2018年06月12日公開
2019年11月17日更新
ベビーゲート・ベビーフェンス手作りアイデア12選!赤ちゃんの安全対策に!
赤ちゃんが自分で動けるようになると、危険な場所にも行ってしまいます。そんな時に活躍してくれるのがベビーゲートやベビーフェンスと呼ばれるものです。市販のゲートやフェンスもいいですが、手作りもおすすめです。そこで今回は、手作りの方法やアイデアなどをご紹介します。
目次
ベビーゲート・ベビーフェンスの役割は?
ベビーゲートやベビーフェンスは、大人には当たり前の場所、例えばキッチンや階段や玄関などが、赤ちゃんにとっては危険な場所になることがあります。側にいたはずの赤ちゃんをふと見た瞬間、思いがけない場所に行ってしまいヒヤっとすることがありませんか?
赤ちゃんの転落やイタズラ防止
家の中は大人にとっては大したことのない段差でも、頭の重い赤ちゃんにとっては簡単に転倒してしまう場所もあります。さらにキッチンなどはママが使っているものがたくさんあり、赤ちゃんにとってはおもちゃよりも興味深々なものです。
洗面所などの水回りも赤ちゃんにとっては楽しい場所で、トイレットペーパーを全部出したり水を出したりなど、思わずため息が出てしまうような状況になる可能性もあります。
ベビーサークルとの違いは?
ベビーゲートやベビーフェンスと同じような目的で使うものにベビーサークルもあります。こちらは、部屋の中に設置して、その中で赤ちゃんを遊ばせたりするためのもので、赤ちゃんをぐるっと囲うように置くため、サイズによっては赤ちゃんが遊びにくかったり、部屋を占領してしまったりすることがあります。
ベビーゲートやベビーフェンスが必要な時期
赤ちゃんがハイハイを始めて自分で動ける時期になったら、ベビーゲートやベビーフェンスが必要になると考えましょう。赤ちゃんの成長は考えているよりも早いことがあり、気付いたらつかまり立ちからつたい歩きを始めていた、などということもあります。
どんな場所にゲートやフェンスが必要?
赤ちゃんの安全を守るためにベビーゲートやフェンスを設置することはわかりますが、実際にどこへ設置すればよいのでしょうか。
階段周り
ベビーゲートやベビーフェンスが一番活躍する場所は?と聞かれたら、それは階段といえるかも知れません。赤ちゃんの部屋が2階や3階にある場合は、転げ落ちることを防止するためにゲートやフェンスが必要ですが、ハイハイができるようになれば、ママの後を追って階段を上がれてしまう赤ちゃんもいます。
ママと一緒に上ってきたならまだ安全ですが、一度上がれることを覚えた赤ちゃんは、目を離した隙に一人で上がってしまうこともあります。それを防ぐためにも階段の上だけでなく下にも設置するとより安全といえそうです。
キッチンの入り口
キッチンもベビーゲートやベビーフェンスの設置場所としてよく利用されます。赤ちゃんは、ママが何をしているのかが気になり、刃物や火を扱っているときに限って足元に絡みついてくることがあります。足元に来ないときでも、赤ちゃんは何をやりだすのか予想が付けられません。
ストックしていた食品をばらまいたり、食器棚の扉を開けてしまったり、調理器具を出してしまったりなどキッチンに侵入した赤ちゃんからは目が絶対に離せません。どうしても赤ちゃんを近づけたくないときだけでもベビーゲートやフェンスがあれば、赤ちゃんだけでなくママの安全のためにもなるといえるでしょう。
テレビ周り
HDDやテレビといったAV機器も、できれば赤ちゃんを近づけたくないものです。角に頭をぶつけてしまったり、熱を持つため熱い思いをさせてしまったりだけでなく、テレビによる感電の心配もゼロではありません。
安全のためだけでなく、最近はテレビに接続してインターネットコンテンツが楽しめる機器も増え、赤ちゃんのイタズラ防止のため、テレビ周りにベビーゲートやフェンスを利用する家が増えています。
