100均コーキングガン5選！水回りや靴底のシリコン補修に！

気密性や防水性を高めるために、お風呂などの水回りでコーキング処理が施されています。何もしていなくても経年劣化でコーキング剤が取れてしまったり、カビてしまったりするので、コーキング処理された部分を補修しなければなりません。100均にあるコーキング剤を活用すれば簡単に補修することができるので、気になるところは直してみましょう！

ダイソーで販売されているようなコーキング剤を使用する場合は特別な道具が必要ありませんが、それ以外のコーキング剤を使用するときは特殊な工具が必要です。まずはコーキング処理で使われる道具について紹介します。

まずはコーキング剤やシーリング材が必要です。これをお風呂場の浴槽と壁が接している部分や外壁のつなぎ目などに注入することでコーキング処理ができます。コーキング剤とシーリング材は同義語として使われることが多いです。厳密に言えば、シーリング材は隙間に充填することで防水性や気密性を高める材料を全般を指しており、コーキング剤は合成樹脂や鉱物質充填剤を混合したシーリング材を指しています。いずれにせよ隙間を埋めてくれる材料だということが分かりますね。シリコーンシーラントも有名なコーキング剤の1つです。

コーキングガンとはシリコーンラントなどのコーキング剤を簡単に出すことができる道具です。100均で販売されているコーキング剤はコーキングガンがなくても使用できますが、ホームセンターや通販で買えるコーキング剤のなかにはコーキングガンを使用しなければならないものもあります。カートリッジタイプのコーキング剤はコーキングガンがないと使用できないことを知っておきましょう。

ダイソーで購入できるコーキング剤やシーリング材は、先ほど紹介したコーキングガンが必要ありません。特別な道具がなくても様々な場所に使用することができるものが売られているので、とても便利ですね。早速おすすめの商品を紹介していきます。

まずはシリコーン補修剤がおすすめです。これは防カビ剤入りなのでお風呂やキッチンなどの水回りで大活躍してくれます。主な使用場所には浴槽・タイル目地・洗面台・金属製配管・シャワーヘッドなどがあるようです。これらの場所を補修したいときには購入してみると良いですね。補修材の色はホワイトで、1本に20g入っています。

ダイソーには窓用のシリコーン補修剤もあります。耐水性・耐熱性・耐寒性が高いようなので、気温変化の影響を受けやすい窓にも安心して使うことができるはずです。窓のコーキングの変化をあまり気にしていない人も多いですが、カビていたり劣化したりしている場合は早めに補修しておくべきだと言えます。窓用のシリコーン補修剤を活用してコーキング処理を行いましょう。こちらもカラーはホワイトですが30g入りです。

簡単目地補修マーカーは塗るだけでコーキングの汚れを隠すことができます。コーキング剤で補修したいけれど難しい場所もありますよね。そんなときは、黄ばみやガビている部分を簡単目地補修マーカーでなぞれば白くすることができます。補修はできないけど早く見た目を何とかしたいときにおすすめの商品です。ただし、これはあくまでも汚れなどを隠すだけで補修はできていません。劣化がひどいのであれば自分で補修するか業者にお願いして補修してもらいましょう。

セリアにもコーキング剤があります。こちらでも便利なコーキング剤を購入することができるので、用途に合ったものを購入してコーキングの補修を行いましょう。

100均セリアのコーキングガンおすすめ、一つ目は”シリコーン補修剤”です。ダイソーで一番最初にご紹介したものと同じようなタイプになります。お風呂、キッチンにも安心な防カビ剤入りで水回りの修繕に重宝します。内容量はダイソーが20gでセリアは15gと、ややダイソーの方が多めです。どちらも使い切りタイプなので足りなくなるといった心配は少ないと思いますが、心配な方はダイソーの方を購入した方がいいかもしれません。チューブタイプのコーキングガンですのでお風呂、キッチンだけでなく壁の穴埋めなどにも簡単に使えますよ！

100均セリアのコーキングガンおすすめ、二つ目は”屋内用補修剤”です。先ほどご紹介したセリア・ダイソーのシリコーン補修剤も壁修繕として使うことも可能ですが、用途を考えると室内補修向けのこちらの補修剤の方が安心です。壁にうっかり空けてしまったネジ穴やひび割れの補修にピッタリのセリア屋内用補修剤。賃貸物件などの引っ越しの際には、ある程度補修しておくと安心ですよね。

では実際に100均のコーキングガンでコーキングを張り替える方法ですが、わかりやすいように5ステップで説明していきます。コーキングガンの使い方が分からなくても大丈夫です。最初は慣れないので大変かもしれませんが、思っているよりは簡単にできますので安心してください。作業自体はさほど時間はかかりませんがコーキングの乾燥時間がありますので余裕をもって行ってください。

