100均ダイソー・セリアの育てやすい人気の種20選!家庭菜園で必要な土づくりも!
100均のダイソーやセリアに、種が売っている事はご存知でしょうか。ホームセンターにも負けない品揃えで、育てやすい種からちょっと上級者向けの種まであるんです。その中から初心者でも育てやすい種の紹介や、家庭菜園に必要な土づくりなどを詳しく紹介します!
目次
100均の種が種類豊富で使いやすい!
100均ダイソー・セリアに野菜やお花の種が売られているのはご存知でしょうか?種類もとても豊富で、ホームセンターにも負けないほどの品揃えです。しかも、ダイソーは2袋で100円、セリアは1袋に2種類入りとコスパも最高です。
種の数は多く入っていないようですが、家庭菜園初心者だったり、色々な種類を育ててみたいならちょうどよいのではないでしょうか。
100均ダイソー・セリアには、家庭菜園に必要なグッズも売っているので、種とグッズを買ってすぐに家庭菜園を始めることができるのも魅力です。
100均の種は春と秋の季節に入荷する
植物の種はまくのに適切な時期があります。特に家庭菜園初心者は、いつどの種をまけばいいのか分かりませんよね?そんな人でも大丈夫!100均ダイソー・セリアの種は、春まき用と秋まき用に分けて入荷されるので、とても分かりやすいです。
ちなみに、春まき用の種は毎年2~3月ごろ、秋まき用は7~8月ごろ入荷されます。その時期を見逃さなければ、売られている種から好きなものを選んで、焦らずに種まきをすることができるようになっています。100均ダイソー・セリアの優しい配慮ですね。
100均によって取り扱っている種の種類が違う!
植物の種を100均で買いたいならば、まずは100均ダイソーに足を運んでみましょう。100均ダイソーには、店舗の規模にもよりますが、100種類を超える種が勢ぞろいする店舗もあります。ミニトマトや朝顔といった、家庭菜園初心者でも育てられそうな種だけでなく、ちょっと珍しい植物の種に出会える事も。
ダイソーは特に野菜の種類が豊富で、トマトやキュウリ、大根といった定番のものから、パクチーやモロヘイヤといったコアなものまで幅広く取り揃えてありますよ。
一方、100均セリアでは、ハーブの種は数種類ありますが野菜の種は2種類くらいしかありません。
100均の種でもちゃんと育つの?
ダイソーの種は2袋で100円(税別)、セリアは1袋に2種類で100円(税別)とかなりリーズナブルな事もあり、「本当に育つの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
答えを先にいえば問題なくちゃんと育ちます。中には、一度育てた花から種を採取して、新しく種を買う事なく花を育て上げた方もいるほどです。
植物はそれぞれの育て方に合わせて、水をあげたり肥料を与えれば、100均の種だから育たない、ホームセンターの種なら育つ、という事はありません。安心して育ててみたい種を購入して家庭菜園を楽しみましょう。
100均の種【葉野菜編】おすすめ6選!
サラダや炒め物など、毎日の食卓に欠かせない葉野菜は、季節によって値段が高くてお店で買うのをためらってしまうことがありますよね。家庭菜園で育てていれば、そんな時にも気兼ねなく食べられます。おすすめの葉野菜の種を紹介しますので、ぜひ育ててみてください!
