丁寧な暮らしとは?考え方や実践するポイント22選を徹底解説!
丁寧な暮らしとは、忙しい日常の中で流されずにひとつひとつの事柄にきちんと向き合う暮らしのことです。五感を大切にしながら、衣食住を丁寧な暮らしにするには、ルールがあるのでしょうか?苦手な方でも実践できる丁寧な暮らしをご紹介します。
目次
丁寧な暮らしとはどんな暮らし?
丁寧な暮らしとは、日常の忙しさの中に五感を大切にしながら、ひとつひとつ丁寧に向き合う暮らしのことです。丁寧な暮らしにはどんな家具が必要?キッチンは?その考え方やルール、実践方法をポイント別にお伝えいたします。
丁寧な暮らしの考え方の3つのルールを解説!
①「なんとなく」ではなく「何のため」
普段の日常生活でなんとなく飾っている惰性的な雑貨はありませんか?本当に好きだから飾るというように、何のために飾っているのかを立ち止まって考えてみましょう。丁寧な暮らしのルールとはなんとなくではなく、何のためがポイントです。
②「今日が人生最後の日」
もしも今日が人生最後の日だとしたら、残された時間を丁寧な暮らしにすることでしょう。最後に誰と過ごしたいか、どんな食事をしたいかをきちんと考えて実行するはずです。日常生活でも一期一会の精神で丁寧な暮らしをするのがルールです。
③「完璧」にこだわらない
丁寧な暮らしとは、完璧でなくてはならないのでしょうか?いいえ、完璧である必要はありません。あなたの感じる心地よい暮らしこそが丁寧な暮らしのルールとなります。苦手でも大丈夫です。
丁寧な暮らしを実践するポイント①行動編10選!
①使い捨てのものを極力使わない
丁寧な暮らしのために使い捨てのものを極力使わないというルールも必要です。どうせ捨てるからという雑貨は、雑な扱いになるので注意が必要です。
②買わずにあるものを代用
丁寧な暮らしのために何でも買えば済むと思わないようにしましょう。工夫してひとつのものでいくつかを代用できるようにしましょう。一つの家具で2通り使うのも、買わずにあるものを代用するのもルールです。
③日用品を大切に使う
日用品を大切に使いましょう。大事に使うことでそのものに愛着が湧きます。時には日用品についた傷ですら、愛おしくなります。日用品を使い込めば使い込むほど思い出が増えていきます。
④手間を惜しまない
丁寧な暮らしとは手間を惜しまないことです。現代は食事においてもインスタント食品が多くなってきています。手間を惜しまず、きちんと出汁をとった食事などはとてもおいしいものです。手間を惜しまないというのも大切なことです。
⑤家事に時間をかける
家事時間の時短が勧められていますが、ロボットに掃除をさせずに、自分で水拭きをするなど家事に時間をかけるのも丁寧な暮らしです。愛おしい気持ちで床を磨き、ぴかぴかにすることは自分の心もきれいにしてくれますよ。
⑥手間や時間をかけることを楽しむ
なんでも早く、安くが良いとされている現代ですが、手間や時間がかかるからこそ素晴らしいものがたくさんあります。たとえば、ストーブでじっくりと煮込むスープは手間や時間がかかりますが、いい香りがしてきて食事へのワクワク感が高まりますよね!
⑦日本の伝統行事を楽しむ
日本の伝統行事を楽しむことも丁寧な暮らしのひとつです。現代生活ではすっかり伝統行事を忘れてしまいがちですが、意識して楽しむことで丁寧に生きることができますね。
⑧四季を感じて季節を楽しむ
エアコンが発達し、あまり暑さ寒さが感じられなくなってきました。桜が咲いたら春、秋には紅葉などの四季を通じて季節を愛でるのも丁寧な暮らしです。
⑨ストレスをためない
ストレスフルな現代生活ですが、自分を大切に扱いましょう。ストレスを溜めないためにも自分ケアを忘れないのも丁寧な暮らし方のひとつです。
⑩休憩時間も充実させる
情報社会に忙しい現代人は休む時間もありません。意識して休息時間を充実させれば、ゆったりとした時間が流れているのを感じることができます。
丁寧な暮らしを実践するポイント②節約編7選!
①今あるものを把握する
丁寧な暮らしをするためには、たくさんのものを抱え込まないようにすることです。まずは自分の管理できるだけのシンプルさを作っていきましょう。家の中に今あるものはなにかをチェックする必要があります。
②節約レシピで料理を作る
キャベツも一番上の固い葉も使ったり、野菜クズだと思って捨てていたものを使って、キッチンでの節約レシピで簡単料理を作ってみましょう。高い食材を使わなくても、煮込む時間を長くかければおいしいシチューが作れますよ。
③ガーデニングや家庭菜園に挑戦する
ガーデ二ングで植物を育てて目を楽しませたり、家庭菜園をして野菜を作って収穫してみましょう。自分で育てた花を部屋に飾ったり、食事をするのは豊かな証です。
④つもり貯金をする
コーヒーは自分でじっくりと淹れて、コーヒーを買ったつもりで500円貯金。自分の好みの味のおいしいコーヒーをいつでも飲むこともできますし、その分のお金を別の楽しいことにも使えますね。
⑤気に入ったものにはお金をかける
無駄なものを節約し、本当に気に入ったものにはお金をかけましょう。たとえば、文房具が好きなら、文具にはお金をかけるなどメリハリをつけることも必要です。
⑥お金の使い方を見直す
自分のお金の流れがどうなっているか知っていますか?一度家計簿をつけてみるとお金の流れがわかるようになります。びっくりするところにお金を使っていることがわかることもありますので、一度お金の流れを把握してみてください。
⑦衝動買いをしない
買い物に行くときはお腹をいっぱいにしてから出かけましょう。お腹が空いている状態では、欲が増しているのでいらないものを衝動買いすることがあります。必ず買うものをメモしていくことが大切です。
丁寧な暮らしを実践するポイント③一人暮らし編5選!
