100均でおすすめのペンキ17選!ペンキを塗るための道具も充実!
100均ダイソー・セリア・キャンドゥでは塗装DIY用のペンキを買う事ができます!この記事では、100均のペンキがおすすめ理由に始まり、100均で売られているおすすめペンキやペンキ塗り用の道具を紹介したのち、ペンキを上手に塗るコツについても紹介します!
目次
100均のペンキはプチプラなのに優秀!
DIYに必須のペンキですが、実はダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均で購入できるとご存知ですか?100均のペンキは100円だから安くて心配という気持ちにもなりますが、SNS上では100均とは思えない使用感から人気が高まっています。
今回はダイソー・セリア・キャンドゥのプチプラペンキについてまとめました。スプレーや仕上げ材、ニス、刷毛などのペンキの関連商品も100均で購入できますので、合わせてチェックしてくださいね。
100均のペンキがおすすめな理由とは?
100均のペンキって、実際はどうなの?という声も多いと思います。確かにホームセンターなどで購入するペンキと比べて劣る部分はありますが、家庭でちょっとしたDIYを楽しむには100均のペンキの方が使い勝手が良く、人気が高いのが現状です。
そんな人気の理由について詳しく紹介します。
使いきれる手頃な量
ダイソーやセリア、キャンドゥのペンキが人気の理由は、100円という手ごろな価格だからこその内容量の少なさにあります。
DIY等に使うペンキは余してしまうと、捨てたりずっと放置して固まってしまうなど、残ってしまったペンキの扱いに困ってしまいますよね。その点、100均のペンキは少量のサイズで販売されているので、ちょっとしたDIYでも余らせずに使い切ることができるのが人気です。
水性ペンキで使いやすい
ペンキには水性と油性がありますが、100均で取り扱っているペンキはほとんどが水性のペンキです。そのため、もし油性のペンキが欲しい場合はホームセンターへ行った方が種類は豊富です。
しかし、水性ペンキは水分が多いので初心者でも塗りやすいという特徴があります。初めてDIYに挑戦する場合は、扱いやすい道具を使うのが成功の秘訣です。そのため、安価で扱いやすい100均の水性ペンキが人気です。
ダイソーでおすすめのペンキ9選!
ダイソーのペンキ【ナチュラルミルクペイント】
ナチュラルミルクペイントは、パステル調のカラーが可愛いと人気です。色合いは可愛らしいですが、実際に塗ってみるとアンティーク風になるのが素敵ですね。落ち着いた可愛い色合いが特徴なので、あまり主張して欲しくないインテリアなどのDIYにピッタリです。
ダイソーのナチュラルミルクペイントは乾きが早く、有機溶剤特有の嫌なにおいが少ないので、室内でも使えるとの事で人気が高いです。SNSの口コミでは「すぐ乾くし綺麗ですごくいい!」「パッケージが可愛い♪」といったものが多く見られました。
ダイソーのペンキ【補修用水性塗料】
補修等と名付けられていますが、もちろん0からの塗装にも適しています。キャップ部分に細いハケがついていることが、補修用と名付けられている理由なのかもしれません。
SNSで口コミを見てみると「いい仕事する」と絶賛の声がある反面、「こんなもんか」という意見もありました。ただ、物凄く悪い意見は見られなかったので、標準以上のペンキと捉えても良いと思いますよ。
ダイソーのペンキ【仕上げ材4種類】
ダイソーの仕上げ材は、先に紹介したダイソーのナチュラルミルクペイントと同時に発売され、SNS上でも100円で買えることに対する驚きの声が多く寄せられました。画像でご紹介しているのは漆喰の仕上げ材ですが、他にも珪藻土と2種類のメディウムの合計4種類です。
その中でもDIY好きに特に人気が高いのが「漆喰」と「珪藻土」で、塗り重ねることにより質感が変化することが特徴です。SNS上の口コミでは「和室の改装で土壁に塗りました!」「108円で漆喰や珪藻土ペイントが買えるのすごい」といったものが見られました。
