女の子の名前『いろは』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
近年、女の子の名付けで人気の古風な名前。その中でも【いろは】は響きのかわいさや漢字の組み合わせによって雰囲気が変わるので人気が高い名前の1つ。今回は【いろは】という名前に使われやすい感じの画数や意味・由来に加えて、名づけの際の注意点なども紹介します!
目次
【いろは】と読む名前で【人気の漢字】は?
「いろはにほへと ちりぬるを…」から始まる『いろは歌』をご存じですか?
日本人なら一度は聞いたことがあると思います。
ここ最近、古風だけど古臭くない、和を感じるかわいい名前を名づけをする人が増えています。
今回はその中でも特に、人気のある【いろは】という名前にスポットを当てて紹介していきたいと思います!
【いろは】はその文字の並びと響きが印象が優しくかわいい印象があります。
もちろん、ひらがなでもかわいいですが、今回は名付けに人気の漢字を使った【いろは】をご紹介していこうと思います。
古風な感じから珍しいイマドキのものまでたくさんありますので、ぜひ名付けの参考にしてください!
鮮やかな自然をイメージする漢字の【いろは】
彩葉
彩葉(11画・12画)
色とりどりの葉がきらきらと輝き、木漏れ日がさしてさわやかな空気を感じるような印象の【いろは】。
心地よい風が吹き、人々を癒してくれそうなイメージと葉が幾重にも重なって、これから広がる無数の未来が輝いてくれるようにとの願いを込めて。
木陰に人が集まるように、人に愛され、優しく癒す心を持つ女の子に育つようにという気持ちを込めることもできます。
彩も葉も取り分け珍しい漢字ではないですが、漢字の印象がかわいいですし、近年女の子の名付け漢字としてどちらも人気が高い漢字を使った【いろは】です。
色彩をイメージする感じの【いろは】
彩映
彩映(11画・9画)
虹やステンドグラスなどを思わせる【いろは】。
女の子らしい漢字の組み合わせです。
様々な色が集まって、きらきらと輝き光を反射しているイメージして、たくさんのことを身に反映させ明るく、光に満ちあふれ彩り豊かで実りのある人生になるよう願いを込めて。
また、たくさんの事にチャレンジして、豊かな経験をして様々な色を身につけられる、可能性を広げられる女の子になるようにとの思いを込めることできます。
古風な印象というよりは、昔からなじみのある漢字をイマドキの珍しい組み合わせにしているので個性のある名前かもしれません。
漢字の印象からかわいいだけじゃなく、しっかりとした印象も感じる【いろは】です。
輝く女性をイメージさせる漢字の【いろは】
紅華
紅華(9画・10画)
まぶしい赤色の美しい花を思わせる【いろは】です。
まさに真っ赤なバラやガーベラなどを思わせる、まさに輝く女性になってほしいという願いを込めて名付けることができます。
はっきりとした色のイメージから自立し、しっかりと自分を持った内面からも美しく輝く女の子になるようにとの思いも込めることができます。
紅という漢字も、華という漢字も昔からよく女の子の名付けに使われている漢字です。
古風な印象がある漢字ですが、特に華はいつの時代も名付けに人気の漢字です。
紅を「いろ」と読ませるのは珍しく、個性のある組み合わせの【いろは】です。
明るい未来をイメージさせる漢字の【いろは】
色晴
色晴(6画・12画)
どこまでも広がった見通しの良い青空がまぶしく輝いている印象の【いろは】です。
包み込むような愛情をもち、晴れた空のようにすがすがしくのびのびとした女の子になるようにとの願いを込めて名付けることができます。
また、どこまでも続く青空のように、まっすぐ曇りなく、他人の色に染まらず自分自身を大切にできる女の子になるようにとの思いを込めることもできます。
色と晴の漢字を使って【いろは】という名前にするのはとても珍しい組み合わせですが、漢字自体は難しくないので、誰でもすぐ覚えられると名前だと思います。
珍しい名前にしたいけど、キラキラし過ぎない名前にしたい場合などにピッタリの【いろは】です。
思いやりや優しさをイメージする漢字の【いろは】
温羽
温羽(12画・6画)
温と羽の組み合わせからあたたかみを感じで優しさをイメージする【いろは】です。
いつも心温かく、おおらかで寛大な心を持つ女の子であるように。
そして羽のように柔らかく周りを包み込む優しさをもつ女の子になるようにとの願いを込めて。
さらに、大きく広い世界で自分らしくのびのびと羽ばたく女の子になるようにとの思いを込めて名前をつけることができます。
温と羽で【いろは】と読ませる名前の組み合わせは非常に珍しく、とても印象的な名前です。
【いろは】という読みだけでなく、漢字にもあたたかさや優しさを感じるので女の子らしくかわいらしい名前です。
【いろは】の名前に【人気の漢字】は?
