『インスタ映え』を英語で言うとどうなる？わかりやすい例文も！

外国の写真撮影スポットで「インスタ映え」する写真を撮ってもらうためにどのような言い方で説明しようか焦ったことはないでしょうか。「インスタ映え」は和製英語ではありませんので日本語で「インスタ映え」と言っても通じません。それどころか、「インスタ映え」には数パターンの英語の言い方が存在します。ベターなのはそれらの中から状況に適した英語の言い方を選択する方法です。「インスタ映え」に関する英語表現・英訳・注意点などをご紹介します。

英語を習得するには英訳の使い方を覚えるのが近道です。ここでは「インスタ映え」の英訳を6種類ご紹介します。

まず始めにご紹介するのは”Instagrammable”です。“Instagrammable”はインスタグラムに接尾辞である”able”を付随させた言い方となります。“Instagrammable”の和訳は「インスタグラムへの投稿に適した」「インスタ向き」などです。表記に関しては“Instagrammable”が一般的ですが“Instagramable”とつづるケースも見受けられます。定番中の定番であり「インスタ映え」の英訳と言えば“Instagrammable”を彷彿させる人は少なくないです。

“enough to put on instagram”も「インスタ映え」の英訳です。日本語では「インスタに上げるのに充分」となります。「インスタ映え」の英語の言い換え文としてぜひ覚えておきたい言い方です。

“instagenic”は日本人にとっては馴染み深いですよね。“instagenic”はインスタグラムと”photogenic”がかけあわせられたと考えられる造語です。日本においては「インスタ映え」の英語の言い方として主にSNS上でハッシュタグをつけて用いられています。

外国で見聞きする“instagenic”のほとんどは日本語の「インスタ映え」の英訳です。外国のメディアの記事などで日本語の「インスタ映え」が英訳され“instagenic”と記述されています。故に、“instagenic”は日本での使用が前提な「インスタ映え」の英訳と言っても過言ではないでしょう。

英語の“worthy”は「価値がある」を意味する単語です。そのため、“Instagram worthy”で「インスタに投稿する価値がある」の意味となります。“Instagram worthy”はそれほど頻繁に使用される英語の言い方ではないですが「インスタ映え」の英訳として間違っているとも言い切れません。「インスタ映え」の言い換え文は1つでもたくさん覚えておく方が使い分けしやすくなりますし“Instagram worthy”も「インスタ映え」の英訳として推奨できます。

“Instagram worthy”は”Insta worthy”に言い換えることも可能です。”Insta worthy”の”Insta”は言うまでもなくインスタグラムを意味します。“Instagram worthy”も”Insta worthy”も非常に簡単な英語の言い方です。「インスタ映え」の手軽な言い換え文としてはうってつけでしょう。

“Instagram”は固有名詞で”friendly”は「好意的な」を意味する形容詞です。”friendly”は直前に別の英語を持ってくることで表現が変化します。“Instagram”の場合では“Instagram friendly”となり「インスタ映え」の英訳にぴったりです。

“photogenic”は”Instagrammable”の次に主流な「インスタ映え」の英訳です。”Instagrammable”ではしっくりこない場合には“photogenic”と言い換えます。また、外国の英語圏でその道に詳しい人に「インスタ映え」する写真の説明をするシチュエーションにおいて“photogenic”はまさにうってつけです。インスタに精通している人にとって“photogenic”ほど使いやすい「インスタ映え」の英訳はないと言っても過言ではないでしょう。

英語の言い方を覚えるには例文の暗記も効果的です。ここでは英訳としてすでにご紹介した”Instagrammable”なども用い「インスタ映え」の英語の例文を5つご紹介します。

「インスタ映え」の英訳としてご紹介した“photogenic”が用いられていますね。例文の意味は「ウィーンの風景はほんとに写真映えする！インスタにアップしなきゃ！」です。

こちらの例文では「インスタ映え」の英訳である“Instagram friendly”が使われています。意味は「写真をよりインスタ映えさせる。」です。

こちらの例文は「これはインスタ映えしそうだ！」を意味します。非常にシンプルな例文ですが日頃から”instagenic”を使い慣れている人にとって使いやすい英語の言い方ではないでしょうか。それに、日本国内での「インスタ映え」する写真の説明に使えそうです。