1. かいわれ大根(春まき用種)
100均の種で家庭菜園!と意気込むのもいいですが、飽き性だったりずぼらだったりなどで収穫まで至らない事も。そんな方や「超」がつくほど家庭菜園初心者でも簡単に栽培できるのが「かいわれ大根」です。
かいわれ大根の種は、春まき用の種として販売されますが、保温ができる環境なら1年中栽培でき、しかも栽培開始から7~10日で食べられるようになるので、まさに飽き性の人にピッタリな種といえるでしょう。
ダイソーには、「ブロッコリースプラウト」の種もあり、そちらも同じように育てる事ができます。かいわれ大根は辛みがあって苦手、という方はブロッコリースプラウトを選ぶとよいでしょう。
2. ベビーリーフ(春まき用種)
家庭菜園の醍醐味といえば、なんといっても採れたてが食べられる事ですよね。サラダ用として野菜を作りたいならなおさらです。
ダイソーには、「サニーレタス」や「レタス・サラダミックス」など、サラダにピッタリな野菜の種がありますが、その中でもベリーリーフは立派なプランターを用意することもなく、家庭菜園初心者でも気軽に栽培できます。
種をまく時期は真夏と真冬を避ければOKで、芽を出してから1ヶ月以内で収穫もできるので、飽き性の人でも楽しめそうです。
3. 青しそ(春まき用種)
青しそは、定期的に水やりをしていれば簡単に育てることのできる野菜です。暑さに比較的強く、土質も選ばないので、家庭菜園初心者にもおすすめです。
種まきは春で、収穫は7~10月です。なお、虫が付くことが多い野菜なので、防虫ネットを被せることでも防除できますが、毎日葉の裏に虫がいないかをチェックし、害虫を見つけたら捕殺する作業は必要になります。
青じそは、カロテン、ビタミンB2、カルシウムだけでなく、鉄分やカリウムも豊富に含まれるので、ぜひ育てたい野菜ですね。
4. 葉ねぎ(春まき・秋まき用種)
スーパーで買ってきた葉ねぎの根っこは、土に埋めたり水に浸けておくだけでも生長するので、家庭菜園とまではいかなくても、買ってきた葉ねぎから何度か収穫を楽しむ人も多いのではないでしょうか。
そんな葉ねぎは暑さ、寒さのどちらにも強くて適応力が高いので、家庭菜園初心者でも種から育てやすい野菜といわれています。プランターはもちろん室内でも育てやすく、春に種をまいて、7月から収穫を楽しめます。水やりはこまめにしてください。根っこを残しておくと生長するので、数回の収穫を楽しめますよ。
5. 小松菜(春まき・秋まき用種)
ダイソーの小松菜の種は「はやどり」「丸葉」「四季どり」と3種類あります。しかも、全種類春まき用と秋まき用があるので手に入れやすい種です。
小松菜は、どの種類でも比較的初心者でも育てやすいといわれているので、極端な事をいえばどの小松菜の種を選んでもよいのですが、その中でも「丸葉小松菜」は特に耐暑性や耐寒性に優れているといわれています。
栽培は、春と秋が向いているようですが、夏は遮光したり冬は防寒したりなどで工夫すれば、1年中栽培が可能といえそうです。
6. 水菜(秋まき用種)
水菜は、名前の通り土とお水があれば育つと言われるほど、水やりを欠かさなければ丈夫に育つ野菜です。シャキシャキとした食感で、クセがなくて食べやすく、サラダはもちろん、おひたしや鍋など、火を通しても美味しく食べられるので、好きな方も多いのではないでしょうか。
水菜は春と秋の2回栽培できるようですが、ダイソーでは秋まき用の種として「サラダみずな」と「京みずな」の種が販売されています。育てやすいのは断然「サラダみずな」で、「サラダ」とありますが、もちろん色々な料理に使えます。
ですが、水菜は害虫がつきやすい野菜のため、種をまいてすぐに防虫ネットをかけるとよいでしょう。
100均の種【果菜編】おすすめ5選!
あまり聞きなれない言葉ですが、トマトやナスなど、果実を食用とする野菜を「果菜」といい、家庭菜園でも一度は挑戦したい野菜がたくさんあります。100均の種の中でも特に初心者さんでも育てやすいといわれている種を紹介します。
1. 長なす(春まき用種)
ダイソーの長なすの種は、「久留米長」と呼ばれる品種で、主に九州で栽培されている大長ナスを改良した品種だそうです。皮がしっかりしているので漬物にはあまり向かないようですが、肉質がやわらかく、煮崩れしにくいので加熱して食べるととても美味しいです。
発色をよくするために日当たりをよくしたり、水切れに気を付けたりする必要はありますが、管理が難しくないので家庭菜園初心者でも育てやすいです。上手に育てれば長い期間収穫が可能なので、収穫が始まったら、肥料切れにも注意しましょう。
