家庭用生ゴミ処理機のおすすめ人気6選!選び方や臭い・助成金まで!
家庭用生ゴミ処理機について、存在は知っていてもあまり身近に感じていない方がまだまだ多いのではないでしょうか。今回は家庭用生ゴミ処理機について種類や性能、価格帯から、お得な助成金の情報まで詳しくご紹介していきます。家庭用生ゴミ処理機でエコライフを始めましょう。
目次
生ゴミ処理機はどんな種類があるの?おすすめは?
家庭で調理をする際、必ずと言っていいほど生ゴミがでますよね。生ゴミはシンクに放置したままにしておくとコバエが発生することもあり、臭いや腐敗も気になるところですね。この悩みを解消できるのが家庭用の生ゴミ処理機です。生ゴミの臭いや腐敗を抑えて処理できるうえ、ゴミの量を減らせる優れものです。今回はおすすめの家庭用生ごみ処理機と選び方をご紹介いたします。
そもそも生ゴミ処理機とは?
生ゴミ処理機とは、家庭ででる生ゴミなどを処理できる家電製品のことです。生ゴミを堆肥にしたり、乾燥させたりすることが可能です。生ゴミ処理機は、ゴミの量を抑制できるため、購入する際に自治体から助成金を貰える場合があります。これから生ゴミ処理機を購入しようと思っている方は一度地元の自治体に確認をしてみることをお勧めします。
生ゴミ処理機の選び方5選!
生ゴミ処理機の設置場所で選ぶ
設置場所を中心とした選び方ですが、生ゴミ処理機を屋内に置く場合、小型の生ゴミ処理機がおすすめです。キッチン下の収納スペースに入るモデルもあるので、人目につかない場所に置きたい方に特におすすめです。屋内で使う場合は、高い消臭力を持つモデルを選ぶことがおすすめです。
屋内に置き場所がない、臭いが気になるなどの場合は、屋外に設置できる生ゴミ処理機がおすすめです。屋外用のモデルは屋内用に比べてサイズが大きく、処理できる生ゴミの量も多いのがポイントです。ただし、多少は臭いが漏れることを考え、近隣に迷惑にならない場所に設置するのがマナーです。故障の原因になるため、風雨が当たらない場所に設置することも重要です。
生ゴミ処理機のタイプで選ぶ
生ゴミ処理機のタイプ別の選び方です。まず生ゴミ処理機には大きく分けてバイオ式と乾燥式、ハイブリット式と粉砕式があります。それぞれのメリットとデメリットを後述しますので、ご家庭にあった生ごみ処理機のタイプを検討してみてください。
生ゴミ処理機の消費電力で選ぶ
生ごみ処理機は、月に約1000円近い電気代が必要になります。生ゴミが処理できるなら多少電気代が高くても問題ないという方は納得の上で利用できますが、いつも電気代を気にして節約している人にはかえってストレスかもしれません。
そのため、生ごみ処理機を選ぶ際には機能だけでなく消費電力もチェックするのが賢い選び方です。生ゴミを処理するために電気代が上がるのは困るという方は、できるだけ消費電力の低いモデルを探すのがおすすめです。
生ゴミ処理機のサイズで選ぶ
生ゴミ処理機をどこに置きたいかを考えるのも大切な選び方です。バイオ式は屋外設置型が主流ですが、最近は屋内設置に対応したモデルも登場しています。ただしバイオ式はサイズは大きめですので、置き場所は考え物です。乾燥式は屋内設置型が多い傾向にありますが、屋内・室内どちらでも設置可能なタイプも存在します。あらかじめ設置場所を決め、サイズを確認してから商品を探すようにしましょう。
家庭で出る生ゴミの量で選ぶ
生ゴミ処理機にもそれぞれ容量がありますが、一般家庭で1日に出る生ゴミの量は約700gと言われています。したがって、1kgほどを基準にするのがおすすめの選び方です。当然家庭によって生ゴミの量は異なるので、大家族など生ゴミの量が多い場合はもう少し大きめのものを選んでみてください。
生ゴミ処理機のタイプ別の価格を紹介!
乾燥式 | バイオ式 | ハイブリット式 | |
価格帯 | ¥20,000~¥90,000 | ¥90,000程度 | ¥100,000程度 |
生ゴミ処理機のタイプ別のメリット・デメリット!
