2018年10月12日公開
2019年11月17日更新
ベランダの目隠しでプライベートを保つ!種類別アイテムも紹介!
ベランダにおしゃれな目隠しを設置して、プライベート空間を楽しみましょう!ベランダ目隠しシートなどの既存商品で簡単に目隠しをする方法や、100均やニトリで購入した材料を使って、安くおしゃれにDIYする方法などをご紹介します。
目次
- 1ベランダにDIYで目隠しを作ろう
- 2ベランダ目隠しをDIYするときの注意点
- 3ベランダ目隠しアイテム①【すだれ】
- 4ベランダ目隠しアイテム②【シェード】
- 5ベランダ目隠しアイテム③【木材・板】
- 6ベランダ目隠しアイテム④【カーテン】
- 7ベランダ目隠しアイテム⑤【シート】
- 8ベランダ目隠しアイテム⑥【ネット】
- 9ベランダ目隠しアイテム⑦【パネル・フェンス】
- 10ベランダ目隠しアイテム⑧【ラティス】
- 11ベランダの【植物】を使っておしゃれに目隠ししよう
- 12100均ショップで買えるベランダ目隠しアイテム
- 13ニトリで買えるベランダ目隠しアイテム
- 14目隠しをDIYしたおしゃれなベランダ実例集!
- 15ベランダの目隠しでプライバシーを保とう!
ベランダにDIYで目隠しを作ろう
晴れた日はベランダで気持ち良く洗濯物を干したい♪ベランダのスペースを生かしてガーデニングをしたい!なんて思っても、ご近所さんや通りからの人目が気になってついつい洗濯物は部屋干し、ベランダは長いこと使われずにホコリだらけ…なんてこと、ありませんか?
ベランダのタイプによっては、柵の目が粗く、常にカーテンを閉めて部屋の中にいないとプライベートが筒抜けになってしまうようなものもあります。
こんなお悩みも、ベランダにDIYで目隠しを作ることで、解決できてしまいます!
ベランダの目隠しを作るメリット
ベランダに目隠しがあることの一番のメリットは防犯面。
目隠しがあることで洗濯物で女性が暮らしていることが一目瞭然になってしまうことや、下着泥棒の被害のリスクを減らして気持ちよく洗濯物が外干しできます。また、カーテンの隙間から家の中が覗けてしまうことも防げます。ほかに、ベランダで作業をしているときにお隣さんや表通りを歩く人とばったり顔を合わせてしまう気まずさを味わうことも減らせます。それにより、心置きなくベランダでのガーデニングが楽しめます。
ベランダに目隠しがあることで、より家で気持ち良く過ごせるようになることは間違いないでしょう。
賃貸のベランダでもできる?
賃貸物件に住んでいる方は、「賃貸でもベランダの目隠しってしていいの?」という疑問が浮かぶでしょう。もちろん、賃貸物件でも工夫次第でベランダの目隠しをすることは可能です。ただ、持ち家の方に比べて気にしなければならない点が多いのも事実です。なぜなら、マンションのベランダは契約者が自由に使える「専有部分」ではなく「共有部分」にあたるためです。
マンションの管理規約があればきちんと読み、大家さんや管理会社さんにも確認してからベランダの目隠しを行うほうが無難です。
ベランダ目隠しをDIYするときの注意点
【賃貸】ベランダ目隠しの注意点
賃貸物件でベランダ目隠しを行いたい場合、できれば管理会社さんや大家さんに「ベランダに目隠しをしてもよいか」を確認しましょう。さらに、賃貸物件には「原状回復義務」がありますので、ベランダを傷つけないよう十分に注意して設置を行ってください。
アパート、マンションタイプの賃貸物件の場合は、「避難経路を塞ぐ場所にものを置いていないか」「排水経路の邪魔になるところにものを置いていないか」「お隣さんの迷惑になるような設置の仕方をしていないか」の3点を十分に確認しましょう。万一の時に避難経路にものが置かれていて避難ができなかったり、排水経路がせき止められてしまい、雨水があふれ出すようなことがあると、自分自身にもお隣さんにも困ったことになってしまいます。
