ダイソーの200円イヤホンを徹底解説!劇的に音質を改善するには?
100均のダイソーには様々なイヤホンが販売されています。この記事では、ダイソーで特に人気の200円イヤホンを使いこなすためのイコライザの設定方法や音質を劇的に改善する方法を解説します。また、ダイソーで買えるその他のイヤホンや、イヤホンケース・イヤホンジャックについても紹介していきます!
目次
100均『ダイソー』のイヤホンのコスパが最強と話題!
100均ダイソーでは100円以外の商品も売っていますが、その中でもイヤホンの実力には定評があります。税抜き200円という安い値段で購入できるイヤホンは、色々な場所でも話題になっている人気商品となっています。ダイソーのイヤホンについて深掘りしていきますので、イヤホンを選ぶ際の参考としてご活用ください。
ダイソーの200円イヤホンは特に人気!そのワケとは?
ダイソーのイヤホンが人気な理由としては、100均ならではの安さが一番の理由です。音楽好きや音にこだわる人にとっては物足りない音質かもしれませんが、とりあえず音楽が聴ければいいという人にとっては十分なのではないでしょうか。
また、特にダイソーで買える200円のイヤホンについてはイコライザを調整することで音質が劇的に変わるとの声も多く、200円とは思えないイヤホンへと化けさせることができるのも人気の理由となっています。続いてはイヤホンを化けさせるコツについては後ほど解説していきます!
ダイソーのイヤホンを使いこなすにはイコライザ設定が超重要!
イコライザとは?
ダイソーのイヤホンを使いこなすために必要となってくるのが「イコライザ」ですが、触れたことのない人にとっては未知の分野ですよね。そんな人のために、まずは「イコライザ」についてご説明します。
イコライザとは、特定の音域の周波数を変更することで低音域・中音域・高音域のどこの部分を強調するか自分で設定することができる機能です。「周波数の変更」というとこちらも難しいイメージがありますが、実際にはイコライザは簡単に設定でき、失敗した場合はデフォルトに戻せるので思い切って触ってみても問題ありません。
ダイソーのイヤホンのフラットな音質は微妙
ダイソーのイヤホンは、家電量販店などでは考えられないような価格で販売されていますが、イコライザがフラット(何もいじっていない)な状態で聴くと、安いだけあって少し音質が軽く感じてしまいます。その音質の軽さを改善するためにイコライザを使用していきますが、項目によって強調される音域は変わってきます。iPhoneのイコライザを基準として、それぞれの項目について見ていきましょう。
Bass Booster
ベースやバスドラムの音などの低音域の音を強調したい場合は、イコライザの中でも「Bass Booster」に注目しましょう。iPhone以外では単に「Bass」という表記の場合もあります。ダイソーのイヤホンは安い価格で買える分、ボーカルやギターが強調されすぎる安っぽい音質となっています。しかし、低音域を強調させることで、同じ音楽とは思えないくらいに迫力ある音質にすることができます。
Dance
中音域を強調したり、EDMやテクノなどのリズム感のある音楽を聞きたい場合はイコライザをDanceにしてみましょう。ダイソーのイヤホンは元々音質が軽めなので、Danceの項目との相性は良さそうです。上手に調整することができれば、いつも以上にノリの良い音楽となってくれるかもしれません。
POP
低音域やリズムではなくボーカルを重視したい場合は「POP」を選択しましょう。ただし、場合によっては低音部分が埋もれ気味になり、輪郭のぼやっとした締まりのない感じになってしまうので、注意が必要です。イコライザ設定をする場合は、iPhoneに限らず音楽全体のバランスを重視するようにしましょう。
ダイソーの200円イヤホンは3タイプ!それぞれの特徴は?
①カップタイプ
カップタイプのイヤホンは、中音域を重視して聞きたい人におすすめです。低音域と高音域は最初から少しカットされているので、イコライザで低音域と高音域を上げても変化の幅は少ないかもしれません。
一部の商品は左右の音のバランスが悪いという口コミもあります。100均なのである程度品質に差があるのは仕方ないのかもしれませんが、バランスが悪いイヤホンに当たってしまった場合は我慢して使わずに、潔く買い替えることをおすすめします。
②ラウンドタイプ
ダイソーのラウンドタイプのイヤホンは、カップタイプのイヤホンと違って見た目の特徴は特にありません。iPhoneを購入した時に付属でついてくるイヤホンと似ています。カップタイプのイヤホンよりもクセがなく、イコライザで調整しやすいバランスの取れた音を出してくれるイヤホンです。
③ボールタイプ
ボールタイプのイヤホンは、ダイソーの200円イヤホンシリーズの中で最もクオリティが高いと評判です。デザイン性は他の2タイプに比べると少しチープで、悪い意味で「100均らしい」イヤホンに見えるかもしれません。しかし肝心の音質については、低音が強調されていることが特徴なので、他の2つのイヤホンよりも迫力ある音を楽しむことができます。
ダイソーの200円イヤホンの音質を劇的に化けさせるコツ3つ!
