手作りベビーサークルの作り方は?みんなのアイデア7選も!

ハイハイができる頃になると、視野が広がりいろんなものに興味を持ちだす赤ちゃんですが、その分危険もいっぱい。そこで役に立つアイテムがベビーサークル。でもお高いんじゃ?いえいえ、ベビーサークルは手作りできるんです。今回は手作りベビーサークルをご紹介します!

手作りベビーサークルの作り方は?みんなのアイデア7選も!のイメージ

目次

  1. 1ベビーサークルの役割
  2. 2ベビーサークルは手作りが人気
  3. 3100均グッズを活用して手作りできる
  4. 4身近な材料を活用して手作りできる
  5. 5ホームセンターで買える手作り材料
  6. 6みんなのお家ベビーサークル作り方アイデア集
  7. 7手作りのベビーサークルで赤ちゃんの安全対策を

ベビーサークルの役割

ベビーサークルとは、柵で囲い、部屋の中に赤ちゃん専用のエリアを作るものです。ずりばいやハイハイ、タッチができるようになると行動範囲も広がり、赤ちゃんにとっては家の中でも常に大冒険!いろんなものにも興味を持ちだす頃なので、気になったものはなんでも口に入れてみたり、触ってみたり、引っ張ってみたり・・・。親がしっかりみているつもりでも、気づけばさっきいた場所より離れたところにいてひやっとした・・・なんてこともよく聞く話です。ベビーサークルは、そんな危険から赤ちゃんを安全に守るための大事な役割を担ってくれるんです。

赤ちゃんの安全対策に

赤ちゃんは何にでも興味しんしん。行きたいところへ行けるようになったら、赤ちゃんにとっては楽しいですが、そこには危険がいっぱい。大人にとっては何気ないものでも、赤ちゃんにとっては危ないものが、家の中にはたくさんあります。そんな危険なものから、大事な赤ちゃんを守りたいと思うのは、どのママさんでも同じ気持ちですよね。

タンスの引き出しやコンセント

タンスの一段目は、赤ちゃんの手が届きやすく、引き出しが開くことが分かると、楽しくなってつい開けたり閉めたりして遊んでしまうことも。その際、指を詰めてしまう可能性があり危険です。また、家中にあるコンセントも、差し口の穴に指を入れようとしてみたり、プラグを抜いて見ようとしてみたりしているうちに電気に触れてしまう可能性もあります。

階段からの転落を防ぐ

階段がある家は要注意です。知らず知らず階段の方へ行ってしまって、上から落ちてしまうことが予想されます。自分で体を守ることができないので、体や頭をぶつけてしまい大けがに。階段だけでなく、小さな段差も赤ちゃんにとっては危険です。

お風呂やベランダなど危険な場所から守る

水に張ったお風呂に誤って入ってしまったら、泳げない赤ちゃんは溺死してしまう可能性もあり大変危険です。また、ベランダにも花壇や段差をつかって柵を越えてしまって、地上に落ちてしまうなんてことも。
赤ちゃんにとって、家の中にも命にかかわる危険がいっぱいあるんです。

赤ちゃんのイタズラ防止に

何でも興味を持つ赤ちゃん。後追いが始まると、親の姿が見えなくなるだけで不安で大泣きしてしまいます。ここまでついて来ないだろう・・・と思っていても赤ちゃんは必至でママの後を追いかけます。また、親の気を引こうと、わざと物に触ったり倒したりなんてことも。それが返ってけがに繋がってしまうため、注意が必要です。また、兄弟がいるご家庭では、上の子のおもちゃを誤って飲み込んでしまったりする危険性もあり、大変危険です。

ベビーゲートとの違い

ベビーサークルの他にベビーゲートというものがありますが、ベビーゲートは、柵で囲って赤ちゃん専用のエリアを作るベビーサークルと違い、テレビ周りなど電子機器があり触ってほしくないものがあるところや、キッチンや階段下など、赤ちゃんが一人で行っては危険な場所に入らないように、通せんぼとして置くものをベビーゲートといいます。ベビーゲートも用途は違いますが、ベビーサークルと同じように、家の中の危険から赤ちゃんを守るためにとっても必要なものです。

ベビーサークルが必要な時期は?