2. オクラ(春まき用種)
ネバネバ食材の代表のオクラは育てるのがさほど難しくなく、花が黄色のハイビスカスに似ている事もあり、家庭菜園でも人気の高い野菜です。なお、寒さに弱いため、気温が安定する5月中旬~6月中旬に種をまくのがおすすめです。また、種まきポットなどで育苗してから定植するのもいいでしょう。その際は、4月に種をまいても大丈夫です。
オクラは、収穫のタイミングを見逃してしまうと、実が硬くなって食べられなくなってしまいます。花が咲き始めたら毎日こまめにチェックしてあげると美味しいオクラを食べることができますよ。
ダイソーでは、「オクラ」の他に「丸オクラ」「早生オクラ」の種もあります。丸オクラは、採り遅れても硬くなりにくい特徴があり、早生オクラは生育が早いですが、どれも育てやすさは変わらないようです。
3. 枝豆(春まき用種)
ビールのおつまみに最高な枝豆。最近は冷凍された便利なものも売られていますが、やはり取れたての枝豆は味が違います!ダイソーでも「枝豆 茶豆」「枝豆黒ひかり」「早生枝豆」と3種類の種から選ぶ事ができ、同じ枝豆でも味の好みは分かれますが、「早生枝豆」は初心者が一番育てやすい種です。
枝豆は、苗から育てた方が育てやすいといわれることもありますが、マメ類は移植を嫌うそうなので、逆に種から育てた方が安心して育てられそうです。一度にたくさん取れるので、塩ゆでにしてそのまま食べるのもいいですし、混ぜご飯にしても美味しいですよ。
4. つるなしいんげん(春まき用種)
支柱が要らず、初心者でも簡単に育てることができるつるなしいんげん。収穫は一気に行うため、少し間隔をずらして種まきをすると収穫時期が重なりません。つるなしいんげんは寒さに弱いので、4月下旬以降に種まきを行いましょう。
いんげんはマメ科の中でも肥料を必要とするため、花が咲き始めたら追肥すると収穫量が増えます。ですが、肥料をやり過ぎると病気になる事もあるため、水やりの代わりに液体肥料の原液を水で1000倍に薄めたものを使ったり、化学肥料ならスプーン1杯を目安にしてプランターにばらまいてください。
なお、プランターで育てる場合は、48L以上の大きめのプランターを用意するとよいでしょう。
5. 手間いらずミニトマト(春まき用種)
家庭菜園の1番人気はトマトですが、その中でもミニトマトは実の付きがよく、収穫量も多いので家庭菜園初心者向けといえるでしょう。
ダイソーの「手間いらずミニトマト」は、ミニヒメ」と呼ばれる品種で、通常のミニトマトを育てるのに必要な支柱が無くても育てる事ができるミニトマトです。甘いトマトにするために肥料を忘れない事や水のやりすぎに気を付けたり、要らない枝の剪定は必要ですが、食べるだけでなく、観賞用としても楽しめる、おすすめの種です。
100均の種【根菜類】おすすめ2選!
1. 赤丸20日大根(春まき・秋まき用種)
どちらかといえば、ラディッシュと呼んだほうがなじみのある方が多い、コロッとした赤くて丸い形が可愛い「20日大根」は、ダイソーでも春まき用、秋まき用でも販売され、年に2回栽培する事ができる野菜です。
種まきが浅すぎると、根っこが地上に出てしまったり、気温が高すぎたり、間引きのタイミングが遅れてしまったりすると、上手く育たず丸くならない事もありますが、小さなプランターでも種をまいてから20~30日で収穫できる野菜です。
収穫のタイミングが遅れると、割れてしまう事もあるようです。少し早めに収穫して楽しみましょう。ちなみにダイソーには、「紅白はつか大根」という種もあるのですが、こちらも「赤丸20日大根」と同じように育てられます。
2. 時なし小かぶ(春まき・秋まき用種)
カブは、痩せた土地でも育てやすくて生育も早く、漬物、煮物、サラダなど色々な料理に使える便利な野菜です。特に「時なし小かぶ」は、種をまく時期をあまり気にしなくてよいため、家庭菜園初心者におすすめといえるでしょう。
ダイソーでも春まき用、秋まき用で販売され、どちらの種を選んでも作りやすいです。ですが、どちらかというと涼しい気候を好むことと、害虫も少なくなる事もあるため、秋まき用の種の方がより育てやすいようです。
また、小かぶは成長が早いので、数回に分けて種をまくと収穫の時期をずらせるので、長い期間収穫が楽しめます。さらに、間引いた葉っぱもサラダやおひたしで美味しく食べられるので無駄がありません。
100均の種【ハーブ編】おすすめ4選!