それでは、ここではダイソーの200円イヤホンの音質を化けさせる方法について見ていきましょう!どれも簡単に出来る方法になりますので、ぜひ試してみてくださいね。
①イコライザの調整
ダイソーの200円イヤホンやべえよ
— いろはすっ! (@H20_ilo) February 2, 2018
まじで音質いい pic.twitter.com/Xi0LPtGuTt
200円イヤホンの音質を上げるためには、そのイヤホンの特性を考慮した上でイコライザを調整する必要があります。ダイソーの200円イヤホンは基本的には中音域が強く、低音域と高音域が弱めに作られています。バンドで例えるならば、ボーカルやギターの音が大きいですが、ベースやドラムなどの音は小さいです。また、高音域のギターソロなどはどこか詰まったような音と感じるかもしれません。
それを解消させるためには、画像のように谷の形にイコライザを調整し、いわゆる「ドンシャリ」と呼ばれる設定を作りましょう。調整する項目が多くなっても、谷の形をイメージすれば調整項目がいくつあっても対応できます。このような形にすることで、低音域が強調され重みのある音となり、ギターソロなども美しく聴こえるようになります。
②イヤホンの改造
ダイソー200円イヤホン、とりあえずこうすることで中高音が劇的に改善して音質が3000円は上がったぞ…!!!!マジ興奮してる… pic.twitter.com/DEDDoojuvd
— ニャーン (@eilanyaan) May 20, 2018
200円のイヤホンを化けさせるためには、改造も有効な手段となります。改造というとハードルが高く感じるかもしれませんが、ここで紹介する改造は誰にでもできますので、ご安心ください。上記の投稿の紹介が改造のすべてとなりますが、このような改造をすることで音の輪郭がはっきりしたり、イコライザを調整しなくても低音がよく聴こえるようになるそうです。
③イヤーパッド・イヤーピースの交換
改造よりももっと簡単な方法もあり、100均で売られているイヤーパッドやイヤーピースに交換をするだけでも200円イヤホンは化ける可能性があります。イヤホンの耳へのフィット感が悪いと、音に迫力がなく聴こえてしまいます。つまり、フィット感を改善すればそれだけで良い音になることもあります。
イヤホンのフィット感を上げる付け方と、イヤーピースについてまとめた記事があります。200円イヤホンを化けさせるコツとして参考にしてみてください。
他にも!ダイソーで買えるイヤホンのおすすめ5選!
