イースターエッグの簡単な作り方!可愛くデコレーションする方法も!
春が近づくと「イースター」の季節ですね!イースターといえば、イースターエッグ!今回はご自宅で簡単に楽しめるイースターエッグの作り方を紹介します。定番の卵を使った作り方の他に、便利グッズもご紹介しています。たくさん作ってイースターパーティーを楽しみましょう!
目次
まずはイースターについて知ろう!
ここ数年、春ごろになると街角でイースターの飾りつけなどを見る機会も増えてきましたが、皆さん「イースター」とはそもそもどんなイベントなのかご存知ですか?手作りのイースターエッグの作り方をご紹介する前に、まずは、イースターとは何なのかをみてみましょう!
イースターとは?
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、イースター(英語:Easter)とはキリスト教の「復活祭」のことです。イエス・キリストは一度十字架の上で処刑をされましたが、その3日後に復活したと言われています。そのキリストの復活を祝うのが復活祭=イースターというわけです。日本にはまだあまり馴染みのないイベントですが、キリスト教徒の方々にとってはただのお祭り騒ぎの日ではなく、とても重要な意味を持つ日なのです。
イースターはいつ?
さて、そのイースターはいつかということですが、ざっくりいうと、冬から春に変わる季節です。実は、イースターはクリスマスやハロウィンとは違いその日付が毎年変わります。イースターは「春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められおり、年によって最大で1か月程度のズレが生まれてしまうのです。
2019年のイースターは、4月21日(日)です。
2019年は3月21日(木)が春分の日となります。その後の満月が4月19日(金)、よって次の日曜日の21日がイースターとなるというわけです。ちなみに、春分の日は世界共通です。ですのでアメリカでもイギリスでも日本でもイースターは同日となります。
イースターの過ごし方
ところで、イースターはどのように過ごすイベントなのでしょうか?まだイースターが浸透しきっていない日本では、イースターエッグとウサギのデコレーションというイメージしか持てていない方も少なくないかもしれませんね。本場ではイースターは、家族や友人・親戚とみんなで料理を楽しんだり、聖書を読んで語り合ったり、またおなじみイースターエッグを食べたり、イースターエッグを使ったゲームで遊んだりと過ごします。
ちなみに、イースターに欠かせない「イースターエッグ」ですが、なぜ卵なのかというと、「生命」のシンボルとして考えられているからです。キリストの復活、まさに「命」について考えることができるこのタイミングだからこそ、卵が大きな意味を持っていると言えそうです。
イースターエッグの簡単な作り方①本物の卵を使った作り方
それではお待ちかねの、手作りのイースターエッグの作り方を見ていきます。どれも自宅で簡単に作れるものばかりです。ど派手にデコレーションして楽しみましょう!
まずは本物の卵を使った作り方です。
準備するもの
・卵
・鍋
・色移りしない容器
・食紅とお酢
・クレヨン
作り方①ゆで卵を作る
本物の卵を使ったイースターエッグの作り方には、「ゆで卵」を使うものと「殻だけ」使うものがあります。殻だけを使う場合には、中身を抜かなければいけないのですが、これが結構難しいので今回はゆで卵を使った作り方をご紹介します。なお、本物の卵を使用しており、長期間置いておくと腐る可能性がありますのでその点だけご注意ください。
【簡単!ゆで卵の作り方】
1.鍋に卵がかくれるくらいの水を入れ、卵と塩ひとつまみを入れて火にかける
2.黄身が中央で固まるように、火にかけている間は菜箸などでゆっくり転がす
3.沸騰したら、さらに約12分茹でる
4.出来上がったらすぐに冷水にいれ卵の熱をとる
※注意!