【いろは】という名前は三文字なので、漢字の組み合わせ次第で無限のレパートリーがある名前です。
ここでは古風なイメージを持つ漢字や、珍しい読みをする漢字などを集めてみました。
一気にずらーっといきますので、ぜひ、名前を考える際のヒントにしてくださいね!
彩を使った【いろは】と読む名前
彩葉・彩羽・彩巴・彩伴・彩花・彩華・彩春・彩晴・彩映・彩琶・彩栄・彩路葉・彩呂羽・彩路波など。
「彩」という字はそれだけで美しく女の子らしい印象があるので、女の子の名前によく使われる漢字です。
近年はとても人気があり、古風でも珍しい組み合わせでも女の子らしい輝きやかわいい様子を願いに込めることができるので、女の子にピッタリの漢字です。
葉を使った【いろは】と読む名前
一呂葉・一路葉・彩葉・色葉・伊呂葉・衣呂葉・依路葉・彩蕗葉・衣路葉・紅葉・彩呂葉・采葉など。
「葉」という字は、近年とても人気があり男女ともに名前に使われる漢字では人気が高いです。
「葉」のもつ青くみずみずしいイメージがフレッシュでかわいい印象を与えますね。
また、「葉」も古風にもイマドキの珍しい組み合わせにも使うことができるので、万能な感じの1つです。
映を使った【いろは】と読む名前
彩映・色映・衣路映・紅映・衣呂映・彩呂映・温映・一路映・一呂映・紅路映・伊呂映・伊蕗映・色呂映・紅呂映など。
映という漢字は映像や映画などのイメージから、芸術的な意味合いを込めた名前を付けるときにぴったりの漢字です。
また、「映」は名前では「えい」と読む印象が強いですが「は」とも読むことができるので、珍しい名前の漢字の使い方です。
晴を使った【いろは】と読む名前
彩晴・采晴・色晴・伊呂晴・一路晴・一呂晴・衣呂晴・依路晴・温晴・紅晴・彩呂晴・紅呂晴・色呂晴・伊蕗晴・采蕗晴など。
「晴」という字はまさにスッキリと晴れた様子を表す漢字なので、曇りのない様子や素直なイメージを持たせたい時におすすめです。
「晴」という漢字は誰でも目にしたことのある感じでありながら、名前ではあまり使われていない印象があります。
しかし、その漢字のもつ印象は誰にも伝わりやすいので、ちょっと珍しい名前にしたい時にもいいと思います。
色を使った【いろは】と読む名前
色葉・色琶・色巴・色羽・色波・色華・色花・色映・色栄・色晴・色春・色呂葉・色蕗葉・色呂花・色蕗羽・色呂羽など。
「色」は色そのものを表すので、カラフルで元気なイメージがあります。
元気で明るく朗らかな女の子になるよう、名前に願いを込めるときなどにピッタリです。
羽を使った【いろは】と読む名前
彩羽・彩呂羽・紅羽・衣呂羽・色羽・一路羽・一呂羽・依呂羽・伊呂羽・伊蕗羽・彩呂羽・色呂羽・采蕗羽・紅呂羽など。
