コストコの個人会員と法人会員の違い！年会費の差や申請方法は？

コストコで買い物をするためには、必ず住所などを登録して会員になり、会員費を払わなければなりません。コストコビジネスメンバー法人会員は個人会員よりも年会費が税抜550円もお得なんです！年会費は高額なので少しでも節約したいですよね。法人会員になる方法はあるのでしょうか？法人会員になるにはいくつか条件があります。

コストコビジネスメンバーはすべての事業所、自営業、非営利団体、官公庁等の事業主、または事業主に相当する方が対象となり、加入できます。

例えばお店を経営している場合、コストコは卸売価格で購入できるので、たくさんの食材を安く手に入れることができますよね。また、会社を経営している場合、会社で使う備品などもコストコで購入することができます。
そのため、ビジネスメンバーは個人会員よりも年会費が少し安くなっているのです。

コストコの個人会員と法人会員は、購入できる商品に関してはそこまで大きな違いはありません。
一番は、年会費が法人会員のほうが少し安くなることと、追加会員制度です。代表者と同じ会社で働いている社員であることが条件で、有料ではありますが、3500円で6人まで追加会員になることができます！追加会員は法人会員として、制約なく買い物することができます。

コストコの個人会員の場合、現地で買い物をすることはできますが、通販のように注文することはできません。法人会員の場合は30000円以上の購入であれば、メールやFAXで注文書を送ると、3営業日以内に出荷してもらうことができます！これは便利ですね！（配送エリアと配送料に関しては、各店舗にお問い合わせください）
また、各店舗にビジネス会員のための担当者が居てくださり、要望に合わせて商品を提案したり、イベントや新商品の案内や情報を提供してくれたりと、事業のお手伝いをしてくれます。仕事で仕入れ先に悩んでいる方にもおすすめです。

コストコの法人会員の一番のメリットは年会費がオトクなところです！
550円も安くなるので、お店を持ったりしていなくても、できることなら法人会員になっておいたほうがオトクですね！

コストコの法人会員は家族会員1名まで無料に加えて、追加カード6枚まで発行可能です。
会社を経営している方は、代表者と同一住所の家族と、広報やイベントを担当する社員さんにカードを発行することができますね。何人でも登録できるわけではないので、6人を越えないようお気を付けください。

追加会員は年会費が3500円（税抜）で加入できます。また、追加会員も家族カードを作ることができます。3500円で2枚カードが持てるとなればオトクですね！
ただ、その会社を退社した場合はもちろん個人会員に切り替えなければならないのでご注意ください。代表者が退会した場合も同様に、追加会員ではいられなくなってしまいますので切り替えが必要です。

コストコ法人会員のメリットは店舗に行かずに注文できるのも大きいです。
例えば会社で使う物は1万円程度でも、食料品など個人で使う物、家族や友達と協力して3万円以上の買い物をすれば、コストコ商品を通販のように購入できるという方法があります。
車を持ってなかったり、買い付けに行くのが大変という方にはおすすめですね！
配送エリアや配送料に関しては、お近くのコストコにお問い合わせください。

また、コストコ店舗で買い物をした際の配送サービスも、個人会員よりも安く利用できます！
電車で買い物に行って、配送サービスをお願いして手ぶらで帰ることもできますね。

ビジネスメンバーになる条件はどうなっているのでしょうか？
ビジネスメンバーはすべての事業所、自営業、非営利団体、官公庁等の事業主、または事業主に相当する方が対象となり、加入できます……と、記されています。
これだけ聞くと、少し難しいな……と思う方も多いかと思いますが、例を挙げると……

・個人で事業所を営業している
・個人名義のお店を開いている
・家族経営の農家をやっている
・フリーランスで仕事をしている
・NPO団体を運営している
・お店のオーナーをしている　

……など、条件に当てはまれば法人会員になることができます！
自分で確定申告をしているかどうかなどでもわかる場合があるかもしれません。

しっかりと事業所を構えておらず、個人で仕事を受けている人も、個人事業主とみなされ法人会員になることができます。例えば、自宅でネット経由でライティングの仕事を受けていたりする人も、条件に当てはまる可能性がありますのでご確認くださいね！
法人会員になるハードルは比較的低いので、できることなら法人会員になりましょう。

コストコの法人会員登録に必要なもので、一番大切なものがこちら『事業所の証明書』です。
「事業所の証明書って何？」という方も多いと思います。

正確には「事業を営んでいることを証明できる書類」があればいいので、
・納税証明書
・青色または白色申告書
・労働保険の保険料申告書
・開廃業等届出書
・営業証明書
・資格証明書
……など、この辺りの書類があれば申請できます。
代表者、住所、屋号などの記載があることを確認してくださいね。
コストコでは代表者、会社所在地、屋号などの記載があれば、名刺、公共料金の請求書、農家証明書、登記簿（複製可）などでも登録可能とのことです。

わかりやすいのは確定申告書の控えや名刺などですね。わざわざ役所に取りに行くのは大変なので、家にある書類を探してみてください。一つじゃ不安な場合は複数持っていくと安心です！

こちらは個人会員と同様、身分証明書の提示が必要になります。
運転免許証、保険証、パスポートなど、社員証や専門職の証明書があれば、そちらでも確認可能とのことです。
マイナンバーカードでの登録はできないのでご注意くださいね！

