おすすめの色鉛筆12選!種類・特徴・選び方も!お気に入りを見つけよう!
子どもから大人まで楽しめる色鉛筆ですが、おすすめのメーカーやプロ愛用のおすすめ色鉛筆などをまとめました。色鉛筆で楽しめる塗り絵やイラストの遊び方や、初心者でも使いやすい色鉛筆なども紹介します。値段や色の種類などもまとめたのでお気に入りを見つけてみてください。
目次
子どもから大人まで気軽に楽しめる色鉛筆!
色鉛筆はたくさんの色の種類があり、子どもから大人まで楽しむことができるアイテムです。初心者でもまるでプロのように塗ることができますし、水彩の色鉛筆などを極めればちょっとしたイラストや塗り絵を自分で作り上げることもできます。この記事ではそんな色鉛筆のおすすめな使い方や塗り方、初心者でも使えるプロ愛用の色鉛筆などを紹介していきます。自分に最適な色鉛筆のおすすめの選び方などもまとめましたのでこれから色鉛筆で塗り絵を始めようという方は参考にしてみてください。
色鉛筆の主な種類と特徴を紹介!
色鉛筆には主に2種類のものがあります。使い分けることでプロ級のイラストを描くことができるようになれるのです。その特徴をそれぞれ解説しますのでまずは確認してみてください。
油性色鉛筆
油性色鉛筆は簡単にいうと水で溶けない色鉛筆です。原材料にワックスを使用しているため落ちづらく水彩と比較しても芯が硬くなります。そのため硬い芯を活かして色をたくさん重ね、深い色合いを出すことも可能です。中にはやわらかな芯の油性色鉛筆もあるので、塗り重ねることで油彩画のようなイラストを描くことができます。水彩色鉛筆とあわせて使うこともでき、そのときは主線を油性色鉛筆で描き色塗りを水彩色鉛筆でするとシャープなタッチのイラストが描き上がります。
水彩色鉛筆
水彩色鉛筆は原材料に水溶性の成分が使われているので水で溶ける色鉛筆です。そのため水彩色鉛筆で塗り絵などをするときは水筆と水を使うと水彩画のような塗り方ができます。もちろん色鉛筆としても使うことができるので幅広く活用でき、とても便利です。水彩色鉛筆で塗った上から水筆でなぞるとゆっくりと溶け水彩画のようになりますし、芯から直接水筆で色を取ることも可能です。初心者でも淡くやわらかで優しいタッチのイラストをまるでプロのように描けるのも特徴の1つです。
色鉛筆のいろいろな使い道4選!
色鉛筆には塗り絵だけでなく様々な使い道があります。大人も子どもも楽しめる色鉛筆の楽しい活用方法を4つ紹介しますので、大人の趣味として活用したりお子さんと一緒にぜひ楽しんでみてください。
①イラスト
初心者でも手軽に始めることができるおすすめの使い方が色鉛筆を使ったイラストを描くことです。水彩色鉛筆だけで描いても油性色鉛筆で描いてもよいのですが色鉛筆を使ってイラストを描くとやわらかく淡い可愛らしいイラストに仕上がります。色鉛筆で塗るのになれてきたら使う色の数を増やして絵の具のように混ぜて塗ることでイラストに美しいコントラストを表現することができたり、まるでプロのようなテクニックを身につけることも可能です。子どもと一緒にイラストの腕前を上達させても楽しいですよね。
②塗り絵
子どもも大好きな塗り絵ですが、大人の塗り絵という細かいイラストを塗る塗り絵が大人の趣味としてとてもおすすめです。初心者でも簡単に始められる趣味として話題の大人の塗り絵も、いろいろな画材を使わなくても色鉛筆だけでプロ級の仕上がりになるのです。数々の色鉛筆を駆使して細かいところを塗ったり、グラデーションを活用して綺麗な塗り方をすることで上級者の塗り絵になるのです。大人と子どもが一緒に細かい塗り絵を仕上げても一緒に楽しめます。
③スケッチ
スケッチは大人も子どももお手軽にできるおすすめの活用方法です。水彩色鉛筆でスケッチすることでプロのような水彩画を描くことができますし、油性色鉛筆でしっかりと線を描き重ね塗りをすることで初心者でも油彩画のようなタッチのスケッチをすることもできます。スケッチにおすすめなのは水彩色鉛筆でこれ1つあればいつでもどこでも絵を描くことが可能です。他の画材がなくても水筆と水彩色鉛筆とスケッチブックがあれば空き時間にスケッチして楽しむことができます。
④プラバン工作
