2018年07月13日公開
2019年11月17日更新
ワイシャツ収納の悩みを解決!シワになりにくい畳み方&収納ワザとは?
ビジネスやプライベートにおいて欠かせないワイシャツ。しかしシワができたり襟が潰れたりとワイシャツの収納に悩んでいる方が多いようです。正しい収納方法や畳み方、ちょっとしたアイデアを知るだけでそんな悩みが解決できますよ。ぜひワイシャツ収納上手を目指しましょう!
目次
ワイシャツ収納は結構大変
ワイシャツの収納、皆様はどうしていますか?ハンガーにかけるのか、畳むのか、また持ち運ぶ時はどうすればいいのか、と悩む方も多いと思います。収納場所の確保も大変ですよね。ワイシャツの収納方法について苦労している方は少なくありません。
数が多くて取り出しにくい
スーツを仕事着としている方にとってはワイシャツは洗い替えや季節ごとの替えで何枚も持っている必要があります。ハンガーにかけるにしても、畳んで片付けるにしても、数が多くて取り出すのに苦労している方も多いのではないでしょうか。
ワイシャツがシワになりやすい
ワイシャツはシワになりやすい衣服です。収納の方法によっても差はありますが、すぐシワがついてしまい、「アイロンがけが大変!」と嘆いている奥様もいらっしゃるかもしれません。とくにワイシャツの枚数が多いと取り出すときに崩れたりはさまったりして綺麗な状態を保てないこともあります。
旅行や出張に賢い持ち運び方が知りたい
旅行や出張などでワイシャツを持ち運ぶ必要がある時も悩みますよね。スーツケースに入れていてもすぐに崩れてシワになるので、「賢い持ち運び方が知りたい!」と思っている方も多いはず。とくに外出先ではすぐにアイロンがけができないことが多いので困りますよね。
ワイシャツは「吊るす」「畳む」どっちの収納方法がいいの?
ワイシャツの収納について多くの人が抱えているであろう苦労を紹介してきましたが、では実際にどんな収納方法がいいのでしょうか。ワイシャツの収納方法は基本的には「吊るす」か「畳む」です。それぞれにメリットやポイントがありますので紹介していきます。
ハンガーに吊るして収納するメリット
取り出しやすく選びやすい
ワイシャツをハンガーに吊るす収納は、「取り出しやすい」のがメリットです。畳んで重ねていると下にあるワイシャツは綺麗に取るのに苦労しますが、ハンガーに吊るしていればその心配はありません。
シワになりにくい
ハンガーに吊るす収納は畳む収納に比べると比較的シワになりにくいです。また吊るしておくことで重みでシワが伸びやすいこともあります。ただしあまりぎゅうぎゅうに吊るすと生地同士がぶつかったりはさまったりしてシワを生むので注意しましょう。
畳んで収納するメリット
スペースをとらない
ハンガーに吊るす収納に比べ、畳む収納は収納場所をとりません。重ねて収納すればコンパクトに片付けておくことができますし、お部屋にあまり収納スペースのない方にはおすすめの方法です。
汚れにくい
吊るす収納はどうしても上からほこりをかぶって汚れてしまう可能性がありますが、畳む収納方法ではケースやラックなどに入れておけるので比較的汚れの心配はありません。
ワイシャツ「吊るす」収納方法のポイント
続いては、ワイシャツをハンガーなどに「吊るす」収納方法をセレクトする方に留意していただきたいポイントを紹介します。メリットを生かして毎日綺麗なワイシャツを着れるようにしたいですね。
ワイシャツを詰め込みすぎない
先ほども少し触れましたが、吊るす収納方法でもワイシャツを隙間なく詰め込みすぎると、すぐに型崩れを起こしてしまいます。スペースが確保できないと難しいかもしれませんが、常にワイシャツ同士の間には適度な隙間を持たせておきましょう。
ワイシャツの色柄別で整頓
ハンガーに吊るして収納するときは、ワイシャツの色柄ごとに並べる方法も選びやすく大変便利なのでおすすめです。ワイシャツは着るスーツに合わせて選ぶことが多いですから、色柄ごとに整理整頓されているとすぐに着たいワイシャツを取ることができますね。「どれにしよう」と動かしながら選ぶことが少ないので型崩れによるシワも防ぐことができます。
また色柄別だけでなく、半袖長袖などの区別もしておくと理想的です。
着用順にセッティングしよう
毎日仕事にワイシャツを着ていく方など、頻繁に着ることがわかっているのであれば、着用順に収納しておくと便利です。あらかじめ着る順番に並べておくことで、選ぶ手間も省けますし、むやみにワイシャツを動かして型崩れさせる心配もありません。週末に並べておく習慣をつけるといいかもしれませんね。
ネクタイやスーツとセットで迷わない
ワイシャツに合わせてネクタイやスーツもセットで吊るしておくのもおすすめです。忙しい朝コーディネートにかかる時間も無くすことができますし、出張などのときにもそのまま持ち運べて便利です。
ワイシャツ「畳んで」収納方法のポイント
次にワイシャツを「畳む」収納方法をセレクトする方へ留意すべきポイントを紹介します。ちょっとしたアイデアや工夫でアイロンがけしたままの綺麗な状態を保つことができますよ!