①断捨離をする
一人暮らしで丁寧な暮らしをするためには、まず断捨離をしましょう。狭い空間にたくさんのものがあると雑な扱いになります。少ないものなら管理ができるようになるので、丁寧な暮らしができるようになりますよ!
②今あるものを有効利用する
一人暮らしでは新しいものを購入するのではなく、今あるものを有効利用しましょう。1つのものを兼用して使うことができないかなど、ものの再利用をすることで丁寧な暮らしができるようになっていきます。
③楽しく自炊する
一人暮らしでは外食が多くなりがちです。自炊の食事を心がけると、旬のもので工夫して料理し、健康管理ができるようになっていきますので、自分の体を大切に扱うようになります。キッチン用品や雑貨も気に入ったものを楽しんでとりいれましょう。
④持ち物のお手入れをする
一人暮らしでは、お金を自由になかなか使えません。持ち物をきちんとお手入れして長く使えるように大切に扱いましょう。
⑤自分と向き合う
一人暮らしでは自分としっかり向き合うことも大切な丁寧な暮らし方です。一人暮らしでは、食事をおろそかにしたり、節約しすぎでギスギスすることもあるでしょう。振り回されずにしっかり自分と向き合うことで丁寧な暮らしをしていきましょう。
丁寧な暮らしをもっと楽しむ5つのアイデアを紹介!
①花やグリーンを飾る
丁寧な暮らしを楽しむために花やグリーンを飾り、自然を楽しみましょう。キッチンや雑貨にも取り入れてみてくださいね。
②ハーブを栽培する
ハーブをキッチンで栽培して、料理するのも食事を楽しむ丁寧な暮らし方です。ハーブはいろいろな効果のある植物なので、扱いが難しいのではないかと思い込みで苦手意識を持つのは残念です。いろいろチャレンジして楽しみましょう。
③手書きの手紙を書く
メールで済むことも手書きの手紙で送ってみませんか?字を書くことが苦手な人でも、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
④心地よい音や香りを取り入れる
いつも音楽やアロマなどで家の中を良い気で満たしましょう。ディフューザーなどの雑貨をインテリアとして取り入れると香りに加えて見た目までも豊かになります。
⑤キャンドルなど優しい灯りを取り入れる
煌々とした蛍光灯に照らされたオフィスにいると疲れることが多いですよね。くつろぎの家にするために、家のあかりは白熱灯タイプの優しい灯りを取り入れてみましょう。たまには、キャンドルに灯る優しい光の揺らめきを見て癒されるのも大切です。
丁寧な暮らしをする時の2つの注意点
①過剰なアピールをしない
丁寧な暮らしがいいからと他人に強く勧めると嫌がられます。丁寧に暮らすことが苦手な人もいるのです。そんな人に丁寧な暮らしを強くアピールすると逆効果です。うざいと思われたり、あなたが痛い人だと思われたりするので、執拗におすすめしないようにしましょう。
②家族や他人に強要しない
丁寧な暮らしをするにあたり、家族に強要すると喧嘩が起こります。丁寧な暮らしのために節約を強要したり、苦手なことを強制すると揉め事になるからです。丁寧な暮らしをしたかったら、まず注意しなければならないことは他人に強要しないことです。
丁寧な暮らしを始める際に読みたい!おすすめの本5選!
①〔よりぬき〕今日もていねいに。BEST101/松浦 弥太郎
著者は暮らしの手帖の編集長です。今日から実践できることが書かれていて、慌ただしく生活が乱れている時こそ読むべき本です。普通のことでも見逃していることを気づかせてくれます。
②狭くても 忙しくても お金がなくてもできる ていねいなひとり暮らし/shoko
一人暮らしや節約する人におすすめな丁寧な暮らしについての本です。節約しすぎも苦しくなりますが、こんな風に楽しく行えるといいですよね。家具や雑貨も参考になります。
③昔ながらの知恵で暮らしを楽しむ家しごと/山田 奈美
家仕事としてキッチンでの過ごし方を学べる本です。昔ながらの知恵が満載で、丁寧な暮らしを作り上げていく知恵を学べます。家仕事が苦手な人にぜひ読んでもらいたい本です。
④みんなの暮らし日記 家事をシンプルに楽しむための、ちょっとしたこと。/みんなの日記編集部
暮らしに必要な片付けや収納にどんな家具がいいのかについて、家具や雑貨のことも参考になります。みんなのキッチンでのお仕事はどんなものなのかも学ぶことができる本です。
⑤持たない ていねいな暮らし/マキ
家具や雑貨を持たなくても、丁寧な暮らしができるのでしょうか?あの人気ブロガー・マキさんのキッチンもみることができる本です。
できることから少しずつ取り入れて丁寧な暮らしを実践しよう!
丁寧な暮らしをするということが重荷になって苦手意識がある方も多いかもしれません。家具を必要最低限にしてミニマムに暮らしたり、家具の中の収納を見直すことでも丁寧な暮らしに近づくことができます。あまり構えず、自分にできることから少しずつ取り入れて丁寧な暮らしを楽しんでいきましょう。