【マンション】目隠しベランダの注意点
マンションに住んでいる方は、管理規約などの書面を必ず確認するようにしましょう。その物件で禁止されていることが書かれているはずです。高層マンションなどでは、落下防止のため、小さな鉢植えなどでもベランダに置くことを禁止しているところがあります。特に書かれていない場合も、賃貸物件の場合と同様、避難経路や排水経路に配慮が必要です。
【一軒家】ベランダ目隠しの注意点
一軒家の場合は、マンションやアパートに比べて比較的自由に目隠しを作ることができますが、その分、大きなものを設置して台風などで飛んでしまわないかなどの安全面や、目隠しをすることによって部屋の中の日差しが遮られすぎないかなどの点には十分に注意しましょう。また、同僚にお隣さんとの人間関係や、迷惑をかける設置の仕方をしていないかという点に配慮することも大事です。
ベランダ目隠しアイテム①【すだれ】
ベランダ目隠しの王道アイテム、「すだれ」。
安いものなら100均でも購入することが可能で賃貸にお住まいの方でも簡単に設置でき、目隠しにもなりつつ厳しい日差しを遮ることができるのが「すだれ」のメリットです。見た目にも涼しく、風を通すので、夏場の目隠しとして効果を発揮します。室内に光を入れたいときには簡単に巻き上げることができるのも評価ポイント。
昔ながらの竹すだれ以外にも、最近はカラフルなすだれや東南アジア風のすだれなど、おしゃれなものもあります。本格的なDIYでなくとも自然素材を使ったものが多いのでナチュラルでおしゃれなプライベート空間が出来そうですね。
ここからは具体的に、目隠しに使えそうなすだれをご紹介します。一つ目は、昔ながらのすだれ。純和風といった面持ちで素敵。縁側にかけたい一品です。
室内用のすだれもあります。カーテン代わりにもなりそうですね。
今、流行りの西海岸スタイルのすだれもあります。 マルチなボーダーカラーがおしゃれですね!
すだれとシェードのいいとこどりのすだれ。これなら板張りをするよりお手軽にプライベートなおしゃれ空間を作れそうです。
ロールスクリーンのようなすだれもあります。 マンションでも深いブラウンでナチュラルな空間を作れますね。
ベランダ目隠しアイテム②【シェード】
近年よく見かけるようになった「おしゃれな目隠し」代表が「サンシェード」。
布タイプなので様々な色や柄があるほか、UVカットなどの特別な効果がある商品もあります。また、多くのシェードは特殊な加工をしており、室内からの見通しはよく、外からは見えないようになっています。そのため室内にいても圧迫感がありません。
ベランダによっては傷をつけずに設置できることもあるので賃貸の方にもおすすめです。
ここからは、シェードの具体例をご紹介。こちらは洋風なお家に合いそうなおしゃれなボーダーのシェード。 遮光率もUVカット率も高いので日焼けが心配な方も安心ですね。
白っぽい色のシェードもおすすめです。薄い色で圧迫感なく、さわやかに日差しを遮ってくれます。お家の壁がどんな色でもあうのもポイント。
アジアンな雰囲気が出そうなシートもあります。 木材とも合いそうな深いブラウン色。
ベランダ目隠しアイテム③【木材・板】
木材や板を活用する形で、目隠しを自作することもできます。既製品ではなく自分でDIYすることでより自分好みにできますね。
1からは難しそうという方は、ベニヤ板やすのこを買ってきて、隣の住居との境目などにワイヤーで止める形でも十分に目隠しとしての効果はあります。ただ、雨風にさらされることになるので、木材に腐食防止は必須。板に腐食防止の塗料などを必ず塗布するようにしましょう。