生後9カ月~10ヶ月頃になると、ズリバイやハイハイ、早い赤ちゃんではタッチや数歩歩くこともできる子がいるこの時期から、ベビーサークルの設置を考える親も多いのではないでしょうか?日中ママ1人で赤ちゃんのお世話をしなければいけないとき、家事や掃除等も並行して行うため、どうしても赤ちゃんにつきっきりというわけにはいけません。家事をする間、トイレに行く間などの、少しの間でも、目を離すのが怖い時期ですが、そういった際に、少しでも赤ちゃんを安全な場所にいてもらえるだけで、ママにとってはとても安心です。また、かわいい赤ちゃんですが、親もストレスがたまらないと言ったらウソになります。少しでも、ママにとって育児ストレスを軽減するための一つの手段としても、ベビーサークルは大きな役割を持っています。また、ベビーサークルは、ベビーサークルとしての時期が過ぎると、ベビーゲートとして触ってほしくないところに置いてガードするものとしても形を使えて使えます。ベビーサークルは長く使えるので、重宝しますよ。

ベビーサークルは手作りが人気

最近は、ベビーサークルを手作りするご家庭が増えてきました。手作りだと、部屋の大きさに合ったサイズのものを作れたり、部屋に馴染むようなデザインにしたり、赤ちゃんがベビーサークルに入っている時間、退屈しないような工夫をしたりと、手作りなら、親にとっても赤ちゃんにとっても使い勝手よく、こだわりをもったベビーサークルが作れます。また、手作りなら、かわいく機能性が良いだけでなく、なんといっても安い材料で作れるので、ご家庭のお財布にもとっても優しいんです。

スペースに合わせたサイズで作れる

市販のベビーサークルだと、自分の家のサイズに合わなくて悩んでいる方も多いのでは?とりあえず・・・と思って小さいものを買っても、赤ちゃんが遊べる空間が狭く、窮屈に感じてしまってすぐに飽きてしまうかもしれません。ですが、手作りだと、自分の家の置きたい場所に見合ったサイズのベビーサークルが作れますし、もし家の中に柱や棚、物が置いてあるところでも、手作りベビーサークルなら、それらをよけて作ったりと、形やサイズも自由にできるので、親にとっても赤ちゃんにとっても、使いやすいベビーサークルを作ることができます。また、使う時期が過ぎてしまったら、市販のものだと大きくて片付けるにもスペースがいるし、処分にも困りますが、手作りベビーサークルなら、使う材料によって、簡単に分解して燃えるゴミとして処分できたりするので、その辺もとても便利です。

手作りの方が安い

市販のベビーサークルだと、素材やサイズによって値段も違いますが、5,000円~15,000円と少々値を張ります。子どもが小さいうちは必要なものと思っていても、買うのに少し躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。ですが、手作りの場合、材料はなんと身近にあるものから、100円均一やホームセンターで簡単に、かつ安い値段で手に入るもので作れちゃうんです!なので、手作りの方が市販で買うより断然安い!しかも、安いだけでなく、市販のものと同様に、材質も丈夫なもの多いですし、赤ちゃんにとっても安全です。赤ちゃんができたら、ベビーベットやチャイルドシート、ベビーカーなど、他にもたくさんベビーグッズが必要になるので、少しでも値段を抑えられたら嬉しいですよね。

市販のベビーサークルとの違いは?

市販のベビーサークルは、頑丈で持ち運びが便利で、木製・布製・プラスチック製と、赤ちゃんにとって安全な素材で作られています。扉付きや、おもちゃが内蔵されていたり、赤ちゃんが見えやすい原色でカラフルな色味のものが多く、赤ちゃんが楽しく遊べる空間を作ってくれます。ですが、その分サイズが大きかったりして、部屋に合うサイズが見つからなかったり、値段も高く、買うのをためらう方も多いと思います。また、せっかく買っても赤ちゃんが入るのを嫌がってしまったら、せっかく買ったのに・・・ともったいないと感じてしまいます。ものによってはレンタルも可能で、レンタルで試しに使ってみるという方もおられると思います。その分、手作りだと、自分のアイデア次第で赤ちゃんにとっても親にとっても使い勝手のいいベビーサークルが作れますし、材料費も安くつくので、もし、赤ちゃんが入るのを嫌がっても、材料を分解して他に使用することもできるので、さほど大きな損失と感じることはありません。

どんな材料で作れる?

手作りのベビーサークルを作っている方は、近年増えています。材料は、100均やホームセンターで安く手に入るものから、身近にある材料で作れたりと、アイデア次第で簡単に安く、さらにかわいく作れちゃいます。手作りなんて難しそうだし時間もかかる・・・と思う方も多いと思いますが、材料さえ揃えれば、DIY初心者の方も簡単に作れるものが多いです。下にまとめているアイデアを是非参考にしてみてください。