1. パクチー(春まき・秋まき用種)
100均ダイソーでは数年前からパクチーの種も売られるようになりました。パクチーは好き嫌いがはっきりと分かれる野菜ですよね。しかし、好きな人は毎日でも食べたいって声もあるほどです。
パクチーは日陰でも育つため、日のあまり当たらないベランダでも栽培可能です。春・秋どちらでも種をまくことができますよ。発芽率は60%前後のようです。種の殻が硬いので、軽く潰して一晩水に浸けてから種まきをすると発芽率が少しアップするそうですよ。
2. バジル(春まき用種)
バジルは、パスタやピザなどイタリア系の料理には欠かせないハーブです。さわやかな香りがあり、ハーブの中でもクセがあまりないため人気が高いです。種は4~6月にまくのですが、4月は寒の戻りがあり、葉が白くぬけるように傷んでしまう事もあるため、温かさが安定してからまくとよいでしょう。
バジルは、芽先を摘むと脇芽が伸びて葉っぱが増えて、収穫量を増やす事ができます。花も咲きますが、そのままにしておくと葉が硬くなり、生育も悪くなりますので、種を採る目的がなければ、早めに摘んでください。
さらに、ハーブは基本的に乾燥を好みますが、バジルは乾燥を好みません。長い期間の水切れで枯れてしまうので、土が乾いたらたっぷりお水をあげましょう。
3. カモミール(春まき用種)
カモミールは和名を「カミツレ」といい、種からでも比較的簡単に育てることができます。ハーブティーにしたり、染料として使われたりします。カモミールのお茶は、気持ちを落ち着かせてくれる作用が期待でき、寝る前に飲むと安眠できる事でもよく知られています。
カモミールは、大きく分けて「ジャーマンカモミール」と「ローマンカモミール」の2種類に分ける事がきるのですが、ダイソーのカモミールは、古くから薬草としても親しまれ、リンゴのような香りがするジャーマンカモミール種です。
地植えでもプランターでも大丈夫ですが、カモミールは蒸れに弱いので、風通しがよく日当たりのよい場所で育てるとよいでしょう。
4. 【セリア】プランター菜園の種
100均セリアで売られている種は以下の4種類で、1パックに2種類入っています。
・バジルとルッコラ
・レモンバームとタイム
4種類とも初心者でも簡単に育てることのできるハーブです。バジルは先でもふれましたが、サラダやパスタによく合うハーブですね。ルッコラも同じように使えるため、両方とも使い勝手の良いハーブです。
レモンバームとタイムは香りに特徴のあるハーブで、レモンバームはその名の通り、レモンに似た香りがあり、ケーキに使ったり、ハーブティーとして人気があります。タイムはハーブの中でも1番といわれるほどの強い殺菌作用のあるハーブで、冷蔵庫のない時代には、保存効果を高めるためにタイムを使って料理をしていたそうです。
タイムはブーケガルニとして煮込み料理の風味付けや、お肉料理の香りづけとして使うこともできます。
100均の種【フラワー編】おすすめ3選!
家庭菜園の醍醐味は、採れたての新鮮で安全な野菜が食べられる事ですが、きれいで可愛いお花も一緒に育てたいですよね。咲いたお花は、そのままお庭で楽しんだり、切り花として部屋に飾ったりするのも素敵です。100均の種の中から、初心者でも育てやすい花の種を紹介します!
1. 早咲きコスモス(春まき用種)
和名で「秋桜」と書かれるように、コスモスは秋に咲く花としてよく知られていますが、早咲きコスモスは品種改良されて夏でも楽しめる花として、ガーデニングでも人気の高い花です。可憐な見た目と違い、性質はとても丈夫で、地植えでもプランターでも育てやすく、家庭菜園初心者にもおすすめです。
種まきは春から初夏にかけてになり、日光がしっかり浴びる場所なら肥料もあまりいらず、雨水のかかる所に植えておけば、基本的には水やりをする必要がありません。夏場など雨が降らず土が乾燥気味になったら午後か夕方にお水をあげてくださいね。
2. ミニ咲ひまわり(春まき用種)
ひまわりをイメージすると、夏の太陽に向かって咲く背の高い大輪の花が頭に浮かびますよね。ですが、背丈の高いひまわりは、育てる環境が限られる事も。ですが、ダイソーの「ミニ咲ひまわり」プランターで栽培できますよ。
4~6月に種をまき、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てましょう。基本的に支柱の必要はありませんが、背丈が高くなったものは短い支柱で支えてあげましょう。本葉がでるまでは土を乾かさないように水やりをしてくださいね。夏には可愛いひまわりが咲きますよ。
3. パンジー・ビオラ(秋まき用種)
色鮮やかで大きな花を付け、色の種類も豊富なパンジーやビオラは、寄せ植えやガーデニングで人気のお花です。低い背丈で可愛らしく、一見弱そうに見えますが、寒さに強くて発芽もしやすく、地植えの場合は日当たりのよい場所に植え付ければ、ほぼ手間をかけずに育てられるので、初心者にもおすすめです。