木材を購入するより安く、同じ幅の板を調達できることが、すのこの便利ポイント。すのこはDIYによく使われています。 100均で売っている小さいすのこと組み合わせても可愛くなりそうです。
腐食防止の塗料にもさまざまな種類があります。こちらは、透明な塗料。透明なので木材の板目が消えずに済みそうです。
木材に色を付けたい方にはこちらもおススメ。オールナットの色が自然な仕上がりになりそう。板目を生かして色が塗れそうです。
ベランダ目隠しアイテム④【カーテン】
目隠しのために最近人気なのが「ベランダカーテン」。
防水性があり雨に強い素材の布をベランダの天井に止めたり、物干し竿に通すだけで設置できます。ベランダが上から下まで覆われるので、下着をベランダに干すときなども安心です。
こちらの商品は、物干し竿につるすタイプのベランダカーテン。簡単にプライベートが守れます。 マンションやアパートでも使いやすそうですね。
ベランダ目隠しアイテム⑤【シート】
「ベランダシート」という選択肢もあります。
「ベランダカーテン」より薄い素材で、物干し竿からつるすタイプのシートや、ベランダの手すりに巻きつけるタイプのシート、そのほか、窓に張り付けて視線を防ぐシートなどがあります。つるすタイプのシートの中には、遮光、遮熱性の高いものもあります。賃貸マンションでも壁などに傷をつけることなく使えます。
このように、カーテンタイプと同じように使えそうな丈の長いシートであれば、 雨除けにもなるので窓が汚れにくくなる効果もありそうです。
窓に張るタイプのシートはこちら。このシートなら、目隠しにもなりつつ、ステンドグラス風でとってもおしゃれですね♪窓を閉じていればプライベートもバッチリ守ることができます。
ベランダ目隠しアイテム⑥【ネット】
ベランダ全体が覆われなくても、ベランダの手すりから下の部分だけが気になるという方には、「ベランダネット」が便利。ひもで結ぶだけで、ベランダの柵から下の目隠しになります。
たとえばこんな商品があります。ベランダの柵にシートを交互に挟むことで強風にも強そうなシートです。
シルバーグレーでおしゃれなシートもあります。紫外線防止剤入りなので、プライベートも守りつつ、日焼け防止にもなる優れものです。
ベランダ目隠しアイテム⑦【パネル・フェンス】
ウッドフェンスや木製のパネルもベランダ目隠しには最適です。木製だからこそのナチュラルな雰囲気を内側からも外側からも醸し出すことができますし、隙間から採光もできます。プライベートも守りつつ、おしゃれなナチュラルさを楽しんじゃいましょう♪また、ウッドフェンスや木製のパネルを使えば、板を使って1からDIYをするよりも簡単にDIY感が出せます。
台風などで倒れたり飛んでしまう場合もあるので、金具やひもなどでベランダにしっかり固定しましょう。
一階部分や、ガーデンなどの目隠しには立てるタイプのフェンスが便利。こちらも、転倒防止策などをしっかり行いましょう。木材よりもアイアンな雰囲気が好きな方にはこちらがおススメです。
コンクリート素材の鉢植えに合わせれば男前なプライベート空間が作れそうです。
ベランダ目隠しアイテム⑧【ラティス】
また、ベランダ目隠しの強い味方が「ラティス」。ラティスはホームセンターや100均でも購入できてお財布にも優しく、しかもおしゃれに見えるところがポイントです。ラティスに植物の籠などをひっかけて、ナチュラルな雰囲気を出すのも素敵でしょう。ラティスつきのプランターボックスを使ってつる性植物を植えれば、手軽かつおしゃれにグリーンカーテンを作ることもできます。プランターのついているタイプなら下に重心があるので、そのまま置くだけで様になるのもメリットですね!
プランター付きのラティスもあります。壁に傷をつけることなく設置できます。 お好みで自分好みの塗料を塗ってDIYも出来ますね!