意味は「かなりインスタ映えするね！」です。非常に「インスタ映え」することを説明するのに便利な英語の言い方ですね。

こちらの例文においては暗に「インスタ映え」が示めされています。意味は「インスタグラムにぴったりだね！」であり「インスタ映え」の共通認識さえあれば通じるであろう英語の言い方です。

「インスタ映えスポット」の英訳は“Instagrammable place”です。意味は「インスタ映えする場所」で”It's an instagrammable place”などの使い方をします。例文の意味は「インスタ映えする場所だね。」です。

なお、その他の英訳としては”Instagrammable！”が考えられます。こちらは「インスタ映えスポット」を目にしている状態で使用する英語の言い方です。「インスタ映えスポット」と離れた場所での説明には“Instagrammable place”の方が適するように思われます。あるいは”Instagrammable spot”でも通じるかもしれませんね。

「インスタ映えしない」の英訳は”not instagramable enough”です。「インスタ映えしない」とそのままの意味で”It’s not instagramable enough.”などの使い方をします。なお、例文の意味は「インスタ映えしないね。」です。

さて、踏まえておきたいのは注意点です。ここでは「インスタ映え」の英語の言い方における注意点を3つご紹介します。

それほど知られていませんが“photogenic”は基本的には人を形容する英語の言い方です。具体的には写真写りのいい人を意味します。もちろん“photogenic”で人以外を形容するのが必ずしも不適切と言うわけではないです。写真写りのいい猫の英語の言い方は”photogenic cat”ですし発光植物は”photogenic plant(s)”と呼ばれています。日本での「インスタ映え」の英訳と異なる点に注意が必要です。

2つめは”Instagrammable”に関する注意点です。英語圏のUGC型スラング辞書は“Instagrammable”の説明欄で「インスタ映え」を示唆しています。”Instagrammable”はそれほど主流な「インスタ映え」の英訳です。にもかかわらず外国の英語圏で「インスタ映え」する写真を撮ってもらうため”Instagrammable”を用いた言い方で説明しても伝わらないことがまれにあります。

何故なら、”Instagrammable”があくまでも造語だからです。必ず伝わると信じ用いて恥をかくことがないとは言い切れません。「インスタ映え」の英語の言い方の1つとして注意を払いつつ使用するのがおすすめです。

前述の通り”instagenic”は造語です。「インスタ映え」の定番な英訳である”Instagrammable”も”instagenic”と同じく造語でした。ただし、”Instagrammable”と”instagenic”とでは浸透率が異なります。”Instagrammable”は日本にも英語圏の外国にも浸透しており”instagenic”は日本国内でしか浸透していません。それ故、英語圏の外国で「インスタ映え」する写真を頼むときに”instagenic”を使って説明しても理解されない可能性は非常に高いと考えられますので注意しましょう。

上手な英語の言い方ができないこともありますよね。ここでは「インスタ映え」の英語を上手に使う方法を2つご紹介します。

たとえ正しい言い方で説明できていても発音が悪いと聞き取られないこともあるでしょう。外国の英語圏での写真撮影時に「インスタ映え」をきちんと説明するには正確な発音を覚えるのが重要です。しっかりと発音すれば説明の内容も伝わりやすくなります。

「インスタ映え」は英訳も言い換え文も数パターン存在するので使い分けが要ります。たくさんの言い換え文を覚えたら「インスタ映えスポット」を尋ねるときなどに慌てずに済みそうです。故に、複数の言い換え文の暗記は「インスタ映え」の英語を上手に使う方法と言っても過言ではないでしょう。

「インスタ映え」の英語の言い方は外国人との会話に使えますし、英訳が使いこなせれば外国で「インスタ映え」する写真をスムーズに頼みやすくなります。また、日本の「インスタ映えスポット」にて外国人と写真を撮るときも「インスタ映え」の英訳を使いこなせた方が便利です。国内でも外国でも重宝する「インスタ映え」の英訳・英語の言い方・言い換え文を使いこなしましょう。