2019年11月21日公開
2019年11月21日更新
人生終わったと感じる瞬間とその対処法は?落ち込んだ時はどうする?
誰もが一度や二度経験することのある失敗。その失敗が大きければ大きいほど「人生終わった」と感じることもあるでしょう。この記事では、人生終わったと感じる瞬間やその対処法について詳しく解説した後、人生終わったと落ち込んでしまった時の対処法についても紹介していきます。
目次
人生終わったと感じた瞬間はありますか…?
あなたは人生終わったなと思う瞬間を経験したことがありますか?何かに失敗したり、とんでもない出来事が訪れた時に人は絶望し、明るい未来を想像できなくなってしまうものです。
今回はそんな人生終わったと感じる瞬間やその対処法について詳しく解説していきます。今辛い立場にいる人や人生に絶望している人は、ぜひ見ていって少しでも気が軽くなってもらえれば幸いです。
【人生終わったと感じる瞬間①】会社をクビになって無職になった
収入が無いことへの不安
突然会社をクビになってしまうと、その後は次の仕事が決まるまで当然ですが無職ということになります。今までは朝同じ時間に起きて出社し、仕事をしてから帰宅するというルーティーンがあったと思います。それが次の日から全く無くなってしまうと、人はとても不安な気持ちになります。
お金に対してもそうです。今までは働くことで当たり前のようにもらっていたお給料が貰えなくなってしまい、今までのように生活したくてもそれができなくなっていまいます。一人暮らしや奥さんと子供がいる人はもちろん、実家で両親と暮らしている人でも収入が無いことへの不安があるでしょう。
なかなか次の仕事が決まらない
会社をクビになったとしても、次の仕事が決まれば以前のような暮らしもできますし、お給料も貰えるようになるので安定した生活を送ることができます。しかし、それは次の仕事が順調に決まればの話です。景気が悪いとなかなか次の仕事が決まらないこともあります。特に人気の職種だと応募者も多く、せっかく面接に行ったのに駄目だった…ということもあるでしょう。
次の仕事がなかなか決まらないと焦りが出てきます。働くことへの意欲はあるのに、そればかり持て余してしまうとそれがストレスの原因になったり、無職期間が長くなると自分への自信が無くなってしまうことにも繋がるんです。
まずは失業保険を受け取ること
無職のままだと収入が無くて不安になるかもしれませんが、まずは失業保険を受け取るだけでも少しは安心することができますよ。失業保険は会社都合・自己都合のどちらでもうけとることができるんです。
会社都合だと90日から最大で330日、自己都合でも30日から最大で150日は受け取ることができます。額は給与によっても異なりますが、大体給与の50%から80%程度が貰えるので安心してくださいね。早く就職しなければという焦りもあるかもしれませんが、逆にこの期間は生活が保証させるので焦らず前向きに就活していきましょう。
失業保険のおさらい
- 会社都合の退職:90日~330日
- 自己都合の退職:90日~150日
- 支給額は給与の50%~80%(年齢や給与額によって異なります)
【人生終わったと感じる瞬間②】借金を背負うことになった
ギャンブルに失敗してしまう
若いうちにギャンブルの魅力にハマってしまい、そこから抜け出せなくなって借金をしてしまう人もいるでしょう。ギャンブルは楽しいうちは良いのですが、多額のお金を掛けているうちに借金をしてしまうということもあります。
特にカジノでは一攫千金を狙ってそのまま失敗してしまうということもあるでしょう。自分で返せる額ならば問題無いのですが、返済出来ないとなると「人生終わったな…」と感じるようになります。
多額の借金で途方に暮れる
借金の返済額が何とか自力で返せるようであれば問題ありません。しかし、多額の借金を背負ってしまうとそれは別です。この借金をどうやって返済していくか?いつまで返済すれば終わるのか?途方もない借金地獄に苦しめられるのではないかという不安が出てきますよね。
多額の借金を完済するのは難しいかもしれません。両親にお金を工面してもらって何とか返済する人もいますが、そういう訳には…と思う人もいるでしょう。借金は少しずつでも地道に返していくことが大切です。そして二度と無理なギャンブルには手を出さないと誓ってくださいね。