①カラーイヤホン
ダイソーのイヤホンは音質だけではなくデザイン性に優れたものもあるので、「たかが100均」と侮ってはいけません。こちらのカラーイヤホンは100円で購入できるので、複数色購入してその日のファッションに合わせて使い分けるのも面白いかもしれません。画像で紹介した水色の他には、ホワイトはもちろん、濃いピンクや淡いピンクもあります。
②かわいいイヤホン
ダイソーで偶然見つけて購入してしまった🦄200円のイヤホンてはじめて買ったけど音質どうなんだろ🦄 pic.twitter.com/tX5Tb6GXuh
— しやけ (@shake_cha_) January 21, 2018
かわいい色だけではなく、イヤホン自体もかわいいものが良いという人のためのおすすめイヤホンもあります。特に女性には人気が出るデザインなのではないでしょうか。
かわいい動物デザインは、かわいいものが好きな人には見逃せないイヤホンです。時期によって色々な動物が使われているようですが、ウサギや猫などのかわいいデザインがたくさんありますよ。服装だけではなくイヤホンなどの小物もかわいいもので揃えると気分も上がりますね。
③伸縮式イヤホン
イヤホンを持ち歩く際には、誰もが「持ち歩き方」に悩むものです。適当に入れればコードが絡まるし、だからといってグルグル巻きにしてしまうとコードが断線してしまうこともあります。いくら100均のイヤホンとはいえ、すぐに使えなくなってしまうのは勿体無いですよね。
そんな時にはイヤホンケースを利用する人も多いかと思いますが、イヤホンケースさえ持ち運ぶのは嫌だという人には、持ち運びで場所を取らないダイソーの伸縮式イヤホンをおすすめします。
④イヤホンマイク
100均ダイソーには、イヤホンとマイクが一体化したイヤホンマイクも販売されています。車の運転中など、手が離せない状況のときの会話用に使っている人も多いです。
マイク付きのイヤホンですので、もちろんイヤホンとしての機能だけではなく通話などにも使うのがおすすめです。イヤホンの性能も良いですが、マイク自体の性能もなかなか侮れません。イヤホンマイクを通した声はかなりクリアに聞こえてきますので、通話にもピッタリの音質です。
⑤二股イヤホンアダプタ
スマホの持ち歩きが当たり前となっているからこそ、二人だけで同じ音楽を聴いたり動画を見る必要性も高くなってきました。そんな時に便利なのが、二人で聴けるイヤホンアダプタです。友達や恋人と二人で面白い動画などを見る際に非常に役に立ちます。
【番外編①】ダイソーで買えるイヤホンケース
球形のイヤホンケース
100均ダイソーには、球形のイヤホンケースが販売されています。ケース内にはちょっとした仕切りがあるので、イヤホンの他にもちょっとしたものであれば入れられるので、小物入れとして使うことができます。ただし、野球のボール程度の大きさがあるようなので、上記の投稿で言っているように、持ち運びには少し不便かもしれません。
缶ケースをイヤホンケースに
ダイソーの缶ケースがイヤホン収納に便利てツイート見たんでケースぼろぼろなったんで変えたらめちゃいい感じ!ありがてぇ pic.twitter.com/FRDqsMdnVH
— ギンガナム@valefor (@0413ranc1) May 27, 2019
正確に言えばイヤホンケースではありませんが、家の中でイヤホンの収納に困るのであれば、このような缶ケースを使うと散らかることなく収納することができます。缶なので、マスキングテープを貼って自分なりにリメイクするのも面白いかもしれませんね。
イヤホンケースに関して詳しくまとめた記事があります。さらに深く知りたい人は、以下のリンクからご覧ください。
【番外編②】ダイソーで買えるイヤホンジャック
ピエロのイヤホンジャック
ダイソーのこれ。スマホに貼り付けたら携帯スタンドになるしピエロをイヤホンジャックに指すと2個のイヤホンがさせるスグレモノなのさ!!!! pic.twitter.com/Dv0A4dreUi
— い の み \✡/。 ( 6/22 登校 ) (@inomi__6) April 8, 2019
ピエロのイヤホンジャックは、ただイヤホンの穴を塞ぐだけではなく、二股のイヤホンアダプタとしても使うことができます。さらに、付属の吸盤をセットしてスマホの背面にくっつければ、簡易的なスマホスタンドへと様変わりするアイデア商品です。
ハンドメイド用イヤホンジャック
ダイソーの物だけで作れる可愛いイヤホンジャック。 pic.twitter.com/wVXZr62Iii
— りう (@riyuto) December 2, 2017
画像で紹介しているのはおしゃれなイヤホンジャックですが、残念ながら販売しているのはイヤホンジャックの部分と、それに付随する輪っかのみとなります。イヤホンジャック単体で使うものというよりかは、ハンドメイドの材料としての色合いが強い商品となります。手芸店にも劣らない作りなので、ハンドメイドでこだわりのイヤホンジャックを作りたいという人は、ぜひこちらのイヤホンジャックを使ってみてください。
ダイソーのイヤホンは100均と思えないほどすごい!
ダイソーのイヤホンは、100均といって侮ることができないほどクオリティが高いです。前述した200円イヤホンの化けさせる方法を活用すれば、200円というリーズナブルな価格で高音質なイヤホンを手に入れられます。デザイン性にも優れているので、見た目でイヤホンを選ぶのも良いかもしれませんね。ダイソーに行った際には、ぜひイヤホンコーナーも覗いてみてください。
当サイトには、セリアのイヤホンについてまとめた記事もあります。プチプラでイヤホンを購入したいのならば、セリアのイヤホンも検討してみてはいかがでしょうか。