子ども達にも大人気のプラバン工作が色鉛筆でも作ることができます。プラバンの材料は100均などでも手に入るのですぐに揃えることが可能ですが、色を塗るときの画材が困ってしまいますよね。マジックやポスカなどがないと綺麗な作品にならないかと思いきや、色鉛筆でもおしゃれで可愛い作品を作ることができるのです。色鉛筆だと淡くてはっきりと色が出なさそうですがプラバンは縮むので色が濃く仕上がります。マジックなどとはまたひと味違う淡くて可愛らしい作品になり、プロのアクセサリーのようなものも作ることができます
色鉛筆の選び方の3つのポイント
自分に合った最適の色鉛筆を選ぶためにおすすめの選び方について紹介します。3つのポイントがありますので1つずつ確認して自分や子どもにぴったりの色鉛筆を見つけてみましょう。
①色の数で選ぶ
まずは色の数を確認しましょう。どんな色があって全体の数は何本なのかをしっかり見てから決めることをおすすめします。基本的な12色のものもあれば数々の色を揃えた100色を超すものもあるので、自分が活用できる範囲の色の数を選びましょう。
②用途に合わせて選ぶ
本数を決めるときの目安として何に使うかを考えることもおすすめです。上述したように塗り絵やイラストなど色鉛筆には数々の使い道があります。そのためどんな使い方をしたいのか水彩や油性のどちらを活用したいのかを決めましょう。また水彩も油性も使ってみたい方はあらかじめどんな仕上がりをしたいのかを決めるのもおすすめです。
③使い心地で選ぶ
色鉛筆には芯の硬さややわらかさがそれぞれ異なります。そのため描き心地がやわらかなものやなめらかで描きやすい使い心地のものなど様々です。また色の鮮やかさなども筆圧や芯のやわらかさで変わってきます。すると塗り心地もはっきりしていたり、なめらかで塗りやすかったりと変化するのです。ネットなどで購入すると試し描きはできませんが文房具店などであれば、試しに描くことができるので使い心地を確かめるのをおすすめします。
色鉛筆のおすすめメーカー7選!
色鉛筆のメーカーも数々の会社があり、それぞれにおすすめポイントがあります。初心者からプロまで使うことができる色鉛筆のメーカーについてその特徴や商品について解説していきますので購入前の参考にしてみてください。
①ファーバーカステル
ファーバーカステルは昔からあるドイツのメーカーです。1761年に鉛筆の製造を始めたファーバーカステルは六角形鉛筆の長さや太さ、高度などを生み出し世界的な基準となりました。そんな老舗のファーバーカステルが出している色鉛筆はプロの愛用者も多く世界中にそのファンを多く持っています。使い心地はなめらかで鮮やかな色合いなのでイラストもプロ級のできになり、愛用しているファンも多いのです。本格的に色鉛筆でのイラストを極めたい方におすすめのメーカーです。
②ステッドラー
ステッドラーもまたドイツが本拠地のメーカーです。その実力は世界でもトップでプロの愛用者も非常に多くなります。持ちやすく滑りづらい色鉛筆なので初心者や子どもにもおすすめです。また水彩色鉛筆もにじみ方がよく愛用者からも絶賛されています。色鉛筆自体のデザインもおしゃれで魅力的なのでプレゼントなどにもおすすめです。
③サンフォード
サンフォードはアメリカのメーカーで油性色鉛筆でも世界でトップクラスの芯のやわらかさと発色のよさでプロからも人気です。愛用者も多く初心者でも描きやすい使い心地なので世界中から愛されています。鮮やかでポップな発色なのでデザイナーやイラストレーターも愛用しており、またクレヨンのような優しいタッチで塗ることもできるので人気です。芯がやわらかいので大きな範囲を塗ることもでき背景などにも使いやすい色鉛筆になっています。
④ホルベイン
ホルベインは日本のメーカーで大阪が拠点になっています。創業が1990年と比較的若いメーカーですが、画材のメーカーとしてはピカイチです。油性色鉛筆は色が定着しやすいという特徴があり、水彩画の上からも描けるのでプロも愛用しています。芯の太さが他よりも太いので広くスケッチしたい方におすすめのメーカーです。
⑤サクラクレパス
サクラクレパスは1921年に創業した老舗の画材メーカーです。幼稚園でも使うクーピーやクレヨンなどのメーカーとしても有名で数々の画材を売り出しているので手軽に手に入りやすく値段もお手頃です。また初心者でも使いやすいやわらかな描き心地なので初めて塗り絵やイラストを始める人には最適のメーカーです。12色など少ない数の色鉛筆もおすすめですが、多くの色を揃えた色鉛筆や水彩色鉛筆も扱っているので探してみましょう。