ワイシャツ収納ラックを使う
押し入れやクローゼットへの収納にはワイシャツを入れられる「収納ラック」が便利です。収納ラックにはいろいろなものがありますが、おすすめは「吊り下げ」タイプ。軽くてあまりかさばらず、空間を有効に使えますし、価格も比較的安価です。ポールに輪っかを通して使いますが、無い場合は突っ張り棒などを活用してください。
ワイシャツ専用の収納ラックを使うことで、重なる枚数が少なくなるので、畳む収納でも選びやすく取り出しやすくなります。余ったスペースにはネクタイやベルトなどの小物を入れてもいいですね。
吊り下げタイプのラックはインターネット通販はもちろん、ニトリや無印良品など身近なお店にも取り扱いがあります。ぜひお気に入りのものを見つけてみてください!
厚紙を使ってキレイに畳む
次は畳む時のポイントです。いくら整頓された収納であっても、畳む時に綺麗でなければ意味がありませんよね。しかしワイシャツをシワを作らないように綺麗に畳むのは結構難しいものです。
そこで厚紙を使って畳むのがおすすめです。ワイシャツは素材や形によってサイズが異なることがありますが、厚紙を使うとベースができて同じ大きさで畳めるので、店頭で売られている時のように綺麗に畳むことができます。さらに厚紙を入れたまま収納すれば取り出すときに崩れにくくもなります。
厚紙は購入時についていたものをとっておくと良いですが、無い場合はA4サイズのクリアファイルや書籍などでも代用できるので試してみてくださいね。
ワイシャツ収納に100均グッズを活用しよう
ワイシャツを綺麗に収納するためには、100均グッズが役に立ちます。お金をかけずに手軽にできるのはうれしいですよね。美しい状態をキープするために、100均グッズを活用するアイデアをぜひ参考にしてみてください。
100均レターケースで取り出しやすく
まず紹介するのは100均でも売られている「レターケース」です。今は100均にもいろいろな大きさがありますが、畳んだワイシャツを入れやすいようにA4サイズのものを選びましょう。
100均のレターケースにはそのまま重ねられるものと、トレーとラックが別売りのものがあります。より隙間ができにくいのは別売りで組み合わせて使うものなので、ほこりやゴミが入り込むのを少しでも防ぎたい方はそちらを選んでくださいね。
100均の書類ケースでホコリ対策
どうしてもホコリがつくのが許せないという方におすすめなのが100均の「書類ケース」です。レターケースとちがい、1着ずつ入れて密封する形になるので、ホコリ対策にはバッチリなんです。
また収納する際にも100均の書類ケースは便利です。1着ずつケースに入れられていることで、見やすく出し入れもスムーズにできます。またクローゼットの隙間を有効活用することも可能です。
ワイシャツの基本の畳み方
ここからはワイシャツの畳み方について紹介していきます。畳んで収納する方はもちろん、普段は吊るして収納する方も、持ち運ぶ際には畳まなければいけないこともありますよね。ぜひコツを覚えて綺麗に畳めるように頑張りましょう。
ワイシャツを綺麗に畳むコツ
ボタンは留める
ワイシャツを畳む際は、まず下準備としてボタンを留めておきましょう。ボタンを留めておくことにより、生地がずれるのを防いで綺麗に畳むことが可能です。全部留めるのは面倒だという方も、最低限「第1ボタンと第3ボタン」は留めておきましょう。
平らな場所で畳む
ワイシャツは平らな所に置いて畳みましょう。よく自分の足の上で畳むという方もいらっしゃいますが、平らな場所で畳むほうがシワができにくく、綺麗に畳むことができます。床や台の上など、自分が畳みやすい姿勢を見つけましょう。
余分なシワを作らないコツ
余分なシワを作らないようにするには、先ほど紹介したように厚紙を使ったり、平らな場所で畳んだりということも大切ですが、もう1つポイントがあります。それは「アイロンがけ直後は畳まない」ということ。
アイロンがけをした直後、ワイシャツには湿気が含まれています。このまま畳んでしまうと、余計なシワが付きやすくなるのです。そこでアイロンがけをしたら、ワイシャツをハンガーに吊るし、30分ほど置いて湿気を抜いてから畳むようにしましょう。
出張や旅行に!ワイシャツの上手な持ち運び方