・イースターエッグに使用する場合には、半熟ではなく固ゆで卵を作ってください。
・この後飾りつけをしますので、殻は剥かない(穴をあけたりもしない)でください。
作り方②クレヨンで卵にイラストや模様を描く
まずはクレヨンで直接卵にイラストや模様を描いてしまいましょう。全面塗ってしまう必要はないので、お好きに飾り付けてください。
作り方③色紅で色を付けたぬるま湯を作る
次に、卵に色をつけていく準備をします。色移りしない容器(あるいは使い捨てて良い容器)に卵が全部つかるくらいの水を入れて食紅とお酢を混ぜます。食紅とお酢の量は水の量によって変わりますが、1カップの水に対し、それぞれ大さじ1杯を目安にしてください。もちろん赤だけでなく、様々な色の色水を用意していただいてOKですよ!
作り方④溶液に卵を浸す
③で作った色水に、卵を浸します。2時間~一晩くらいつけておき、しっかり色がついたなと思ったら色水から取り出しキッチンペーパーの上でよく乾かしましょう。
作り方⑤乾いたら完成!
さらに飾りつけをしたい方は、シールやマスキングテープなどを貼って可愛くデコレーションしてみてくださいね。手作りならではの可愛いイースターエッグが出来上がります。
また、本物の卵を使っていますので、飾りとして使ったあとはぜひ食べてくださいね!作ってから日にちが経ってしまうと中身が腐ってしまうこともあるので、その日のうちにいただきましょう。
イースターエッグの簡単な作り方②卵型のクラフト材料を使った作り方
「飾りとして置いておきたいから、日持ちするほうがいい」「家族に卵アレルギーの人がいて、本物は使えない」「そもそもゆで卵を作るのがちょっと面倒くさい」という方々に朗報です。さらに簡単な、卵型のクラフト材料を使った作り方をご紹介します。
準備するもの
・卵型のクラフト材料
(プラスチックや発泡スチロールのものなどが売られています。ガチャガチャのカプセルでも代用できます。)
・アクリル絵の具(ペイント用)
・ポスターカラー
・シール、ラインストーンなどのデコレーション用品
作り方①色を塗る
材料にペイントしていきます。プラスチックや発泡スチロールの場合、普通の水性絵の具だとはじいて綺麗にペイントできないので、アクリル絵の具を使ってください。お好きな色にどんどん塗っていきましょう!後からイラストを描いたり、シールで飾りつけをしますので、まずは一色で全面を塗ってしまうのがオススメです。このとき、一度乾かして二度塗りすると、しっかりと色がつきます。
作り方②イラストやデコレーションで飾り付けする
①のペイントが乾いたら、イラストを描いたり、シールを貼ったりして飾りつけをしていきます。イラストを描くときに、ポスターカラーのペンがあると、扱いやすく、色もハッキリと出ますのでおススメです。100均にも売っているので、何色か持っておくとデコレーションの幅が広がります。
作り方③折り紙を貼る方法もおすすめ!
プラスチックなどのクラフト卵には、絵の具でペイントする代わりに折り紙を貼ることもできます。たくさんの色の折り紙をちぎって貼れば、簡単にカラフルモザイク柄のイースターエッグも作ることができますね。
イースターエッグの簡単な作り方③粘土を使った作り方
続いては、粘土を使った作り方をご紹介します。
準備するもの
・粘土(小麦粘土、紙粘土、色付き粘土、白色粘土などお好みで。)
・ペイント用のアクリル絵の具
・シールなどデコレーション用品
作り方①粘土で卵の形を作る
粘土で卵の形を作ります。簡単さを追求するのであればプラスチックなどのクラフト材料が向いているかもしれませんが、粘土をコネコネするのは子どもたちが大好きですので、こちらのほうが喜んで作ってくれそうです。カラフルな色の粘土を混ぜれば、マーブル模様の卵を作ることもできます!
作り方②乾いたらイラストやデコレーションで飾り付けする
粘土が乾いて固まったら、プラスチックの卵のときと同じように、絵の具でペイントを施したあと、イラストや模様を描いてデコレーションしていきます。(色付きの粘土を使っている場合には、ペイントの工程は省いても大丈夫です。)シールなどの飾りも自由につけてください。
イースターエッグを可愛くデコレーションする方法5選!