⑥三菱鉛筆
三菱鉛筆もサクラクレパスなどと同様の日本の老舗ブランドです。こちらの創業は1887年と歴史は古く色鉛筆だけでなく数々の文房具を扱ってきました。色鉛筆としては「ユニカラー」という色鉛筆がオーソドックスで有名ですよね。初心者や子どもでも使いやすい使い心地や塗り心地で人気を集めています。プロも愛用する特殊な芯の色鉛筆なども販売しているので高品質な色鉛筆から初心者向けまで数々の色鉛筆を扱っているのが特徴です。
⑦トンボ鉛筆
トンボ鉛筆も歴史が古く日本の老舗文房具メーカーです。こちらの創業は1913年と日本でなじみのあるブランドです。色鉛筆だけでなく消しゴムや鉛筆など数々の文房具を扱っています。子どもから大人まで親しまれているトンボ鉛筆ですが、値段もお手頃なので気軽に始めたい方におすすめです。
おすすめの色鉛筆①初心者向けの3選!
初心者におすすめの色鉛筆について3つを紹介します。値段や使い心地の特徴などを解説しますのでこれから色鉛筆を始めたい方は参考にしてみてください。
①ファーバーカステル平缶 36色セット
ファーバーカステルの水彩色鉛筆はやわらかな塗り心地なのに芯が折れにくく小さい子どもや初心者におすすめです。名前を描くスペースもあるので外でスケッチをしたり絵画教室に行っても使いやすく作られています。さらに筆も付いているので水彩画の練習も可能です。値段も安いので水彩色鉛筆を始めたい方にとてもおすすめなセットです。
②三菱色鉛筆880 24色
三菱のスタンダードな色鉛筆であるこちらの商品は初心者にもとてもおすすめです。安い値段で36色も揃っているので子どもでも気軽に色鉛筆を楽しめます。こちらの商品は芯が硬めで発色もよいのでなれればまるでプロのようなイラストを描くこともできます。これから色鉛筆でのイラストを極めようと考えている方はテクニックを磨く基礎の練習として、三菱の色鉛筆を使ってチャレンジしてみることをおすすめします。
③サクラクレパス 色鉛筆 クーピー 24色
クーピーは値段も安く手軽に始められるため、初心者や子どもにおすすめの画材です。色鉛筆のような細く持ちやすい使い心地にクレヨンのようなやわらかな発色のよさがあるので綺麗な塗り心地を味わうことができます。全体が芯のようになっているので通常の色鉛筆よりも3倍も長持ちし、クーピーを愛用しているプロも多くいるほどです。しっかり握っても簡単に折れることもないので、小さい子どもでも簡単に塗り絵を楽しむことが可能です。
おすすめの色鉛筆②油性色鉛筆3選!
こちらではおすすめの油性色鉛筆を紹介します。油性色鉛筆の使い心地や特徴などを解説しますのでこれから油性色鉛筆を極めたい方は購入までの参考にしてみてください。
①サンフォード カリスマカラー色鉛筆 72色セット
アメリカでも人気のサンフォードの高級色鉛筆で芯の粒子がとても細かく塗り心地がとてもなめらかになるのが特徴です。プロも愛用している色鉛筆ですが、重ね塗りやべた塗りなどもでき自分で色を作ることもできます。発色もよいのでまるで油彩画のようなタッチで仕上げることができるのです。値段は高くなりますが、本格的に油彩画を始めたい方におすすめです。
②ホルベイン 色鉛筆12色パステルトーンセット
色鉛筆では珍しいパステルトーンが12色揃ったセットです。値段も約3,000円と買いやすいので、子どもへのプレゼントなどにおすすめです。優しいタッチのイラストや塗り絵が仕上がるのでメルヘンチックな仕上がりをイメージしている方にはとてもおすすめな色鉛筆になります。また通常の色鉛筆と合わせて使えばアクセントになるので試してみましょう。
③カランダッシュ パブロ 120色セット
スイスのメーカーであるカランダッシュの油性色鉛筆ですがこちらは高級油性色鉛筆になります。120色ありこれから本格的に色鉛筆での絵画を極めたい方におすすめです。パステルと色鉛筆をあわせたような優しくやわらかな描き心地になります。芯はやわらかいですが折れにくいので繊細な描写にも対応しています。クリアで明るい色や渋くて深みのある色などもあるのでプロも愛用している品になります。
おすすめの色鉛筆③水彩色鉛筆3選!
