【四柱推命】丙申を男女別に徹底解説！性格・恋愛傾向・2019年運勢

丙申の生まれの人はどんな性格をしているのでしょうか。その性格の特徴と、さらに男女別の性格、また運勢や相性についてもご紹介します。ちなみに丙申の年に生まれた人の中にはこんな有名人がいます。
 

「四柱推命（しちゅうすいめい）」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。四柱推命は陰陽五行説を元に中国で生まれた、人の運命を占うものです。四柱推命はその人の生まれた年（年柱）、月（月柱）、日（日柱）、時（時柱）を四つの柱として、その人の運命を推測するものですから、生まれた時間も必須事項となります。しかし日本では出生時間がわかない人も多いため、年、月、日の3つで三柱推命として占われることがあるようです。また「四柱推命」という言葉は日本独自のもののようです。

干支（えと）は誰もが聞いたことがあると思います。しかし日本人が一般的に知っている「干支」は「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の「十二支」のことであり、本来「干支」は十二支と十干（じっかん）と言われる「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」を組み合わせたものになります。ですから、日本人が一般的に使っているのは「十二支」、四柱推命においては「干支」もしくは「十干十二支」を用い、60の周期になります。

ちなみに丙申（ひのえさる）は十干の丙（ひのえ）と十二支の申（申）が重なった年ということになります。

丙申の人の性格と特徴は、美的センスがあり、頭の回転が速く、品が良い人、そしてどんな時でも純粋な人というところが長所と言えるでしょう。反対に短所は、その美的センスの良さから見た目や評価にこだわるところがあったり、妄想傾向があったり、お人よしだったりします。

丙申という干支生まれの男性はどんな性格をしているのでしょうか。丙申の男性に見られる性格について特徴的な3つをご紹介します。

丙申の男性はその頭の良さから計算高いところがあります。そのため世渡りも上手く、人をうまく利用することもあります。丙申の男性は自分で努力することも怠りませんが、周りをよく見ていて使えると思ったら、即取り入れるという要領の良さもあるのです。

明るく穏やかで親しみやすい性格の丙申の男性ですが、神経質な性格の一面も持っていて、仕事や恋愛、結婚等すべてにおいて自分の思うようにならないと短気を起こすことがあるという性格的特徴もあります。

丙申の男性は性格的な特徴としてかなりの気分屋であるとも言えます。自分の好きなことに対しては夢中になり周りの声も聞こえなくなりますが、一度気に入らないことがあると見向きもしなくなったりします。

丙申の女性はどういう性格をしているのでしょうか。同じ丙申でも男性とはどのように違うのか、女性の性格の特徴の主なものを3つご紹介します。

丙申の女性の性格として頭の回転が速いということがあります。丙申の女性は仕事や友人のグループの中でもその頭の回転の速さが活かされ、いろいろなアイデアを次々と出すことができるため、頼りにされることが多いでしょう。

頭の回転が速い丙申の女性は、人の話を聞くのが苦手という性格的特徴があります。それは人の話を聞いていても先が読めてしまうためかもしれません。また丙申の女性は純粋な性格のため、人の話を最後まで聞くのが怖いのかもしれません。ですが人の話を聞くのが苦手という性格の部分は、時として思いやりのない性格の人だと誤解されることもあるでしょう。

丙申の女性は頭の回転が速く、次々と処理できてしまうため、自分にとって都合の良いように物事をとらえたり、自分の都合に悪いことについては耳を貸さないという性格の持ち主でもあるため、好き嫌いが激しい人だと思われることもあるようです。

丙申の年柱の性格は、とても明るい性格で、両親のどちらかもしくはどちらもが個性的なため、その環境のもと、芸術に触れながらさらに両親の影響を強く受けながら育ちます。丙申の人の幼年期は人間関係にも恵まれているようです。また自分らしさを求めるタイプで、早いうちに自立する人も多いでしょう。

丙申の月柱の性格は、その生まれ持った頭の回転の速さから、仕事でアイデアを出したり、芸術的な才能を生かして活躍できるでしょう。丙申のそのセンスの良さや人当たりの良さが魅力となり、人を惹きつけるでしょう。

丙申の自分らしくありたい性格と、生まれ持った純粋さで、常に挑戦的でバイタリティーに溢れています。芸術的センスとアイデア力は生涯を通して人々を魅了し、カリスマ性を発揮します。