15,000円
商品の購入はこちらベランダの【植物】を使っておしゃれに目隠ししよう
ベランダで植物を育てて目隠し代わりに使うととってもおしゃれに見えるんです♪
植物での目隠しとしてすぐに思い浮かぶのは「グリーンカーテン」でしょう。「グリーンカーテン」とはつる性の植物などを窓の前やベランダの柵に絡ませることで、植物の葉っぱで目隠しをする方法のことです。実は「グリーンカーテン」づくりはとっても手軽。グリーンカーテンに使えるゴーヤやアサガオなどの種は、ダイソーなどの100均でも売ってるってご存知でしたか?100均では園芸用品も充実しているので、プランターも、土も、スコップも、種も、なんと全部100均で揃えられてしまうんです!
植物を育てる楽しみが味わえて、目隠しにもなり、しかもお安くできるなんて、素晴らしいですよね♪
100均ショップで買えるベランダ目隠しアイテム
100均ショップでは植物や園芸用品以外にも、安価にベランダ目隠しアイテムを購入することができます。おしゃれな100均の代名詞、セリアで売っている「木製トレリス」は縦35cm×横20cm×厚さ1.3cmのものと、縦30cm×横30cm×厚さ1.3cmのものの2種類があります。ものをひっかけるのにも最適なので、植木鉢をひっかけて、木製トレリス×植物のおしゃれな目隠しを作ることもできます。
ダイソーなどの大手の100均でも、トレリスやラティス、すのこはたくさん売っています。お近くの100均の園芸コーナーや収納グッズのコーナーをぜひ覗いてみてください♪
ニトリで買えるベランダ目隠しアイテム
ニトリでは、取り付けるだけで簡単に目隠しができる「涼風シェード」を販売しています。
また「グリーンネット」「グリーンフェンス」は植物を育てられる自信はないけどグリーンカーテンを作りたいという方の強い味方。植物を育てるのと異なり、土ぼこりが飛んだり虫がわく心配もないので、お隣さんにも迷惑をかける心配はありません。
ニトリの「多目的ひのきスノコ」に防腐処理を行い、必要な枚数をベランダに括り付けることもできます。
目隠しをDIYしたおしゃれなベランダ実例集!
マンションのベランダ目隠し
マンションのベランダ目隠しの好事例はこちらです。
こちらの例ではDIYでうまくベランダの上にフェンスを作っています。ベランダの木の板とガーデニングの緑がマッチしてとてもおしゃれです。板の間隔も狭いのでプライベートな空間も守れていますね。
マンション1階のベランダ目隠し
マンション1階のお部屋は通りからの目が気になるもの。うまく目隠しを使うことで一階のお庭をお子さんが遊んでいても気にならないようにDIYした事例がこちら。
背の高いラティスを何枚か立て、そこに鉢植えを等間隔にぶら下げて素敵に見せています。
一軒家のベランダ目隠し
一軒家の目隠し事例はこちら。大きな窓にシェードを掛けて、目隠しと日差し除けを兼ねているほか、隣の家間に木のフェンスを設置し、しっかりと境界をつくっています。
シェードは、窓の近くに下すのではなく敢えて遠くに引っ掛けているので、広いお庭がお部屋の中からも見通せます。
テラス・ガーデンの目隠し
テラスやお庭の目隠しの好事例はこちら。背の高いフェンスで隣の家から自分の家が覗けないようにしているほか、シェードを建物からフェンスにかけて渡すことで日差しもうまく遮っています。これなら多少雨がぱらついてもお子さんは安心して外で安心して遊ぶことができます。
一方で、目隠しで全面を覆っていないところも大事なポイント。側面はあけておくことによって、プライベートな空間を守りつつも解放感が演出できます。
ベランダの目隠しでプライバシーを保とう!
ベランダの目隠しを作ることで、部屋の中の様子や洗濯物などが見えにくくなり、プライバシーを守りながら快適な生活を送ることができます。
また、ベランダの空間を思い切り活用して、ガーデニングなどの趣味を充実させることもできます。
秋の涼しい夜にベランダに椅子を出してお茶を楽しむなんてスタイルも素敵ですね。ベランダへの目隠し設置、是非トライしてみてください!