【コストコ】トッポギ＋ラーメンの韓国B級グルメ『ラッポキ』まとめ！

コチュジャンと砂糖を使って、甘辛く味付けした韓国B級グルメの代表トッポギは、日本でも人気で、カップ入りや袋入りのインスタントトッポギがスーパーでも売られているのをよく見かけます。なお、トッポギは、モチ（トック）をポギ（炒める）しているという意味で、あの独特の形をしたモチはトックといいます。

ラッポキは、トッポギにラーメンを合わせて作るレシピで、コストコのスープトッポギで作る人もいますが、モチと麺とソースがセットになった即席ラッポキがコストコで買えるようになりました。

ラッポキとは、先ほども少し説明しましたが、ラーメンとトッポギを合わせた造語で、ラッポッキと呼ばれることが多いです。一般的なレシピは、好みの野菜や韓国で「おでん」と呼ばれる薄いさつま揚げなどを煮て、コチュジャンや砂糖や韓国しょう油などで味付けしたところへ、トックとインスタント麺を入れて煮込みます。

インスタント麺は一般的に韓国の「辛ラーメン」を使っています。味付けに辛ラーメンのスープを加えることもあり、さらにゆで卵も一緒に入れる作り方が多いようです。コストコでも辛ラーメンが20袋入りで売られ、常備している人も多い人気のラーメンです。

韓国のB級グルメといえばトッポギが一番に上げられますが、そこへインスタント麺を加えたラッポキは、最強のB級グルメといえます。トッポギの甘辛いタレの味がインスタント麺とよく合い、お鍋のまま食べるのが韓国流なところもさすがB級グルメといえそうです。

コストコのラッポキもでき上りをキレイにお皿に盛り付けるより、そのまま鍋ごと食卓へ運んで直接つついて食べる方が美味しさを感じるようです。豪快な食べ方の方がコストコのラッポキに合っているといえそうです。

コストコといえば一つの容量が多く、パンやケーキや総菜なども「これはいったい何人前？」と考えてしまう食品ばかりです。一瞬高く感じる値段も、1人前で計算するとさほど高い金額ではないのですが、コストコのラッポキの値段はどうなのでしょうか。

コストコ「屋台風　即席ラッポキ」の値段は、税込みで約1,600円です。インスタントなのにこの値段？と一瞬驚きますが、9人前の値段なので、1人前として計算すると約180円ですね。詳しい内容量は、3セットに分かれていて、トッポギ300g・ソース92g・麺110g・乾燥ねぎ2gで1セットになっています。

コストコのラッポキに入っているモチは、一般的によく見るトッポギのモチよりも短く、ひと口サイズになっています。麺と一緒に食べることを考えたサイズといえそうです。

コストコの即席ラッポキの原材料は、モチ、麺、乾燥ネギ、ソースです。もち米で作られるモチと違い、トッポギで使われるモチのトックは、私たちが普段食べている米から作る米粉で作られているので、加熱してもとけることがなく、柔らかくなっても日本のモチのように伸びることはありません。

ソースは、黒糖・オリゴ糖・唐辛子・しょう油の他に食塩・スケトウダラエキス・玉ねぎ粉末・にんにく粉末・黒こしょうなどの調味液が含まれます。乾燥麺は、小麦粉・でん粉・植物油脂・食塩などで作られていますが、野菜エキスや緑茶エキスも含まれています。

モチや麺を一から用意するラッポキの作り方も味付けさえ決まれば簡単ですが、コストコの即席ラッポキは、ソースが付いているのでさらに作り方が簡単で、フライパン一つあれば作ることができます。

まず、モチをザルなどにあけて水で洗ってください。ただし、しっかり洗う必要はなく、軽く洗うだけで十分です。まれにパプリカ色素のようなものが付いていることがありますが、水でサッと流れ落ちるので心配ありません。

トッポギを作る場合、モチを10～20分ほど水に浸けてから作るレシピが多く、韓国人が作る本場のトッポギでも、そういった説明をよく聞きますが、コストコの即席ラッポキは、軽く水で洗うだけでモチが使えるので、時間もかかりません。

次に、フライパンに水400ccと、先に洗ったモチとソースを入れ中火で温めます。フライパンに入れた瞬間は、「ソースが少ない？」と不安に感じる人もいますが、加熱を続け、さらに麺や乾燥ネギを加えていくと丁度良く仕上がっていきます。