仕上げ材はその名の通り仕上げの段階での使用が推奨されています。ペンキやスプレーなどで色塗りをした後、質感をプラスしたり雰囲気を変えたい部分に取り入れることにより、完成度がぐっと上がります。
ダイソーのペンキ【水性ペイント】
ダイソーの水性ペイントは、カラフルなカラーバリエーションが魅力のペンキで、赤、黄色、青、水色、黒、茶色、白、緑の8色が展開されています。水性ペイントもその名の通り水性ペンキなので、においが少ないのが使いやすくて嬉しい特徴です。カラーがハッキリしているので色も付きやすく、比較的塗りやすいペンキと言えます。
また、このペンキは木材だけでなく布などにも塗る事ができます。ボトルタイプなので、そのままで塗る事は出来ず、刷毛を別で用意する必要があるので必ず合わせて準備しておきましょう。SNS上では、「ビニールや合皮にも塗れてすごい」「カラーが可愛い」などの口コミが見られました。
ダイソーのペンキ【アクリルスプレー】
ダイソーのアクリルスプレーは100均ペンキでは珍しい油性ペンキなので、水性ペンキで塗れなさそうな場所で重宝します。また、スプレータイプなので刷毛などを使う必要もなく、これ1本だけあれば塗装ができるのも特徴です。カラーは通常のカラーの他、蛍光カラーやメタリックカラーまであるので、好みの色を選ぶことができます。
SNS上では、「換気扇の漂白の代わりにアクリルスプレーで塗装したら綺麗になった」「光沢が素晴らしい」といった口コミが見られました。
ダイソーのペンキ【ラッカースプレー】
こちらもスプレータイプのペンキになりますが、アクリルスプレーではなくラッカースプレーとなります。ラッカースプレーは基本的にはアクリルスプレーより発色がよく、乾燥が早く塗装も強いという長所があります。
ただし、重ね塗りには向いておらず、プラスチックなどの場合は被塗装面を侵食する場合もあり、シンナー臭がかなりキツイという短所もあります。使う際には長所短所をよく考慮した上で、アクリルスプレーかラッカースプレーかを選ぶようにしましょう。
SNSの口コミでは「なかなか良いんじゃない?」「いい色に染まる」という前向きな意見が多く見られました。
ダイソーのペンキ【たっぷり使える黒板ペイント】
黒板ペイントとは、塗るだけで黒板になってしまうペンキとして、TVなどで注目を集めています。ホームセンターのみの取り扱いでしたが、最近は100均でも購入できるようになりました。
黒板ペイントは、塗料が乾けば本当にチョークで書くことができるので、出来合いのボードなどをアレンジする方も多いです。カラーバリエーションは黒板風の色合いのブルー、グリーン、ブラックの3色のみとなります。
SNS上では「使ってみてよかった」「下地塗りに使える!」といった口コミが見られました。
ダイソーのペンキ【アンティークメディウム】
DIY好きの間で話題になっているのが、こちらのアンティークメディウムです。少しずつ塗り重ねることで、100均ペンキで塗ったとは思えないようなアンティーク調のデザインに仕上げることもできます。先に好きな色のペンキであらかじめ塗装して乾かした上に、アンティークメディウムを使って加工を施すという使い方になるので、仕上げ材のジャンルとなります。
SNS上では、「人形のちゃぶ台を塗るのに使いました」「すごく楽に仕上がるから使ってて楽しい」といった口コミが見られました。詳しい使い方の動画がありましたので、アンティークメディウムを塗る際の参考にしてみてください。
ダイソーのペンキ【水性ニス】
水性ニスも仕上げ材にジャンル分けされますが、こちらは艶を出したい時に使用する塗料となります。ペンキで色を塗り終えた後に、仕上げとしてニスを塗る事で艶出しや撥水効果を狙います。
ニスと言えば無色透明がスタンダートですが、ダイソーではオレンジやグリーンなどのスタンダードな色に加え、木目調のメープルやライトオークなどの豊富なカラー展開が特徴です。
SNS上では「塗りムラも味がある」「刷毛で塗るだけで木目調になる」といった口コミが見られました。
セリアでおすすめのペンキ6選!