丙申の人の明るい性格と、常に新しいことにチャレンジしようとする性格は老年期になっても変わりません。丙申の人はいつまでも若々しく、バイタリティーに溢れた人であり続けるでしょう。

頭の回転が速い丙申の人ですが、恋愛傾向はどのようになっているのでしょうか。男女別にご紹介します。

丙申の男性は神経質であることから、恋愛に対しても慎重になる傾向があります。丙申の人は男性女性にかかわらず頭の回転が速く、おしゃべりも上手なので、異性からもモテますが、丙申の男性は本人が恋愛に対して慎重であるため、恋愛する相手のことをしっかりと確認、下調べしないとお付き合いまで至りにくいところがあります。また丙申の男性は気分屋な性格でもあるため、相手の女性を困らせたり、浮気をしてしまうこともあるようです。

丙申の女性は丙申自体の性格の特徴である純粋さから、恋愛に対してもその恋愛する相手のことを真剣に考えます。そのためたとえ好きな人ができたとしても、この人と付き合ったらどうなるのか、結婚まで考えてくれるのか等、様々なことを考えすぎて恋愛関係に踏み出すのを躊躇してしまうのです。

恋愛に慎重な丙申の男性は、結婚に対しても慎重になる傾向があります。まずは結婚相手となる可能性のある恋愛の相手に対して慎重なので、結婚を決めるまでに時間がかかります。そして結婚してからも気分屋な性格が出てきて、結婚相手を振り回してしまうこともあるでしょう。

好きな人ができてもなかなか恋愛関係に踏み出せない丙申の女性は、結婚に対してもなかなか動けないタイプです。それは頭の回転が早いため、結婚したらこの先どうなるのか、この人と結婚することで自分はどうなっていくのか等、様々なことを考えてしまうからです。しかしそれだけ結婚後のことを見据えて結婚相手を選ぶので、結婚生活も安定したものが送れそうです。

丙申の人にとって相性が良いあるいは相性が悪い干支は何でしょうか。それぞれの相性についてご紹介します。

丙申の人と相性が良いのは、辛巳（かのとみ）の人です。丙申の人も品がある人が多いですが、辛巳の人も品があり、理想を高く持ち目立つ存在の人です。丙申と辛巳の人はお互いに刺激し合い、良い関係が築ける相性となっています。

丙申の人と相性が悪いのは、甲寅（きのえとら）の人です。甲寅の人は負けず嫌いで堂々としていますが、丙申の人とは衝突しやすく、どちらも力強い性格ですが、丙申が甲寅の人を再起不能なまでに打ち負かしてしましまうため、相性が悪いということになるのです。

丙申の人と恋人、結婚相手として相性がいいのは戊子（つちのえね）の人です。とても現実的で努力家な性格の戊子の人は、丙申の人の性格と同じく好き嫌いがはっきりしているというところもあります。性格が似ているということは、価値観も似てきますので相性が良いと言えるでしょう。また戊子の人は面倒見が良い一面もあるため、気分屋の丙申をうまくコントロールしてくれるということもあります。

友達として丙申の人と相性が良いのは辛丑（かのとうし）の人と辛酉（かのととり）の人でしょう。どちらも温厚で優しく賢い性格ですので、頭の回転が速く純粋な丙申の人とは良い友達関係が築けるでしょう。

適職や仕事運はその人のしたい仕事が適職であったり、転職である場合があります。ただこれから仕事を選ぼうという時に、占いで仕事面の運勢をちょっと参考にしてみるのも良いかもしれません。

丙申の人はその性格から、おしゃべりが上手、美的センスがある、頭の回転が早いといった特徴がありますので、そういった部分を発揮できる、活かせる仕事が適職と言えるでしょう。例えば営業やアナウンサーは話すことが仕事といっても良いので、向いているかもしれませんね。

四柱推命では十干十二支に加え、十二運星（じゅうにうんせい）別の性格や特徴というものがあります。十二運勢は12種類あり、それぞれが人の一生を表していると言われています。ご自身の命式を知るには四柱推命の本等に載っている命式表等を参考にして調べてみてください。

長生（ちょうせい）は人の一生で言うところの、小学生くらいのイメージです。丙申と長生の組み合わせは、高い理想を掲げ、活動的で何に対しても好奇心旺盛、様々なことにチャレンジする性格です。

