ピンクアッシュで女の子らしいヘアカラーに!髪型別の実例も!
温かみの中にもクールさが漂うピンクアッシュは秋にぴったりのヘアカラー。とても女の子らしいカラーですが、マニッシュな雰囲気も出すことができるヘアカラーです。ピンク系の中でもいろんなスタイルに合いやすい上に、個性も発揮できるピンクアッシュを是非お試しください!
目次
ピンクアッシュのヘアカラーについて
ピンクといえば女の子のカラーというイメージではないでしょうか。ヘアカラーでも、ピンクブラウンやピンクベージュといった定番カラーから、バイオレットピンクといった個性派カラー、マットピンクベージュなどの派生カラーと多種に渡ります。
ピンク系は暖色なので、色白でブルーベースの肌トーンの方に特におすすめです。肌の血色がよく見え、健康的に見える効果があります。
中でもピンクアッシュは寒暖色の良い所取りをしたカラーなので、カラーリング初心者にもおすすめです。
ピンクアッシュとはどんな色?
そもそもピンクアッシュとはどんな色?と思われる方も多いのではないでしょうか。
アッシュは灰という意味で、ヘアカラーで用いるアッシュとは灰色がかった色を指します。ピンクは皆さんご存知の通りですので、ピンクアッシュは灰色がかったピンク色ということになります。
ピンクは暖色ですので、女の子らしいイメージを与えます。一方、アッシュはいい意味でくすんでおり、クールなイメージ。この二色が合わさることにより、キュートでクールな印象を与えることができ、秋にぴったりのカラーです。
明るめと暗めはどっちが好み?
ピンクアッシュと言っても明るめと暗めでかなり印象が異なるので、一概に「ピンクアッシュはこの色!」と言い切ることはできません。
強調したいカラーがピンクなのかアッシュなのかでも変わってきます。ピンクアッシュを試したいけれど落ち着いた雰囲気にしたいのであれば暗めにし、インパクトを前面に出したいのであれば明るめに染めましょう。
暗めトーンのピンクアッシュで染髪した際の比較写真です。上から、黒髪、ブリーチ1回、ブリーチ2回、ブリーチ5回の毛束にカラーリングを施しています。黒髪は光に当たればうっすらピンク色という具合ですが、5回ブリーチした髪ですと光に当てなくてもしっかりと発色しているのがわかります。
ブリーチをすると明るめのピンクアッシュになる
ピンクアッシュの色味をはっきりと出したい場合や透明感を出したいという場合は、残念ながらブリーチなしでは不可能です。
ピンクなどの暖色系というのはブルーなどの寒色系に比べ、発色しやすいという特徴のあるカラーではあるものの、地毛が元々明るめの方でない限りどうしてもブラウンベースのピンクアッシュになってしまいます。
また、ブリーチを施した場合、ヘアカラーが落ちてしまうと金髪になってしまう点とブリーチの液剤は強力なので髪へのダメージが大きいというデメリットを忘れずに。
ブリーチなしなら暗めの仕上がりに
髪のダメージが気になる、ピンクアッシュにしたいけれどあまりしっかりと色は入れず、地毛の髪色も活かしたい、という方にはブリーチなしでカラーリングすることをおすすめします。
黒髪にピンクアッシュを染めても、使用するピンクアッシュの液剤そもそもの明るさにもよりますが、光に当たればほんのりピンクがかっている程度の優しい色味になります。
それはそれでまた自然な仕上がりで綺麗ですが、もう少しピンク感を強く出したい!というのであれば、ブリーチではなくクリア13やライトナーと呼ばれるブリーチよりは弱く、髪の毛や頭皮にやさしい髪を明るくする液剤を使用する方法です。こちらを使用すれば地毛にカラーリングするよりもピンクアッシュ感を楽しめるでしょう。
ピンクアッシュのヘアカラー実例集【ショートヘア】
ショートヘアは他の髪型に比べ、アレンジが少ないように思われがちですが、個性を出すという点ではどの髪型よりも優れています。ピンクアッシュはどの髪型にもよくマッチしますが、ショートヘアには特におすすめです。
ブリーチありで明るめのピンクアッシュであればより個性的に、ブリーチなしの暗めであれば、髪型自体を際立たせる役割を果たしてくれます。
ベリーショート
ピンクアッシュにレッドとパープルも配合したベリーのような深みがありつつも透明感のあるカラーです。
かなり短めのベリーショートだからこそ、そのキュートさが際立ち、ビビットな色が配合されている割には奇抜過ぎない印象を与えます。
ショートパーマ
こちらはブリーチなしの暗めピンクアッシュです。
ゆるふわのショートパーマに明る過ぎないピンクアッシュが絶妙にマッチしたスタイルですね。
ショートは明るめの奇抜なカラーでも合いますが、あえて暗めの色味にすることで大人可愛さを演出できます。
ショートボブ
こちらは打って変わって明るめのピンクアッシュを入れたショートボブスタイルです。
ショートパーマに比べ、マニッシュ感の強いショートボブですが、明るめのピンクアッシュを入れることで程よいガーリー感を足すことが可能!