バイオ式のメリット・デメリット
バイオ式の生ゴミ処理機は、微生物の力を利用して生ごみを水と炭酸ガスに分解します。バイオ式で処理した生ゴミは堆肥化が早く、1ヶ月ほど寝かせれば野菜や花を栽培する際の堆肥として利用できるので、家庭菜園や園芸が趣味の方におすすめです。また、バイオ式は音が静かで、夜間の使用や近隣への配慮ができる点もメリットです。
ただし、バイオ式は屋外設置用のものが多く、キッチンから屋外に生ゴミを捨てに行くのが面倒に感じることもあります。また、大量の生ゴミを処理できる大型モデルを設置する場合は、ある程度のスペースが必要です。大型モデルの価格は10万円以上することもあるので、生ゴミを堆肥として利用しない方は購入費用がデメリットとなります。
バイオ式で屋内設置できることができた人気商品に環境エコ美人という商品がありましたが、残念ながら環境エコ美人は現在製造されていません。環境エコ美人についても後述いたします。
乾燥式のメリット・デメリット
生ゴミに熱を加えて水分を飛ばし、カラカラに乾燥させるのが乾燥式の生ゴミ処理機です。一般家庭用として売られている生ゴミ処理機は乾燥式が中心で、キッチンなど屋内に置くことができるコンパクトなものがおおいです。乾燥式は比較的価格も安く、一般家庭でも取り入れやすいメリットがあります。
デメリットとしては、乾燥式は密閉度の高いものを選ばないと臭いが漏れ出てくる可能性があるので注意が必要です。また、モデルによっては処理後すぐ生ゴミを取り出して容器を洗わなければならず、この手間が意外と面倒です。動作音はバイオ式に比べると大きいので、購入前に良く調べておきましょう。また、乾燥式は生ゴミの処理に6時間以上かかるため、時間についても考慮しましょう。
ハイブリット式のメリット・デメリット
ハイブリット式は、生ゴミを乾燥させた後、微生物による分解を行ってくれるタイプです。ハイブリット式の処理後の生ゴミは堆肥として使うこともできますし、バイオ式に比べると臭いも少なく、生ゴミを有効活用するにはハイブリット式はうってつけです。処理の手間もあまりかからず、乾燥式より音が小さめのものが多いというのもメリットです。ハイブリット式のデメリットとしては、本体価格が高額なモデルが多い点です。
粉砕式のメリット・デメリット
いわゆるディスポーザーがこれにあたります。日本では生ゴミを水と一緒にそのまま流す「単体ディスポーザー」を禁止した自治体が多いのですが、「排水処理装置」や「水分と固形物を分離して乾燥させる装置」がついていればOKという自治体もあり、該当する方にはおすすめです。ただし、この場合水道料金が跳ね上がってしまうケースがあり、マンションなどでは音が問題になる場合がデメリットとしてあげられます。便利なシステムですが、導入の際は慎重に検討してください。
生ゴミ処理機を選ぶ時に注意したい4つのポイント!
電気代が違う
コンポストなどのアナログな生ゴミ処理機を除いて、電動式の生ゴミ処理機は電気代がかかります。乾燥式の生ゴミ処理機は熱を加えて乾燥処理しているため、バイオ式に比べて電気代が高くつきます。
運ぶ手間や洗う手間がかかる商品もある
例えば屋外に設置している生ゴミ処理機は、生ゴミが出たら外まで運び出す手間があります。バイオ式として販売されているものはすべて屋外型です。また、乾燥式のゴミ処理機の中には、処理容器を使用の都度洗わなければならないものもあります。こびりついたゴミはなかなか落ちにくく、洗う手間が発生します。
処理中に臭いが出る商品もある
生ゴミ処理機の中には処理中に臭いが出てしまうものもあります。生ゴミ処理機は生ゴミの臭い問題を解決してくれますが、処理中に臭いが出たのでは元も子もありません。処理中に臭いが出ないものを選びましょう。
処理中に音が出る商品もある
生ゴミ処理機は使用中に音が出ます。バイオ式やハイブリット式はほとんど音が出ず、エアコンよりも小さい程度の音です。乾燥式に関しては、処理中は少し音が出ますので、気になる方はなるべく音が出ない商品を選ぶといいでしょう。
電動式生ゴミ処理機のおすすめ商品6選!口コミも!
日立 キッチンマジック 家庭用生ごみ処理機 ECO-VS30(S)
日立のキッチンマジックは、一度にたくさん生ゴミが処理できて、脱臭や除菌の機能も充実している商品です。三角コーナー約4杯分が一度に処理できます!