7～8分ほどかき混ぜながら加熱したら、麺と乾燥ネギを入れ、さらに3～4分煮込みます。2の段階では、かなりスープがあり、「炒める」というよりも「煮る」という感じですが、麺を入れるとスープを吸ってかなり汁気がなくなるので、気を付けないと焦げ付かせてしまうことがあります。

3～4分たつと汁気がなくなりとろみが付いてきます。その段階で火をとめてお皿に分けてもいいですが、フライパンのまま食卓へ持って行き、鍋のようにフライパンから直接食べるとよりB級グルメ感が味わえます。フライパン一つで作れ、そのままつつけば洗い物も少なく済むので、主婦にはうれしい料理といえそうです。

一般的なラッポキは、トッポギと同じような甘みがやや強めの甘辛味ですが、コストコのラッポキは一般的なトッポギよりも辛いと感じる人が多いようです。コストコのラッポキのソースは黒糖が使われているため、一見辛いようには見えないですが、なめてみると舌にしびれを感じる人もいます。

トッポギやラッポキの作り方やレシピで、ゆで卵を一緒に煮込むものをよく見ることがあります。トッポギのソースと卵がよく合うことが一番の理由のようですが、煮込んだ卵の食べ方はわかれるそうで、そのまま食べる人と、食べている途中でラッポキの中でゆで卵を崩し、混ぜ合わせて辛さをやわらげて食べる人もいるそうです。

コストコのラッポキも、ソースをなめて「辛い」と感じる場合は、ゆで卵を用意して一緒に煮込むと食べやすくなります。辛いのが苦手な人や、辛いものに強い人でも、最後まで美味しく食べるために、ゆで卵をレシピに加えてみましょう。

コストコのラッポキは、辛いものに強い人でも辛みをかなり感じるため、先ほども紹介したゆで卵を一緒に入れるレシピもおすすめですが、他にもコストコのラッポキを美味しくしてくれる食べ方のレシピがあります。

コストコのラッポキだけでなく、ラッポキにチーズは韓国でもよく食べられています。コストコのラッポキにチーズを入れる場合は、仕上げに好みの量のチーズを乗せてフタをし、予熱で溶かすようにします。使うチーズは何でもよく、シュレッドチーズやスライスチーズなど好きなチーズを乗せてください。

コストコのラッポキの袋には、ゆで卵だけでなく、もやし、玉ねぎ、キャベツなどを入れることがポイントとして書かれています。野菜の甘さがコストコのラッポキの辛さを和らげてくれるようですが、さつまあげやウインナーも一緒に入れると、いい出汁がでてよりコストコのラッポキが美味しくなります。

コストコのラッポキは、麺よりもモチの量が多く、食べきれない人もいるようです。また、コストコのラッポキは、袋に表記されている作り方の場合、モチの硬さが気になることがあります。少し手間は掛かりますが、水に10分ほど浸けてから作るとよいといえそうです。

コストコのスープトッポギを使い、実際にラッポキを作って食べている人気の動画を紹介します。大きなフライパンでたっぷり作ったラッポキは、画面の向こうでもその美味しさが伝わってくるほどで、ひと口目にトッポギを食べたときの顔を見るだけでこちらも幸せな気持ちになれます。

こちらの動画は、コストコのスープトッポギをベースに、さつまあげ、がんも、ゆで卵を豪快に入れ、さらに辛ラーメンの麺を加えて煮込んでいます。コストコのスープトッポギ1セットの、モチ300g、ソース120g、乾燥野菜3.5g全てと辛ラーメンを使って作っているので、約3～4人前の量といえそうです。

さらに、とろけるタイプのスライスチーズを仕上げに6枚ほど加え、ボリューム満点ですが、そのラッポキを一人でペロリと平らげています。ぐつぐつと煮えるようすや、美味しそうに食べる姿が人気で、「めっちゃ美味しそうすぎる」「美味しそうに食べてて可愛い」などたくさんコメントがよせられています。

トッポギとラーメンが一緒になった「ラッポキ」は、B級グルメの最上級ともいえます。コストコには元々スープトッポギがあり、本格的なトッポギが簡単に作れ、麺を足せばラッポキも作れましたが、麺がセットになったラッポギがコストコで買えるようになったので、さらに簡単にラッポキが作れるようになりました。

一般的なラッポキよりもコストコのラッポキは辛さが強いと感じる人もいますが、ゆで卵やチーズをプラスすれば辛さを抑えて美味しく食べる事ができます。まだ、コストコのラッポキを食べたことがないなら、ぜひ一度試してみませんか？