ダイソーのギャバサプリって効果あるの？含有量や口コミなど詳しく解説！

ダイソーのギャバサプリを知っていますか？Twitterでは8万RTを超えるほど、口コミで話題となり「安眠できた！」「睡眠の質が良くなった！」「目覚めが良くなった」といった声が寄せられています。

しかし、100円という安さから実際はどうなの？といった口コミも多いのが現状です。そこで今回はダイソーのギャバサプリについて詳しく紹介します。

ダイソーのギャバサプリは含有量も少なめで、あまり効果が無いという意見も多かったのですが、ここでダイソーギャバサプリのパッケージに注目をしてみましょう。

実はパッケージには「睡眠に効果がある」「安眠できる」といった記載は一切なく、パッケージ裏の含有量や効能にも偽りはありません。

表に大きく書かれている「ギャバ500mg」という文言も、一見1粒に500mg含まれていると勘違いしてしまう方も多いかもしれませんが、それは成分表をしっかりと読めばわかる事ですし、インパクトを与えて手に取ってもらうための工夫と捉えることもできます。

こういったサプリなどを購入する際は、効果や含有量、1日の摂取量をしっかりと理解した上で購入した方が、身体にとっても安心です。パッケージをしっかりチェックしてから購入しましょう。

ダイソーのギャバサプリの1袋当たりの含有量は以下の通りです。

・ギャバ：500mg
・ビール酵母：2000㎎
・タンパク質：1.08g
・脂質：0.2g
・炭水化物：7.56g
・ナトリウム：23.5mg
・カルシウム：352㎎
・亜鉛：10㎎
・セレン：40μg
・ビタミンB2：24㎎

ギャバだけでなく、代謝促進効果のあるビール酵母も含まれているのも嬉しいですね。また、ビール酵母には抗酸化作用もあるので、アンチエイジングとしてもおすすめですよ。

ギャバとは『γ（ガンマ）-アミノ酪酸』という天然アミノ酸の一種を略した名前のことを言います。主に抑制性の神経伝達物質として機能しており、サプリメントなどで口から摂取することで、興奮を鎮めたりリラックス効果があると言われています。

また、ギャバには腎臓の働きを活発にする効果があると言われています。腎臓は尿を作り出す臓器です。腎臓の働きが活発になれば利尿作用が促され、結果的に血圧が下がるというメリットもあります。

腎臓だけでなく内臓全体の動きを活発にする効果もあるので、消費エネルギーが増えて中性脂肪やコレステロールの上昇を防ぐという効果も期待されています。

ギャバは脳や脊髄の抑制性神経伝達物質、つまり脳に「リラックスしてくださいね」と命令を出す物質をさします。しかし、サプリが脳に届くことはなく、血液脳関門というところから先に進めないそうです。それではなぜギャバは効果があると言われているのでしょうか？

血液脳関門とは血液と脳の物質交換を制限する機構のことで、血液から選択的に物質を輸送することで脳内に有害な物質などが入り込むのを防ぐ働きをしています。アミノ酸やグルコースといった小さく脳で栄養素として使われる物質はこの関門を通過しやすくなっていて、逆にタンパク質などの大きな物質はこの関門を通過しにくいと分かっています。

一般的に飲んだギャバがあたかも直接脳に作用するように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ギャバは血液脳関門を通過しないことが分かっているからです。

このように説明すると、「血液脳関門を通過しないのにギャバサプリを飲んでも意味がないんじゃない？」と思われるかもしれませんが、そう単純な問題でもありません。

ギャバサプリを摂取することがどのように睡眠に影響を与えるかについて詳しいことは分かっていませんが、ギャバサプリを摂取することで睡眠の質が改善する調査結果が報告されています。

こちらの結果（ こちらの記事から引用させていただきました ）をご覧下さい。

左側は「深い睡眠に入るまでの時間」、右側が「入眠してから深い睡眠の時間」のデータを示しています。こちらは同じ男性5名が100mgのギャバを飲んだ場合と飲まなかった場合で比較しているのですが、これを見ると明らかにギャバを飲んだ方が睡眠の質が改善していることが分かりますよね。

このように、「どうやって効くのか医学的にはよく分からないけど、実験してみたら効くっぽいね」というのが現状ギャバの効果として言えることになっています。口コミでもよく効くという評価もあれば全然効かなかったという評価もあるので、絶対ではありませんが試す価値はありそうです。


＊注意＊
ご紹介した実験は「睡眠30分前に100mgのギャバを飲んだ時」の結果ですが、ダイソーのギャバサプリで推奨されている摂取量は2粒分（25mg）となっています。摂取量はパッケージ、または医師の監修の下で調節するようにして下さい。

では、実際にTwitterなどでダイソーのギャバサプリを飲んだ人のリアルな口コミをいくつかご紹介いたします。先述の通り、よく効いた！という人もいれば、全然効かなかった！という人もいて、賛否両論の結果となっていますね。

・死んだように眠る事が出来た！
・GABAのチョコレートは糖分が気になるのでこちらにしましたが同様の効果があります！
・リラックスして眠りにつくことができます！

やはり安眠効果や睡眠改善やリラックス効果が高いという意見が多く見られました。中にはとても気に入ってまとめ買いする人もいるようですよ。

・話題になっている割にあまり効果が無かった
・今のところ特に安眠できたという実感はない

話題性の高さから、効果を過度に期待してしまうパターンも多いようです。何か悪い事が起こったという意見よりも、思ったより効果が無いといった点に不満を持つ声が多い印象でした。