「羽」はふわふわとやわらかい印象があるのでかわいいイメージや優しい雰囲気を持たせることができます。
近年では男女ともに使われることが多くなり、珍しい印象は少ないかもしれませんが、漢字の組み合わせによって印象を変えやすい漢字です。
女の子の場合はあたたかくかわいい名前になりやすいですね。
花を使った【いろは】と読む名前
彩花・紅花・色花・依蕗花・伊呂花・衣呂花・依呂花・一呂花・一路花・紅呂花・紅路花・色呂花・采花・彩呂花など
「花」という漢字は日常生活でもよく使われ、誰もが知っている漢字の1つです。
どんな漢字とも相性がよく、古風な名前にもイマドキな名前にもしっくりくる万能タイプの漢字です。
「花」はそれだけでかわいい雰囲気がありますし、書きやすく覚えやすい漢字です。
紅を使った【いろは】と読む名前
紅葉・紅羽・紅波・紅琶・紅春・紅遥・紅華・紅花・紅悠・紅栄・紅路羽・紅呂葉・紅呂羽・紅蕗葉・紅呂花・紅呂波など。
「紅」は深い赤色のイメージとともに、古風な印象も持っている漢字です。
「紅」は口紅や頬紅などといった女性だけが使うものに使われることも多いため、女の子らしい印象がある漢字です。
衣を使った【いろは】と読む名前
衣呂葉・衣路羽・衣路巴・衣路琶・衣呂芭・衣呂花・衣呂華・衣路栄・衣呂琶・衣呂波・衣蕗花・衣蕗華・衣路花など。
「衣」という漢字は衣服の印象から包み込むようなイメージがあります。また女の子の名付けに人気の漢字の1つです。
依を使った【いろは】と読む名前
依呂葉・依呂羽・依路波・依路花・依呂華・依呂琶・依蕗波・依呂巴・依蕗華・依呂花・依呂晴・依路栄・依呂映など。
「依」は女の子の名前に人気の漢字です。
明治安田生命の名前ランキングでは「依」の漢字が入った名前が2004年~2015年の12年連続でランクインしていることから見てもその人気ぶりがうかがえます。
一を使った【いろは】と読む名前
一路花・一蕗葉・一路華・一呂波・一路巴・一路葉・一呂晴・一路波・一路映・一呂遥・一呂葉・一呂花・一蕗巴など。
「一」という漢字は誰でも知っていて、書きやすいことはもちろん、古風な名前にはもちろん、組み合わせ次第でイマドキの珍しい名前にも使うことができる漢字です。
温を使った【いろは】と読む名前
温葉・温羽・温琶・温芭・温波・温巴・温花・温華・温春・温遥・温栄・温映・温悠・温陽・温初・温呂葉・呂華など。
「温」という漢字はあたたかさや温度を表す漢字なので、あたたかい雰囲気ややさしいイメージを込めるのにぴったりな漢字です。
【いろは】の名前に人気の【漢字の字画数】は?
ここまでに紹介した12の漢字の字画数を一気に紹介していきます!
音読み・訓読み・人名の読みも紹介していきますので、ぜひ、名付け候補の参考にしてください!