ここまではご家庭でのワイシャツの収納について紹介してきましたが、ワイシャツは出張や旅行などで持ち運ばなくてはならないシーンも多いですよね。綺麗に畳んでいても移動中に崩れてシワが付いてしまっては残念です。ここではワイシャツを綺麗な状態で持ち運べるアイデアを紹介していきます。
ケースを活用しよう
持ち運ぶ時にも先ほど紹介した「書類ケース」が便利です。ワイシャツの大きさにもぴったりですし、固さがあるので移動中も潰れにくく安心です。また持ち運び用のワイシャツ専用ケースなども売られているので、そういった商品を活用するのもいいでしょう。
ただしホテルなどに到着したらケースから出してハンガーにかけておくのがおすすめです。もしシワが気になったら湿気のある浴室などに一晩かけて置いておくとシワが伸びますよ。
形状記憶シャツを使おう
出張や旅行などでワイシャツを持ち運ぶ時には「形状記憶シャツ」を選ぶのもおすすめです。形状記憶シャツとは、あらかじめシワになりにくい加工を施してあるワイシャツのことです。持ち運びの際は通常よりシワがついてしまう可能性が高くなりますから、こういった商品は便利ですよね。
形状記憶シャツは、形態安定シャツとも呼ばれており、専門店はもちろん、ユニクロなどでも「ノンアイロンシャツ」として売られています。もちろんインターネット通販などでも購入できますよ。
襟の型崩れを防ぐポイント
ワイシャツの「襟」も型崩れを起こしやすい部分です。とくに持ち運ぶ際には狭いスペースに詰め込んだり荷物の重みなどで潰されることでいつも以上に型崩れが起きやすくなります。
襟の型崩れを防ぐためには「ネックサポーター」を使用するようにしましょう。ネックサポーターとはプラスチック製の道具で、襟元に入れて襟の形状を整えてくれるものです。通常、購入時に襟元に入っています。
購入したときのものを保管しておくのをおすすめしますが、もし捨てたり失くしたりしてしまった場合は襟の部分に腰ベルトを巻いて入れたり、靴下やネクタイを挟んだりすることでも襟潰れを軽減することができますよ。
しばらく着ないワイシャツの保管方法と注意点
衣替えやしばらく着ないワイシャツを長期保管する場合、通常よりも気をつけないと綺麗なまま保管しておくことができません。できるだけ長く愛用できるように、長期保管する歳は以下の注意点を守って上手に収納しておきましょう。
クリーニングに出す
シーズン終わりやしばらく着ないというワイシャツは、保管する前に必ず一度クリーニングに出すことをおすすめします。クリーニングは家でのお洗濯に比べ殺菌効果が高く、圧力をかけてきれいに仕上げてくれるので、より型崩れしにくくなるためです。
クリーニングに出した後は必ずビニール袋から出して陰干ししましょう。ビニール袋のままですと熱気や湿気でカビの原因となったり、衣類の変色が起きたりすることもあります。ホコリ防止に袋に入れたい時は、通気性の良い「不織布」の袋に入れてくださいね。
収納方法に気を付ける
「吊るす」にしても「畳む」にしても、長期保管の場合はとくに収納の仕方に注意が必要です。これまで紹介してきた収納のポイントなどを参考に、シワができないよう綺麗に整頓して収納しましょう。
どちらかというとハンガーに吊るしておいた方がシワはできにくいのですが、どうしてもスペースをとってしまいます。しばらく使わないワイシャツなので畳んでコンパクトに収納しておきたいという方は、型崩れしないように丁寧に畳んでおきましょう。クリーニングで畳み仕上げをお願いして、そのままの形で収納するのもおすすめですよ!
定期的に換気する
長期保管する場合、「湿気」は大敵です。カビや虫の発生、変色の原因にもなるからです。少し大変かもしれませんが、定期的にクローゼットを換気したり、陰干ししたりするようにしましょう。また換気する際は、からっと晴れているお天気の時にするのがおすすめですよ。
ワイシャツを上手に収納して使いやすく
ワイシャツはパリッと綺麗に身に着けたいもの。そのためには正しい収納方法が欠かせません。これまで紹介したアイデアやポイントをぜひ参考にしていただき、ワイシャツ収納のお悩みを解決してくださいね。
上手な収納で、ワイシャツを使いやすく美しい状態にしておきましょう!