英語の花言葉30選!おしゃれなセリフを探してみよう!
ある花言葉を英語で言うと何かを知りたい方必見、英語の花言葉30パターンを愛、おしゃれ、切ない花言葉の順にご紹介します。英語の由来やおしゃれな英語について書き、お花選びや贈る言葉選びに役立ちます。ぜひご参考にしてください。
花言葉を英語で言うとかなりオシャレ!
英語の花言葉がおしゃれに感じることはありませんか。花束を贈るときや誕生日、大切な日に花言葉の意味や英語の言い回しを知っておくと、贈る相手に喜ばれ笑顔にできるのではないでしょうか。
愛ある言葉やおしゃれな花言葉を英語の由来と意味、おしゃれなセリフ、開花季節を含めてご紹介します。
英語の花言葉!愛に関する10選!
①赤いバラ I love you.(あなたを愛しています)
古来から愛と美を意味するバラは、どの種類も恋愛関係の花言葉が多く、華やかな花姿からきています。英語の意味も例外なく「I love you.」です。
プロポーズのバラは、実は本数によって意味が違います。例えば1本はlove at first sight(一目ぼれ)、11本はbeloved(最愛)、100本は100% of love(100%の愛)など、本数ごとに日本語でも英語でもセリフがあり細かく意味合いが異なります。
かっこいいプロポーズとバラの本数から相手の気持ちを想像しみてはいかがでしょうか。
②青いバラ love at first sight.(一目惚れ)
色合いがおしゃれな青いバラの花言葉は青いバラの品種開発が由来です。青のバラは存在しない種類で、研究を繰り返すが長年作り出すことができませんでした。
2004年に日本の飲料会社サントリーが開発に成功し、花言葉に夢が叶う意味が込められ英語の花言葉も同じ意味があります。そして念願の青いバラの誕生に心を奪われる人も多く、一目惚れという意味が付きました。
花言葉の由来とともに語ると「love at first sight.」が一層かっこいいセリフに聞こえてきます。
③アガパンサス love letter(ラブレター)
花名がギリシア語の「agape」と「anthos」を合わせた語で、愛のある花という意味で恋愛に関係しています。花言葉の由来は日本も英語圏も同じく、愛の訪れから転じてラブレターという意味です。季節は梅雨から夏にかけて咲く花です。
「To write a good love letter, you ought to begin without knowing what you mean to say.」
(良いラブレターを書くには、まず何を言おうとしているのか考えずに書き始めること。)
英語の一文はルソーのセリフで、考えるより想いを書き連ねるというかっこいい言葉です。つい顔がにやけたり笑顔になってしまいそうです。
④アルストロメリア devotion(献身的な愛)
花名の由来はスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネ氏が親友であり同国の男爵ヨーナス・アルステーマ氏にちなみ付けられました。親友を思いやる物語が英語の花言葉devotion献身的な愛の由来になりました。同じ由来からfriendshipという意味もあり、おしゃれよりは友情、親愛の意味で使用します。
贈り物などにdevotion一単語を添えておくとおしゃれで受け手を笑顔にできます。アルストロメリアは季節では春から夏にかけて咲きます。
⑤シオン symbol of love(愛の象徴)
中国や日本のアジア圏に咲く花で、花言葉の由来は日本の今昔物語の「I won't forget you.」(君を忘れない)、英語では派生した種類にsymbol of loveという意味もあります。
由来は切ないストーリーですが、遠い場所に住んでいる人、生きた人を回想する意味もあります。シオンを遠距離恋愛の相手や遠方に住む友人に贈ると、気にかけてくれてうれしいと笑顔になるでしょう。
⑥ホウセンカ ardent love(燃えるような愛)
由来はギリシア神話のオリンポス宮殿の物語です。無実の罪から宮殿を追放され、息絶えた女神が花の精によってホウセンカの姿になります。
女神の焦りともう我慢ならない状態が、触れた瞬間に開くホウセンカに焦りや短気という意味に捉えることができます。そしてじれったい恋愛関係から転じて燃えるような愛になったと考えられます。