沐浴（もくよく）は人の一生でいうところの思春期ころ。丙申と沐浴の組み合わせは、とても魅力のある人で、明るく愛嬌があり、周りの人たちから愛される特徴があります。

冠帯（かんたい）は人の一生でいうところの成人式を迎えたあたりを指します。丙申と冠帯の組み合わせは、感性が豊かで芸術的センスに富み、人々を魅了します。

臨官は建禄（けんろく）と言われることもあります。臨官は人の一生でいうところの、働き盛りの頃といえます。丙申と臨官の組み合わせは、惜しむことなく努力を重ね、系術的センスに磨きがかかります。そのため芸術的な仕事で活躍しそうです。

帝旺（ていおう）は、人の一生でいうところの、それなりに経験を積み仕事でも責任ある立場にある中年期頃を指します。丙申と帝旺の組み合わせは、高い理想や目標を掲げるだけではなく、それを達成できるだけのパワーがあります。そのため周囲からの評価も得られるでしょう。

衰（すい）はその漢字のイメージからもわかるように、人の一生でいうところの、定年で現役を引退した頃と言えるでしょう。丙申と衰の組み合わせは、アイデアが豊富で企画力もあるため、周りの人が無理だと思っていたことも成し遂げるような力を持っています。

病（びょう）は、人の一生でいうところの老後病床についているイメージです。丙申と病の組み合わせは、その存在感から周りからの風当たりが強くなることが多いでしょう。秀でた芸術的センスから存在感があるのですが、あまり目立たないようにする方が良いでしょう。

死（し）はそのまま人の肉体から魂が抜ける、離れる瞬間のイメージです。丙申と死の組み合わせは、とても理想とプライドが高く、常に上から目線なため周囲から煙たがれることが多いでしょう。謙虚な姿勢が大切です。

墓（ぼ）はお墓に入っているイメージです。丙申と墓の組み合わせは、波乱万丈の人生になりがちです。しかしどんな困難も冷静に対処することで乗り越えていけるだけの力を持っています。

絶（ぜつ）は亡くなった魂が成仏し、あの世を飛び回っているイメージです。丙申と絶の組み合わせは、何事においても、とてもあっさりした人です。人間関係にも固執はなく、独特な思考で周囲の人を驚かせることがあります。

胎（たい）は、人の一生でいうところの、お母さんのお腹にいる胎児のイメージです。丙申と胎の組み合わせは、とても華やかな人です。しかしその華やかさから周りの嫉妬を買うこともあるようです。

養（よう）は、人の一生でいうところの、生まれたての赤ちゃんというところでしょうか。丙申と養の組み合わせは波乱万丈になりがちですが、試行錯誤しながら困難を乗り越えられる人です。

丙申の人の2019年の運勢はどうなっているでしょうか。それぞれの運勢についてご紹介します。

2019年の丙申の人の恋愛運は、男性女性ともあまり良いとは言えません。2019年は恋人がいる人は何かと衝突することが多く、感情的になることでお別れすることにもなりかねない運勢となっています。また恋人がいない人にとっても2019年の恋愛運では好きな人に積極的になれずに終わってしまうこともあり得る運勢です。2019年は冷静になってしっかりと自分の気持ちと向き合うことが恋愛運では必要かもしれませんね。

丙申の2019年の仕事運は好調といえるでしょう。2019年は特に創造的な仕事で活躍の場がある運勢のようです。また2019年の丙申の人はそういった仕事に対してさまざまなアイデアが浮かび、うまくいくでしょう。しかし平凡で刺激のない仕事である場合はモヤモヤとした気持ちでストレスが溜まり、そのためミスも多くなる傾向がある運勢なので、2019年はできるだけ自分の力が発揮できる分野で仕事できると良いですね。

丙申の人の2019年の金運は基本的には良いと言えるでしょう。しかしいくら運勢が恵まれているとはいえ、無駄遣いをしてはいけません。お金に余裕があるとついつい衝動買いをしてしまったり、勝負事をしてみたりしたくなるかもしれませんが、そのようなお金の使い方はせっかくの運勢を下げてしまいます。

出費をする際は本当に必要なものか、しっかりと見極めることが運勢を上げるポイントになります。また2019年の金銭面での運勢が良いのはこれまでからお金に対して堅実にしてきたからこそでもあるので、今後もその努力を続けることが良い運勢を安定させることになります。

丙申の人の性格や男女別の特徴、2019年の運勢を含む様々な運勢や相性についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。その人の性格や特徴を知るための占いは様々ありますが、四柱推命も一つの参考として、客観的に自分を見つめる材料にしてみてはいかがでしょう。