ヘアカラーは『トーン』で選べ！理想の髪色を見つけよう【表＆見本あり】

髪色の印象は「明るさ」や「色味」の選び方によって決まってきます。その中の「明るさ」を表す指標として、カラートーンという単位をつかいます。数字が大きければ大きいほど、明るい髪色を指し、一般的には4-16トーンがヘアカラーで使われています。4-5トーンは黒髪、15トーン以上がブリーチが必要になってきます。

それではなぜ、カラートーンを美容師さんだけでなく、お客さん側の私たちが知っているといいのでしょうか？

まず一つは理想の髪色を選びやすいからです。たくさんヘアカラーの種類があるので迷ってしまいますよね。同じトーンでもヘアカラー前の髪色によって、出来上がりの髪色や明るさがが変わってきます。トーンを知ることによって、自分の理想のヘアカラーにグッと近づけるのです。美容師さんともオススメのヘアカラーを相談しつつ理想の髪色にしちゃいましょう！

二つ目は美容室でヘアカラーを指定しやすいからです。美容室に行って理想としてた髪色とは少しずれてたことや、ヘアカラーのトーンの種類が多すぎて、結局美容師さんのおすすめの髪色になって少し自分の理想と違うなと思ってしまったような経験をしたことはありませんか？そうならないためにも、トーンの種類だけでも少し知ってトーンを指定しましょう！トーンだけでも美容師さんに伝えれば、今の髪色からどうしたらイメージしているヘアカラーに近づけるかをしっかり考えてくれます。

美容室に行ったとき美容師さんがこのようなトーン表を持ってきてくれて、理想のヘアカラーを聞いてくれます。この写真のようにカラートーン表を見ると色がたくさんあります。同じ色でもレベルによってだいぶイメージが変わってきます。そういうところからトーンを選ぶことはヘアカラーする際にとても大事なのです。この表だと一番上には色合い、そして数字が書いてあるように上の方が明るい色、下に行くにつれてトーンが下がって暗い色になってきます。少し表の見方は分かりましたか？次にこの表を踏まえて、明るさとヘアカラーしたときの髪色見本をご紹介します。

それではトーンのレベル別に明るさや髪色の見本をご紹介していきますね。表だけでは分かりづらいと思うので、これを参考にして、ぜひ美容室でヘアカラー・トーンを伝えてみてください。

トーン5-6はトーン表でも下の方の暗い色のヘアカラーです。このくらいのトーンでもアッシュを入れることで透明感を出すことが可能なので、髪色に厳しいよう職場・アルバイトでもヘアカラーが楽しむことができます。

このように暗い髪の印象のヘアカラーになります。一度ブリーチしたことあるような人は黒髪に透明感がプラスされたような色合いになります。就職活動やバイト・校則が厳しいような人はこのトーンのヘアカラーを美容室でお願いするといいかもしれません。落ち着いた大人な女性のヘアカラーを理想とする方におすすめです。

トーン7-8はトーン5-6より明るくなり、抜け感・透明感が出てきます。トーン７はまだ少し暗めですが、トーン8は周りの人も気づいてくれるくらいヘアカラーがわかりやすくなってきます。アッシュと組み合わせると自分好みの髪色を楽しめます。一般的な企業ではヘアカラーの明るさがトーン7-8の明るさが上限のところが多いみたいです。

暗めな色ではありますが、明るさの調整が効くようになってきます。明るすぎずに抜け感を演出してくれるので清楚感がありながらも黒髪は嫌だという方におすすめな髪色のトーンです！さらにトーン7-8でアッシュ系も一緒にいれていくと元々の赤みの髪色で悩んでいる方も赤みを抑えることができます。最近ではトーン7-8でアッシュにして切りっぱなしボブにするのも人気みたいですよ！

この表を見ていただいても分かるようにトーン9-10あたりから周りの人からも「あ、髪の毛染めたんだね！」と気づいてもらえる明るさになってきます。トーン表でも明るさが上のようの色味になってきます。さらに、アッシュや赤っぽいヘアカラー、黄色っぽいヘアカラーと目で分かるようなヘアカラーになってきます。いつもとイメージをガラリと変えたいという方は美容室でこのくらいのレベルをお願いするのがいいですね。