「I wish to confess to her my ardent love. 」(この情熱を伝えたい)
というかっこいい英語のセリフがあります。
⑦サボテン ardent love(燃えるような愛)
ardent loveの由来は情熱的な生き様のかっこいいサボテンの花姿からきていると考えられます。
他に英語の花言葉の種類にendurance(忍耐)、grandeur(雄大)があり同じ由来、warmth(暖かさ)は熱さではなく偉大さからの連想だと考えられます。
「I cannot forget your warmth.」(君の温もりを忘れない)
と笑顔で言われてみたいですね。
開花季節は種類によりますが通年を通して育てることができます。
⑧ツバキ You’re a flame in my heart.(あなたは私の胸で炎のように輝く)
「You’re a flame in my heart.」は赤いツバキの英語の花言葉です。
かっこいいセリフの由来は19世紀ヨーロッパのツバキブームだと考えられます。当時の社交界では女性がツバキの花を胸に付けて、いい男性を狙おうと争ったと伝えられています。文学では、フランス人作家アレクサンドル・デュマ・フィスが高級娼婦との恋愛の思い出を書き連ねた小説椿姫があり、ツバキブームについて描写が残っています。
花は寒い季節から春まで咲き続けます。
⑨エゾギク I will think of you.(私はあなたを想うでしょう)
開花季節は夏で元々は中国の花です。おしゃれなセリフの由来は、エゾギクが花占いとして親しまれていた背景があります。花びらを一枚一枚、好き嫌いと言いながら占いがありますがエゾギクが代表の花です。
英語では信じる恋、転じて「I will think of you.」です。ちなみに花びらの占いを英語で表現すると「Hana fortune-telling likes and dislikes」です。
⑩クローバー think of me(私を思って)
アイルランドの故事に由来します。西暦432年にアイルランドへ来訪した聖パトリックが、三つ葉のクローバーはキリストの三位一体を表していると説明しました。同時に奇跡を起こし続けキリスト教を布教したと言い伝えられています。
時を経てクローバーはアイルランドの国花となり、聖パトリックの祝日にクローバーの葉を胸にさす風習が生まれました。奇跡を起こし約束を果たしたから約束であり、転じて英語の花言葉であるthink of meになったと考えられます。
英語の花言葉!おしゃれで素敵な10選!
①かすみ草 everlasting love(永遠の愛)
西洋では恋愛を意味する花言葉で永遠の愛です。かすみ草は英語でgypsophila、Baby’s breathの2種類あり、前者は一般的な言い方、後者は赤ちゃんの吐息や愛しい人の吐息という愛らしい意味です。かすみ草がある種類のブーケもあり、花姿と連想して永遠の愛が花言葉になったと考えられます。
最後にブーケを選ぶときにさりげなく言われたら笑顔になるかっこいいセリフです。
「Can you make a bouquet with a baby’s breath please?」
(ブーケにかすみ草を入れてくれませんか。)
②キキョウ endless love(永遠の愛)
英語の花言葉の由来は、恋愛物語の「Balloon flower was a young girl who spent her lifetime waiting for her lover and without any results.」です。キキョウが恋人をひたすら待ち続ける恋愛物語が英語でも同じ意味になります。
夏から秋の季節に咲き、6月から7月ごろにお店に出回ります。
③クチナシ I’m too happy.(私はとても幸せです)
アメリカではクチナシの花を贈り女性をダンスパーティ誘うおしゃれな習慣があります。誘われた女性にとって光栄なことであり思わず笑顔になるでしょう。英語の花言葉は女性の心情を表し、花を贈る行為が「transport of joy」(喜びを運ぶ)意味にもなります。渡されたら笑顔になってしまうセリフを含んだ花言葉です。