さて、ここまで手作りで簡単に作れるイースターエッグの作り方をご紹介してきました。ここからは、「もとこだわりたい!」というあなたのために、さらに可愛くデコレーションする方法をご紹介します。
①ラインストーンでデコレーション
キラキラ輝くラインストーンを巻き付けるだけで、イースターエッグに高級感をプラスできます。
②シールでデコレーション
ペタペタとシールを貼るだけの簡単な方法ですが、「可愛く」「かっこよく」など自分の好みに合わせて自由なデコレーションが楽しめます。
③マスキングテープでデコレーション
マスキングテープも便利なアイテムです。ラインストーンのように卵に巻き付けても良いですし、好きな形にくり抜いてシールのように使うこともできます。
④折り紙のパーツでうさぎに!
イースターといえば、卵のほかに「ウサギ(イースター・バニー)」も定番ですよね。飾りつけた卵に折り紙で耳をつけてあげれば、あっという間に手作りイースターエッグ・バニーの完成です!
巻くだけ簡単!イースターエッグラップ
イラストを描いたり、自分なりのデコレーションをつけるのが苦手という方は、イースターエッグラップを使ってみてはいかがでしょうか?ゆで卵に巻くだけで、あっという間に豪華なイースターエッグが作れるという優れものです。
作ったイースターエッグを使って遊べるゲーム3選!
イースターエッグは、食べたり、飾りつけとして置いておく以外にゲームに使って楽しむこともできます。本場のイースターでは、みんなで集まって一緒にイースターエッグを使ったゲームで遊ぶのが、イースターの過ごし方の定番なんだそうですよ。
①イースターエッグハント
イースターエッグハントとは、「宝探し」ならぬ「卵探し」ゲームです。公園や教会などで、皆で隠された卵を探します。イースターエッグの派手なペイントやデコレーションは、このイースターエッグハントのためにできた、という説もあるようです。
②イースターエッグレース
イースターエッグをスプーンの上に乗せたまま、誰が一番最初にゴールまでいけるかの競争です。走ると卵がコロコロと落ちてしまいますので、スピードと安定のバランスを取りながら進まなくてはいけません。このとき卵が落ちると割れてしまうことがあるので、ゆで卵ではなくプラスチックや発泡スチロールの卵のほうが良いかもしれませんね。(但し、軽いので、スプーンの上から転がりやすくなります。)
イースターエッグロール
イースターエッグロールとは、日本語で「卵転がし」と言われるゲームです。長い柄のスプーンを持ち、芝生の上の卵を転がして進みます。イースターの伝統的なゲームの一つでアメリカのホワイトハウスでは、毎年恒例のイースターエッグロール競争が行われています。
通販で買える!イースターエッグにおすすめのアイテム3選!
皆さん、今年は手作りのイースターエッグに挑戦したくなってきましたか?「でもプラスチックの卵なんてどこに売っているのか分からない!」というときにやっぱり便利なのが通販です。手作りのイースターエッグの材料も簡単に揃えることができますよ。
①パカッとたまごカプセル イースターエッグ白色
まずはオーソドックスなプラスチックのたまごカプセルをご紹介します。パカッと開けられるようになっているため、中に小さなおもちゃやお菓子を入れて子どもたちにプレゼントするととても喜ばれると思います。
②イースターエッグ カラフルエッグ
色つきのクラフトも購入できます。ペイントの手間がないので、とっても簡単にイースターエッグが作れますね。またストラップ付なので、クリスマスツリーのオーナメントのように装飾することもできて、お部屋などの飾りつけ向きです。
③イースターエッグラップ
模様付けが簡単にできるイースターエッグラップもあります。イラストを描いたりするのが苦手という方におススメです。
可愛いイースターエッグを手作りしてイースターをお祝いしよう!
いかがでしたか?なんだかイースターが楽しみになってきましたね。ぜひ手作りのイースターエッグを作ったり、家族みんなでゲームをしたりとあなたならではのイースターを楽しんでみてくださいね!
「イースターについてもっと詳しく知りたい!」と思ってくださった方はコチラも合わせてご覧いただけると嬉しいです。