困った時は専門家に相談してみる
多額の借金を抱えてしまった時は、思い切って専門家に相談してみることもおすすめです!弁護士が法律の観点からアドバイスをくれたり、無理の無い返済方法を見つけてくれますよ。1人で抱え込んでしまうと全てに対して不安になってしまいがちです。
専門家に相談した時は家族にそれが伝わることもないので、借金を秘密にしていて何とか返済したい時でも安心です。支払催促が止まり、毎月の負担を軽減や減額交渉も行ってくれることがあるので、困った時は気軽に相談だけでもしてみてくださいね。
【人生終わったと感じる瞬間③】受験や就活に失敗した
受験生が希望校に合格できなかった
高校や大学への受験となると、この希望校に合格したい!という気持ちでずっと勉強してきたと思います。この学校に入りたかったのに…と落ち込んで勉強する意欲を失ってしまうこともありますし、親の期待に応えることができなくてさらにプレッシャーを感じることもあるでしょう。
特に自分が行きたい学校に行けないとなると、勉強どころか学校に行くことも辛くなってしまいます、それこそはじめての挫折から自分の人生が終わったと絶望を感じるようになるのです。
周りが就活を終えているのに自分だけ決まらない
このような人生終わったと思う瞬間は、受験だけではなく就活に失敗する時も同じ気持ちになります。周囲の人たちがどんどん就職が決まっているのにも関わらず、自分は全然決まらない。それどころか卒業しても就職が決まらないと人生終わったなと思ってしまいます。
周りにどんどん置いていかれるというのも、自分の気持ちをネガティブにしてしまう原因となってしまします。人は周囲と比べてしまうこともあり、それに比べて自分は…と余計に落ち込みやすくなってしまうんです。
気持ちを切り替えよう
受験に失敗しても就活で失敗するのも、今から後悔しても何も変わりません。自分に対する教訓にはなりますが、失敗してもまずは気持ちを切り替えることが大切です。
受験に失敗した、だから人生終わったなという考えではなく、ここから何かあるかもしれないと考えるのです。入学した学校には自分にピッタリの部活動があったり、新しい出会いから友情や恋が見つかるかもしれませんよ。何事も前向きに考えるように気持ちを切り替えてくださいね!
また、就活で失敗した時も同じです。卒業後も就活を続けていくうちに理想の企業に就職できたり、早く就職が決まった人よりも早く出世できるかもしれません。失敗してもそれで終わりだと決めつけず、そこから良い結果にシフトできるように考えてみてくださいね。
人生の目標の見つけ方についてはこちら
【人生終わったと感じる瞬間④】うつ病で引きこもりがちになった
何をしても無気力になってしまう
仕事や勉強などで頑張って無理をし過ぎていると、身体ではなく先に心が悲鳴を上げることもあります。思わぬきっかけでうつ病になってしまうと、何をしても無気力状態になってしまいますよね。
たとえば好きなスポーツを毎日続けていたとしても、うつ病になるとそれができなくなり、次第に引きこもりがちになってしまうんです。
何も出来ない自分が腹立たしい
うつ病になって引きこもりがちになると気分も沈みがちになってしまいます。何かしなければいけないと思っていても、結局は無気力状態のままで何もできない自分の現状に怒りを覚える人もいるでしょう。
こうなると悪循環になってしまうので気を付けましょう。うつ病を克服して治していくには、まず休息が必要になります。焦って行動しようとしても上手くいきません。自分がゆっくり休めたなと思えるくらい心も身体もお休み期間を必要としているんです。
焦らず自分のペースを保とう
うつ病で休んでいる間に、誰かに追い抜かれたり居場所が無くなっているんじゃないかと不安になりますよね。休んでいる場合じゃないと焦ってしまうこともありますが、うつ病で引きこもりがちになっている時は自分のペースに合わせることが大切です。
無理をすると余計に悪化してしまい、さらにうつ病が治りづらくなってしまいます。自分ができる範囲で行動し、休める時にしっかりと休むことで辛い気持ちも和らいでいくでしょう。
