くどい人の心理や特徴11選！対処法や上手な付き合い方も！方言なの？

周りにいるくどい人にうんざりすることはありませんか。その人が近寄ってくるだけでも、逃げたくなる心境になります。そもそもくどい人とはどんな心理や特徴のある人なのでしょうか。今回、くどい人について掘り下げてご紹介します。またくどい人の上手に付き合う方法も併せてご紹介しますので役立ててください。

無意識のうちに「くどい」という言葉を使っていませんか。そもそも「くどい」とはどのような意味があるのでしょうか。類語も併せてご紹介します。

「くどい」とはどのような意味があるのか正しく知っていますか。「くどい」とはしつこくてうるさいこと、そしてわずらわしくてうんざりする状態を表した言葉です。この「くどい」類語を併せてご紹介します。

「くどい」の類語として挙げられるのは「しつこい」という言葉です。何度も同じことを言われたり同じことをされたりすると、煩わしく感じてしつこいと思うことがあるでしょう。そのような時に「くどい」という言葉が使えます。

「くどい」の類語で「あくどい」という言葉があります。「あくどい」の言葉の中には、色などがくどくて嫌な感じを受けるという意味もあります。それで「あくどい」とは「あくどい化粧」「あくどい絵」というようにして使えます。

「くどい」の類語を併せて考えることで、「くどい」とはどんな意味があるのかより一層分かるようになりますね。

くどい人と聞くと、執念深く良いイメージがありませんが、くどい人とはどんな心理なのでしょうか。くどい人の心理を6選ご紹介します。

くどい人は心配性の場合があり、何度も確認しないと気になって仕方がない心理があります。加えて心配性の人は小さなことが気になって仕方がありません。そして心配性ゆえに、一般の基準より強く心配しすぎてしまうのです。生まれつき心配性の人もいるので、心配性は病気とは違っていてもともとその人が持っている気質だといえます。

心配性の人は細かいことまで気が付いてしまいます。それで心配性ゆえに何度も何度も同じ連絡事項を理解できているのか確認するので、くどい人として見られる特徴があります。

くどい人は同じ話を何度もします。それは相手が内容を正確に理解できていない可能性を考えて、相手の理解力を信用していないという心理があります。一度話せば理解できそうな内容をくどいほど話すのは、その人の能力を低く評価しているというケースもあります。

生真面目な心理もくどい人にあります。何事もきちんと行わないと気がすまないので、確認に確認を重ねることで周りからくどいと思われます。

自分の話に自信がない心理をくどい人は持っています。要点が伝わっているか心配になって、長々と説明してしまうようになります。

知識を持っていることを周りにアピールすることで、周りから認められたいという心理もくどい人にあります。長々と話しをして、要点に関係のない知識まで話をするのです。聞いている側としては、何を言いたいのかさっぱり分からなくなり、結果としてくどいと感じるようになります。

プライドの高さから話がくどくなる人もいます。自分が相手よりも上であることをアピールしたいために、自分の自慢話などをくどいほど繰り返してしまう心理になるのです。本人としてはとても気持ちが良いものですが、聞いている側からするとくどい話をするくどい人として見てしまいます。

次にくどい人の特徴をご紹介します。独特の特徴があるので、周りのくどい人に当てはまるはずです。

くどい人はとにかく話が長い特徴があります。意味のない質問や連絡を繰り返ししてきたり、自分の自慢話が長すぎたりするなど、要点にならない話が延々と続くのが特徴です。

依存が強いのもくどい人の特徴です。それぞれの人によって依存しているものが違いますが、仕事や自分の事柄に依存していて、それらが会話の中心となる性格の人がほとんどです。一番厄介なパターンが、彼氏や彼女に依存している人で、別れ話になると「どうして」を繰り返し質問してくる場合もあります。依存しているものが急になくなってしまうと、くどい人は何度も同じ話をすることが特徴なので注意したいですね。

くどい人は話をまとめるのが下手という特徴があります。自分の頭の中で思いついたことから話をはじめ、それが延々と繰り返されることになります。終わった話がすぐにまた始まるといったように、ずっと同じことが繰り返されるので周りとしては付き合い方が分からない人になります。