セリアのペンキ【ウォーターペイント】
ダイソーだけでなく、セリアにも人気のペンキが多数取り揃えられています。特にセリアで人気なのが、こちらのウォーターペイントです。パステル系の色合いが可愛いペンキでスモーキー系のグリーンやピンク、ブルーなどのカラーバリエーションがあります。少しツヤが無い色合いなので、光沢が欲しい方は仕上げにニスを塗るようにしましょう。
SNS上では「ガラスボトルに塗ったらおしゃれになった」「伸びの良さが好き」といった口コミが見られました。
セリアのペンキ【アクリルガッシュ】
学生時代に水彩絵の具と並んで美術の授業で使用したのがアクリル絵の具。これはアクリル樹脂が入った絵の具です。水彩絵の具のように塗ることができるのに、乾くと水をはじくという使いやすさが人気です。
セリアのアクリルカラーはカラーバリエーションが豊富なので見るだけでも楽しいですし、1色ずつ販売しているので、好みの色のみを購入できます。また、発色が非常にいいので、アクセントカラーとして使えるのもセリアのアクリルカラーの特徴です。
ただし、セリアのアクリルカラーはチューブタイプなのでパレットや筆が必要です。イラストを描く場合は細筆を使用するといいでしょう。セリアでは細筆も購入できますのでチェックしてみてくださいね。SNS上では「アクリルカラーが売り切れてて悲しい」「発色がきれいでビックリ」といった口コミが見られました。
セリアのペンキ【メタリックカラーの水性塗料】
セリアではメタリックカラーの水性塗料も取り扱っています。色はブロンズ・シルバー・ゴールドのメタリックカラーの定番の3色展開となります。ゴージャスな感じに塗装をしたいのであれば、このペンキがおすすめです。
SNSでは「他社の同じ色の塗料と比べて違和感ないし量も多い」との意見があるため、セリアでも特に一押しのペンキとなります。
セリアのペンキ【黒板ペイント】
セリアでもダイソーと同様に黒板ペイントを取り扱っています。内容量はダイソーと同様に60mlですが、セリアの黒板ペイントのほうが質感が軽く、塗り重ねると表面のザラつきが気になるかもしれません。ただしダイソーの黒板ペイントよりも伸びが良いので、その点を考慮して選ぶようにすると良いかもしれませんね。
口コミでは「ジェッソ(水溶性の下地材)よりコスパいい」「スプレーを吹く下地に優秀」との声が見られました。
セリアのペンキ【クラッキングメディウム】
セリアの仕上げ材として、クラッキングメディウムが販売されています。ペンキを塗って乾かした後にこのクラッキングメディウムを塗って伸ばすことで、表面にひび割れ風の塗装を施すことができます。ダイソーのアンティークメディウムと同様に、仕上げ材としてとても人気の高い商品です。
SNSの口コミでは「思ったよりリアル」「かなり優秀」と絶賛の声が多く見られる優秀な仕上げ材です。
セリアのペンキ【水性ニス】
セリアでも仕上げ用としてニスがありますが、セリアのニスは艶出し、艶消し、色付きのニスなど様々なニスが販売されてます。用途に応じて使い分けられるおすすめアイテムです。
SNSでは「平塗りするだけで良い感じになる」「かなりいい色が出る」との意見が見られました。仕上げ材としてひとつ持っておくと良いかもしれませんね。
キャンドゥでおすすめのペンキ2選!
キャンドゥのペンキ【ミルキーカラー マルチペイント】
キャンドゥでもミルキーカラーの水性塗料があり、落ち着いた色合いが特徴となっています。これひとつで艶を出すこともできるので、ニスを使わなくても光沢のある塗装をすることができます。本格的な艶出しにはニスが必要ですが、あまりこだわらないのであればこれひとつで十分です。
SNSでは「塗りやすく臭くない」「全色買えば良かった」という口コミがありました。
キャンドゥのペンキ【ツヤありカラーペイント】
キャンドゥのツヤありカラーペイントは、「ペンキといえばこれ!」という感じの、缶に入った塗料です。色はレッドやイエローなどの原色系が展開されているので、何色も買って調合するのもおすすめです。
こちらは100均では珍しい油性の液体タイプの塗料なので、屋外で使用するものなどに色を塗りたい場合におすすめできるペンキです。ただし注意点があり、購入時には顔料と溶剤が分離している場合があります。使用する前に割り箸などでグリグリと掻き回してから使用するようにしましょう。
こちらは口コミが見つけられませんでしたが、標準的なペンキとして使用することができそうです。
100均で買えるペンキ塗りの道具7選!