開花季節は初夏の5月から6月で、ダンスパーティは学生が卒業する時期とクチナシが開花する時期と重なります。
④カーネーション My heart aches for you.(あなたにすごく会いたい)
母の日の贈り物に選ばれる赤いカーネーションは、情熱的な意味で使用されています。英語のaches forは心を痛める、同情するという意味で「My heart aches for you.」は逢いたくて仕方がない心情のセリフです。
由来は聖マリアがイエス・キリストの死を悲しんだ際に、マリアの涙によってカーネーションが赤くなるため、悲しみの果てに会いたい深い悲しみだと考えられます。
開花季節は2月から5月にかけて咲く春の花ですが、1年を通してお店で手に入ります。
⑤カトレア mature charm(成熟した大人の魅力)
カトレアはランに交配を重ねた種類の花です。大きく優雅に咲く姿からランの女王とも呼ばれる由来があり、英語ではmature charmという花言葉になります。
matureは成熟を意味し、年上の女性やご年配の女性の笑顔に合うおしゃれな花です。記念日や母日に贈り物にいいでしょう。旬の季節は冬ですが1年通して咲きます。
⑥セイヨウヒルガオ tender affection(賢明でやさしい愛情による価値)
ヒルガオの花言葉には木に絡みつく様子から絆の意味がありますが、昼間の情事という意味もあります。季節は夏に咲くヒルガオは、おしゃれな花ですが背徳感のある花言葉です。各種類の中でもピンクのヒルガオはいろいろと想像させられるセリフです。
元の英語は「worth sustained by judicious and tender affection」、judiciousは賢明、tenderは柔らかい、優しいを意味しaffectionは愛です。平和な家庭を支えているのは賢い奥さんであると連想させられる意味深なセリフです。
⑦コスモス the joys that love and life can bring(愛や人生がもたらす喜び)
花言葉の由来はギリシア語から宇宙の不変な秩序が規則正しい自然美です。愛や調和、乙女の真心、愛や人生によって充実するという意味が含まれています。コスモスを贈ることで相手を笑顔にできます。
開花季節は夏から秋にかけて咲き、おしゃれで清楚な花のうえに存在感があることから「秋の桜」とも言われています。
⑧クロッカス youthful gladness(青春の喜び)
古くからヨーロッパでは春の訪れを表す花と言われていたことが由来で、youthful gladnessが花言葉になりました。youthfulは若々しいという意味で青春の他にも青年を意味します。
卒業式や大切な時間を過ごした友人などにyouthful gladnessの一言を添えて贈ると、笑顔の青春の日々を振り返ってくれることでしょう。開花季節は早春3月から4月が最盛期であり、2月頃から出回っています。
⑨デンドロビウム selfish beauty(わがままな美人)
色艶やかでおしゃれな花は、美しすぎるゆえに傲慢に見えてしまいます。花姿が由来の花言葉で、selfishは自己中心的なという意味です。一見おしゃれな花ですがわがままさが潜んでいます。
「You are a selfish beauty.」を誤解なく伝えれば目がくらむほどの美人言え、笑顔にできるのではないでしょうか。
四大洋ランの一つであり2種類あり、ノビル系は冬、デンファレ系が夏から秋の開花季節です。
⑩ハナミズキlove undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)
おしゃれな花姿に力強い花言葉があります。英名ではdogwoodとdurabilityの2種類があり、durabilityが永続性を意味し花言葉の由来です。
アメリカの同時多発テロ事件後リリースされた曲に一青窈さんの『ハナミズキ』があります。歌詞に「君と好きな人が百年続きますように」という一説はハナミズキの持続性や耐え忍ぶ様を表現しているかもしれません。
love undiminished by adversityは当時の逆境を耐える愛様子を連想させ、最愛の人の帰りを笑顔で待つときなどに使用できるセリフです。
英語の花言葉!ちょっと切ない10選!