現金かコストコ指定のクレジットカードでの年会費の支払いが必須になります。手持ちがなかったり、指定カードがなかったら会員証を作れないのでご注意くださいね！

なんとなく手順を説明するよりも、なりましょう、法人会員……ということで。法人会員になってきました！
私は9年ほどフリーランスでライティング業をしていて、毎年確定申告もしています。
多分、条件としては登録できる……だろう（できなかったら個人会員になればいいか）という気持ちで、登録してきました。手順を紹介させていただきます。

コストコ店舗にあるメンバーシップカウンターで、入会申込書を記入します。「ビジネスメンバー法人会員になりたい」と言って、法人会員用の申込書をもらってくださいね。
コストコホームページで事前に会員登録をしていくと便利です！その場合、申込書番号が発行されるので、その番号を伝えれば入会手続きに移ることができます。

入会手続き用のブースがいくつかあるので、空き次第そこで手続きをすることになります。入会申込書を見ながら、まずは事業所の証明書を見せます。そこで、名前や会社所在地、会社名（屋号）などを確認します。

私は確定申告の書類のほうには屋号を書かなかったので、普段使っている名刺を持っていきました。受付のお姉さん固まってました。
「この……こちらが会社名でよろしいですか？（PN）」
会社名ではないですが、屋号ではありますね！
別の方に相談して、住所や本名の部分が申込書と合致していれば登録できると教えていただきました。
「こちら一部頂いてよろしいですか？」
裏に関わった作品名とかも書いてある名刺をお渡ししました……！
（こちら、調べたところ屋号書かずに本名をそのまま書いても大丈夫とのことです。失敗しました）

書類の確認が終わり次第、身分証明書を提示しました。書類番号に間違いがないかどうか、名前に虚偽がないかどうかの確認です。
もし、家族カードを作成する場合はこの確認が終わり次第、身分証明書の提示に移ります。

受付用のブースで、Webカメラのようなもので証明写真の撮影に移ります。場所を移動したりすることもないので楽でした。
代表者の分が終わり次第、家族カードの分の撮影に移りました。

年会費支払い用のレジに移動して、年会費を支払います。年会費は現金か指定のクレジットカードだけなのでご注意くださいね。

入会後の注意事項が書かれたパンフレットと、年会費のレシート、さっき撮った写真が白黒で入った会員証を渡されます。
私が入会したときはタイヤ購入特典のクーポンをいただきました。（内容は少し時期によって変わるようです）

法人会員の会員証には会社名や屋号が記載されます。
やらかしてしまいました、PN入り……！！！
個人でお仕事なされている方は、本名にしておいたほうがいいかと思われます。ただ、確定申告のときに屋号を書いている方はご注意くださいね。変更したい場合は変更も受け付けてくれるようです。
こちらの手順で申請すれば、法人会員になることができますよ！

仕事を辞めた場合、法人会員も個人会員に切り替えなければならなくなります。
ただ、更新の際に身分証明書や事業証明書が必要なわけではないので、一度法人会員になった場合は特に申請をしなければ法人会員でいることができます。
ただし、更新しないまま1年半が過ぎてしまうと、登録情報が抹消されて再度入会手続きをしなければならないのでご注意ください。

個人会員から法人会員に切り替えたい場合は、コストコのメンバーシップカウンターに申請すれば切り替えることができます。その際、事業所の証明書などを提示すれば、切り替えは難しくありません。
ただ、法人会員に切り替えても、特に差分の年会費の返金などはないようです。配送などのメリットを利用する予定がなければ、更新月近くに切り替えたほうがよさそうですね。

個人会員を退会して、会員費の返金を貰ってから、すぐに法人会員を申請することはできません！それができてしまうと、毎年個人会員と法人会員を交互に入会と退会を繰り返すことができてしまいますよね。個人会員を退会すると、12カ月は法人会員にもなれなくなってしまうのでお気を付けください！

法人会員の追加会員になる場合は通常の手順とは異なる注意点があります。

法人会員の追加会員になる場合は、代表者の同伴が必要です。もし、代表者が来られない場合は代表者の一筆をいただくことになります。
登録者が、法人会員の追加会員になることを了承している旨を記してあげるとスムーズかと思います。また、代表者の名刺の裏に一筆いただく形でも可能とのことです。

追加会員の場合のみ、コストコホームページ上での事前の登録ができず、メンバーシップカウンターのみでの申し込みになります。
ただ、ホームページで入会申込書をPDFでダウンロードできるようになっているので、こちらを印刷して記入していけばスムーズです。
 

追加会員の本人確認書類は、通常の手順である書類確認時に、運転免許証、保険証、パスポートなどに加え、会社名を含む本人確認書類が必要になります。社員名簿や社員証があるとスムーズかと思います。
個人事業主で、実際には働いていない友達や親戚を入会させることはできません。

法人会員のメリットや入会の手順、法人会員になる方法を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？コストコの法人会員になるのは難しくないので、「当てはまるかも？」と思った方は是非ビジネス会員で申請してみてくださいね！
名刺だけだと、もしかしたら証明ができずに断られてしまうこともあるかもしれないので、確定申告などの書類を持っていくと確実です！

コストコにはお得な商品がたくさんあります！年会費分の元を取るのは難しくありません。事業で使う電化製品やパソコン、文房具などもコストコなら安く購入できます。「コストコに行ってみたいけど年会費が高くて」と言う方は、是非法人会員としてお得に入会してみてくださいね！