彩の字画数は
「彩」の字画数は11画。
音読みは「サイ」
訓読みは「あや」「いろど(る)」「いろどり」
人名は「あ」「いろ」「さ」「たみ」「てる」
「彩」は「色彩」や「彩色」などの熟語から、芸術的な印象や明るく華やかな印象のある漢字です。
漢字の響きがかわいいので「いろは」以外でも女の子の名前に人気の漢字の1つです。
葉の字画数は
「葉」の字画数は12画。
音読みは「ヨウ」「ショウ」
訓読みは「は」
人名は「くに」「すえ」「たに」「のぶ」「ば」「ふさ」「よ」
青々と茂る、木の葉の力強く、エネルギッシュなイメージがあります。
いきいきとキラキラ輝くような印象もあるので、名前に使われる漢字の中でも男女ともに人気の高い漢字です。
漢字の組み合わせによって古風にも珍しくもなり、かわいい印象にも落ち着いた印象にもなります。
映の字画数は
「映」の字画数は9画。
音読みは「エイ」「ヨウ」
訓読みは「は(える)」「うつ(る)」「うつ(す)」
人名は「あき」「あきら」「てる」「みつ」「え」
日の光に照らされて、キラキラと輝くようなイメージがあり、周囲を明るく照らす印象がある漢字です。
「映像」や「映画」などの熟語のイメージから、メディア系や芸術系の才能に恵まれるような願いを込めた名前にピッタリです。
晴の字画数は
「晴」の字画数は12画。
音読みは「セイ」
訓読みは「は(らす)」「は(れる)」
人名は「きよし」「てる」「なり」「はる」「はれ」
雲がなく、青空が広がっている様子や澄み切ったイメージのある漢字です。
さらに「心配や疑いをなくす」という意味でも使われる漢字のため、気持ちの良さやすがすがしさ、さわやかさなどの印象に加え、きりっとした引き締まった雰囲気もあります。
色の字画数は
「色」の字画数は6画です。
音読みは「シキ」「ショク」
訓読みは「いろ」
人名は「しこ」「つや」
「色」という漢字からは明るく、元気がある、朗らかなどの雰囲気があります。
虹や花畑などのカラフルな印象から名前に使われる漢字の中でも人気があります。
羽の字画数は
「羽」の字画数は6画。
音読みは「ウ」
訓読みは「は」「はね」「う」
人名は「つばさ」「ば」「わね」「はもと」
「羽」はつばさのイメージから、世界に羽ばたいで活躍する人になるようにとの願いを込めたり、羽毛のように優しく包み込むような女の子になるようにとの願いを込めるのにぴったりな漢字です。
花の字画数は
「花」の字画数は7画。
音読みは「カ」
訓読みは「はる」「もと」
人名は「はる」「もと」
「花」という漢字は普段からよく目にし、意味のかわいらしさと漢字の書きやすさ、そしてほかの漢字との組み合わせの良さから、女の子の名前によく使われる漢字の1つで不動の人気を誇っています。
紅の字画数は
「紅」の字画数は9画。
音読みは「ク」「コウ」
訓読みは「あか」「くれない」「べに」
人名は「いろ」「くれ」「もみ」
「紅」という漢字は「鮮やかな赤」という意味があるので、華やかで情熱的なイメージがあります。
くっきり、はっきりした色からしっかり自分を持ち、華やかで明るい女の子をイメージすることができます。
衣の字画数は
「衣」の字画数は6画。
音読みは「イ」
訓読みは「ころも」
人名は「い」「え」「き」「きぬ」「そ」「みそ」
「衣」は女の子の名付けとして人気が高く、やさしい、柔らかい雰囲気が特徴です。
名前の留め字としても、多く使われている漢字の1つです。
依の字画数は
「依」の字画数は8画。
音読みは「イ」「エ」
訓読みは「よ(る)」
人名は「すけ」「つぐ」「より」
「依」はよりどころにする、助ける、いつくしむ、安らかといった意味があるので、人に対してやさしく、安心を与えるような穏やかなイメージがあります。
一の字画数は
「一」の字画数は1画。
音読みは「イチ」「イツ」
訓読みは「ひと(つ)」「ひと(たび)」「はじ(め)」「ひと(えに)」
人名は「おさむ」「か」「かず」「かた」「かつ」「くに」「すすむ」「ただ」「ち」「のぶ」「はじむ」「はじめ」「ひ」「ひじ」「ひで」「ひとし」「まこと」「まさし」「もと」「い」「ひさ」「まさ」
「一」という漢字はまっすぐなので、率直や素直といったイメージを連想させます。
また「一」は物事の始まりや一番すぐれている様子を連想させることから、リーダーや人々の目標になるようなイメージがあります。
温の字画数は
「温」の字画数は12画。
音読みは「オン」「ウン」
訓読みは「あたた(か)」「ぬく(い)」「たず(ねる)」「つつ(む)」「ぬる(い)」
人名は「あつ」「あつし」「いろ」「おつ」「すなお」「ただす」「つつむ」「なが」「ならう」「のどか」「はる」「まさ」「みつ」「やす」「ゆたか」「よし」
「温」は漢字の通り、温かさや寛大さ、やさしさを表す漢字です。
おだやかであたたかいイメージにぴったりです。
【いろは】に人気の【漢字の由来・意味】は?