ワンレンボブ
ワンレンボブはクールかつセクシーなヘアスタイルです。
ピンクアッシュに挑戦したいけど、ピンクを抑えめにしたい方におすすめなのがベージュにピンクアッシュを配合したカラーです。
一気に落ち着いた雰囲気になり、ワンレンボブのイメージにぴったり。
カールボブ
ブリーチありのヘアに暗めのピンクアッシュを入れたカラーです。
ボブはストレートも素敵ですが、このような色味のピンクアッシュには抜け感のあるゆるふわカールがおすすめ。
ふんわりした雰囲気が男子受け抜群のスタイルです。
ピンクアッシュのヘアカラー実例集【ミディアム】
ミディアムヘアでピンクアッシュを試されるのであれば、ウェーブやカールされた髪が特におすすめ。パーマをかけても、普段はストレートでご自身で͡コテで巻いてもOKです。
ミディアムヘアの魅力はどんなイメージでも再現できてしまうという点です。ただ、扱いを間違えると中途半端さが出てしまうという難点も......
とはいえ、折角アレンジ自在のミディアムヘアを活かしてピンクアッシュを試さない手はありません!
ゆるふわパーマ
パーマとブリーチなしのピンクアッシュの程よい抜け感効果で外国人風のスタイルに。
ストレートのミディアムヘアはクールなできる女感を出せる一方、近寄りがたい印象を与えることも。パーマをかけることで親しみやすさが出ますし、そこにピンクが入ることで更に守ってあげたい感もアップ!
ふわふわロブ
ボブより少し長めのミディアムヘアスタイルのロブは今一押しのモテヘアです。
無造作で躍動感のあるロブスタイルなら、甘くなってしまいがちな明るめのピンクアッシュも絶妙にマッチ!ラフな雰囲気ながらも女の子らしさを演出できるスタイルです。
切りっぱなしボブ
無造作な感じが今っぽさを出してくれる切りっぱなしボブとピンクアッシュは相性抜群です。無難になりがちなミディアムヘアもウェーブと毛先の外ハネが個性的でオシャレな印象に。
ウェーブを入れることで、ピンクアッシュがより良く発色して見えます。
ミディアムパーマ
ゆるふわのミディアムパーマとピンクアッシュの相性は抜群です。
色味によってはブリーチなしの暗めトーンだと重く見えてしまう場合もありますが、ピンクアッシュであれば程よい軽さと可愛らしさが演出可能です。
外ハネボブ
カジュアルな印象がするミディアムの外ハネボブスタイルとも相性の良いピンクアッシュ。
ピンクアッシュはガーリーなイメージが強いですが、マニッシュな髪型にも意外と似合う万能カラーです。メイクもピンクのリップを差し色にすればガーリー度が上がります。
ピンクアッシュのヘアカラー実例集【セミロング】
セミロングは色々なアレンジが楽しめる上に、ロングに比べて手入れが楽な点が人気です。更に落ち着いた雰囲気が出るので大人っぽい印象にしたい方におすすめです。
そのまま落ち着いた雰囲気を活かしたいなら暗めトーン、少し冒険してみたければ明るめトーンを。ストレートかパーマかで印象がだいぶ変わるのもセミロングの魅力ですね。
セミロングヘア
暗めのピンクアッシュをセミロングヘアに取り入れれば、大人可愛いを体現できます。セミロングとピンクアッシュの組み合わせは男女問わず好かれるスタイルです。
光に当たるとさりげなくわかるピンクが素敵ですね。ナチュラルな雰囲気が好みの方におすすめです。
ストレート
ストレートのセミロングはかっこいい雰囲気を出してくれる反面、やや堅い印象を与えることも。あえてその雰囲気を活かしたいのであれば寒色系のカラーも良いですが、明るめのベージュにピンクアッシュをミックスしたカラーに染め、二面性を出してみては?魅力度アップ間違いなしです!