なお、ビオラはパンジーを小型に改良したものと思われがちですが、実はその逆で、原種のビオラを品種改良して生まれたのがパンジーです。
どちらも次々と花が咲いて長い期間楽しめますが、咲き終わった花を取り除いたり、花が咲いている間の追肥を忘れない事で、よりきれいな花を咲かせてくれます。
家庭菜園初心者必見!土づくりの基本ポイント
美味しい野菜を育てたいなら、土づくりは大切です。どのサイズの家庭菜園にするのかによって、土づくりは変わってきますので、まずは自分の想定している家庭菜園に合った土づくりをしてください。
プランターでの家庭菜園の土づくり
ベランダやお庭で家庭菜園が楽しめるプランターでの家庭菜園なら、市販されている野菜用培養土を使うことをおすすめします。pH値や有機物を気にすることなくそのまま使える便利な土です。100均ダイソー・セリアはもちろん、ホームセンターでも購入することができますよ。
プランターでの家庭菜園で気をつけたいのが、土の再利用です。一度使った土を全部捨てて新しいものを使うのはもったいないと感じる人もいますよね。また、土の処分も悩んでしまいます。
そんな時には、日光消毒して再利用しましょう。ごみを取り除き、土を湿らせてから、日光消毒を1か月ほどしてください。ただし、使用する際はプランターの3/1~半分くらいは新しい土を混ぜるようにしてくださいね。
畑での家庭菜園の土づくり
畑での家庭菜園を思い描いている人は、種や苗を植えたい箇所の土をしっかりと耕し、まずは堆肥を施して畑の排水性・保水性・通気性を良くします。植物性、もしくは動物性のどちらかの堆肥を選び、畑全体にまいて土とよく混ざるように耕します。
次に必要なのは石灰です。日本は雨が多いため、土が酸性になりがちです。酸性の土は野菜の根を傷めたり、野菜が育ちにくかったり、病気が出やすかったりとあまりいいことはありません。石灰は土の酸度を調節してくれる働きが期待できます。
石灰は、散布してから2週間ほど待たないと種や苗が植えられないものもあるため、しっかりと確認してから選ぶようにしましょう。また、石灰は空気に触れると固くなる性質があるため、散布後すぐに土と混ぜるのもポイントです。
次に必要なのが肥料です。育てたい野菜が葉野菜なら窒素(N)を多く含む肥料、実のなる野菜ならリン酸(P)を多く含む肥料、根菜ならカリ(K)を多く含む肥料がよいでしょう。
100均のおすすめの家庭菜園グッズを2つ紹介!
家庭菜園を行うには色んなグッズが必要です。土や肥料、プランターや支柱など、ほとんどのグッズが100均ダイソー・セリアで購入可能ですが、その中でも特におすすめのグッズを紹介します!
1. 種まきポット
今日のダイソー today's DAISO
— スプリーム (@jintaro29) February 23, 2017
種まきポット カラーゼオライト
こんな感じで、使ってみました。
鉢はダイソーではありません。 pic.twitter.com/ugbDUwLCC2
100均ダイソーには、「種まきポット」という便利なグッズが売られています。これは、天然の有機物から作られたポットです。使い方は簡単で、種まきポット1個あたり70~100ccの水にかん水させたら、ポットの穴に種をまいて土を被せ、苗が生長し根が張ってきたら種まきポットのまま苗を土に埋めて定植させます。
種まきポットは土壌改良剤となるので、土や作物にも優しいのが嬉しいですね。育苗ポットから土に移し替える際に、苗や根を傷める心配がないので種まきポットは初心者にもおすすめできるグッズです。
ですが、かん水させると崩れやすくなるため、定植するまで動かさずに済むように小さな器などを利用するとよいでしょう。
2. ハイドロボール
ダイソーに売ってるハイドロボール、1.2Lで100円!めっちゃ安い。 pic.twitter.com/vRoADSmhH8
— モン (@mossan_4649) March 10, 2018
ハイドロボールとは、粘土を高温で焼いたもので、鉢底石としてよく使われるものです。軽くて持ち運びしやすく、鉢底石としてだけでなく、多肉植物を植えたり、ガラスに敷き詰めたりなど別な使い方で楽しむ人もいます。
ダイソーではネット入りのハイドロボールもあり、画像のハイドロボールよりも大きい粒になりますが、ネットに入っているおかげで、再利用する際に鉢などから取り出しやすく、使っていた土と分離させやすいタイプのものもあります。
100均の種で家庭菜園を楽しもう!
100均ダイソー・セリアには、たくさんの種類の種が置いてありましたね。この記事では家庭菜園初心者向けの種を中心に紹介しましたが、慣れてきたら挑戦してみたい野菜や花の種も揃っています。
初めて作る場合、うまく育たなかったり、形の悪いものしかできなかったりすることもありますが味は格別なはず!それに、新鮮な野菜が食べられるのはうれしいですよね。
100均なら、種と一緒に家庭菜園用のグッズも揃います。まだ家庭菜園を始めていないなら、これを機会に挑戦してみませんか?