次に紹介するのはおすすめの水彩色鉛筆です。水彩色鉛筆はにじみ方や塗り心地などで使い方が変わるのでそれぞれの特徴について解説します。水彩色鉛筆を始めたい方は参考にしてください。
①ステッドラー カラト アクェレル 水彩色鉛筆125 M36
ステッドラーの水彩色鉛筆は芯がやわらかく水によく溶けるので初心者や子ども、大人まで楽しめます。水彩画のようなやわらかなタッチで描くことができ、さらに乾燥させて書き込むことも可能なので幅広く活用できプロの愛用者も多い品です。また耐光性に優れているので色あせることがなく変色もしません。そのため子どもが描いた作品を長く壁に飾って楽しめます。筆もついているセットの商品なので初めての方でも安心して始めることができるおすすめの色鉛筆です。
②サクラクパレス 水彩色鉛筆24色
サクラクレパスの水彩色鉛筆は高級感のあるレザーのケースに入っているためプレゼントなどにもおすすめです。大人から子どもまで使いやすい筆や水入れもセットになったものなのでこれ1つで水彩画風のスケッチや塗り絵を楽しむことができます。また描き心地もなめらかで繊細な表現もできるので初心者でもプロのような水彩画を描くことが可能です。値段も高すぎないので大人の趣味としても始めやすくおすすめのセットです。
③三菱鉛筆 ユニ ウォーターカラー 36C
三菱鉛筆の水彩色鉛筆は純度が高く特殊なワックスを使っているため水に溶けやすく初心者でも簡単に水彩画を楽しむことができます。芯はやわらかいですが折れづらいので子どもでもお手軽に始めることができるのでおすすめの色鉛筆です。また色の伸びもよいので重ねて塗ったり混ぜて新しい色を作ることもできるのでプロも愛用している水彩色鉛筆になります。
おすすめの色鉛筆④プロ愛用の3選!
ここで紹介するのはプロが愛用しているおすすめの色鉛筆です。プロが愛用している特徴やおすすめポイントなどを解説しますので上級者向けのイラストを楽しみたい方は参考にしてみてくださいね。
①ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆36色
世界中のプロから愛用されているポリクロモス色鉛筆は純度が高く高級な顔料をたっぷり使用しているため、発色がよく描き心地もなめらかです。描く素材も紙だけでなく木材や布など数々の素材に対応しています。また芯が太いのも特徴ですが濃くはっきりと描くことができますし、削れば細く鋭い線で描くことも可能です。また芯も折れにくいので長く使うことができこれから色鉛筆を極めたい方にはおすすめです。
②ロイヤルターレンス ヴァンゴッホ 色鉛筆 36色
オランダの画材メーカーであるヴァンゴッホは数々のプロから愛用されている色鉛筆です。品質もよく高級な顔料を使用しているため芯がやわらかく色の伸びがとてもよいのが特徴です。筆圧が弱くても綺麗に発色し、手が疲れにくいので長い時間使うことができます。色が混じりにくいので重ね塗りにもおすすめです。高級な素材を使用していますが買いやすい値段なのでこれから本格的に始めたい方にはおすすめの色鉛筆になります。
③ダーウェント 色鉛筆 カラーソフト 72色セット
こちらはイギリスの文房具メーカーで老舗のブランドになります。高級な顔料を使用しており芯が強いので折れたり欠けたりしづらく長く楽しむことが可能です。繊細で緻密な描写ができるので初めて本格的に色鉛筆を始めたい方におすすめの商品です。また描く素材も色々な素材に対応しているためどんな紙でも定着して描くことができます。なめらかな描き心地でムラもできづらいため、幅広いテクニックを極めることが可能です。
用途や使い心地を見極めてお気に入りの色鉛筆を見付けよう!
色鉛筆は奥が深く、極めればプロ級のイラストを描くこともできます。値段が高い色鉛筆もありますが値段に左右されず自分に本当に合ったものを選ぶことで趣味を極めることができるでしょう。用途や使い心地に合わせて自分にぴったりの色鉛筆を見つけてみてくださいね。