ゆるふわセミロング
単色カラーに飽きてしまった方にはダブルカラーがおすすめです。コントラストができ、ヘアカラーに深みを出すことができます。
ピンクアッシュはダブルカラーにも適したカラーなので、ダブルカラー初心者の方にも試していただきやすいお色です。
ラフパーマセミロング
前髪ありのゆるめパーマのセミロングヘアは王道スタイルですね。落ち着いた雰囲気ながら、やや重めの前髪が可愛らしさも同時に醸し出してくれます。
この雰囲気を存分に引き出すにはピンクアッシュがおすすめです。オシャレ度が更にアップ!
ピンクアッシュのヘアカラー実例集【ロング】
美しいロングヘアはみんなの憧れ!ケアはショート、ミディアム、セミロングのどの長とに比べても大変なものの、その存在感は随一です。
ロングヘアにピンクアッシュでカラーリングすると目立ちすぎるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、トーンやカラーリング方法を選べば自然に仕上げることが可能です。ロングヘアにピンクアッシュのグラデーションを取り入れればかなりのオシャレ感が出せますし、インナーカラーであればロングでもさりげないオシャレが演出できます。
ナチュラルロング
ピンクアッシュと聞くとオフィスには不向きなカラーと思われる方が多いかと思いますが、そんなことはありません!
暗めのトーンのピンクアッシュを使用すれば、ほんのりピンク色のヘアカラーはオフィスでもOKの愛されカラーです。
ロングパーマ
大胆なカールをトップからかけたロングヘアスタイルはモード感満載の髪型です。この無造作感と全体にしっかりと入れたピンクアッシュが更に個性を引き立ててくれます。
オシャレ上級者さんに試していただきたいカラー&スタイルです。
インナーカラーとして使う
人と同じは嫌、一度で二度楽しみたいというタイプの方にはインナーカラーがおすすめです。
ロングのインナーカラーであれば、編み込みやお団子にした時にピンクアッシュが所々現れ、可愛らしい雰囲気に。
表面のカラーを暗めにすればオフィスでもOKなのもインナーカラーのメリットですね。
ピンクアッシュのヘアカラー実例集【グラデーション】
海外セレブが火付け役のグラデーションカラー。
一度のカラーリングで濃淡を楽しめる上に透明感も出やすいカラーリング方法なので単色カラーに飽きた方や新しいスタイルに挑戦したい方におすすめです。
セミロング、ロングヘアーであればグラデーションの具合がよくわかりますし、ショートヘアであればツートーンかのようなグラデーション具合にしてみても遊びがあって素敵です。
グラデーションカラーとは
グラデーションカラーによるカラーリングとは、単色カラーを全体に同じトーンで染めるのではなく、一つのカラーが徐々に多色に変化するように染める方法です。
最も多いのは根元を暗めに染め、毛先に向かうごとに明るめにカラーリングする手法です。根元が暗めなので、単色カラーよりも根元が伸びてプリン状態になる心配が少なく、染める頻度も通常のカラーより減らせるので、髪の毛にも優しいといったメリットもあります。
この写真のようにヘアアレンジをしてもグラデーションが際立ち、更にヘアスタイルを素敵に見せてくれます。ぱっと人目を引くこと間違いなしです!
ボブスタイルのグラデーション
ブラウンベースのヘアカラーに、耳上あたりからブリーチありのピンクアッシュのグラデーションを入れたスタイルです。毛先に向かうごとにピンクが濃いめに入っているのがわかりますね。
濃淡のコントラストが素敵なカラーです。ストロベリーのような色合いがボブスタイルにぴったりです。
セミロングのグラデーション
パーマをかけたセミロングヘアは女性らしい印象のスタイルですね。
ピンクというと下手すると子供っぽい印象になることもありますが、ピンクアッシュで更にグラデーションを取り入れれば回避できます。周りと差をつけたい!という方におすすめ。
ロングのグラデーション
ロングヘアにピンクアッシュのグラデーションを入れればインパクト大です!
暗めトーンも素敵ですが、明るめにし、透明感を出すことで海外セレブのような仕上がりに。存在感抜群で注目度が高いスタイルです。
ピンクアッシュのヘアカラーで女の子らしい印象を作ろう!
ピンクアッシュといってもブリーチありなし、ショート、ミディアム、セミロング、ロングといった髪の長さ、パーマのありなしからカラーリング方法でかなり異なりますし、与える印象も様々です。
秋は食欲や読書、芸術の季節と言われますが、ファッションの季節でもあります。女の子らしいピンクアッシュからでこの秋はいつもと少し違ったご自分を演出されてみてはいかがでしょうか。