100均のペンキの紹介でもご紹介しましたが、ペンキを塗る際には刷毛などの道具が必要になります。「ペンキだけ買ったけど塗れないじゃん……」なんてことにならないように、ペンキ塗りに必要な基本的な道具から便利な道具までご紹介するので、合わせてチェックしてみてください。
刷毛
ペンキ塗りの基本的な道具が、この記事でも度々ご紹介している刷毛になります。上手に刷毛を使うことができれば、均等に塗ることもできますし、逆にわざと塗りムラを作って味を出すこともできます。
毛の質感や幅の広さなどその種類は様々なので、自分が塗りたい場所に適した刷毛を選ぶようにしましょう。
ローラー
広い面に満遍なくペンキを塗りたいのであれば、幅の広いハケよりもローラーがおすすめです。ローラーも幅の広さが様々ですので、こちらも塗りたい箇所に合わせて選んでみましょう。
ペットボトルに付けられるペイント用不織布
こちらはペットボトルに付けられる不織布製の塗装道具です。しっかりした不織布で作られているのでヘタることがなく、隅っこの塗装に適した道具です。ただしペットボトルに油性のペンキを入れるとペットボトルが変形する恐れがあるので、ペットボトルに入れるのは水性のペンキのみにしましょう。
ペットボトルに付けられるペイント用スポンジ
こちらもペットボトルに付けられる塗装道具ですが、ヘッド部分がスポンジで作られています。やわらかいスポンジで作られているので、表面が凸凹している面への塗装に適しています。
リメイク加工用スポンジ
シャビーな質感を出したいのであれば、こちらのリメイク加工用スポンジを使ってみてはいかがでしょうか。かなり固めで目の粗いスポンジで作られているので、塗りたての部分に引っ掻くように当てれば、いい感じに下地と塗装面を分けることができます。
塗装クリップ
スプレー塗装をする場合や細かすぎて手で持つことが難しい場合は、こちらの塗装クリップを使うと捗るかもしれません。先端が洗濯ばさみのような形状をしているので塗装するものを挟むこともできますし、平らなクリップの表面に両面テープで貼り付けることもできます。
塗装ベース
先にご紹介した塗装クリップを立てるのであれば、こちらの塗装ベースとセットで使うのが良いかもしれません。塗装クリップを使わなくても割り箸などを刺して使うこともできるので、細かな塗装をする際は準備しておくと便利だと思います。
【番外編】ペンキを上手に塗る方法とは?
ペンキを塗るのには、ちょっとしたコツや押さえておきたいポイントがいくつかあります。決して難しい内容ではないので、これから紹介する内容をしっかりと押さえて、綺麗な塗装ができるようにしましょう!
塗装が乗りやすいように下地処理をする
塗るための木材や鉄、プラスチックを準備して「さあ塗るぞ!」と思う気持ちも分かりますが、塗装が乗りやすく、そして剥がれにくくするためにはしっかりと下地処理が大切です。この記事でもご紹介した「黒板ペイント」が下地処理にも適しているペンキとなりますので、下地用の塗料として購入しておくのがおすすめです。
ペンキは十分に撹拌する
先に少し触れた内容になりますが、100均に限らずペンキは顔料とその他の成分が容器の中で分離している場合があります。そのまま使ってしまうと、極端に濃くなる・薄くなる塗装になり、塗りムラの原因にもなってしまいます。
使用する前には十分に振ったり割り箸などで掻き回したりして、容器の内部全体を均等な濃さにするようにしておきましょう。
刷毛で塗る場合のポイント
刷毛で塗る場合のポイントは大きく2つあります。
1つ目は刷毛を購入したばかりの場合ですが、購入したばかりの刷毛は毛が抜けやすく、塗装中に毛が抜けてしまい、そのまま固まってしまう場合があります。毛を除去しようとしても、塗りたてのペンキに触ると指の跡が付いてしまいますよね。それを防ぐためにも、刷毛を振り回して遠心力で余計な毛を飛ばしたり、手作業で余計な毛を取り除きましょう。
2つ目は塗り方のポイントです。塗る際は材料に対して1方向で塗るようにすると、ハケの跡が残りづらく綺麗に仕上がります。あまりペンキを付けすぎると塗りムラの原因となるので、材料に付けたペンキを伸ばすようなイメージで塗るようにしましょう。
ローラーで塗る場合のポイント
ローラーで塗る際も、基本的にはポイントは刷毛と同様で、塗るときは一方向、ペンキを伸ばすイメージで塗りましょう。
ローラーの場合は塗るスピードも重要になり、あまり早すぎるとペンキが飛び散る原因となりますし、遅すぎると塗料が多く付きすぎてしまいます。お掃除で使うコロコロの半分程度のスピードが基本的な目安となります。
手頃な100均ペンキで手軽にDIYを楽しもう♪
ダイソー、セリア、キャンドゥのプチプラペンキについて紹介しました。100均ペンキは性能が悪いわけではなく、量が少ないことからその安さを実現していることが多いようです。
DIY入門には100均のプチプラペンキが手軽でおすすめです。ぜひ一度お気に入りのペンキを探しに足を運んでみましょう。