上の動画はホームセンターのシリコーン補修剤をの使い方です。ダイソーやセリアのチューブタイプのシリコーン補修剤を使う場合はチューブを絞るだけですので使い方はもっと簡単です。どちらのコーキングガンを使うかはコーキングを張り替えたい場所が多いか少ないかで選ぶといいでしょう。

用意するものは、①ダイソー・セリアなどのシリコーン補修剤②マスキングテープ③ヘラ・④カッター⑤雑巾などです。最低限、これだけは用意が必要です。マスキングテープは養生用のものを用意しましょう。ヘラはシリコーン補修剤を伸ばして平らにするのに使用します。こちらもダイソー、セリアなどの100均で購入が可能です。また、マスキングテープやカッターなどもダイソーやセリアで手に入る商品ですので家にない方は一緒に購入しておきましょう。

まず最初にコーキングを剥がす方法を説明します。劣化したコーキング部分にカッターで切り目を入れます。簡単な方法は、コーキングの両サイドを溝に沿ってカッターで切れ目を入れていくと取れやすいです。切れ目を入れた後はコーキングがはがれた部分を引っ張り剥がしていきます。もし、はがれにくい場合はペンチなどを用意して引っ張ってみて下さい。その後、剥がし残しもしっかりカッターを使い綺麗に取りましょう。ヘラを使って取るのもOKです。

最後に削りカスや汚れを取り除きます。しっかりと洗浄した後は雑巾で水分をしっかり拭いておきます。取り残しや油分・水分があると新たにコーキングした部分を断裂させる恐れがありますのでしっかりと綺麗にしましょう。

次に、用意しておいたマスキングテープをコーキングする箇所に貼っていきます。正確にはコーキングする箇所のサイドに貼っていく感じです。地味な作業ですが、こうすることでコーキング剤を必要な個所にだけ綺麗に塗ることができます。

その後。シリコーン補修剤を打っていきます。マスキングテープを貼った間の溝部分にシリコーン補修剤を打ちます。ここはあまり神経質にならなくても大丈夫です。

打った補修剤をヘラで伸ばしていく方法です。ヘラの使い方は、シリコーン補修剤を打った上からスーッと溝に入れ込むようにヘラでなぞっていくだけです。そうすると隙間に入り補修剤が密着していきます。打つ際にちょっとズレてしまってもここで綺麗に修正することができます。

補修剤が乾き始めたらマスキングテープをはがします。こちらは特にコツなどはありませんが、完全に乾いてしまう前に剥がしてください。もしマスキングテープをこえて補修剤が付いている部分があれば取り除いて置きましょう。

あとは半日から1日ほど乾燥させます。表面が乾いていれば水がかかっても大丈夫なのでお風呂に入るのも問題ありませんが、できれば半日程度乾かしてからが安心ですね。中まで乾燥するのは更に時間がかかる可能性がありますので、確認で打った部分を押したりするのは止めた方がいいでしょう。

お風呂場の補修の方法についての動画です。補修剤やヘラの使い方がわかりにくいと感じた方は参考にしてみて下さい。同じ方法でキッチンなど他の水回りのコーキング張り替えも行えます。

水回りや壁などの補修に大活躍の100均コーキングガン。補修し終えたけど中途半端に余ってしまったと捨ててしまう前に！意外なものも補修できたりするのでチェックしてみて下さい。

もし靴底がすり減って小さな穴があいてしまった靴があったら、ダイソーやセリアのコーキングガンで簡単に補修ができちゃうんです。もちろんあまりに大きい穴や劣化が酷いものは厳しいですが、ちょっとした補修なら100均コーキングガンを流し込むだけで簡単！靴底がはがれてしまいそうな場合にも活躍してくれます。ダイソーには靴やサンダル用の補修接着剤もありますが、もしコーキング後の残りで補修剤がある場合は購入せずに済んでしまうかもしれませんね。

また、こちらはちょっと知識がいりますがタイヤのパンクを補修するという使い方も！この様にダイソー、セリアなどの100均コーキングガンは生活に密着した様々な使い方ができるんですね。

お家の補修には100均コーキングガンがピッタリです。難しそうなイメージも今回覆った方も多いのではないでしょうか。使い方を覚えれば誰にでも簡単に扱えますのでぜひお家の水回りを見直してみてみましょう♪水回り以外にも様々な使い方ができちゃう100均コーキングガンで、可愛いスクイーズ作りにもぜひトライしてみて下さいね！