100均グッズを活用して手作りできる

100円均一ショップで購入できる材料で作れる手作りベビーサークルの作り方をご紹介します。今回はSeriaのClaft rack(クラフトラック)シリーズを使ったベビーサークルの作り方です。Claft rackシリーズは軽くて、男性よりも力の弱い女性でも組み立てやすい素材です。
○材料
・ワイヤーラティススリム(ワイヤーネット) ※無い場合は麻やレース等の薄い布でも可
・クラフトラック紙管 長さ30.5mm
・クラフトラックジョイントパーツT型2個入り
・クラフトラックジョイントパーツL型2個入り
・結束バンドまたはマジックテープ(ケーブルタイ)
作りたいサイズによって材料が増えたり減ったりするため、購入時は調整が必要です。それでも、約3,000円程で揃えることができ、とても安く抑えられます。

○作り方
作り方はとっても簡単です。
紙でできたパイプとジョイントパーツT型、L型を組み合わせ、ベビーサークルの形を作っていきます。ワイヤーネットは、結束バンドまたはマジックテープで、パイプに固定します。
約1時間ほどで完成します。

ここで、注意しておきたいのが、T型ジョイントパーツの突起部分が内側にあると、赤ちゃんにぶつかりそうで危ないため、突起部分は外側にするようにします。
また、結束バンドを使用すると、長さ調節のため、長い部分ははさみで切り落としますが、切った先が鋭く、子どもが触って切り傷にならないか心配なところでもあるため、結束バンドよりマジックテープをおすすめします。
 

身近な材料を活用して手作りできる

もっと身近にあるものを利用した手作りベビーサークルをご紹介します。みなさん、牛乳はよく飲みますか?通販などを利用した際に届くダンボール、家に溜まっていないですか?飲み終えた牛乳パックやダンボールででも簡単に手作りベビーサークルが作れちゃうんです。家にあるもので作ると、材料費も0円!

牛乳パックで手作り

○材料
・牛乳パック
・新聞紙
・ガムテープ

○作り方
乾燥させた牛乳パックの中に、新聞紙等の紙を詰めて、つぶれないように形を整えてふたを閉じます。それをいくつか作っていきます。その牛乳パック同士をガムテープで繋げていきます。

高さや長さが足りなければ、一本ずつ足して、サイズを調整していきます。一つ一つが小さいのでサイズ調整がききやすいのがメリットですが、見た目が・・・と思う方もおられるかと思います。そんな方は、牛乳パックの表面を布や包装紙などでデコレーションしてみると、可愛く仕上がります。

牛乳を良く飲むご家庭であれば、空の牛乳パックも集まりやすく、材料費もグンと抑えられますよね。
 

ダンボールで手作り

ポイントは、空の段ボールではなく、ある程度重さのある中身の入った段ボールがおすすめです。おもり代わりになって簡単には動きませんし、中身を水やお米といった消耗品にすればストック置き場にもなって一石二鳥です。しかも、使わなくなったら中身を消費して、あとはダンボールをゴミに出すだけで終わりです。

○材料
・水やお米など、おもりになるものが入った段ボール
・布

○作り方
おもりになるものが入った段ボールを並べます。並べたダンボールを包むように布で覆うだけです。

布でなく、タオル地のものやキルティングなど、フワフワした生地のものにすると、よりあたっても痛くないし安全です。もっと気を配りたい方には、プチプチなどの緩衝材の上から布を覆うと、より安全に仕上がります。

 

ホームセンターで買える手作り材料

ホームセンターは、材料の宝庫ですよね。高いものから安いものまでさまざまな種類のものが置いてあります。安いもので揃えるのもよし、少しこだわってみてもよし、アイデアが光るところです。
ここでは、すのこを使った簡単に作れるベビーサークルのご紹介です。

○材料
・すのこ
・木工用ボンド
・すのことすのこを固定するもの(紐、結束バンド、マジックテープなど)
・補強用の棒や板

○作り方
すのことすのこを木工用ボンドで固定し繋げます。ボンドが乾いたら、内側に補強用の板をボンドで接着します。さらにすのこを固定するために、すのことすのこを結束バンドや紐、マジックテープ等で固定したら完成です。

すのこの角がでけがをしないように、クッションを被せるか、やすりをかけてあげるのもいいですね。また、結束バンドを使用する場合は、先が鋭利にならないよう気を付けることも大切です。

 

みんなのお家ベビーサークル作り方アイデア集

みなさんが実際に手作りしたアイデアたっぷりの簡単手作りベビーサークルを7選厳選したので紹介していきたいと思います。

アイデア①~ぶつかっても痛くない安全な手作りベビーサークル~

こちらは、三つ折りマットレスを使った手作りベビーサークル。三つ折りマットレスを3つ用意し、すべてを一枚に切り分け、オープンファスナーを縫い付けたものです。マットレスなので、ぶつかっても痛くなく、赤ちゃんには安心の素材で作られたベビーサークルですが、難点はつかまり立ちをすると倒れてしまう点です。壁や棚につけるようにして置くと問題がありませんが、強度は弱いので注意が必要です。でも、まだ小さくずりばいやハイハイをする時分の赤ちゃんには最適です。