ここではこれまでに紹介した12の漢字の由来や意味を紹介していきます。
彩の由来・意味は
「彩」の由来は「采」は木の実を手で包む様子を表し、「彡」の部分は髪の毛が流れる形になっています。
この二つを組み合わせると「木から色を取り、髪にきれいに飾る」=「いろどる」を表現したものです。
そこから派生して「美しさ」や「姿・形・ようす」の意味も生まれました。
葉の由来・意味は
「葉」は葉がついた枝の絵から生まれた漢字です。
意味は「草や木の葉」、「薄く平たいもの」、「重ね継ぐ世」、「血脈」などがあり、自然を連想するさわやかな印象の名付けにピッタリです。
映の由来・意味は
「映」の意味は「光が反射して輝く」「はえる」「像を映し出す」「映画」などがあります。
キラキラと輝き周囲を明るくするような雰囲気を持つだけでなく、芸術的な印象もあります。
また輝くようすから、元気があり、陽気で勢いがある雰囲気もあります。
晴の由来・意味は
「晴」は「澄み切っていること」ことを表す「青」に「太陽」を表す「日」を組み合わせて誕生した漢字です。
「雲が散って青空が現れること」や「うららかな天気」「好天気」の意味があります。
天気を表す漢字として使われるだけでなく、「心がすっきりとくもりのない様子」も「晴れやか」と表現しますね。
色の由来・意味は
「色」はそのまま「いろ」や「色彩」などを表す漢字です。
「色」は、ひざまづいている人の上に、さらに人が乗っている様子を表したものです。
人の上に人が覆いかぶさっている形になっており、「包み込むような愛情」=「男女の愛情」を表すようになりました。
愛し合う男女の感情の高揚から「顔色」を意味するようになり、顔色が変わる、変化することから「色彩」の意味が生まれました。
さらに「春色に染まる」や「秋の色が深まる」など、色の変化と自然の変化を重ねて「おもむき」を表現する漢字でもあります。
羽の由来・意味は
「羽」の意味は鳥や虫のはねのことで、長い羽の生えた鳥のつばさが羽ばたくように二枚並んでいる様子をかたどっています。
鳥だけでなく、虫の羽や羽毛の飾りも表しています。
羽毛のふわふわした様子から、ふんわりと包み込むような優しさや自由にのびのびと育ち、自分の力を発揮できるような子供になってほしいなどの願いを込めることができる漢字です。
花の由来・意味は
「花」植物を表す「艹(くさかんむり)」に変化するという意味の「化」を加えて出来ました。
「花」は「草木の花の総称」を意味します。
咲いた花の様子から「はなやかなもの、美しいもの」例えとしても使われます。
紅の由来・意味は
「紅」の意味は「色鮮やかな赤」「くれない」「べに色の花」などがあります。
「紅」の由来はツクリの「工(コウ)」が同じ読みの「烘」という漢字の「かがり火」という意味から「火のように赤い色」を連想させます。
そして「糸」を組み合わせて「赤く染めた布」を表しています。
「紅」は白みがかった赤などと言われることがありますが、現在では紅茶や紅葉などに使われているように、少し濃い赤色を指すことが多いです。
衣の由来・意味は
「衣」の始まりは着物や和服などの服の襟を左右に交差させた様子を表した漢字です。
そこから「上着」や「衣服」などの意味で使われています。
また「衣」は生活の基礎となる「衣・食・住」の1つでもあるので、体を休めたり保護する役目も持ちます。
そこから「守る」や「大切にする」といったイメージや「衣」という漢字の雰囲気から「和」も連想することができます。
