語名は、どちらかというと花に詳しい人が使うイメージの単語なので、baby’s breathのほうが一般的です。

かすみ草の開花時期は5月から7月にかけてです。店先に出回るのは5月~8月にかけてで、最盛期は6月とされています。初夏の爽やかな時期の花束に、白いかすみ草は涼しげです。見ているだけで穏やかな気持ちになれそうです。

かすみ草が誕生花とされている日は、4月4日、4月15日、5月21日、6月1日、6月4日、11月30日です。色別だと4月と11月が白、5月と6月はピンクとされています。もし身近な人の中にこういった誕生日の方がいたら、かすみ草の花束をプレゼントしてあげてはいかがでしょうか。花言葉のメッセージとともに贈れば、きっと喜んでくれますよ。
 

ここからはかすみ草の全般的な花言葉をご紹介します。花束によく使われているかすみ草ですが、花言葉を知っていると花束を贈るときにも意味のあるメッセージとともに相手に気持ちを伝えることができます。かすみ草の花言葉を、ぜひ覚えておいてくださいね。

かすみ草全般の花言葉は「清らかな心」です。他にも「無垢の愛」「無邪気」「純潔」「幸福」などがあります。真っ白で愛らしい姿は、純粋さや汚れのない心のようです。英名が「赤ちゃんの吐息」でもあるように、子供や赤ちゃんを思わせる無垢な姿からきた花言葉です。見ているだけで、心が清められるような、穏やかになるような、幸せに溢れた花言葉です。

かすみ草の花言葉を英語にしたものご紹介します。花をプレセントするときにメッセージカードを添える事があると思いますが、そんなときに英語だとさりげなくて、おしゃれな感じになります。ぜひ参考にされてくださいね。

• purity of heart（清らかな心）
• everlasting love（永遠の愛）
• innocence（純潔）

ここからは色付きかすみ草のピンク・白・青と色別の花言葉をご紹介いたします。なにか特別な意味を込めたいときに、あえて色付きのほうを選んでメッセージを伝えるというのはとても素敵な方法ですよね。色別の花言葉の意味を理解して花束を贈ってみましょう。

ピンク色のかすみ草の花言葉のご紹介です。花言葉は「切なる願い」「感激」です。真っ白ではなく、ほんのりとしたピンク色は、少女の初恋をイメージさせてくれます。初恋の相手を想う純粋な恋心はまさしく「切なる願い」でしょう。ひたむきで純粋な気持ちを伝えるときに、ピンクのかすみ草の花言葉は最適です。

白色のかすみ草の花言葉は「感謝」「親切」といった花言葉もあります。これはお世話になった人への贈り物に最適な花言葉ですね。上司や先輩が会社を去る時、母の日や父の日、敬老の日。白いかすみ草の花言葉は、感謝を伝える場面で、あなたの気持ちをさりげなく相手に届けてくれます。

お花屋さんなどで見かけることのできる、キラキラときれいな青いかすみ草ですが、実は自然界には青いかすみ草というのは存在しません。青いかすみ草は特殊な染料を吸い上げさせて人工的に作り出しているのですね。そうやって青く染めたものをお花屋さんなどで手に入れることができます。

ということで、青いかすみ草の花言葉というのは特に定まっていません。全般的な花言葉である「清らかな心」「感謝」などを、青いかすみ草のメッセージとして使ってもよいでしょう。

ここからはかすみ草の花束をどんな風に送ったらよいか、おすすめの方法をご紹介します。プレゼントに添えるメッセージとして使える、かすみ草の花言葉たち。素敵な花言葉を効果的に使える場面や、贈り方など参考にされてみて下さい。

かすみ草の花束は、英語の花言葉が「everlasting（永遠の愛）」にもあるように、相手にプロポーズをする場面におすすめです。他の花言葉も「無垢な愛」「幸福」「切なる願い」など、結婚の申込みをするにはこれ以上ないほどシンプルで、贈る人の心がストレートに届くようなメッセージです。白やピンクなど、ウェディングを連想させる色からも、プロポーズの花束には最適なんです。

かすみ草の花束をプロポーズで渡すときに、添えてあると嬉しいのはエンゲージリングです。言葉にするのが苦手な人でも、かすみ草の花束とリングで相手の心にしっかり届くでしょう。花言葉は意外とわからない人も多いので、メッセージカードにさりげなく花言葉を添えておくと親切かもしれません。

ピンクと白の２つのかすみ草が、贈る人の「無垢な愛」「切なる願い」を相手に届けてくれ、2人の未来の「幸福」を応援してくれるでしょう。これから愛する人にプロポーズをしたいと考えている人は、そんなかすみ草の花言葉の力を借りてみてはいかがでしょうか。

ここからはかすみ草の花束3パターンのご紹介です。フラワーアレンジや花束の名バイプレーヤーであるかすみ草。どんな花とも基本的に相性は良いですが、花言葉を意識して花束にするのはいかがでしょうか。そしてときには主役を支えるだけでなく、かすみ草だけで立派な主役にもなれるんです。それぞれ花束にした時の印象はどんな風なのかご紹介します。

いつもは脇役のかすみ草ですが、主役にするととても可憐な印象になります。白一色でも清々しくて素敵ですね。かすみ草だけの花束にするときは、スカスカになると寂しいのでたくさんのかすみ草でボリュームを持たせた花束にしてみて下さい。おしゃれ感もアップします。

かすみ草の中に、バラの花を組み合わせるのはプロポーズにとてもおすすめ。特に赤いバラの花言葉は、「あなたを愛しています」「熱烈な愛」「愛情」といった意味です。そしてバラの花を贈る時には実は「本数」にも意味があるのです。1輪のバラは「あなたしかいない」というメッセージがあります。プロポーズの演出にはこれ以上ないほどロマンティックな花束です。

かすみ草のビジュアルは、どんな花とも無理なく馴染みます。主役にする花に迷ったら、贈るシチュエーションに合わせて花言葉との相性で選んでみるのもおすすめ。かすみ草の「感謝」「幸福」という花言葉に相性の良い花をピックアップしてみます。

母の日に感謝の気持ちを伝えるのにピッタリなのがカーネーションです。赤いカーネーションの花言葉は「母の愛」それにかすみ草の花言葉の「感謝」を組み合わせれば、「お母さん、ありがとう」というメッセージを込めることができます。母の日にはカーネーションだけでなく、ぜひかすみ草も一緒の花束にしてくださいね。

チューリップの全般的な花言葉は「思いやり」です。西洋の花言葉としては「幸福」という意味もあります。お世話になった人などに感謝を伝えたいときに「思いやりの心をどうもありがとう」「あなたの幸せを願っています」などどいったメッセージを込めて、チューリップとともに贈ってみてはいかがでしょうか？

ガーベラの全般的な花言葉は「希望」「常に前進」といった前向きな花言葉です。これから何か頑張ろうという友人や、新天地へ向かう同僚に贈るとよいでしょう。そんなガーベラには、かすみ草の「幸福」の花言葉を添えて、「あなたの未来が希望と幸福で満ち溢れますように」とメッセージをこめた花束にしてはいかがでしょうか。

小さくて可憐な印象のかすみ草の花言葉には、たくさんの「愛」「感謝」といったキーワードが詰まっています。子供に注ぐ愛、パートナーへの愛と、愛情には色々ありますが、全ての愛は感謝へと繫がります。あなたの周りの人たちに愛と感謝を伝えたいときには、かすみ草の花を贈ってみてはいかがでしょう。ぜひ参考にされてみて下さいね。