アイデア②~牛乳パックで作るお手軽ベビーサークル~

こちらは、牛乳パックで作った手作りベビーサークルです。新聞紙や広告を詰めた牛乳パックをガムテープで固定し、さらに周りをダンボール囲い補強しています。周りをかわいい包装紙や布で覆うことで、一見牛乳パックでできているなんて思えない仕上がりです。ダンボールも使用しているのでさらに強度が増し、元気に動く赤ちゃんでも倒れたりつぶれたりする心配もないので安心ですね。

アイデア③~ひと手間加えたかわいい手作りベビーベッド~

こちらは、ダンボールで作った手作りベビーベッド。ダンボールを切って形にしただけのものですが、デザイン性も高く、かわいい包装紙や布で覆うことで、とってもかわいいベビーベッドに仕上がっています。これは、生まれたばかりの赤ちゃんが寝るように作られたものですが、応用を利かすとベビーサークルとしても使用できますよね。アレンジの効いたかわいいベビーベッドです。

アイデア④~レースカーテンで風通しの良い空間に~

こちらは、紙製のパイプとジョイントをつなげた手作りベビーサークル。すべて100円均一で揃えられるものなので値段もかなり抑えて作ることができます。さらに、レースカーテンを覆うことで、圧迫感もなく風通しの良いベビーサークルになりました。タッチしても倒れない強度があり、座っていてもレースカーテンなので、中からでも外の様子が見え、ママがどこにいるかわかるので、赤ちゃんにとっても安心ですよね。

アイデア⑤~イレクターパイプを使った頑丈なベビーサークル~

ホームセンターで売っている「イレクターパイプ」。イレクターパイプとは、一見プラスチックに見えますが、中は鉄パイプになっていて強度の高いものです。イレクターパイプとジョイントを組み合わせ、100円均一でも売っているワイヤーネットをつければ完成な手作りベ日サークル。組み合わせ自由なので、部屋のサイズや形に合ったベビーサークルが作れます。丈夫なので、倒れる心配もなく、大人も入れるサイズにしたら、中でおむつ替えもできるし、赤ちゃんも広々と使えていいですね。ワイヤーネットにおもちゃをぶら下げると、特性のジムにもなり、赤ちゃんも飽きずに過ごせそうです。

アイデア⑥~機能性の高いおしゃれな手作りベビーゲート~

イレクター大賞を受賞した、こちらの手作りベビーゲート。リビングインの階段と、小上がりの和室の両方を、大人はスムースに行き来でき、赤ちゃんは一人で上がれないように、工夫されたベビーゲートです。和室に赤ちゃんをおいたら、ベビーサークルとしても成り立ちます。扉がついているので、また越える必要もなく、スムーズに行き来できるので楽ちんです。また、黒色のイレクターパイプを使用しており、さらにオシャレ度が増しています。おしゃれで機能性も高い、ベビーゲートです。一見手作りに思えない仕上がりです。

アイデア⑦~部屋の構造を活かしたベビーサークル~

こちらもイレクター大賞を受賞した手作りベビーサークルです。和室の構造を活かし、和室の入り口にイレクターパイプと100円均一で買えるワイヤーネットを組み合わせ、和室全体をベビーサークルにしています。襖の開閉にも問題ないように設置してあるため、襖の開閉も自由です。ベージュの色で統一し、部屋に溶け込みやすい色で、すっきりとみえます。スタイリッシュでおしゃれなのに、頑丈で、赤ちゃんをしっかり守ってくれるベビーサークルです。

手作りのベビーサークルで赤ちゃんの安全対策を

いかがでしたか?ベビーサークルは、市販のものを買うと少々値は張りますが、手作りだと安い材料で簡単に作ることができ、近年はベビーサークルを手作りする方が増えています。赤ちゃんの成長は早いので、ベビーサークルが必要な時期もあっという間ですが、成長の過程につれて、手作りだと形を変えて使うこともできますし、いらなくなったら、簡単に分解して処分することもできます。ベビーサークルは少しの間しか使わないからいらない・・・と思う方もいらっしゃると思いますが、その少しの間が、赤ちゃんにとって、怪我をしやすい時期でもあり、大切な時期です。親も人間なので、常に目をやることはなかなか難しい中で、こういったベビーサークルがあるだけで、大変育児もスムーズになり、親の負担の軽減にもなります。赤ちゃんを守れるのは親だけです。しっかりとした安全対策をして、のびのび赤ちゃんを育てたいものですね。ぜひ、みなさんが作ったアイデアたっぷりの手作りベビーサークルを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
yuka2331

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