トーン7-8と比べるとだいぶ明るく見えますね。このレベルになってくるとヘアカラーの種類によってイメージを変えて楽しむことができます。この見本写真のように巻いてあげるとさらに透け感などを演出することができます。陽に当たると綺麗に見えるのでそれも楽しみの一つですね！

このレベルになってくるとさらに明るくなってくるイメージです。これ以上にさらに明るいヘアカラーにしたいとなってくるとブリーチが必要になってきます。ブリーチをしてしまうとどうしても髪の毛を傷めてしまうので、明るくして楽しみたいという方はこのくらいのレベルのヘアカラーをおすすめします。

このトーンだと外国人風ヘアカラーのようにアッシュ系のヘアカラーも綺麗に見えます。ハイトーンと呼ばれる明るさになっているので、初めて会った人には「この人、髪色明るいな」という印象を与えます。何か大事な用事が控えている時などはあまりおすすめできませんが、髪色を楽しみたいという人にはブリーチをしないで明るい色のヘアカラーを楽しむことができるのでおすすめです。

ヘアカラーのレベル別にご紹介してきましたが自分が理想とする髪色をイメージできましたか？最後に流行っているアッシュ系のヘアカラーをヘアカラートーン別にご紹介！アッシュ系もたくさん種類があるので選び方が分からないですよね。あなたのイメージに合うヘアカラーはこの中にありますか？

グレージュとはグレーとベージュを混ぜたようなヘアカラーです。暗めなヘアカラーですが黒髪よりも透け感や柔らかさを出してくれるので暗めなヘアカラーをしたい方におすすめです。外国人風ヘアカラーとしてもおすすめです。ぱっと見、黒髪ですが太陽の光に当たるとアッシュグレージュの長所でもある透明感がさらに際立ちます。髪の長さもロングでもボブでも似合うヘアカラーですし、今回ご紹介したトーンは５ですがさらにレベルをあげたグレージュも可愛く仕上がります。トーンの選び方で同じグレージュアッシュでも雰囲気が変わってくるのです。

ブルージュとはブルーのベージュが合わさったヘアカラー。いま髪の毛が太陽に当たったときに赤みが目立つというお悩みを持っている方はこちらのブルージュを入れることによって赤みをおさえたヘアカラーで暗いながらも透明感を演出します。さらに海外セレブ風のヘアカラーとしてもおすすめです。ブルージュは素肌の色とも相性バッチリなのですっぴんでも髪色が浮かないのです。ブリーチなしでも綺麗に見えるのでおすすめです。

ラベンダーアッシュも今期は大人気。ピンクとパープルの間のラベンダーとアッシュ系を組み合わせたフェミニンなヘアカラー。ラベンダーは今期では洋服やコスメでもトレンドなカラーの一つですね。アッシュ系を一緒に組み合わせることで少しきついようなヘアカラーになることはなく透明感がとっても魅力的なのです。トーンの選び方によってこのラベンダー色を調整することができるので美容室でぜひ相談してみてください。

オリーブアッシュはブリーチしないと入れられないと思いきや、大人かわいいヘアカラーを楽しむことができるのです。ブリーチするよりはツヤ感や透明感が落ちてしまいますが、髪の毛の傷みは軽減することができます。でもブリーチしなくても透明感は出るのです。トーンが低めでも綺麗な色になりますが、トーン8のように少し明るくなることでさらに透明感を演出することができます。選び方や種類を変えることで透明感も変わってくるのでイメージを美容室で伝えてみてください。

アッシュとベージュを組み合わせると綺麗な落ち着いた色味になります。トーンの選び方によって印象はかなり変わります。トーンの選び方によって印象も大きく変わってくるので色々な種類を楽しんでみてください。トーン9のアッシュベージュはほんのり明るいヘアカラーなので、ゆるくコテで巻いてあげるのもかわいいですし、たまには大人っぽくストレートにするのにも合います。アッシュベージュはどんな髪型にもお似合いですよ。

今回はカラートーンについてご紹介してきました。この記事を読んで、美容室に行ったとき表を見せてもらったときあたふたせずに自分の理想の髪色にしてもらえた！という人がいたら嬉しいです。「トーン×髪色」「トーン×アッシュ」「アッシュ×髪色」など選び方・組み合わせによってさまざなヘアカラーを楽しむことができます。印象を変えていつもの生活がさらに楽しく過ごせますように。