キッチンマジックの口コミ
野菜の皮や切れ端、肉の筋、魚の内臓等の処理に重宝します。それらの処理では香ばしい匂い程度で済みます。
容量も多いし、しっかり働いてくれてます。ゴミの量が減るのと生ゴミの臭いを気にしなくていいので助かっています。
島産業 家庭用屋内型生ごみ処理機 パリパリキューブ PPC-01
こちらの商品は、専用のバスケットがついていて、たまった生ゴミを機械に設置するだけで、手が汚れないというとてもうれしい商品です。また、プラスチックのゴミを圧縮して小さくする機能も兼ね備えています。
パリパリキューブの口コミ
毎日のように台所で使用してますが,音が静かで臭いもありません。最大レベルを指定するとカラからに乾燥します。また,補助金制度(自地体による)を活用して50%の自己負担で済みました。
時間はかかるけどパリパリになって、2,3袋ためて出しているけど、いままでの重さからは想像できないくらい軽い量も4分の1ぐらいとにかくたすかっています。もっと早く知ればよかったと思っています。
島産業 家庭用生ごみ減量乾燥機 パリパリキューブライト PCL-31
三角コーナーを置く代わりに専用バスケットをシンクにセットし、いっぱいになったら本体にセットして稼働させるだけです。深夜でも使えるほど音も静かで、臭いもほとんど気になりません。
パリパリキューブライトの口コミ
野菜は水分がほとんどなので、間違いなくパリパリに乾燥します。稼動音はとても静かで夜でもまったく問題になりません。
お勝手のシステムキッチンの調理台においていますが全然気になりません。音も匂いも。
パナソニック 家庭用生ごみ処理機 MS-N53
指一本でふたを開けられて普通のゴミ箱のように生ゴミを投入できます。予約運転が可能なのもうれしいポイントです。屋内・屋外どちらでも好きな場所に設置できます。
MS-N53の口コミ
効果ですが、減量効果は素晴らしいです。ここまで量が減るとは思いませんでした。大人2人、子供2人の家庭にて、1週間分の生ゴミを余裕で処理できました。
夏場の生ごみの臭い、収集日に毎回は出せない事情もあり、購入を決意。自治体で補助金制度もあり、申し込みました。1週間程度の利用ですが、明らかにごみは減りました。
バイオ式消滅型 生ゴミ処理機(屋内型)「環境エコ美人」サクラエコクリーン
生ゴミを乾燥させながら微生物が生ゴミを99%分解し水と炭酸ガスにスピード分解します。半年~1年に1回程度増えた分の土を取り出すだけで使用できます。参考価格112,320円
※大変人気の商品でしたが、現在は販売中止となっています。
環境エコ美人の口コミ
ずっと使ってますが、以前乾燥型を使っていた頃よりは電気代が減ったような気がします。
以前実家で、乾燥型の生ゴミ処理機を使っていたことがあります。その時は処理中に焦げ臭いような臭いが出て、臭いが部屋や服につかないか心配だったのですが、エコ美人は全く臭いがしないのでとても良いと思います。
環境エコ美人は国内初の室内専用生ゴミ処理機でしたが、メーカーでの製造が終了してしまいました。環境エコ美人の後継と言われているバイオクリーンについても後ほどご紹介いたします。
ターエンジニアリング株式会社 庭用バイオ式生ごみ処理機 バイオクリーン BS-02
「アシドロ菌」という高い分解能力と優れた持続性を持ったバイオ菌を採用しており、5~10年もの間バイオ材を補充・交換しなくても使える画期的な生ゴミ処理機です。1日に2kgまで投入できるので大家族にもおすすめです。屋外設置専用タイプです。
こちらが大人気の環境エコ美人の後継と言われているバイオ式生ゴミ処理機です。室内型だった環境エコ美人に対して、バイオクリーンは屋外設置型となっています。
バイオクリーンの口コミ
入れた生ごみが1日位で分解されますよ。分解すれば量が1/10位に減量し「アシドロ基材」=菌 になります。肥料効果が楽しみです。
今年、購入した。結果は満足。これなら、使える。我家は農家であるが、生ゴミを捨てに行く必要もない。出来た肥料は、別の発砲の箱に貯めている。畑の肥料として使うのが楽しみ
生ゴミ処理機は自治体から助成金が支給される!
自治体から助成金が貰える理由
家庭で出るゴミは自治体によって回収され、多くは焼却場で処理されています。可燃ごみに含まれる生ゴミの量は30~40%と言われており、生ゴミの量を減らすことでゴミ処理に関わるコストを大幅に下げることができるからです。
助成金はどのくらい貰えるの?
全国に1741の自治体があり、約60%の自治体で生ゴミ処理機の購入に対して助成金を支給しています。その中の約90%の自治体で20,000円~75,000円の助成金を支給しています。助成金の上限が決められている地域が多く、最大で商品価格の半分までを助成すると決められているところが多いようです。
自治体から貰える助成金の調べ方
助成金の情報はインターネットで検索するとすぐに調べることができます。助成金の上限や受給条件など、自治体によって異なります。「生ゴミ処理機 自治体名」で検索すると、助成金を出している地域のほとんどは自治体の電話番号や助成金の金額などを記載しています。購入を検討している方は詳細を自治体のHPなどで確認してみてください。
生ゴミ処理機は電気代や臭い・処理音に注意して選ぼう!
いかがでしたか?家庭用生ゴミ処理機について詳しい内容をご紹介させていただきました。性能や価格、口コミを参考にしてあなたのご家庭に合ったコストパフォーマンスの良い生ゴミ処理機を見つけてください。