このように、ギャバサプリの効果は個人差が大きいようです。

ですが、100円で20日間試すことが出来るというお得さは魅力的です。「よく効けばラッキー」という程度であまり期待せずに、試しに飲んでみてもいいのではないでしょうか？

ダイソーには、ギャバ以外にもたくさんの種類のサプリが売っています。もちろん全て100円というプチプラになっています。ただ、安すぎると安全性が気になるところですよね。

ダイソーのサプリメントは、大量生産なのでその分コストダウンすることができます。また、莫大な費用がかかる広告費や宣伝費を削減しているので、更に低価格で提供することができるんです！

そしてダイソーのサプリは実は全て安心の日本製です。日本製なのに100円とは驚きですよね！ただ、ダイソーのサプリは含有量が少ないものもあるので、パッケージのチェックを忘れないようにしましょう。

また、アレルギーなどで体に合わない成分が入っていることもあるので、成分表もきちんとチェックしておくことが大切です。

ダイソーのギャバサプリは、他のメーカーから出ているギャバサプリに比べると含有量が少ないという声もあります。例えば、DHCのギャバサプリは1粒200mgのギャバが含まれていますが、ダイソーのギャバサプリ1粒に含まれているギャバは12.5mgとかなり物足りなさを感じますね。

ただし、「多ければ多いほど効く」とはっきり研究結果が出ているわけではないので、これだけの理由でダイソーのギャバサプリがダメと決めつけるには早計です。

例えば、ギャバサプリの代謝物を体が何らかの形で感知した結果として脳内でのギャバの生産量を増やして睡眠の質が上がっているという作用機序を考えた場合、毎日多くのギャバを摂取すると体が「いくらギャバを生産しても代謝されまくるなら作っても意味ないじゃん」と思ってしまい、いくらギャバを摂取しても期待される効果がどんどん薄れていく...という可能性もゼロでは無いと考えられますよね。

もちろんDHCが作っているぐらいですから、200mgの摂取で害が起こる可能性は無いのでしょう。ですが、全くギャバサプリを飲んだ事が無い人は、まずダイソーの含有量が少ないものから試してみる。それでも効かなければ少しお金を出してでも含有量が多いサプリを試してみる、といった順番で飲んでみるのもいい方法だと考えられますね。

ダイソーのギャバサプリは安全ですが、どんなサプリメントであっても身体に合わない場合があります。ダイソーのギャバサプリを服用するに当たって以下のことを注意しましょう。

1つ目の注意点は、「摂取後の異常」についてです。

どの食品やサプリメントでも同様ですが、製造工場で様々な食品を加工していて、アレルギー物質が入ってしまう可能性があり、注意が必要です。

必ずパッケージ裏の成分表を確認してから摂取してください。たとえ注意していても万が一摂取した後に何か異常が発生したら、すぐに医療機関を受診してください。

2つ目の注意点は、「摂取する時の状況について」です。

こういったサプリなどは健康体の成人向けに作られています。そのため、お子さんの摂取には注意が必要です。また、入院中などは薬との併用が出来ない場合があるので、自己判断で摂取しないよう注意し、必ず医師に相談しましょう。

また、妊娠中や授乳中は胎児・乳児へも影響を及ぼす場合があり、こちらも注意が必要です。特に授乳中は母乳を通じて乳児に影響を及ぼすこともあります。できるだけ摂取は控え、どうしても睡眠などに不安がある場合は医師に相談してくださいね。

ギャバと言えば「ギャバチョコ」をイメージする人も多いのではないでしょうか。では、ダイソーのギャバサプリとギャバチョコは何が違うのか、詳しく見ていきましょう。

ギャバチョコとは、グリコから販売されているメンタルバランスチョコレート『GABA』のことを言います。ギャバは正式名称γ-アミノ酪酸を略した名前で、γ-アミノ酪酸にはリラックス効果があると言われています。チョコレートの原料のカカオにもγ-アミノ酪酸は含まれており、ギャバチョコは更にγ-アミノ酪酸を濃縮した成分が入っています。

ダイソーのギャバサプリは、1袋当たりのギャバの含有量が500ｍｇです。こちらはパッケージや製品名に記載があります。

内容量は1日2粒×20日分のため40粒です。逆算すると、100円÷500㎎＝0.2円(1㎎あたり）という結果になります。
ちなみに1粒当たりの含有量は、500mg÷40粒で12.5mgです。
 

ギャバチョコは売っているお店によって多少の価格の変動はありますが、先ほどの画像のアマゾン価格だと51g×10袋（合計510g）で1,250円となっています。

成分表によると10gでギャバは28mg含まれているので510gには1,428mgのギャバが含まれていることになります。よって、ギャバ1,428mgで1,250円ということになるので、1mgは0.8円ということになります。

以上の事から、ギャバ1㎎あたりの価格はダイソーは0.2円、ギャバチョコは0.8円と、ダイソーのギャバサプリの方がかなりコスパが良いという結果になりました。

チョコレートは味を楽しむこともできますが、夏場だと溶けてしまうこともありますよね。サプリだと溶ける心配もないので手軽に取り入れたい人は是非ダイソーのギャバサプリを試してみてくださいね。

ギャバサプリは睡眠改善、リラックス、安眠効果が期待できますが、脳に直接働きかけるわけでは無く、あくまで実験結果から効果があると立証されている状態です。

ダイソーのギャバサプリは、他社製品に比べて比較的薄めで含有量が少ないので、初めてギャバサプリを試してみたい人がまず摂取するサプリとして適していますね。

サプリなどは摂取する人の体質によっても効果は変化します。ダイソーなら100円で購入できますので、是非自分に効果があるのか試してみてくださいね。