【人生終わったと感じる瞬間⑤】学校や会社で孤立する
1人ぼっちだという不安
誰でも1人ぼっちというのは不安です。会社でもそうですが、特に学校で1人になってしまうと自分だけ孤立しているんじゃないかという不安や焦りがあるでしょう。思春期の場合はそんな姿を見られたくないと思うものです。
これは会社でも同じです。良い大人なのに1人だけ仲間外れにして、孤立してしまうということもあるでしょう。仕事に支障をきたしてしまいますし、職場にも居場所が無いと感じてしまいますよね。上司に相談したくても、上司がなかなか理解してくれないということもあるでしょう。
誰も助けてくれない悲しみ
誰か相談できる人がいれば良いのですが、誰もいないとさらに孤独感を感じるようになりますよね。何か困ったこどがあったとしても、誰も助けてくれないと悲しいものです。
特に仕事をしている時に誰も助けてくれず、1人だけで残業してしまうこともあるでしょう。それが1人でしか出来ないものであれば仕方ないと思えるかもしれませんが、手伝ってもらえるようなことがあるのに誰も助けてくれないと辛いですよね。
時には逃げることも立派な決断
辛いことから逃げては駄目と言う人もいるかもしれませんが、時には逃げることも立派な決断だと思います。何かを決めるということは非常に勇気が必要なことです。あなたが決めたことに、周りも納得してくれるかもしれません。
たとえ納得してくれなくても、自分の人生は自分が良いと思った方の決断をすると心が楽になりますよ。学校を別の場所に編入することを両親に相談したり、職場を退職しても良いかもしれません。辛い思いを続けるよりはずっと楽になります。
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人生終わったと感じて落ち込んでいる時の対処法は3つ!
好きなことをして気を紛らわせる
人生終わったと一度考えてしまうと、どんどんネガティブな方向に考えてしまいますよね。そんな時は好きなことをして気を紛らわせるようにしましょう。ゲームや編み物、読書など頭を使って考えるようなものに取り組むことで、嫌なことを忘れられますよ。
悪い方向に考えるようになってしまうと、それこそうつ病の原因になってしまう可能性があります。これ以上悪化させないためにも、たまには現実逃避することも大切です。
涙を流すことでスッキリすることもある
人生が終わったと感じた時に、その感情を押し込めて我慢している人もいるでしょう。辛い時は我慢せずに泣いた方が、かえって気分がスッキリすることもあります。泣きたいと思った時は我慢せずに泣いてくださいね。
どうしても泣けない時は、映画やドラマなどを見て涙を流すとスッキリしますよ。また、人によっては泣くのではなく笑うことでスッキリすることもありますので、辛いと思った時は試してみてくださいね。
カウンセラーや家族に相談してみる
人生終わったなと感じて辛い時は、遠慮なく家族に相談してみてください。自分の今の気持ちを吐き出すだけでもスッキリしますし、良いアドバイスをくれる可能性もあります。特に両親はどんな時も見捨てないで見守ってくれる存在です。両親でなくても、きょうだいや恋人、友達など一番気軽に話せる相手を選んでくださいね。
中には身内には知られたくないという人もいるでしょう。そんな時はカウンセラーに頼ってください。カウンセラーは悩んでいる人や辛い立場にある人の話をたくさん聞いています。きっとあなたの力になってくれるでしょう。
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人生終わったと感じても、まだ終わっていないことに気付こう
ここまで人生終わったと感じた瞬間とその対処法について解説してきましたが、少しでも気持ちが楽になったでしょうか?簡単には立ち直れなかったとしても、今から少しずつ行動していくことで明るい未来が開けていきます。
人生終わったと感じた時に大切なことは、そこで無理をし過ぎないことです。人生終わったと思ったなら、その分心にダメージがあることでしょう。あまり無理をし過ぎると今度は身体にも支障をきたしてしまいます。まずはゆっくり休みながらこれからどうするのか考えて、少しずつ前に進んでいってくださいね。