ゲートやフェンスの設置方法は、テレビの周りそのものを囲うようにするか、テレビに近づけないように設置するかのどちらかになり、家の間取りや赤ちゃんの行動範囲で分けるとよいでしょう。
ベランダへの侵入防止に
玄関やベランダなど、外へつながる場所に赤ちゃんが侵入することを防ぐために、ベビーゲートやベビーフェンスを設置するのもおすすめです。ベランダには柵が付いているのが一般的ですが、洗濯用品や植木などを置いていることもあり、そういったものによじ登って柵を乗り越えてしまう危険性が考えられます。
ならベランダを片づけておけば問題ないと考えても、赤ちゃんの身体能力は侮れません。万が一を考え、安全のためにベランダへ侵入できないように先回りするようにしましょう。
ベビーゲートやフェンス手作りするときのポイント
ベビーゲートやベビーフェンスを手作りするとき、赤ちゃんが通れなければOKではなく、使いやすくするためにいくつかポイントがあります。
開閉部分があれば便利
実は、ベビーゲートとベビーフェンスは微妙な違いがあり、開け閉めできるタイプを「ベビーゲート」、またいで使うものを「ベビーフェンス」と呼ぶそうです。落ち着いて移動すればまたいで使うベビーフェンスでも問題はありませんが、開け閉めできるベビーゲートなら間違えて足を引っかけてしまうことがありません。
ですが、ゲートの開閉に蝶番を利用すると、赤ちゃんが指を挟んでしまう恐れがあるため注意が必要です。ゲートの開閉の際は、赤ちゃんの手や指をよく確認してから行うようにしましょう。
自立するデザインにしよう
ベビーゲートを手作りするとき、壁や家具を利用して設置する方法が一般的ですが、場所によってはその方法が使えないこともあります。ゲートやフェンスそのものが自立できるデザインを考えるのも必要です。コの字にしたり、足を付けたりなどで工夫してみましょう。
材料を工夫しよう
手作りなら材料も色々選べます。ホームセンターや100均だけでなく、今まで使っていたベビーグッズを利用してベビーゲートを作ることもできます。
ベビーゲート・ベビーフェンスの作品アイデア集!
このコーナーでは、DIYの味方100均のアイテムやホームセンターなどで手に入る材料で手作りできるベビーゲートやフェンスをご紹介します。手作りなら、使いたい場所のサイズに合わせたゲートやフェンスを作れるので、ぜひ参考にしてください。
100均グッズを使った手作りアイデア3選!
100均だからこそ利用できるDIYグッズでベビーゲートを手作り
100均の店舗にもよりますが、組み合わせて棚などが作れるアイテムがあります。おしゃれな100均として人気のセリアでは「CraftRack(クラフトラック)」シリーズがあり、それを材料として利用することで大きさや形を自由に変えてベビーゲートが手作りできます。
詳しい作り方はこちら
100均のワイヤーネットでベビーゲートを作ろう
100均でも手に入るワイヤーネットは、結束バンドでつなげたり、家具のすき間に挟んで動かないように固定するだけで簡単にベビーゲートやフェンスに変身します。100均のワイヤーネットはサイズも色々あり、赤ちゃんの身長や、設置する場所で選ぶとうまく作ることができます。
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ベビーゲートにおすすめな100均の突っ張り棒
100均の突っ張り棒もDIYに欠かせないアイテムです。長さが豊富で、耐荷重量も選べるため、設置したい場所に合わせて100均で選んで作ることができます。先ほど紹介した100均のワイヤーネットと組み合わせてもいいですが、レースのような透けるタイプの布地を利用するのもおすすめです。
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すのこを使った手作りアイデア3選!