周りの人にとっては一般的な事柄であっても、くどい人にとってはそれが重要と感じることで、こだわりを持ちそれを何度も強調した話をする特徴がくどい人にあります。こだわったものに関しては、周りがびっくするほどずっと気にかける性格の人が多く見られます。例えば会議の時間や会議の場所など、ちょっとした変更が気になって何度も確認してくることなどもあります。

とにかく諦めが悪いのもくどい人の特徴になります。周りが迷惑していて、嫌いと言われても諦めない性格の人が多くいます。反対に自分のことを気にかけてくれていると思い込み、更にくどい話し方をするので、周りはもっと迷惑することになります。

くどい人との付き合い方が分からない人も多いですよね。そんな場合の対処法は、自分から話を理解したり、話しをまとめて完結させることが良い対処法になります。例えば、くどい人が自分の依存している人やものなどについて話始めると、「なるほど。だから○○なんだね」といって話を自己完結させる対処法を取りましょう。それ以上にはその話について触れない対処法がベストです。

くどい人は立場によって付き合い方を変える必要があります。年上、彼氏や彼女、そして友達の場合とでは付き合い方が違ってきます。人物別に上手に付き合う方法をご紹介します。

くどい人が年上の場合は、ひたすら相槌をうちながら聞くようにしましょう。会社の上司などの場合は特に聞くことが大切です。仕事の1つと思って、とにかく耐えるようにするのです。またお年寄りの場合で話がくどくなったとしても、嫌な顔をせずになるべく話を聞いてあげるようにしましょう。

彼氏がくどい場合ですが、我慢するだけ我慢して、最終的に我慢ができないのであれば思い切って彼氏に自分の気持ちを伝えるのは良い対処法です。性格をすぐに変えることはできないとしても、改善するように努力してくれるかもしれません。

女性の場合は一般的におしゃべりが好きです。それで彼女がくどいと思うのであれば、彼女の性格なのか、それとも女性であるゆえにしゃべっているのかを見極めましょう。そして自分の気持ちを彼女の受け入れやすいと思う方法で伝えることができます。

仲の良い友達がくどい場合は、仲の良さにもよりますが冗談を交えながらくどいことを伝える対処法は効果的です。コツは笑いに変えることができるかどうかです。もし友達の性格からして本当にくどいのであれば、周りの友達がいる場所ではなく、2人の時にそれとなく自分の気持ちを伝えてみることができます。

仕事でも細かいことが気になりすぎて何度も確認を取るくどい人は、なかなか仕事を先に進めることができないこともあります。それが理由となり、予定の納期に仕事が間に合わず仕事が上手くいかない場合もでてきます。

性格的にくどい人は、どうしても重くなりがちです。それで彼氏や彼女がくどい場合はそのくどさが理由で別れることになるケースもあります。一緒にいて疲れると思われるからです。それでくどい人は異性から受け入れられないことが多々あります。

くどい人が身近にいるとイライラしますよね。身近にいそうなくどい人をご紹介します。

くどい人は周りの空気を読むことなく、自分のペースで話してきますよ。そのような性格の友人と時間を過ごすと疲れてしまいます。

聞き流すか関わらないようにするのがベストですが、関わることでエネルギーがとられてしまうのは確かです。

家でも相手にしてもらえず、職場でも昔のように顎で人を使えないし誰も本気で相手にしてくれない、そんな過去の栄光に依存し懐かしがっているのかもしれません。

「くどい」は方言なのでしょうか。富山県や石川県、そして福井県などの北陸地方の方言の中に、「くどい」の言葉が別の意味で使われています。方言では「味付けがくどい」などと使われ、方言を知らない人には意味が伝わらないこともあります。方言の正確な意味としては「味が塩辛い」と言っているのです。つまり「くどい」の方言は「塩辛い」を意味しているのです。

くどい人のことが理解できたと思います。くどい人に上手に対処してストレスをためない生活を送りましょう。同時に自分がくどい人にならないように、自分の言動に注意しましょう。