①アネモネ forsaken(見捨てられる、見放される)
春の女神フローラの次女アネモネと西風の神ゼピュロスとの悲しいエピソードが花言葉の由来です。フローラはゼピュロスに恋愛感情を抱いていましたが、ゼピュロスは娘のアネモネを愛していると知り怒りからアネモネを追放しました。ゼピュロスはフローラとの平和な関係を保つためアネモネを見捨てたうえにアネモネの花に変えたと伝えられています。
花言葉のfarsakeは、友人など人や習慣、思想を切り捨てるという意味です。小説やお芝居などで「forsake the world」(浮世を捨てる)をかっこいいセリフとして使用できます。
開花季節は4~5月の春です。
②ハナビシソウ Do not refuse me.(私を拒絶しないで)
開花季節になるとアメリカ西部ではハナビシソウがあたり一面を黄金色に染めることから、日本語の花言葉に富や成功の意味がありますが、黄色の花には不吉な意味があります。
ハナビシソウに限らずバラやユリ、チューリップなど黄色い花は基本、不吉な意味を持ちます。しかしハナビシソウには薬の効果があり、不吉な花言葉であっても使用します。
Do not refuse meには色に捉われないでという意味があるのでしょう。おしゃれな花姿にかっこいい意味が含まれた花です。
③ツキミソウ mute devotion(無言の愛情)
開花季節は夏で夕方にひっそりと花をひらきます。人目を避けるように花を咲かせることが花言葉の由来です。
muteは沈黙、devotionは深い愛情で「the devotion of a mother to her child 」(母親の子どもに対する深い愛情)などのセリフに使います。切なさと同時に献身的な強さがある花言葉です。
④リンドウ I love you best when you are sad.(悲しむあなたを愛する)
英語の花言葉は日本の花言葉が由来です。「あなたの悲しみに寄り添う」は切ない花言葉ですが、リンドウは群生せず単独で育つ特性があり、山のあちこちで1本で強く咲いています。リンドウの花姿に勇気づけられる意味が付いたと考えられます。
開花季節は9月から11月の秋で、特に9月が旬です。
⑤ヒアシンス I am sorry(ごめんなさい)
美少年ヒュアキントスの神話が由来です。少年は太陽神アポロンと両想いですが西風の神ゼピュロスにも愛されていました。円盤で遊ぶ最中、ゼピュロスは少年とアポロンが親しくしていることに嫉妬し風を起こして円盤の軌道を変えました。円盤が少年の額に直撃し、少年は亡くなると流れた血から紫のヒアシンスが咲きました。
紫のヒアシンスの花言葉であり、赤、青、白などは別の花言葉があります。開花季節は春ですが、早くて12月にはショップに出回っています。
⑥アジサイ You are cold.(あなたは冷たい人)
移り気や辛抱強いの意味がありますが、青いアジサイの花姿が由来の冷淡の意味もあります。coldは空気や人の態度が冷たいときに使用する単語で、cold shoulder(冷たくあしらう)などのセリフがあります。他にもheartlessness(冷酷)があります。
開花季節は初夏ですが、2月頃から出回っています。
⑦スカビオサ unfortunate love(不幸な愛)
紫のヒアシンスと似ており、西洋では紫のスカビオサは伴侶を失った未亡人に贈るための花束です。切ない花言葉なので記念日には向いていません。セリフのような花言葉「I have lost all」(私はすべてを失った)もあります。
もともと皮膚病の薬草として使われていた花で、開花季節は初夏から10月頃までです。
⑧ムラサキツユクサ esteem not love(尊敬しているが恋愛ではない)
アジサイより冷たいイメージがある花言葉のムラサキツユクサですが、由来は青い花色が聖母マリアの衣装と同じ色であり、恋愛は抜きにして尊敬しているという意味です。
esteemが仕事や上司として尊敬しているなど敬う意味で使用され恋愛とは関係ありません。esteem not loveはスマートでかっこいいセリフです。
開花季節は9月までの夏で、春に咲くのはオオムラサキツユクサでムラサキツユクサとは別の花です。
⑨アザミ misanthropy(人間嫌い)
人を愛せない少年と妖精のギリシア神話が由来です。神様が少年へ妖精を遣わせともに過ごさせますが、少年は妖精の愛に応えることはありませんでした。妖精は少年の仕打ちに悲しみ、少年の視力を奪ってしまいます。この復讐劇からmisanthropyが花言葉になりました。
かっこいいセリフはありませんが、別の花言葉「independence」から映画「インデペンデンスデイ」のかっこいいセリフを紹介します。
「We will not vanish without a fight. We will live on. We will survive.」
開花季節は3月の春から7月の夏まで咲きます。
⑩チューベローズ dangerous pleasure(危険な快楽)
魅力的な花の香りがあり、ジャスミンと相性がよく、香水やエッセンシャルオイルとしておしゃれに使用されます。花言葉の由来はチューベローズの独特の香りで、恋の冒険、アバンチュールな意味です。
火遊びをするというセリフで使用できますが、冗談が通じる相手がいいでしょう。開花季節は晩夏ですが、冬対策をすれば通年育てることができます。
英語の花言葉を使ってみよう!
文章やセリフを考えると難しいかもしれません。しかし「I love you.」や日本語と交えて一単語を言うあるいは一筆書き添えることで印象が変わるでしょう。花言葉の意味もわかると話題も増え会話も盛り上がります。贈り物を渡すときや日常生活で積極的に使用してみてはいかがでしょうか。