すのこ1枚で立派なベビーゲート
すのこもDIYに欠かせないアイテムです。100均でもすのこは手に入れられますが、何枚も繋ぎ合わせるのが面倒、そんな方ならすのこを専門に取り扱う店舗などで購入すれば、後は蝶番で開閉できるように柱や壁に取り付けたり、結束バンドで止めたりするだけでゲートが作れます。
すのこを購入するならこちら
結束バンドですのこをつないでベビーゲート
すのこ4枚と結束バンドでテレビ周りのベビーゲートを簡単に手作りしています。結束バンドは、繋げて締めた後で余ったバンド部分を切り落としますが、切り口に気を付けないと赤ちゃんが触ったときに怪我をする可能性があります。ヘッド部分が外側へ向かないように気を付けましょう。
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100均すのこも木工ボンドでしっかりベビーゲート
すのこ同士を木工用ボンドでつなぎ合わせ、すのこの下駄部分に補強のために1cm程度の角材を張り付けたゲートもおすすめです。すのこは、下辺を揃えて接着することに気を付ければガタガタすることがなく、赤ちゃんが寄りかかっても安全です。
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ホームセンターの材料でDIYするアイデア3選!
キャスター付きで開け閉め楽々なベビーゲート
キッチンの構造上、突っ張り棒が利用できないこともあります。それならホームセンターで材料を揃えてベビーゲートやフェンスを手作りしましょう。四角い枠にネットを取り付け、下にキャスターを取り付ければ開け閉めが簡単にできるゲートになります。
詳しい作り方はこちら
工夫次第でおしゃれなベビーゲートも作れる
ホームセンターでも手に入れられる「イレクターパイプ」を利用すると、簡単にベビーゲートやフェンスが手作りできます。自立するタイプのゲートやフェンスも作れ、アイデア次第で開け閉めできる扉をイレクターで手作りすることもできます。
自立するベビーゲートの詳しい作り方はこちら
ホームセンターなら材料のカットもお任せ
デザインにこだわった家の場合、市販のベビーゲートやベビーフェンスを取り付けるのが難しいことがあります。そんな時こそホームセンターで材料を揃えて家のデザインに合ったベビーゲートやベビーフェンスを手作りしましょう。
ホームセンターでは面取りやペイントの必要がない木材もあります。後は希望のサイズに全てカットしてもらえば、家で組み立てるだけで簡単にベビーゲートやフェンスが作れてしまいます。
詳しい作り方はこちら
そのほか気になるグッドアイデア3選!
使わなくなったベビーベッドをリメイク☆
— まみたす (@mamitas_f) March 24, 2016
ベビーゲートにしました(^ ^)
超安上がり♡#ベビーベッドリメイク#ベビーゲート pic.twitter.com/LkzYkP6G4F
備蓄を利用したベビーゲート
2Lのペットボトルの水6本入りの箱と18ロールのトイレットペーパーのパックをそれぞれ必要な個数を用意して作る、災害のときの備蓄としても考えられた目からうろこ的なベビーゲートです。配意を決めたら布テープで固定し、バスタオルなどでカバーを作って被せるだけです。
詳しい作り方はこちら
牛乳パックで工作
牛乳パックもベビーゲートにおすすめな材料です。中に新聞紙やチラシなどをきっちり詰めれば強度の面でも安心です。牛乳パックがかなり必要になりますが、処分がしやすく好きな形に作りやすいため、テレビ周りにもおすすめです。
ベビーベッドを再利用
使わなくなったベビーベッドを利用すれば、ベビーゲートが簡単に手作りできます。キャスターも開閉可能なドアも付いているので、後はサイズさえ合えば階段の登り口やキッチンの入口に設置するだけです。
ベビーゲートを手作りして赤ちゃんの安全対策を
冒険心あふれる赤ちゃんの好奇心は満たしてあげたいけれど、危ない場所へは行かせたくないものです。また、ずっと側に居られれば問題ないけれど、そうもいっていられないのも本音。そんな二つの思いを叶えてくれるのがベビーゲートやベビーフェンスです。
手作りなら費用を抑えられ、希望のサイズやデザインで作れます。もし、これからベビーゲートやべの購入を考えているなら、一度手作りも視野に入れてみませんか?赤ちゃんの安全も家計も助かりますよ。