依の由来・意味は
「依」は人を表す「イ(にんべん)」と衣服を表す「衣」が合わさった漢字で「人」と「衣服」の関係を意味に持たせています。
人が衣服をまとうことから「もたれる」「もたれかける」を意味します。
衣服を身につけると、心が穏やかに安らかになることから「安心する様子」を含みます。
また大きな変化がないことを転じて「そのまま」の意味や体を包み込むような様子から「助ける」などの意味も持っています。
一の由来・意味は
「一」という漢字は数を数えるための道具の算木という木を一本置いた様子を表した漢字です。
数字の1の意味から「ものごとのはじめて」や「ひとまとめにした全体」の意味にも使われます。
もっとも「優れている様子」を意味することもあります。
温の由来・意味は
「温」の意味は「あたたかい」「温度」。
また、「顔色やこころが穏やかである様子」や「大切にする様子」も表しています。
寛大を表す漢字なので、やさしく心温かい人になるイメージや、周りをあたため人から好かれるような印象があります。
【いろは】と名前を付けるときのポイントは?
【いろは】と名付けるときポイントや注意した方がいい点をまとめました。
名前は親から子への初めてのプレゼントであり、その子の一生にかかわる大切なものですから、後悔のないようにしたいですね。
名付けるときに注意したいことは
漢字の意味や由来に気を付けよう
ご存じのとおり、漢字には1つ1つ意味があります。
漢字すべてが良い意味を持つわけでなく、中には名付けに向かないとされるものも多いので、意味や由来をふまえた上でよりふさわしいものを子供の名前に選んであげたいですね。
名付けに使える漢字かどうか
名付けに使える漢字は戸籍法で決められています。
名前に使えない漢字が使われている場合は2018年8月の時点では出生届を受理してもらえないので、事前に使用できる漢字かどうか確認しておきましょう。
注意したい漢字は?
【いろは】と名付ける際、注意してほしい漢字があります。
例えば「白」や「唯」などです。
ここではこの二つの漢字について説明していきます。
注意したい漢字:白
「白」は「はく」と読むので、【いろは】と名付ける際、「彩白」などの組み合わせで「は」と読ませる場合があります。
白という漢字の印象から、純真無垢な様子やなにものにも染まらないキレイなイメージを持ちますが、実は頭蓋骨と同じ色だということで、縁起が悪い色とされています。
名付けの際は注意し、避けた方がいいでしょう。
注意したい漢字:唯
「唯」という漢字は「ゆい」と読みますが、【いろは】と名付ける際に「唯呂羽」など、当て字として「い」と読ませることがあるかもしれません。
名付けでよく使われる漢字の1つですが、その意味は「ただ一人だけ」という寂しい印象を持っています。
唯一無二の意味を込めることもできますが、どちらかというと寂しい印象が残りやすいので名づけで使う際には控えたほうがいいかもしれません。
和を感じる【いろは】に素敵な漢字を
【いろは】とは古来から日本人が使ってきた「いろは歌」が由来です。
日本人になじみのあるこの名前は古風でありながら、漢字の組み合わせによって印象が変わるので人気の高い名前です。
日本ならではのやさしさと丸みを感じる響きは、周りの人をふんわりと包み込むような印象があります。
名前は親から大切な我が子へのプレゼントですから、たくさん悩んでしまうと思いますが、お子さんの幸せを願って素敵な名前をつけてくださいね!